電動自転車のパンク修理の値段ってどれくらい?
普通の自転車と同じで、1,000円前後でやってくれますよ!
タイヤやチューブの交換修理になると工賃+パーツ代がかかり、普通の自転車より割高で、8,000円~10,000円前後の値段になります。
電動自転車の種類や前輪後輪でもパーツの値段が変わりますので、あくまでも目安としてご参考くださいね。
電動自転車は普通の自転車より重いので、突然パンクしたら押して移動するのがとても大変です。子連れだったら、なおさら大変!
自分で動かすのが大変な場合は、出張サービスを利用しましょう!
この記事では、修理依頼できる大手ショップの特徴や工賃比較、出張サービスが利用できるお店も紹介しています。
自分でパンク修理する方法もご紹介していますので、安く済ませたい方もぜひ読んでくださいね!
空気入れって意外と大きくて場所をとるから、持っていない方もいるのではないでしょうか?
こちらは超コンパクトなので、靴箱の隅に収納可能です!
操作も簡単で自動で空気を入れることができるので、力の弱いお子さんでも簡単にできますよ。
電動自転車のパンク修理の値段は?かかる時間も紹介
パンク修理のみでしたら、1,000円前後。チューブやタイヤ交換になると工賃+パーツ代で8,000円~10,000円前後になります。
- パーツの値段は種類やブランドによってかなり差がある
- 前輪と後輪でも値段が異なる
この2点より、パーツを含む修理の値段はあくまでも目安としてご参考くださいね。
ショップによって工賃に違いはあるの?
大手ショップでの電動自転車の工賃(税込)を比較してみました!
ショップ名 | パンク | 水調べ | 虫ゴム交換 | 前輪交換 | 後輪交換 |
サイクルベースあさひ | 1,210円 | 880円 | 220円 | 3,080円 | 4,180円 |
イオンバイク | 1,320円 | 1,320円 | 220円 | 4,400円 | 4,400円 |
ホームセンターカインズ | 800円 | 500円 | 100円 | 3,000円 | 4,000円 |
注:前輪交換、後輪交換はタイヤ+チューブの両方を交換した場合の値段
単なるパンクであれば、普通の自転車と同じ値段で修理してもらえます。
一見しただけでパンクの箇所が分からない場合は、チューブを水にいれて調べる「水調べ」をすることもあります。その場合は、パンク+水調べ代がかかることになります。
タイヤやチューブ交換になると、電動自転車は普通の自転車より重量があるため、比較的修理は難しいようです。そのため工賃も割高傾向に。
また、パーツも重量のある電動自転車を支えるために強度を増したものになっています。そのため普通の自転車より割高です。
補償サービスに加入していない、他者で購入した自転車でも、どのショップでも修理が可能ですので、安心してください。
また、修理にかかる時間も気になりますよね。各ショップの詳細をご紹介したあと、かかる時間もお伝えします!
サイクルベースあさひは1210円
全国に500店舗以上あるサイクルベースあさひは、パンク修理は1か所まで1,210円。2か所目以降は1か所増すごとに+440円になります。
道路を通っているとあちこちで見かけるので、店舗数は多いだろうと思っていたけど、500店舗以上あるとは!!驚きです!
店舗も広いし、きれいだし、スタッフも多い印象があります。人気があるからこそ、休日はお客さんがごった返して、時間がかかることも…。
修理や点検に出したいときに電話すると、「今なら空いていますよ」「休日はお昼頃が空いていますよ」など教えてくれ、とても親切です♪
持ち込む前に混雑状況を電話で聞くことをおすすめします。
また、一部の店舗では、修理・点検をオンラインで事前予約ができます!
予約時間に合わせて来店すれば、スムーズに引き取ってもらえるし、修理や点検が終わったら、メールでお知らせもしてくれます♪
2023年4月末現在では、東京の4店舗のみのサービスですが、もっと広がるといいですね。
イオンバイクは1320円
イオンバイクは全国で250店舗以上あり、パンク修理は1か所まで1,320円。2か所目以降は1か所増すごとに+220円になります。
工賃50%OFFにパーツも10%OFFなんて、かなりお得な補償パックですね!
イオンショップの一部にイオンバイクがあることが多く、修理中は買い物をすれば時間を有効に使うことができそうです。
また、修理中は他の自転車を借りることができる店舗もあるそうですよ。
2023年2月28日に価格改定があったようです。工賃の価格は地域によって異なるかもしれませんので、詳しくはお近くの店舗で確認してみてください。
ホームセンターカインズは800円
ホームセンターカインズは自転車販売からメンテナンスも行っており、パンク修理は1か所まで800円。2か所目以降は1か所増すごとに+100円になります。
ホームセンターでも修理をしてくれるところもあるって知っていましたか?
サイクルベースあさひ、イオンバイクに比べると、基本的なパンク修理の工賃はかなり安いですね!
修理を頼む前に、あらかじめ問い合わせた方がよさそうです。
修理にかかる時間は簡単なパンクなら30分程度
簡単なパンク修理であれば30分程度で終わりますが、タイヤやチューブ交換の場合は片輪90分前後かかります。
電動自転車のタイヤやチューブは、普通の自転車に比べてショップに置いている在庫が少ないようです。
パーツがあれば、即日対応してもらえますが、お取り寄せの場合は5日~10日前後かかることも。
10日も電動自転車がないのは、子どもの送り迎えや通勤に使っていたら、かなりの痛手ですね。
パンクする前に定期的な点検でタイヤ交換時期をあらかじめ把握するといいですね!
また、ショップの混雑具合や修理の難易度によってもかかる時間は変わります。修理に出す前に聞くことをおすすめします。
電動自転車のパンク修理には出張サービスもある!
パンクした電動自転車は重くて運べない!どうしよう…
出張サービスを利用しましょう!
サービス内容はショップによって違いますが、その場で修理してくれたり、電動自転車を引き取って店舗で修理して配送してくれたりします。
出張サービスをしている大手ショップをご紹介しますね。
今回ご紹介する大手ショップは補償サービスや会員に加入していれば出張代無料で修理してくれますよ♪
ショップ | その場で修理 | 引き取り | 出張料金 |
サイクルベースあさひ | サイクルメイト加入者は無料 未加入者は1,800円 | ||
ダイワサイクル | その場で修理 できない場合 引き取りあり | 当店購入自転車は無料 他店購入自転車は1,100円 | |
エスマナ | 会員は無料 |
電動自転車は普通の自転車より重いので、パンクして歩きながら押すのがとても大変!
もし、子どもを乗せているときにパンクしてしまったら…
すぐ近くに自転車屋さんがあればいいのですが、もし近くになければ、子連れで自転車を押して歩くなんて地獄です…。
そんなパンク修理には、出張サービスを利用しましょう!自宅や今いる場所まで来てもらえますよ!
もちろん修理代は別途必要になりますが、わざわざ大変な思いをしなくても無料で引き取ってくれたら、とってもありがたいですよね!
それでは、パンク修理の出張サービスをしている大手ショップの詳細をご紹介します。
サイクルベースあさひは補償サービス加入で出張無料
サイクルベースあさひは、自宅まで引き取りにきてくれ、修理が完了したら届けてくれます。利用条件は以下の通りです。
- サイクルメイト加入者は、引き取り/お届けともに無料
- 未加入者でも利用可。引き取り/お届けは各1,800円
- 各店舗から半径5キロ圏内の店舗に限る
サービス対象エリアはこちらから確認してくださいね。
ダイワサイクルで購入した自転車は出張無料
関東、愛知、近畿地方に110店舗以上展開している、ダイワサイクルは自社で購入した自転車は出張費無料♪利用条件は以下の通りです。
- 他店で購入した自転車は出張費1,100円
- 出張先での支払いは現金のみ
- 受付時間は開店1時間後から閉店1時間前まで可能
- 出張先で修理できない場合、店舗に引き上げて修理し、完了後の配達は別途配送代が必要
- DAIWA CYCLEオンラインストアで購入の自転車は出張費無料の対象外(店舗お渡しの場合は無料対象)
こちらも出張エリアは指定地域に限るようですので、こちらより確認してくださいね 。
エスマナは会員なら出張無料、年1回パンク修理無料
会員制で入会金と年会費を支払えば、出張費無料、1年間で1回パンク修理を無料でしてくれます!
関東(東京、神奈川、埼玉、千葉)と関西(大阪、京都、兵庫)で展開しているエスマナ。
メンテナンスカーが巡回しているので、対応も早いのが魅力的♪
購入店の補償サービスに入っていない、電動自転車を利用することが多く、突然のトラブルが心配の方にはいいですね。
詳しくはエスマナのホームページをご覧ください。
電動自転車のパンク修理を自分で直す方法を紹介
電動自転車を自分でパンク修理することも可能です。やり方は普通の自転車のパンク修理と同じになります。
- 修理費を安く抑えたい
- すぐに修理をしたい
- 一度自分でやってみたい
上記のように感じている人は、必要な道具と手順をご紹介しますので参考にしてみてください。
また、もしかしたら空気が抜けているだけで、パンクではないかもしれません!!パンク修理をする前に確認する箇所もご紹介しますね。
パンクを疑う前に確認したい箇所2つ
電動自転車の空気が抜けたら、パンクを疑う前に虫ゴムと袋ナットを確認しましょう。
空気が抜けたらパンクを疑いがちですが、実は他の原因があるかもしれません。
私は普段、子供乗せ自転車を使っています。タイヤの空気が抜けていたら、まずはこの2点を確認します。
たいていは虫ゴムの劣化による空気のモレが多く、10年乗り続けてもパンクしたことがありません。パンクを疑う前に一度確認してみてくださいね。
袋ナットの緩み
袋ナットが緩んでいたら、空気が抜けてしまいます。袋ナットとは、空気を入れる場所のバルブ中央ネジのことです。
タイヤに空気をいれたら、袋ナットが緩んでいないか毎回確認するようにしましょう!
虫ゴムの劣化
虫ゴムが破れていたり、劣化していたりすると空気が抜けます。年に1回交換するのがおすすめです。
空気を入れても抜けてしまう場合、私はまず虫ゴムの劣化を疑います。
虫ゴムは、袋ナットを外すと取り出すことができますよ。黒いゴム部分が虫ゴムです。
虫ゴムは劣化しやすいので、穴が開いて空気が抜けているかもしれません。
自転車屋さんに持っていき、「虫ゴム交換」をお願いすると、すぐに取り換えてくれますよ。
値段も100円~200円!自転車屋さんによっては無料で交換してくれるところも♪
とっても安いので虫ゴムが劣化する前に、定期的に交換してもいいですね。
電動自転車のパンク修理に必要な道具一覧
電動自転車を自分でパンク修理するのに必要なものは以下の通りです。
- タイヤレバー(2~3本)
- 補修パッチ
- ゴムのり
- 紙やすり
- 空気入れ
- バケツ
ひとつひとつ揃えてもいいですし、今は簡単な修理セットであれば、100円ショップでも売られているようです。
他にもセットになっている商品もありますよ。予算に合わせて選んでくださいね。
電動自転車のパンク修理手順は?大きく分けて4つ
電動自転車のパンク修理は、大きく分けて4つのステップがあります。
- チューブを引っ張り出す
- パンクの箇所を探す
- パンクの箇所をふさぐ
- チューブを元に戻す
たった4つのステップなら、なんだか出来そうな気がしますね!それではでパンク修理の手順を詳しくご紹介します。
- バルブ(虫ゴムのついた本体)を外し、根本に付いているナット(ネジ)も外す
- チューブの空気をすべて抜く
- タイヤの枠にタイヤレバーを入れ込みすきまを作る
- チューブを傷つけないように引っ張り出す
- 引っ張り出したチューブに空気入れで空気を入れる
- 空気がもれる音や目でパンクの箇所を探す
- 上記で見つけられない場合は、バケツに水をはり、水の中にチューブを入れてパンク穴を探す
- 見つけたら、印をつけて空気を抜く
- チューブの水分や汚れをふき取り、補修箇所を紙やすりで削る
- ゴムのりをうすくぬり、そのままゴムのりが乾くまで2~3分待つ
- パンク穴が補修パッチの中央になるように貼る
- ハンマーで軽くたたいたり、ドライバーの柄でこすったりして補修パッチを圧着する
最後にチューブに空気を入れて、修理できているか確認しましょう!
- まずはバルブ部分を差し込み、チューブをタイヤのすきまに入れ込む
- チューブをすべて入れ込んだら、タイヤをはめ込む
- はめ込み終わったら、ナットなどを取り付けて空気を入れて完了!
パンク箇所が複数あったり、何度も補修をしていたりする場合はチューブを交換したほうがいい場合も。
補修したのにすぐにパンクしたなど、トラブルが続く時はショップに持っていきプロに見てもらうことをおすすめします。
電動自転車でのパンクの原因は?4つ紹介
そもそも電動自転車のパンクの原因はなに?
電動自転車がパンクする原因は普通の自転車と同じです。主に4つあります。
- タイヤの摩耗によって内部にダメージを受けやすくなる
- 空気圧の低下による内部破損のリスク
- タイヤへの異物の侵入でチューブを傷つける
- リムテープが破れると空気がもれる
パンクの原因を知ることで、トラブルの回数を減らすことができますよ!
タイヤの摩耗によって内部にダメージを受けやすくなる
タイヤの摩耗によるパンクの原因は以下の通りです。
タイヤが摩耗する→タイヤ表面に溝や凸凹がなくなる→タイヤの構造が弱くなる→内部にダメージをうけやすくなる→パンクしやすくなる。
さらに摩耗によってタイヤの側面が削れたり、割れたりすることで、タイヤの耐久性が低くなり、ちょっとした衝撃でタイヤが簡単に破れやすくなります。
まだ乗れるからとタイヤ交換を先延ばしにしていると、転倒やスリップのリスクも上がりますので大変危険です。
事故を起こす前に、タイヤの溝がなくなってきたら交換を検討しましょうね。
空気圧の低下による内部破損のリスク
タイヤの空気圧が低いと、ちょっとした段差でも内部が衝撃を受けパンクの原因になります。
タイヤの空気は自然に少しずつ減っているので、定期的に空気を入れる必要があります。
あなたはどれくらいの頻度で入れていますか?目安は月に1回と言われていますよ。
下の記事で詳しく説明していますので、気になる方は読んでみてくださいね!
タイヤへの異物の侵入による破損
タイヤに異物が刺さったら、タイヤを貫通してチューブを傷つけてパンクしてしまいます。
パンクした!と思ったら、まずはタイヤに何か刺さったかな?と考える人もいるでしょう。
くぎやガラス片などが刺さることが多いようですよ。
自分で異物を探すときは素手でタイヤを触ると怪我をすることがありますので、軍手をして触るようにしてください。
リムテープが破れると空気がもれる
リムテープが破れると、タイヤ内部に空気がもれてしまい、パンクの原因になります。
リムテープってあまり聞き馴染みのない言葉ですね。
リムテープは、自転車のタイヤホイールに貼って、チューブのパンクや摩擦から守ってくれる重要な役割があります。
リムの内部に貼られているため、見た目では分からないのですが、点検時に破れや剥がれがないか確認してもらうといいですね。
まとめ
- 電動自転車のパンク修理の値段は1,000円前後
- チューブやタイヤ交換になると、工賃+パーツ代で8,000円~10,000円前後になる
- パーツの値段は、種類やブランドによって差があったり、前輪と後輪でも異ったりする
- 自転車を購入時に補償パックに入っていれば、工賃割引がある場合もある
- 電動自転車のパンク修理は30分程度で、タイヤやチューブ交換は90分程度
- パンクして運ぶことが難しい場合は、出張サービスを利用しよう
- 出張料金は補償パックや会員になっていれば、無料になる場合もある
- パンクを疑う前に袋ナットの緩みや虫ゴムの劣化を確認する
- 自分で直すことも可能で、チューブを引っ張り出す、パンク箇所を探す、補修パッチを貼る、元に戻すの4ステップ
- 電動自転車のパンクの原因は、タイヤの摩耗、空気圧の低下、胃物の侵入、リムテープの破れの4つ
パンク修理の値段は、電動自転車でも普通の自転車と同じです。
タイヤやチューブ交換になると、作業の大変さやパーツ自体の強度が必要なため、普通の自転車より割高になっています。
修理費を安く抑えたいなどの方向けに、自分で直す手順もご紹介しました。あなたに合った修理の方法が見つかればうれしいです。
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