乳歯を保管するときの消毒方法は3つ!ケース選びのポイントもご紹介

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昔は乳歯が抜けると縁の下や屋根に投げていましたよね?

今は昔と違い、乳歯を大切に保管するかたが増えています。

乳歯はきちんと消毒をしてから保管するようにしてください。

消毒方法は「煮沸消毒」「オキシドール消毒」「ハイター消毒」の3つがあります。

抜けた乳歯には血液やタンパク質、唾液や細菌などが付着しており、そのままの状態では、虫がわいたり、色が変色したりします。

そうならないためにも、消毒をすることが大切です。

また、記念や思い出として保管するなら、綺麗な状態で残し、いつ抜けたか、どこの歯なのか、どんなエピソードがあったのかなどを振り返るこができたらうれしいですよね。

この記事では、乳歯の消毒方法や乳歯ケースを選ぶときのポイント、再生医療に役立てる場合のメリットなど紹介しています。

どんなケースに乳歯を保管したらいいのか悩んでいかたはいませんか?

このケースは、とても可愛い形で通気性のいい桐でできています。

全部の乳歯を残すことができ、抜けた日を記載できる中蓋付きで、中蓋にはマグネットがついていて、歯がバラバラになる心配はありませんよ。

目次

乳歯を保管するなら消毒が必要!3つの方法をご紹介

乳歯が抜けた場合、煮沸消毒、オキシドール消毒、ハイター消毒などの方法できちんと消毒をしてから保管するようにしてください。

乳歯の消毒方法
  1. 煮沸消毒
  2. オキシドール消毒
  3. ハイター消毒

乳歯はこの3つのうちから消毒方法を1つ選び、消毒をして保管しましょう。

抜けた乳歯には血液やタンパク質、唾液や細菌などが付着している可能性があり、抜けたままの状態で保管すると、虫がわいたり、色が変色したりします。

そうならないためにも、きちんとした消毒方法を知っておく必要があります。

私の小さいころなどは、乳歯は「上の歯なら縁の下に、下の歯なら屋根の上に投げる」という風習があり、歯が抜けると投げていました。

今はアパートやマンションに住んでいるかたも多く、「思い出としてとっておきたい」と乳歯が抜けると保管をするかたが多いようです。

煮沸消毒の方法

薬液などを使わずに消毒ができる煮沸消毒という方法があります。

あまり汚れなどが目立たない場合は煮沸消毒がおすすめです。

必要物品
  • 小さな鍋
  • 歯ブラシ、歯間ブラシ
  • 除菌シート
  • ティッシュペーパー
煮沸消毒の方法
  1. 小さな鍋に水を入れ火にかけ、沸騰したら歯を入れて5分程度煮沸消毒をする
  2. 煮沸消毒後、歯をお湯から取り出し、歯ブラシや歯間ブラシを使って歯についている汚れを落とす
  3. 水で汚れを洗い流す
  4. 乳歯を除菌シートでふく
  5. 乳歯をティッシュペーパーでふき、よく乾燥させてから保存

乳歯の根元部分に汚れが残りやすいので汚れが残っていないかを確認してください。

この5つの手順で煮沸消毒をしてみてくださいね。

オキシドール消毒の方法

オキシドールは薬局やドラッグストア、百均などさまざまな場所で販売されています。

においなどが気になる場合などは、オキシドール消毒がおすすめです。

必要物品
  • オキシドール
  • 歯をつける容器
  • 歯ブラシ、歯間ブラシ
  • 除菌シート
  • ティッシュペーパー
オキシドール消毒の方法
  1. 容器にオキシドールを入れ、半日程度、乳歯をつけておく
  2. オキシドールから乳歯を取り出し、歯ブラシや歯間ブラシを使って歯についている汚れを落とす
  3. 水で汚れを洗い流す
  4. 乳歯を除菌シートでふく
  5. 乳歯をティッシュペーパーでふき、よく乾燥させてから保存

オキシドール消毒の方法2以降は煮沸消毒と同じ過程です。

この手順でオキシドール消毒をしてみてくださいね。

ハイター消毒の方法

ハイターはどこのご家庭にも1つは常備していますよね。

黄ばみや汚れが気になる場合はハイター消毒をしてみてください。

必要物品
  • ハイター
  • 歯をつける容器
  • 歯ブラシ、歯間ブラシ
  • 除菌シート
  • ティッシュペーパー
ハイター消毒の方法
  1. 容器に薄めたハイターを入れ、15~30分程度、乳歯をつけておく
  2. 薄めたハイターから乳歯を取り出し、歯ブラシや歯間ブラシを使って歯についている汚れを落とす
  3. 水で汚れを洗い流す
  4. 乳歯を除菌シートでふく
  5. 乳歯をティッシュペーパーでふき、よく乾燥させてから保存

ハイターの量は、ペットボトルのキャップに水を入れた場合はハイターは1滴程度です。

ペットボトルのキャップに入れた水の量であれば、乳歯1本漂白ができます。

ペットボトルキャップは使用後に破棄できるので便利ですよ。

乳歯を保管するケース選びのポイントは5つ!

乳歯を保管するケースにはいろいろな種類があり、その中から自分に合ったものを探すのはちょっと大変ですよね。

乳歯を保管するケースを選ぶ際のポイントを押さえておけば、お気に入りもケースを見つけることができますよ。

保管ケースを選ぶポイント
  • 乳歯全部を残すか、限定して残すかでケースを選ぶ
  • 乳歯ケースの素材を選ぶ
  • 乳歯がきちんと入る深さや幅があるものを選ぶ
  • 乳歯ケースのサイズや形を選ぶ
  • 付加機能が付いたものを選ぶ

乳歯を保管するケースを選ぶポイントは5つあります。この5つについて詳しく説明しますね。

乳歯全部を残すか、限定して残すかでケースを選ぶ

乳歯ケースには、歯を全部残すタイプのものと、1本~数本を限定して残すタイプの2種類があります。

デザインなどとても可愛いものがたくさんあり、悩んでしまいますが、まずは乳歯を全部残すのか、限定して残すのかをメリットとデメリットを見て考えてみましょう。

メリットデメリット
全部残す元々生えていた歯と同じ配置で保管できるケースが大きいので保管場所を考えないといけない
限定して残す雑貨風のものが多く、インテリアとして飾っても素敵途中で全部残したいと思ってもどこの歯なのかわからなくなってしまう

私の子供達はみんな乳歯を全部残すタイプのものにしましたが、3人分となるとやっぱり保管場所を考えないといけないなと感じています。

どちらのタイプのものにするかをよく考え、途中で変更をしないようにすることをおすすめします。

乳歯を全部残すタイプと限定して残すタイプのどちらがいいかお悩みのかたはいませんか?

このケースは、ケーススタンドもあるので、お家のインテリアとして飾ることもできとっても素敵ですよ。

まあるく、優しいフォルムで手の平よりも一回り大きめですが、思い出として保管するには最適なサイズですよ。

乳歯ケースの素材を選ぶ

乳歯ケースはおもに木製と、プラスチック製の2つがあります。

木製とプラスチック製、それぞれメリットとデメリットがあります。

メリットデメリット
木製高級感やぬくもりを感じるきちんと処理をしないとカビが生える
プラスチック製シンプルなデザインのものが多くメモリアル感がないカビが生えにくく、低価格

人気があるのは木製のもので、お祝いやプレゼントとして贈るかたも多くいるようです。

木製を選ぶのであれば、防虫効果や湿度調整に優れている桐がおすすめです。

乳歯がきちんと入る深さや幅があるものを選ぶ

乳歯が入らないこともあるのでケースの中を確認し、きちんと入る深さや幅があるものを選ぶことが大切です。

普通に抜けてしまった乳歯は歯根部がないものがほとんどなのですが、なかなか抜けないからと歯医者で抜歯をした場合には歯根部が残っていることがあります。

歯根部が残っていると、全部残すタイプのケースを選んだ場合には乳歯が入りきらないことがあります。

ケースの中のスペースがどれくらいなのかを事前に確認できるのであればしておくことをおすすめします。

乳歯ケースのサイズや形を選ぶ

乳歯ケースのサイズや形は商品によって違いがあるので、まずは保管する場所を考えながら、お気に入りのものを見つけるようにしましょう。

乳歯ケースのデザインはいろいろなものがあり、ボックスタイプのもの、インテリとして飾れるもの、絵本タイプのものなどがあります。

また、へその緒や産毛などを一緒に保管するという場合には保管場所に入るかを確認しておくといいですよ。

付加機能が付いたものを選ぶ

乳歯ケースには名入れができるものや歯が抜けた日を記載するプレートやシールが付いているもの、脱脂綿、ピンセットがセットとしてついているものなどがあります。

大切な乳歯を保管するために付加機能が付いたものを選ぶかたがとても多いです。

乳歯ケースに名前や生年月日を入れられるものがあり、大切な思い出として保管したいかたにはとてもおすすめです。

兄弟がいる場合、名前が書いてないと誰のものかわからなくなってしまうこともあります。

また、乳歯が抜けた日を記載できるプレートやシールが付いているものは、そのときの様子などを思い出すこともでき、メモリアル感がアップします。

脱脂綿やピンセットは乳歯をケースに入れるときに使用します。

ピンセットは歯をケース入れるときに使用し、脱脂綿はケース内に入れ、クッションのかわりに歯の下に入れて破損などを防ぎます。

乳歯の保管は医療に役立てるか記念にするかのどちらか

子供の乳歯は、記念や思い出として保管するかたがほとんどです。

しかし、今、医療の進歩に伴い、乳歯が再生医療に役立てられるかもしれないという研究が進められていることで、保管の目的にも変化がみられています。

乳歯の保管目的
  • 記念や思い出として保管する
  • 再生医療に役立てる

私は乳歯を再生医療に役立てるために保管しようと思っています。

最近ではこんな風に思っているかたもいるようです。近い将来、周りでもこんな風に言っている話を聞くことになるかもしれませんよ。

治療が難しい病気の治療法を開発したり、怪我や病気で損傷した神経や臓器などを再生することができたりします。

病気で苦しんでいる人や自分がそうなってしまったときに役立てることができるようになったらいいですよね。

記念や思い出として保管する

今、子供の成長記録や思い出として乳歯を乳歯ケースに入れて保管されているかたが多くいます。

乳歯を保管することで、いつ抜けたか、どこの歯なのか、どんなエピソードがあったのかなど思い出を振り返ることもできます。

乳歯を保管して、子供が大きくなったら一緒に思い出話がしたいわ。

こんな風に思われているかたも多くいるでしょう。

しかし、乳歯を保管していて、実際に大きくなった子供に見せると「気持ち悪い」と言われてしまうこともあるようです。

私の義母は、私の夫(義母の息子)に就職をしたタイミングで乳歯を渡したそうですが、「こんなのいらない」と言われ、悲しい思いをしたそうです。

親が子供に乳歯を見せたり、渡したりする場合には、タイミングが大切なようです。

私が思う乳歯を見せる・渡すのに最適なタイミングをまとめてみました。

  • 子供が結婚をしたタイミング
  • 子供が妊娠や出産をしたタイミング(息子の場合は妊娠や出産の報告があったタイミング)
  • 赤ちゃんに歯が生えたタイミング

子供が結婚して妊娠したタイミングや赤ちゃんが生まれたタイミングなどで乳歯を見せて思い出話をすると、親がどれだけ子供の成長を楽しみにしていたのかなどが伝わりやすいでしょう。

子供の性格によっては、はやい段階で乳歯を見せたり、渡したりしても理解を得られることもあります。

子供の性格を考えて、見せたり、渡したりする時期を考えてみるのがいいと思います。

親の気持ちを分かるようになったときに見せたり、渡したりするのがおすすめです。

再生医療に役立てる

乳歯が抜けた場合、乳歯ケースに入れて保管する以外に歯髄細胞バンクに預けて再生医療に役立てるという方法があります。

歯髄とは?

歯の中にある軟らかい組織のことで、血管や神経が入っています。一般的には神経と呼ばれる部分です。歯髄から組織の再生能力をもつ幹細胞が採取できます。

再生医療と聞くと、「iPS細胞」が頭に浮かびますが、近い将来、乳歯が再生医療に役立つ日が来るようです。

幹細胞は、骨や筋肉、臓器などを作る細胞になることができ、病気の緩和や改善ができるという結果が出ており、これを活用できるようになれば、自分が病気になったときに使うこともできます。

また、治療が難しい病気の治療法を開発したり、怪我や病気で損傷した神経や臓器などを再生したりすることもできるようになるかもしれません。

夢のような話ですが、近い将来、そうなっているかもしれませんね。「子供の将来のために役立てたい」と思うかたは検討する価値はありそうですね。

(メリット)

  • 簡単に採取でき、身体への負担が少ない
  • 拒絶反応のリスクを抑えられる

(デメリット)

  • まだ治療の確立がされておらず、預けた細胞が役に立たないことがある
  • 費用がかかる
  • 歯の状態によっては幹細胞を採取できないことがある
  • 歯が抜けてから48時間以内に細胞採取をしなくてはならない

まだ、研究段階なのでデメリットのほうが多くありますが、治療の確立ができれば、かなり有効な治療ができますね。

保管せず風習にならう人もいる!各地方の風習も紹介

乳歯を保管するかたが多くいる中、風習にならうというかたもいます。

有名なのは屋根や縁の下に投げるという方法ですが、最近はマンションなどに住んでいるかたも多く、屋根に投げたりできないので保管するというかたも多くなっているのかもしれません。

この風習ですが、地方や国によって違いがあるのですが、「生えてくる大人の歯が丈夫でありますように」という共通の願いがあります。

日本の各地方や世界の風習についていくつか紹介しますね。

(東北地方の風習)

  • 抜けた乳歯を誰にも知られないように上の歯は地に埋めて、下の歯は屋根に投げ、「鬼の歯よりよい歯、生えれんよ」と言う
  • 抜けた下の乳歯はハンマーで潰し、上の歯はトイレに流し、下の歯はトイレの屋根に投げるというところもある

(関東地方の風習)

  • 上の歯は上に、下の歯は下に投げるという地域もある
  • 投げるときに「鬼の歯に代われ」「ネズミの歯代われ」と3回唱えたり、「よい歯に代われ」「鬼の歯にとっかえろ」という地域もある

(中国地方の風習)

  • 上の歯は床の下に投げて「ねずみの歯と換えませう」、下の歯は屋根に投げて「すずめの歯と換えませう」という地域がある
  • 山口県では「ねずみの歯ととっかえてくれ」というおまじないがあり、それに合わせたメロディーもある

(九州地方の風習)

  • 上の歯は縁の下に投げ、下の歯は屋根の上に投げ「ねずみ殿と早く歯の生えくらべ」と唱える地域がある
  • 「ねずみの歯より強くなれ」と唱える地域もある

(中国・韓国の風習)

  • 日本と同じで上の歯は縁の下に投げ、下の歯は屋根の上に投げる
  • 韓国では「古い歯をあげるから新しい歯を持ってきて」とカラスにお願いをする

(北米のアメリカ・カナダの風習)

  • 抜けた乳歯を枕の下に入れて寝ると歯の妖精がお金と交換してくれる

(フランス・イギリスの風習)

  • 抜けた歯を枕の下に入れて寝ると歯の妖精がプレゼントと交換してくれる

(ロシア・アフガニスタン・バングラディッシュの風習)

  • 乳歯をネズミの巣穴に落とす

日本だけではなく世界でも乳歯にまつわる風習があることにとてもびっくりしますよね。

世界中の風習が書かれている絵本もあるので、子供と一緒に読んでみるのもおすすめです。

可愛いイラストで大人も楽しめます。乳歯の風習だけでなく、世界地図も書かれているので、子供が世界に興味や関心を持ったりするかもしれませんよ。

まとめ

  • 乳歯が抜けた場合、きちんと消毒をしてから保管する
  • 乳歯の消毒方法は「煮沸消毒」「オキシドール消毒」「ハイター消毒」の3つがある
  • 抜けた乳歯には血液やタンパク質、唾液や細菌などが付着している可能性があり、抜けたままの状態で保管すると、虫がわいたり、色が変色したりする
  • 乳歯を保管するケースを選ぶ際のポイントは「乳歯全部を残すか、限定して残すかでケースを選ぶ」「乳歯ケースの素材を選ぶ」など5つある
  • 乳歯を保管する目的は「記念や思い出として保管する」「再生医療に役立てる」の2つがある
  • 乳歯ケースに入れて保管する以外に歯髄細胞バンクに預けて再生医療に役立てるという方法がある
  • 乳歯の再生医療はまだ研究段階なのでデメリットのほうが多いが、治療の確立ができれば、かなり有効な治療ができる
  • 乳歯を保管せず、風習にならう人もいる。この風習は日本全国や世界各地でも違いがあるが、「生えてくる大人の歯が丈夫でありすように」という共通の願いがある

乳歯は消毒をしてから保管しないといけないということがわかったでしょうか?

さまざまな可愛い乳歯ケースもあり、選ぶのに迷ってしまいますよね。

また、乳歯が再生医療にも役立つことを知り、「将来の子供のために」と考えているかたもいるのではないでしょうか。

私は再生医療が早く確立し、いろいろな病気の人達を助けることができるようになって欲しいと心から願っています。

記念や思い出として乳歯を保存するケースをどんなものにしようかとお悩みのかたはいませんか?

このケースは、デザインも9種類あり、名前や誕生日、体重などを入れることもできますよ。

また、出産やお祝いのプレゼントとしてとても喜ばれています。

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