ヘアアイロンの自動電源オフ機能がついていれば火事になることはないのかしら?
自動電源オフ機能があるからと言って、ヘアアイロンが原因となる火事が全く起こらないというわけではありません。
そうはいっても、自動で電源が切れると思うと安心しがちなのが現実ですよね。
しかし、ヘアアイロンも精密機器のために急な故障で機能が作動しないことや、使用後にどうしても残る余熱が原因で火事になることもあるのです。
火事は命にも関わる災害です。万が一を考えた時、いかに被害を最小限にできるかが大切になってきますよね。
そこで今回は、自動電源オフがあっても火事になってしまう理由やメーカーによる機能の違いなど、火事対策にプラスになる情報をお伝えします♪
この記事を読んで、より安全なヘアアイロンの使い方を目指しましょう!
ヘアアイロンが温まるまで待っているときや使用中に少し置きたいなんてとき、どこに置いておくか悩みませんか?
このスタンドなら立てて置けるのはもちろん、一瞬置いておくのにも底の部分のお皿も耐熱になっているので安心して置けちゃうので便利ですよ♪
ヘアアイロンの自動電源オフで火事をゼロにはできない
ヘアアイロンの機能である自動電源オフがついているからといって、火事を完全に防げるということはありません。
もちろん、自動電源オフ機能がついているタイプの方がついていないタイプに比べれば火事になる可能性は低くなります。
安全性が高まることに違いはないので、最近のヘアアイロンのほとんどは自動で電源が切れるようになっているのが多いです。
だからと言って、自動電源オフ機能がある=火事にはならないという考え方はやめましょう。
電源が消えているからといって安心できないというのにはこのような理由があるからなのです。
- 自動電源オフの機能が効かなくなる場合もある
- 余熱で引火する可能性もある
- 高温状態の時間の長さよりも周囲の環境の方が影響大
ひとつひとつの理由を細かくチェックしてみましょう!
自動電源オフの機能が効かなくなる場合もある
自動電源オフが何らかの拍子で動かなくなってしまい、電源が切れない状態になってしまう場合も考えられます。
ヘアアイロンもいわゆる精密機器と呼ばれる類になってくるので、故障することだってあるのです。
そのため、急に故障をし自動電源オフの機能が働かなくなったときは、その機能だけに頼るとヘアアイロン自体が高温を保っている状態になってしまいます。
高温な状態が続いている時間が長ければ長いほど発火の可能性も続いてしまっているということ。
気づかないうちに故障していないかどうか確認するためにも、定期的なチェックをすると安心ですね!
自動電源オフ機能があるからといって油断は禁物です。
余熱で引火する可能性もある
使用後の余熱で何かに引火して火事に繋がる可能性もあります。
なぜなら電源が自動的に切れたとしてもすぐに冷めるわけではなく、切れた後も30分近くは余熱が続くからです。
また、自動電源オフも使い終わってからすぐ切れるわけではないので、短い時間でも高温の状態を放っておくことになってしまいます。
ですから、“どうせ放っておけば電源切れるから…”などという安易な考えはいけません。
ヘアアイロンは使い終わったら必ず電源を消し、少しでも早く冷めるようにしてください。
あくまでも自動電源オフの機能は“消し忘れ”をカバーするものであり、火事を防止するための機能ではないと言うことを頭に入れておきましょう。
高温状態の時間の長さよりも周囲の環境の方が影響大
火事になる原因としては高温状態が長く続くという時間よりも、ヘアアイロンの周りの環境の方が与える影響が大きいです。
いくら自動電源オフ機能によって電源が切れるとは言え、その機能が働く前に環境によっては発火してしまう可能性も十分にあるということです。
ヘアアイロンを保管する場所は耐熱かどうか、また周りに引火しやすいものがないかなど注意しなくてはいけません。
引火しやすいものなど詳しいことは記事の後半で紹介しますね♪
ヘアアイロンが自動電源オフ付でも注意すべきポイント
ヘアアイロンに自動電源オフ機能が付いていても、火事が起こらないようにするために注意しておきたいポイントがあります。
- 自動電源オフが機能するか最初に確認をする
- 出来るだけヘアアイロンが冷めるまで外出は控える
- 使い終わったらコンセントからプラグを抜く
- 燃えやすいものの近くにヘアアイロンは置かない
- 古くなったと感じたらすぐに新しいものに変える
自動電源オフ機能が付いているからといって、火事が完璧に防げると言うことではありません。
少しでもより安全にするために、注意すべきポイントを把握しておきましょう!
自動電源オフが機能するか確認をする
自動電源オフ機能が正常に作動するか確認をするようにしましょう!
新しく購入した際には最初に確認、それ以降も定期的に自動でちゃんと電源が切れているかヘアアイロンのそばで確認するのがより安心です。
自動電源オフ機能は見た目でちゃんと作動しているか判断しにくいので、実際に使ってみないと電源が切れているかどうか分かりません。
“自動で電源が切れてくれるから安心〜“なんて思っていても、もしかすると自動電源オフ機能が働いてないなんてこともあり得るのです…。
ヘアアイロンを安全に使えるように、定期的にちゃんと確認して使うようにしましょうね。
出来るだけヘアアイロンが冷めるまで外出は控える
可能な限り、ヘアアイロンが冷めるまでは外出するのは控えましょう!
冷めるのには30分〜1時間ぐらいと言われています。出かける際の身支度は遅くても30分前に終わらせましょう。
火事が起こるのはヘアアイロンが熱を持ったままで放置、もしくは余熱が残っているときが多いと言われています。
危険と分かっていても使ったあと、冷めたかどうか確認しないで出かけてしまったりすることはありますよね。
私の家ではなるべく熱いままで外出しないように、基本的に起きてすぐにヘアアイロンを使用するようにしています。
朝一に使用すれば、使用してから1時間近くはほとんど家にいる状態なので出かけるときにはちゃんと冷めています!
できるだけ使用するときは時間に余裕を持って行動ができるといいですよね♪
使い終わったらコンセントからプラグを抜く
ヘアアイロンを使い終わったら、本体のスイッチをオフにするだけでなく、コンセントからプラグを抜くようにもしましょう!
プラグを差しっぱなしでいると次のようなことが考えられます。
- 何らかの拍子にヘアアイロンのスイッチ入ってしまい熱を持つ可能性がある
- トラッキング現象を起こし発火してしまう可能性がある
本体のスイッチを切っておけば熱も冷めるし…と思いますよね。
しかし、プラグがささっていることで待機電力が常に働いているので、ヘアアイロンを落としてしまったときにスイッチが入ってしまうことも考えられるのです。
また、ヘアアイロンを使う場所として洗面所は代表的ですが、ここは湿気が多いため、トラッキング現象も起こりやすい場所です。
スイッチを切った後は、プラグも積極的に抜くようにしましょうね!
燃えやすいものの近くにヘアアイロンは置かない
ヘアアイロンは燃えやすいものの近くに置かないようにしましょう!
周りにありがちな燃えやすいものにはこのようなものがあります。
- タオル、衣類
- 布団
- メイク道具、コットン
- スプレー缶
- カーテン
- ティッシュ etc…
メイク道具って燃えやすいものなの?
そうなんです!メイク道具は実は燃えやすいものになるので要注意です。
アルコール成分が入っているものなどを使っている場合があるので発火しやすいものと覚えておいてください。
また、ヘアアイロンと一緒に整髪料を使うことが多いと思います。
中でもケープなどスプレー缶タイプのものは熱が加わると爆発する可能性があり、そこから火事になる場合もあるので注意しましょう。
ヘアアイロンを置く場所が決まっていれば、片付けもしやすく、引火しやすいものなどを近くに置くこともしないように気をつけられますよね!
そこでおすすめなのがこちらのヘアアイロンスタンドです。
耐熱性はバッチリなのはもちろん、コンパクトでデザインもシンプルなのでどんな場所に置くのにもおすすめですよ♪
古くなったと感じたらすぐに新しいものに変える
ヘアアイロンを使っていて古くなったなと感じたときは新しいものに買い替えましょう。
新しく買い替えるときは、次の状態が見られたら検討してみてください。
- コードのビニール部分が切れている
- プレート部分のコーティングのけずれ
- ヘアアイロン使用時に滑りが悪くなった
- 熱伝導の時間が当初より時間がかかるようになった
コードのビニール部分が切れてしまっていて電線が剥き出しの状態のところは、断線もしやすくそこから発火する可能性も高いです。
修理して長く使うと言うことも悪いことではないですが、安全面を考えたらすぐに買い替えることをお勧めします。
また、ヘアアイロンの寿命は大体3〜5年と言われているので、この期間を参考に買い替えてもいいですね!
長く使っていることで、自動電源オフ機能が壊れてしまっているなんてことも考えられます。
少しでも“大丈夫かな?”と感じるときは躊躇せず新しいものに買い替えをしましょう。
ヘアアイロン自動電源オフ機能はメーカーで違いがある
ヘアアイロンの自動電源オフ機能はメーカーによって電源が切れる時間長さやタイミングなどに違いがあります。
自動電源オフ機能の違いを比べるときには次のポイントをチェックしてみましょう。
- 電源が切れるまでの時間の長さの違い
- 自動電源オフ機能が始まるタイミングの違い
またヘアアイロンで代表的なメーカーはそれぞれどのように電源が自動で切れるのかまとめてみました。
メーカー | 電源が切れるタイミング |
---|---|
パナソニック | 電源を入れてから60分後 |
サロニア | 電源を入れてから30分後 |
クレイツ | 専用のボタン操作から60分後 |
絹女 | 電源を入れてから60分後 |
リファ | 電源を入れてから60分後 |
テスコム | 電源を入れてから30分後 |
ヤーマン | 電源を入れてから30分後 |
自動電源オフ機能について正しく知るためにも、違いが出てくるポイントを詳しくみていきましょう!
電源が切れるまでの時間の長さの違い
ヘアアイロンの電源が自動で切れるまでの時間に違いがあります。
よく見られるタイプとしては、早くて30分、遅くて1時間という長さが多いです。
電源が切れる時間については自分がどのくらい使うかによって判断しましょう。
例えば、私の家では主人と私の2人でサロニアのヘアアイロンを使用しています。
主人はくるっとしてしまう癖っ毛を直すために、私は主に寝癖がひどいときに使います。
癖っ毛を直すのに基本的に襟足部分は全てヘアアイロンをあてる主人は、自動電源オフが働く30分ギリギリまで使用することが多いです。
たまに使っている途中に電源が切れるそうですが、切れてすぐは余熱もあるため問題なく使っています。
私の場合も寝癖の箇所に使うだけなので、途中で電源が切れちゃうなんてことは全くなく使っています!
自動電源オフ機能が始まるタイミングの違い
自動電源オフになる時間がどのタイミングからスタートか、メーカーによって違うのでちゃんと把握しておきましょう!
多くみられるタイミングはこの2つのパターンです。
- 電源を入れたと同時のタイミング
- 自動電源オフ機能をスタートさせるボタンを押したタイミング
電源を入れたと同時に自動電源オフ機能がスタートするヘアアイロンの場合は、時間がくれば何もしなくても電源が切れるので安心です。
一方で、機能をスタートさせるためのボタンを押すことで機能が作動するヘアアイロンはどうでしょうか?
この機能のスイッチを押し忘れてしまうと、自動で電源が切れず熱いままが続いてしまいます。
万が一使っている最中に電源が切れてしまっても、またすぐに電源を入れればちゃんと使えます。
それよりも使用後に熱い状態で放置されている方が怖いので、自動電源オフ機能のスイッチは早めに押すようにしましょう!
まとめ
- ヘアアイロンに自動電源オフ機能が付いていても火事が起きないわけではない
- 自動電源オフ機能が急に故障し、電源切れずにヘアアイロンが熱を持ったままの状態になる場合もあり得る
- 自動電源オフ機能が作動しても30分近くは余熱が続くため、そこから発火する可能性もある
- 火事になるのにヘアアイロンの高温状態も危険だが、周りの環境が与える影響もとても大きい
- 火事を起こさないためにも自動電源オフ機能が作動するか、始めに使う時や定期的に確認したほうがいい
- 電源は本体スイッチとともにプラグも抜くことに注意し、完全に冷めるまでは外出は控えたほうがいい
- 燃えやすいものの近くにヘアアイロンを置くのはやめる
- ヘアアイロンが古くなったと感じたら新しいものに買い替える
- 30分〜1時間と電源が切れる時間の長さや機能の始まるタイミングが、電源を入れたと同時か専用スイッチを押したあとかなど、自動電源オフ機能にはメーカーによって違いがある
火事対策には自動電源オフは最適な機能ですが、100%防げるといったものではありません。
機能の違いやヘアアイロン使用にあたっての注意点を頭に入れて、安全に使うようにしましょう♪
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