汚れや臭いがついてしまった保冷バッグをどのようにお手入れをしたらいいか悩んだことはありませんか?
保冷バッグは、基本的には水拭き、どうしても丸洗いしたいときは手洗いすることができます。
この記事では、保冷バッグの水拭きと手洗い、それぞれの洗い方と注意点を詳しく紹介していきます。
誤った洗い方をすると、保冷バッグの内側のアルミ素材がボロボロになってしまいますよ。
毎日、学校や会社にお弁当を持っていくときに保冷バッグはなくてはならない存在ですよね。
この記事を読んで、正しい洗い方でお手入れをしてあげれば、買い替えをすることなく清潔な状態で長く使うことができますよ。
汚れや臭いがついた保冷バッグの洗い方で困っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
携帯用の除菌シートを持っていれば、外出先で保冷バッグに汚れに気がついたときにサッと拭けるので便利です。
大判タイプなので1枚で内側も外側もキレイに拭くことができますよ。
保冷バッグの洗い方は水拭きか手洗いの2つ!
保冷バッグは、基本的には水拭き、どうしても丸洗いしたいときは手洗いすることで汚れや臭いを取ることができます。
食品を入れることを考えると、いつでも清潔な状態を保ちたいですね。
きちんとお手入れをしないと、保冷バッグにカビが発生したり臭いが染みついいたりして、処分しないといけなくなってしまうかもしれません。
拭き洗いと丸洗い、それぞれの洗い方について必要な材料と洗う手順を紹介していきます。
正しい洗い方をすれば、保冷バッグを痛めることなく、キレイにすることができますよ。
どちらの洗い方も簡単なので、保冷バッグの汚れや臭いが気になる方は試してみてくださいね。
水拭きに必要なものと手順を紹介!
まず、保冷バッグの水拭きに必要なものを紹介していきます。
- アルミ部分を拭くための除菌シート
- 水で濡らして固く絞った布巾2枚
- オシャレ着用中性洗剤、もしくは台所用洗剤
除菌シートは、コンビニや薬局で購入できる手指用の除菌シートで大丈夫です。
オシャレ着用中性洗剤や台所用洗剤も、ご家庭でお使いになっているものを使ってくださいね。
それでは、保冷バッグの水拭きの手順について説明していきます。
- 内側のアルミ部分を除菌シートで拭く
- 水で濡らして固く絞った布巾の先端に中性洗剤または台所用洗剤をつける
- 中性洗剤または台所用洗剤をつけた布巾で外側の汚れを落としていく
- 仕上げにもう1枚の布巾で外側全体を拭きあげる
- 保冷バッグの口を開けて、風通しのいい日陰に干す
外側の布地には布専用シミ取りシートを使ってもOK
外側の布地は、ドラッグストアや100均一に売っている布取り専用シミ取りシートを使ってお手入れすることも可能です。
持ち運びに便利なサイズのシミ取りシートも販売されているので、カバンの中に常に入れておくのもおススメですよ。
お弁当から汁が漏れてしまったと気づいたときにサッと拭くことができます。
さらに、保冷バッグだけでなく、洋服についてしまった食べこぼしのシミなども落とすことができるので便利ですね。
汚れがないときは外側も除菌シートで拭くだけでOK
外側に目立つ汚れがないときは、内側と外側を除菌シートで拭いてあげるだけでも大丈夫です。
毎日拭いてあげることで汚れが蓄積するのを防ぎ、いつでも清潔な状態を保てますよ。
お弁当箱を出したとき、スーパーで買ったものを取り出したとき、除菌シートで保冷バッグを拭くのを習慣づけておきたいですね。
そうすることで汚れや臭いがこびりつくのを防ぐことができます。
こちらの除菌シートは持ち運びサイズで置き場所に困らないので、キッチンやリビングなどに常に置いておくといいですね。
手洗いするときに必要なものと手順を紹介!
保冷バッグの汚れがひどいときや、拭くだけでは臭いが取れないときなど、どうしても保冷バッグを丸洗いしたいときもありますよね。
そのようなときは、優しく手洗いをしてあげることで保冷バッグを丸洗いすることができます。
それではまず、手洗いするときに必要な道具をまとめました。
- 保冷バッグが入る大きさの洗面器
- オシャレ着用中性洗剤
- 脱水するためのタオル
必要な道具はたったこれだけです!保冷バッグが入る大きさの洗面器がないときは、洗面所の流しに水をためてくださいね。
次に、保冷バッグの手洗いの手順を説明していきます。
- 洗面器にぬるま湯(30度程度)を入れる
- 1のなかに中性洗剤を入れてよく混ぜる
- 保冷バッグを洗面器に入れ、やさしく押し洗いをする
- 新しい水に替え、洗剤が残らないようによくすすぐ
- 洗い終わったらタオルに包んで水気をきる
- 内側の水分はやさしく拭き取る
- 保冷バッグの口を開いたまま風通しのいい日陰で乾かす
ここで一点、お伝えしたことがあります。手洗いの手順を紹介してきましたが、あくまでも保冷バッグの洗い方は水拭きが基本です。
どうしても丸洗いしたいというときだけ、手洗いをしましょう。
手洗いするときは、内側のアルミをこすったり揉みこんだりすると傷んでしまう可能性があるので、優しく取り扱ってくださいね。
洗濯機の脱水や乾燥機の使用はさける
タオルの脱水だけでは十分に水分が取れない、ともどかしく思う方もいるかもしれません。
しかし、保冷バッグが劣化する可能性があるため、洗濯機の脱水や乾燥機の使用は避けましょう。
大切なのは毎日のお手入れ
水拭きと手洗い、2つの洗い方を紹介してきましたが、大切なのは毎日簡単でもいいから拭いてあげることです。
汚れや臭いを放置することでカビや雑菌が繁殖し、保冷バッグに入れる食品が傷む原因になるかもしれません。
お弁当箱を取り出したとき、買った食品を取り出したときに、サッと除菌シートで拭いてあげましょう。
毎日のちょっとしたお手入れが、保冷バッグを清潔に保つ秘訣ですよ。
保冷バッグの洗い方で洗濯機は利用できる?
水拭きと手洗い、どちらの洗い方も面倒だから洗濯機で洗いたいという方がいるかもしれません。
しかし、保冷バッグの劣化を防ぐためにも洗濯機で洗うことは避けたほうがいいでしょう。
洗濯機で洗うと、以下のような状態になってしまう可能性があります。
- 内側のアルミ部分がこすれ破損してしまう
- 型崩れしてしまう
内側のアルミ素材の部分はこすれなど外からの刺激に弱いため、洗濯機で洗うと破損してしまうかもしれません。
間違った洗い方をしたために、保冷バッグを買い替えなくてはならなくなったら悲しいですよね。
拭き洗いや手洗いが面倒だなぁと感じるときもあるかもしれませんが、正しい洗い方でお手入れをしてあげてくださいね。
内側が取り外し可能な場合は外側のみ洗濯機の使用可能
保冷バッグによっては、内側のアルミ素材の部分が取り外せるタイプもあります。そのような保冷バッグは、外側のみ洗濯機で洗うことが可能です。
ただし、以下の点に注意して外側の部分を洗濯機で洗いましょう。
- 外側の布地部分が洗濯機を使用可能かタグを確認する
- 洗濯できる場合は、型崩れ防止のために洗濯ネットに入れて洗うこと
- 型崩れ防止のために脱水にはかけないこと
内側が取り外し可能な保冷バッグも、もちろん手洗いすることは可能です。
洗濯機で洗っていいか不安だなという方は、手洗いで保冷バッグを洗ってあげましょう。
お弁当の臭い漏れで保冷バッグの洗い方と頻度は変わる
何回も保冷バッグを洗っているのにお弁当の臭いが染み込んで困る、なんてことはありませんか。
お弁当から臭いが漏れないように対策することで、保冷バッグに臭いが染み込にくくすることができます。
臭いが染み込むのを防ぐだけでなく、保冷バッグを手洗いする頻度を減らすことができるので、保冷バッグを長く使用することができますよね。
お弁当の臭い漏れ対策をすることで、保冷バッグの洗い方や頻度が変わってくるのです。
どんなに保冷バッグの洗い方に気をつけていても、手洗いの頻度が高いとそれだけ保冷バッグが劣化するスピードは早まります。
ここでは、お弁当の臭い漏れを防ぐポイントについてまとめました。
お弁当からの臭いが保冷バッグに移ってしまい困っているという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
お弁当の臭い漏れを防ぐ3つのポイント
お弁当の臭い漏れを防ぐには以下の点に気をつけましょう。
- 密閉できるお弁当箱を選ぶ
- お弁当箱の容量を守る
- 臭いが強い食べ物を入れない
密閉できるお弁当箱を選ぶ
お弁当から臭いが漏れる場合、お弁当箱がしっかり密閉できているか確認をしましょう。
十分に密閉できていないと、持ち運んでいる最中に臭いが漏れたり、おかずの汁が外にこぼれたりしてしまいます。
お弁当箱の容量を守る
ご飯やおかずを詰めすぎちゃったかも、と思いつつ無理矢理ふたを閉めていませんか?
無理にご飯やおかずを詰めることでふたに食べ物が挟まり、隙間から臭いや汁が漏れてしまうことがあります。
お弁当の無理な使い方が原因で臭いや汁がこぼれてしまっては、保冷バッグの洗い方に気をつけて丁寧に洗っていてもまたすぐに汚れてしまいます。
お弁当箱の容量をきちんと守ってご飯やおかずを入れてくださいね。
臭いが強い食べ物を入れない
にんにくやカレー粉など、臭いの強い食材を使用するとどうしても臭いが漏れ出てしまいます。
上記の食材を全く使わないというのは難しいと思うので、臭いの強い食材を同時に複数使用するのは避ける、毎日入れないようにする、など使う頻度や量を調節してみてくださいね。
まとめ
- 保冷バッグの洗い方は水拭きが基本、どうしても丸洗いしたいときだけ手洗いをする
- 水拭きの方法は、内側を除菌シート、外側を中性洗剤(もしくは台所用洗剤)を染みこませた布で汚れを落とす
- 手洗いの洗い方は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯でやさしくもみ洗いをする
- 手洗いした保冷バッグを脱水するときは、劣化を防ぐために洗濯機の脱水や乾燥機を使用しない
- 内側のアルミ部分の破損や型崩れの可能性があるため、洗濯機で洗うのは避ける
- 内側のアルミ部分が取り外し可能なタイプは、外側のみ洗濯機を使用できる場合がある
- 保冷バッグに入れるお弁当の臭い移り対策をすることで、保冷バッグの洗濯頻度を減らすことができる
- 密閉できるお弁当箱を選ぶ、お弁当箱の容量をまもる、臭いが強い食べ物を入れない、この3点を気をつけることによって、保冷バッグへの臭い移りを防ぐことができる。
毎日のお弁当やピクニックで大活躍の保冷バッグ。
汚れや臭いをそのままにしておくと、カビや雑菌が繁殖し、次に使うとき困ったことになるかもしれません。
この記事で紹介した洗い方を参考に、保冷バッグをいつでも清潔な状態を保ちましょう!
保冷バッグのお手入れだけでなく、身の回りの除菌もこれ1枚でできちゃいます。
食事前にテーブルを拭きたい、外出先で手の汚れを落としたい、そんなときにすぐ使えるのが便利ですね
コメント