小4の壁で退職をしたほうがいいのか悩んでいるかたは多くいるのではないでしょうか。
正直なところ、退職するのが正しいのか、退職しないのが正しいのかは、それぞれの家庭の状況や子供の性格によっても違いがあり、こうしたほうがいいと一概に言うことはできません。
小学4年生になると学童に行けなくなったり、勉強が難しくなったり、反抗期がはじまったりとさまざまな問題が発生します。
これらのことを小4の壁と言っていて、事前に小4の壁の問題を把握し、解決方法を知っていれば、乗り越えることができるでしょう。
この記事では、小4の壁とはどんなものなのか、乗り越える方法や仕事を退職するメリットとデメリットも紹介します。
小4の壁によってとことん子供と向き合うことでちょっとした変化に気づけるようになったりもしますよ。
もし、退職をするとしたらお金の心配をする人が多いのではないでしょうか?
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小4の壁で退職すべきなの!?発生する問題は4つ!
小4の壁とは、学童問題、学習面や人間関係で悩み、不安や劣等感を抱きやすいという問題のことです。
小4の壁にぶち当たり、仕事を退職すべきなのか考えているかたもいると思います。
親であればぶち当たる可能性の高い小4の壁とは一体どんなものなのでしょうか?
- 学童に行けなくなる、行かなくなる
- 勉強が難しくなるためについていけなくなる
- ギャングエイジという反抗期が始まる
- 仕事の時短勤務が終了し、フルタイムになる
小4の壁は誰にでも起こりうることなので、知っておくと早い段階で対応することができます。
小4の壁で仕事を退職したほうがいいのか、しないほうがいいのかはそれぞれの家庭の状況や子供の性格によって違いがあるので、一概には言えません。
私の姉は小4の壁にぶち当たり、ずっとしていた仕事を退職しました。
子供が中学生になってから、仕事を正社員で再開し、今でもその仕事をしています。仕事を退職するときにさまざまな葛藤があったようです。
それでは、この4つについて詳しく説明していきますね。
学童に行けなくなる、行かなくなる
学童の上限年齢を4年生としているところがあったり、4年生になると子供自ら「行きたくない」というケースが生じてきます。
小学6年生まで学童に通えるというところもありますが、通えたとしても自分から行きたくないと言う子供が多くいるようです。
しかし、まだ一人でお留守番をさせるには心配な年齢ですよね。一人で家にいて何をしているのかわからないというのはとても不安です。
こうなってしまうと、放課後の過ごし方を考え直さないといけなくなってしまいます。
勉強が難しくなるためについていけなくなる
小学4年生になると、ぐっと勉強の内容が難しくなりついていけなくなってしまうことがあります。
今までなんとなくこなしていた勉強も、小学4年生になると応用問題などがでてきてしまいわからないという問題が発生します。
小学3年生までは授業を聞いているだけでできてしまうことが多いのですが、小学4年生になると復習などをきちんとしないとわからなくなってしまいます。
わからないものをそのままにしてしまうことで、周りから遅れ勉強が嫌いになってしまうこともあるので注意してください。
そうならないためにも親が子供の学習状況を理解し、フォローする必要があります。
ギャングエイジという反抗期が始まる
小学4年生になるとギャングエイジと言われている、反抗期が始まり、親に反抗的な態度をとります。
小学4年生の時期を「ギャングエイジ」と呼んでいます。
ギャングエイジとは、正常な成長過程の一環ですが、親より子供たち同士の仲間意識が芽生え、絆が強くなります。
そのため大人から干渉されない自分たちだけの集団を持ちたがります。この時期は大人が注意してもいうことを聞かないなどの反抗期でもあります。
この反抗期は誰にでも起こるものなので、基本的には見守ってあげるようにしましょう。
しかし、限度を越えるようなときにはきちんと指導し、フォローすることが必要になります。子供の様子を日々、観察することが大切です。
親の目の届かないところで問題行動を起こしてしまうこともあるので注意してください。
仕事の時短勤務が終了し、フルタイムになる
時短勤務が小学3年生までという企業が多く、フルタイムになるため子供と過ごす時間が短くなります。
小学4年生は生活面でのサポートはあまり手がかからなくなりますが、メンタル面でのフォローが必要になります。
反抗期がはじまり、勉強も難しくなるので、親としては子供と過ごす時間が短くなることにとても不安を感じます。
反抗期であるからこそ、子供との時間が必要で、今まで以上にコミュニケーションを取りたいと感じるのは当たり前なことです。
こうなったときに仕事をこのまま続けていいのかと悩みますよね。
最近では働き方を柔軟に対応してくれる会社も多くなってきていますが、まだ対応しきれていない会社も多くあります。
小4の壁では働き方についても考え直さなくてはいけない時期になります。
小4の壁で退職の危機を乗り越える方法は5つ!
小4の壁を乗り越える方法ってどんなものがあるの?退職しなくてすんだりするのかしら?
小4の壁で退職の危機を乗り越える方法は、この5つです。
- 勤務形態変更、時短勤務の継続可能か相談をする
- 子供の放課後に過ごす場所を確保する
- 子供とのコミュニケーションをとる時間を増やす
- 勉強のサポートをする
- 収入が減っても生活ができるか考える
もしかしたら、この5つをクリアできれば、仕事を退職せずに、乗り越えることができるかもしれません。
早い段階で小4の壁について理解し、乗り越える方法を知っておくことがおすすめです。
早くに対応することで、仕事の方向性をゆっくり考えたり、子供の勉強のサポートを早めに始めることができ、心にも余裕が生まれます。
それでは、5つの乗り越える方法について詳しく説明していきますね。
勤務形態変更、時短勤務の継続可能か相談をする
働いている会社に勤務形態変更、時短勤務の継続可能かを相談してみましょう。
コロナの影響もあり、リモートワークが可能な会社も増えてきています。
リモートワークができれば、通勤時間などもないため、会社に行って仕事をするよりも子供と関われる時間も増えます。
「学童が見つからない」などのきちんとした理由があれば、時短勤務の継続許可がでることもあるようです。
勤務形態変更や時短勤務の継続ができない場合は、転職や退職を考えてもいいのかもしれませんね。
また、パートや派遣という働きかたの選択肢もあります。最近ではフリーランスという働きかたをしている人も増えてきています。
フリーランスで働くことは簡単なことではないのですが、時間を自由に使えるため子育てなどをしている人にはとてもいい働きかたです。
しかし、稼げるようになるまでには時間がかかるので、仕事をしながら準備をしておく方法をおすすめします。
私がライターをはじめようと思ったきっかけも、家で子育てをしながらできる仕事がしたいという思いでした。
小4の壁をきかっけに、働きかたを考えてみるというのもいいのかもしれませんね。
退職をすぐには考えず、まずは会社に相談してみましょう。
子供の放課後に過ごす場所を確保する
市町村の学童が使えない場合には、民間の学童を探し、子供が放課後に過ごす場所を確保する必要があります。
民間の学童だけではなく、今は学習塾でも塾と預かりがセットになっているところもあります。
近くに祖父母や親せきなどがいる場合はそちらを頼ってみるというのもいいでしょう。
また、放課後の過ごし方について親子で話しあい、ルールをきちんと決めることが大切です。
子供とのコミュニケーションをとる時間を増やす
ギャングエイジの対策として一番大切なのは、子供とのコミュニケーションの時間を増やすこと。
ある程度の距離を保ちつつ、子供とのコミュニケーションをとることで、小さな変化や問題行動の前兆を察知することもできます。
質問攻めにはせず、まずは親から楽しかった話などをして、コミュニケーションをとるようにしましょう。
コミュニケーションをたくさんとり、信頼関係を維持することがとても大切になります。
勉強のサポートをする
小学4年生になると勉強の内容がグッと難しくなり、今まではなんとなくできていた勉強がわからなくなってしまうことがあるので、勉強のサポートをしてあげることが大切です。
3年生までの復習をしてみたり、わからないところがあればそこを集中してやってみたりするのもいいでしょう。
宿題をみてあげたり、教えてあげることで親子のコミュニケーションも増えます。
しかし、できなかったり、わからなかったりすることで、イライラして怒ってしまったりするとコミュニケーションどころか親子関係が悪くなることもあるので注意してくださいね。
また、勉強そのもののサポートだけではなく、勉強をする環境を整えたり、スケジュール管理の仕方を教えたり、参考書を一緒に選んだりといろいろとできることはあります。
収入が減っても生活ができるか考える
仕事を辞めて収入が減ってしまっても、生活ができるのかを考えることがとても大切です。
仕事をしていると忙しいのもあり、そこまでお金に関して考えることもなく無駄遣いをしたりしていることもあります。
- 仕事で疲れたからと外食をしたり、お弁当を買ったりする
- 仕事中のお昼代や飲み物代
- 仕事で着る服や靴を買う
仕事をしているとお金がかかることがとっても多いですよね。
仕事をしていたことでかかっていたお金は、仕事を辞めてしまえばかからなくなりますよね。
もし、仕事を辞めた場合に生活ができるのかを事前に知っておくことが大切です。
また、毎月かかる固定費の見直してみることも大切です。「格安スマホに乗り換える」「電気代を見直し、電力会社を乗り換える」「保険の見直しをする」などいろいろあります。
小4の壁をきかっけに、家計と向き合ってみるというのもいいですね。
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小4の壁で仕事を退職するメリットとデメリット
小4の壁で仕事を退職するとどんなメリットとデメリットがあるの?
メリットとしては「子供のために使える時間が増える」などあり、デメリットとしては「世帯収入が大幅に減ってしまう」などがあります。
小4の壁にぶち当たると、デメリットばかりが気になってしまいますが、親にとっても、子供にとってもメリットがあり「仕事を辞めて良かった」と思うこともたくさんあります。
それでは、小4の壁で仕事を退職するメリットとデメリットについて詳しく説明していきますね。
小4の壁で仕事を退職するメリットは4つ!
小4の壁で仕事を退職すると、下記のようなメリットがあります。
- 子供のために使える時間が増える
- 安全の確保ができる
- 働きかたの見直しができる
- 仕事をするためにかかっていた出費がなくなる
仕事を退職することで、子供との時間がたくさんとれるようになるため、コミュニケーションをとる時間も増え、子供のちょっとした変化にも気が付きやすくなります。
また、子供を家で独りぼっちにすることがないため、安全の確保ができるようになります。
そして、今までの仕事の仕方を見直すいいきっかけとなったり、仕事をしていることでかかっていた、お金がかからなくなり出費も減るようです。
小4の壁で仕事を退職するデメリットは3つ!
小4の壁で仕事を退職すると、下記のようなデメリットがあります。
- 世帯収入が大幅に減ってしまう
- 積み重ねてきたキャリアを一時中断しなくてはならない
- 子供と関わる時間が増え、ぶつかることが多くなる
仕事を退職することで、世帯収入が減ってしまい、家計が苦しくなってしまうことも…。
また、今まで積み重ねてきたキャリアを一時中断することで、出世しにくくなったり、いい条件で仕事復帰ができなくなってしまうことがあります。
そして、仕事を辞めて、子供と関わる時間が増えたことで、反抗的な態度をとられたりするとイライラしてしまいぶつかってしまうことが多くなるようです。
まとめ
- 小4の壁とは、子供の性格や家庭環境、地域の特性などによって生じてくる問題のこと
- 小4の壁で仕事を退職したほうがいいのか、しないほうがいいのかはそれぞれの家庭の状況や子供の性格によって違いがあるので、一概には言えない
- 小4の壁には「学童に行けなくなる、行かなくなる」「勉強が難しくなりついていけなくなる」「ギャングエイジという反抗期が始まる」など4つの問題がある
- 小4の壁を乗り越える方法は「勤務形態変更、時短勤務の継続が可能か相談」「子供の放課後に過ごす場所の確保」「子供とのコミュニケーションの時間を増やす」などの5つがある
- 小4の壁で仕事を退職するメリットは「子供のために使える時間が増える」「安全の確保ができる」「働きかたの見直しができる」など4つがある
- 小4の壁で仕事を退職するデメリットは「世帯収入が大幅に減ってしまう」「積み重ねてきたキャリアを一時中断しなくてはならない」など3つがある
小4の壁というのは、子供がいれば誰にでも起こりうることです。
小4の壁について理解し、乗り越える方法を知っていれば解決することができます。
壁と言われると、なんだかマイナスなイメージをしてしまいますが、子供と向き合う良いきっかけになります。
とことん子供と向き合って、一緒に壁を越えてみてください。今までと違う景色が見えてくるかもしれませんよ。
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