地震大国といわれる日本。近年、地震だけではなく豪雨や大型台風などの被害も大きいですね。
災害が起きると物資が届くのは早くても3日後、ライフラインの復旧は1ヶ月もかかる場合があり、もしもに備えていないと後悔することになります。
防災グッズは高いし、使わなかったらもったいない。
本当に必要なものだけを備えたいけどよく分からない…
私だけではなく、こう思っている方は意外と多いんです!
しかし、防災グッズの本当に必要なものはほとんどが100均で揃うのでお金をかけなくても大丈夫です。
必要なものだけ揃えられれば無駄にならずに済みますし、なにより100均で安く買えるのはありがたいですよね。
100均で買えるものや防災グッズの本当に必要なものリストもあるので、参考にしてください♪
100均で揃うものも多いですが、手軽に購入できる防災グッズのセットもおすすめです。
防災士監修のもと必要な防災グッズがセットになっているので、サックと揃えたいあなたは購入を検討してみてくださいね。
防災グッズで本当に必要なものを100均で揃えるには?
防災についての関心が高まっている今の時代、本当に備えておくべき防災グッズは100均で揃える事ができます。
100均で揃えられる防災グッズの本当に必要なものはこれです!
- 飲料と食料
- 簡易トイレ
- トイレットペーパー
- ウェットティッシュ
- アルコール除菌シート
- ボディシート
- 歯磨きシート
- マスク
- 絆創膏などの救急セット
- 常備薬(ピルケース)
- 下着
- ポータブル充電器
- 照明器具
- 乾電池
- アルミブランケット
- 使い捨てカイロ
- ラップ
- フリーザーバッグ
何から準備したらいいか分からない、防災グッズは値段が高い、と思っている方でも100均だと気軽に揃えることができますね。
防災グッズの本当に必要なものとしては大きく分けて4つです。
- 飲料や食料の備え
- 安全と衛生の備え
- 情報収集ツールの備え
- 暮らしの備えと個人的に必要なものの備え
この4つを押さえておけば、防災グッズの備えは安心ですよ♪
100均で買える食料と飲料の備え
飲料や食料の備えは100均で揃える事ができますが、100均で購入するよりもスーパーやホームセンター等で買い揃えることをおすすめします。
飲料や食料は、他で代用ができない命を繋ぐための大切なものです。普段から備蓄しておきましょう。
- ペットボトル飲料
- 缶詰
- パックご飯
- レトルト食品
- お菓子
100均で食料品を買うのは割高になってしまうので備蓄に必要な量全てを100均で揃えるのはおすすめしません。
備蓄用の5年保存できるレトルトカレーや缶詰を取り扱っているので、100均で揃えたい方や補助的に買い足したい場合には探してみると良いでしょう。
備蓄用食料品の必要な量はこちらを参考にしてくださいね。
100均では給水ボトルも買える!
断水した時に給水車から水をもらってくるためにポリタンクなどの備えが必要ですが、実は100均でも非常用給水ポリタンクを購入することができます!
100均の給水ボトルは、コンパクトにたたむことができるのでかさばらずに備蓄品や非常用持ち出し袋などにしまうことができて便利ですよ。
自宅に給水できるポリタンクがない場合は、100均で探してみるのもおすすめです。
100均で買える安全と衛生の備え
物資が届くのは災害発生後3日が経過してからで、十分な支援がすぐに受けられるとは限りません。
簡易トイレや救急セット、常備薬や除菌シートなど衛生的で安全に避難生活が送れるような最低限の備えをしておきましょう。
- 簡易トイレ
- トイレットペーパー
- おしりふき
- ウェットティッシュ
- アルコール除菌グッズ
- ボディシート
- 歯磨きシート
- 下着
- マスク
- 救急セット
- 常備薬を入れるピルケース
多くの人が生活する避難所では、自身の安全と衛生はしっかりと管理できるように備えることが大切です。
災害時にもトイレ用品は必須!
100均では、男性用、女性用、男女兼用、など何種類かの簡易トイレを取り扱っています。
断水していると水洗トイレが使えなくなり、仮設トイレが設置されるのは早くて3日後となる場合が多いです。
そのため、自宅や避難所にいても簡易トイレは必ず備蓄しておきましょう。
100均ではシングルのトイレットペーパー4Pで100円(税抜)とコスパ的にもそれほど気になるものではありません。
トイレットペーパーは水に溶けやすいため、水に濡れないように保管しておくことが大切です。
清潔にできるグッズと救急セットはあると助かる
断水している時に汚れを拭き取れるウェットティッシュやアルコール除菌シートは本当に必要なもので、100均で購入することができます。
また、避難所での生活ではマスクや怪我をした時の救急セットがあると助かります。
ウェットティッシュの代わりに赤ちゃん用のおしりふきを用意しておくのもおすすめです。
柔らかくてしっかりしているので、お風呂に入れないときにからだを拭くことにも使うことができますよ。
常備薬や持病の薬
避難先で具合が悪くなった時のために、痛み止めや胃薬などの常備薬を3日分は用意しておきましょう。
常備薬の持ち出しには100均のピルケースが便利です。
薬は100均では購入できないので、薬局やかかりつけ医などから貰ってくださいね。
持病があり飲み続けている薬がある場合も、最低でも3日分は持ち出せるようにしておくといいと思います。
特に、命にかかわるような大切な薬がある場合は、常に7日分の薬を備蓄しておくといいでしょう。
お風呂に入れない時の洗面用具
長時間お風呂に入れないことを想定して、からだを拭くものを用意しておきましょう。
ボディシートや歯磨きシートは100均で購入することができます。赤ちゃん用のおしりふきでも代用できますよ。
100均にも売っている歯磨きシートを使えば水を使わずに口の中がスッキリするのでおすすめです。
100均では下着も買えるので、衛生面を考えて最低でも3日分は備えておきましょう。
速乾性のある下着などがあれば、避難所でもすぐに乾くので便利です。
100均で買える情報収集ツールの備え
100均のダイソーではスマートフォンを充電するためのモバイルバッテリーを購入することができます。
災害時には、災害状況の把握や家族の安否確認のために、情報を得るための機器の確保をしておく必要があります。
ダイソーのモバイルバッテリーは300円〜1000円でいくつかの種類が販売されていますが、100均とは思えない性能の良さで大人気となっています。
特に、1000円のモバイルバッテリーは同時に2つ充電ができたり、スマートフォンだけではなくUSBケーブルを使うものであれば充電が可能です。
モバイルバッテリーは常に使えるように充電しておきましょう。
情報収集ツールはこれも準備しておこう!
災害時はネット回線が混み合っている事もあり得るので充電式の携帯ラジオを用意しておくと安心です。
手回し式は充電するためにものすごい時間と労力を要するため、電池式やソーラー充電式を選ぶのがおすすめですよ。
しかし、残念ながら携帯ラジオは100均で購入することができません。
携帯ラジオは値段も高いので購入するのを悩みますが、防災グッズとしては必須と言えるほど重要です。
ラジオ以外の様々な機能が付いたものもあるので、自分に合ったものを選んでくださいね。
こちらではスマホの充電器や照明、アラームとしても使える多機能ラジオをご紹介します。
いつでもラジオを使えるように、乾電池は多めに用意しておいてくださいね。
100均で買える暮らしの備え
照明器具やブランケットなどは100均で揃うものがほとんどなので、もしものために備えておくと安心です。
電気が止まっている中でも安全に過ごせるようにしましょう。
ライフライン復旧までの灯りを確保しよう
100均では、懐中電灯やランタンなど様々な形態の照明器具を取り扱っており、防災グッズとして使うことができます。
暗い中を避難したり、避難先の電気が止まっていることを想定して、手で持てる懐中電灯と床に置いて使えるランタンを備えておくといいでしょう。
併せて予備の乾電池も余裕をもって準備しておきましょう。
季節ごとの備えは欠かさずにしておこう!
アルミブランケットやカイロは防寒対策として準備しておきたいもので、100均でも購入することができます。
アルミブランケットは片手で持てるくらいコンパクトで、大人の男性もすっぽりと覆うことができる保温性に優れたものです。
毛布を持っていくよりもコンパクトで軽いので防災グッズにぴったりです。
使い捨てカイロは季節商品なので、暑い時期は100均では取り扱っていないかもしれません。
見つけたらストックしておくといつでも使えて便利です。
ラップとフリーザーバッグはぜひ備えたい万能な防災グッズ
ラップとフリーザーバッグは100均で購入することができ、様々なものに代用できるため重宝します。
意外な2つですが、使い道を知ると備えずにはいられない優れものです♪
- お皿の上に敷くと清潔で洗い物が出ない
- 手袋代わりに使うと衛生的
- 止血や包帯代わりに使える
- 丸めるとスポンジとして使える
- 油性ペンがあれば書くことができ、水に強いので伝言板代わりになる
- ラップを長く出すと紐として使える
ラップは備えておけば、非常時にいろんなものに代用できるんですよ。
ラップを長く出して紐として使えるのは意外な使い道ですよね。
さらに、3本紐を作って三つ編みにするととても頑丈なロープ代わりになるので覚えておくと便利です。
- 食べきれなかった食品を保存することができる
- 濡れると困るものを収納すれば防水バッグになる
- 濡れてしまったものや汚れたものを入れられる
- 中に入れることで衛生的に保管することができる
- 洗剤と水を入れれば洗濯ができる
- 手袋代わりに使える
- まな板として使える
フリーザーバッグを持っているだけでこれだけの使い道があるんです!洗濯ができる洗濯キットになるのは意外ですね。
少量の下着程度ならライフラインが止まっていても洗濯することができますよ。
いろんなものに代用できるラップとフリーザーバッグはぜひ家庭にストックしておきましょう!
防災グッズの本当に必要なものは子供の年齢で変わる!
基本の防災グッズに加えて、小さな子供がいる家庭は子供のための備えも重要になってきます。
いつもと違う環境に不安になることがあるので、使い慣れたものを準備したり子供の気が紛れるような工夫が必要です。
子供のための備えは年齢によって変わるので、定期的に防災グッズの見直しをしてくださいね。
乳児の防災グッズで本当に必要なもの
0歳〜1歳くらいまでの赤ちゃんの防災グッズで本当に必要なものはこちらです。
- 液体ミルク
- 専用アタッチメント乳首
- 授乳ケープ
- 水や麦茶
- 離乳食
- オムツ
- おしりふき
- 防臭ビニール袋
- 絵本やおもちゃ
- 肌着などの着替え
- 抱っこ紐
いつもと違う環境での生活になるので、なるべく慣れているものを用意してあげたり、普段から使用して慣れてもらった方がいいでしょう。
月齢によって準備するものが変わるので、小さい赤ちゃんがいる場合は定期的に備蓄品を見直してくださいね。
ミルク関連
災害時には断水している可能性があるので、ミルク調乳したり哺乳瓶を洗ったりできないときに便利なのが、そのまま常温で飲める液体ミルクです。
そのまま専用アタッチメント乳首をつければ哺乳瓶を使わずに授乳することができます。
いつもとは違う環境で、母乳が出なくなる可能性もあるので完全母乳のママもいくつかミルクは用意しておきましょう。
私は母乳育児ですが、子供に液体ミルクの温度や味に慣れてもらうため、定期的に飲ませています♪
<赤ちゃんもコップ飲みができると便利!>
私は子供が新生児の頃、ミルクはコップで飲ませていました。
産院から乳頭混乱の予防のためにと指導があったのもそうですが、コップで飲めるようになると災害時に哺乳瓶なしでも衛生的にミルクが飲めるんです。
最初は上手く飲めずに大変ですが、新生児からコップ飲みに慣れておくと育児も楽になるのでぜひ試してみてくださいね。
授乳ケープ
避難所でも母乳をあげる場合、周りの目を気にせずに授乳する事ができるので持っておきましょう。
授乳ケープを外出先で使ったら、ケープが気になり全く集中して母乳を飲んでくれませんでした…
人目を気にせず授乳できる便利アイテムですが、普段から使用して慣れさせる必要があるかもしれません。
水や麦茶、離乳食
月齢によって離乳食が始まっている赤ちゃんは、ペットボトル飲料とレトルトの離乳食を最低でも3日分、できれば7日分用意しておきましょう。
紙コップやストロー、スプーンなどのカトラリーも忘れずに備えておいてください。
補食として赤ちゃんが好きなお菓子を備蓄しておくのもおすすめですよ。
オムツ関連と着替え
支援物資がなかなか届かないこともあるため、オムツは最低でも3日分、できれば7日分用意しておきたいです。
臭いが漏れないように防臭タイプのオムツ入れ袋も用意してくださいね。
赤ちゃんは汗をかきやすいですし、おしっこなどが漏れて汚れてしまう事を考えて3日分は着替えを準備しておくといいでしょう。
オムツや衣類はすぐにサイズアウトしてしまうので備蓄品は定期的に見直しましょう。
おしりふきは手や口やからだに使えるウェットティッシュにもなるので多めにストックしておくのもおすすめです。
絵本やおもちゃ
普段とは違う環境での避難生活になるため、赤ちゃんが安心できるいつも使っているおもちゃや好きな絵本なども一緒に持って行きましょう。
抱っこ紐
両手が空くため、抱っこ紐は避難する際には本当に必要なものになります。
普段使っている抱っこ紐がかさばる場合にはスリングが便利です。
自分で手作りしたり、さらしなどを抱っこ紐として代用したりすることもできるので、いざという時のために覚えておくといいですよ。
幼児の防災グッズで本当に必要なもの
2歳〜3歳くらいまでの子供のための防災グッズで本当に必要なものはこちらです。
- 水などの飲料
- 食料
- オムツ
- おしりふき
- 防臭ビニール袋
- 着替え
- 絵本やおもちゃ
- 子供用の靴
食料は普段から食べ慣れている味のものを用意した方がいいので、自宅でたまに食べさせてあげるといいかもしれませんね。
好きな飲み物やお菓子なども用意しておくのもおすすめです。
歩き回る年齢になってくるので、子供用の靴は忘れずに持って避難するようにしてください。
抱っこでの避難になることも想定して、必要であれば抱っこ紐も備えておきましょう。
オムツ関連と着替え
年齢によってはオムツがはずれていない子供もいるので必要に応じて用意しましょう。
ただし、いつもと違う環境なのでおもらしやおねしょをしてしまう子も多いので、念のために使っていなくてもオムツや着替えを持っておくと安心です。
絵本やおもちゃ
外に出る事ができないため、絵本やおもちゃ、お絵描きグッズなどを持っていくと子供も集中して遊んでくれるかもしれません。
年齢に合わせてお気に入りのものを持っていきましょう。
4歳以降の子供の防災グッズで本当に必要なもの
4歳以降の子供の防災グッズで本当に必要なものはこちらです。
- 水などの飲料
- 食料
- 簡易トイレ
- 着替え
- 絵本やおもちゃ
水などの飲料や食料は、この年齢になると大人と同じものを食べることができますが、食べ慣れたものを用意してください。
避難生活はストレスがかかるので気が紛れる絵本やおもちゃ、お絵描きグッズなどを用意しておきましょう。
折り紙や家族で楽しめるトランプなどもおすすめですよ♪
小学生高学年の女の子がいる場合は生理用品も準備しておきましょう。
防災グッズの本当に必要なもので女性が備えるべきもの
防災グッズでの備えとして、女性にとって本当に必要なものとして、生理用品があります。
支援物資は3日目以降に届くことになりますし、なかなか手に入りにくい可能性もあるので、日頃からのストックがあると安心ですね。
そのほかにも、あると便利な防災グッズをご紹介していきます。
生理用品
生理用品は防災グッズとして備えておくべき本当に必要なものです。
ストレスの多い避難生活では、周期通りでなくてもいつ生理が始まるか分かりません。
なかなかナプキンを替えられないことも考えて、夜用のナプキンを多めに準備しておくと安心です。
また、洗濯ができないときのためにおりものシートがあるといいでしょう。
ショーツを洗えなくてもおりものシートを交換するだけで何日かしのげますよ。
意外と見落としがちなアレも用意しよう!
生理用品としてナプキンを準備するのと同時に、生理用品を捨てるための黒いビニール袋も用意しておきましょう。
防臭タイプのものがあればいいですが、ない場合は黒いビニール袋に入れてからフリーザーバッグなどで密閉しておくと見た目も臭いも気になりません。
歯磨きシートやボディシート
女性だけではありませんが、女性はより口臭や汗などの体臭が気になりますよね。
歯磨きの代わりに歯磨きシートやデンタルフロス、マウスウォッシュなどを用意しておくといいでしょう。
お風呂に入ることができなくても、ボディシートでからだを拭くだけでもスッキリしますよ。
顔を拭けるような洗顔シートやドライシャンプーなども併せて備えておくといいかもしれませんね。
カップ付きキャミソール
避難所では周りの目を気にしてしまい下着を干しにくいという声が女性からよく聞かれます。
そんな時に役に立つのがカップ付きキャミソールです。
ブラとキャミソールが一体になっているので洗濯物も少なくて済み、干す時もキャミソールなら人目を気にせず干す事ができますよ。
速乾性のあるものを3日分は用意しておくと良いでしょう。
本当に必要なものとまではいきませんが、あると大変重宝するので備えておいて損はありません。
防災グッズで本当に必要なものが分かるリスト
防災グッズは備えれば備えるほど安心ですが、一気に揃えるのは大変ですし、それだけ場所を取ります。
そこで、本当に必要なものと備えておくと良いもの、必要ないものをリストにしました。
備えておきたい防災グッズの量や、100均で揃えられるものもご紹介しますね。
リストは首相官邸のホームページを参考に作成しています。
他に必要な防災グッズもリストに載せているので、ぜひ参考にしてみてください♪
本当に必要なもので100均で買えるもの…★
本当に必要なもの…☆
備えておくと便利…〇
必要ないものはメモに記載
非常用持ち出し袋のリスト
物品 | 必要度 | メモ |
水 | ★ | 一人あたり1日3リットル×3日分 |
食料 | ★ | 一人あたり1日3食分×3日分 |
防災ヘルメット | 〇 | |
衣類・下着 | ★ | 3日分 |
レインコート | 〇 | |
紐なしズック靴 | 〇 | 釘やガラス踏み抜き防止のためあると良い |
懐中電灯 ランタン | ★ | |
充電式携帯ラジオ | ☆ | |
ポータブル充電器 | ★ | |
乾電池 | ★ | |
マッチ | - | 火災に繋がる危険もあるため注意 |
非常用ろうそく | - | 火災に繋がる危険あり、懐中電灯やランタンで十分 |
救急セット | ★ | 絆創膏・包帯・ガーゼ・ハサミなど |
常備薬 持病の薬 | ☆ | 3日分、命にかかわる大切な薬は7日分 |
使い捨てカイロ | ★ | |
アルミブランケット | ★ | 一人一枚 |
軍手 | 〇 | 皮手袋の方がおすすめ |
ボディシート | ★ | 3日分 |
ドライシャンプー | ☆ | 3日分 |
歯磨きシート | ★ | 3日分 |
タオル | ★ | 3日分 |
簡易トイレ | ★ | 一人あたり1日5回×3日分 |
トイレットペーパー | ★ | 1か月分(一人あたり4ロール)推奨 |
おしりふき | ★ | |
ノート 筆記用具 | ★ | |
マスク | ★ | 一人あたり3~5枚 |
アルコール消毒グッズ | ★ | |
石鹸 ハンドソープ | - | 紙石鹸などが◎、断水時はウェットティッシュなどで十分 |
ウェットティッシュ | ★ | |
体温計 | 〇 | 感染対策としてあると安心 |
貴重品 | 〇 | 必要最低限のもの 小銭、クレジットカード、印鑑(認印可) 銀行の口座番号の控え、身分証明書 |
子供がいるときの防災グッズリスト
物品 | 必要度 | メモ |
キューブ型ミルク | - | 3日分、お湯がない可能性を考えて液体ミルクがおすすめ |
使い捨て哺乳瓶 | 〇 | 3日分 |
液体ミルク | ☆ | 3日分 |
専用アタッチメント | ☆ | 1~2個 |
離乳食 | ☆ | 月齢に合った食べ慣れたものを3日分 |
カトラリー | ☆ | |
紙オムツ | ☆ | 3日分、少し多めに持っていくと安心 |
おしりふき | ★ | |
携帯用おしり洗浄機 | - | 必要であれば備えておく |
防臭ビニール袋 | ★ | |
ネックライト | - | あれば便利だが懐中電灯やランタンで十分 |
抱っこ紐 | ☆ | |
子供の靴 | ☆ | |
着替え | ☆ | 最低3日分 |
授乳ケープ | ☆ | |
絵本やおもちゃ | ★ |
女性の防災グッズリスト
物品 | 必要度 | メモ |
生理用品 | ★ | 3日分夜用1パックを目安に おりものシートもあると便利 |
サニタリーショーツ | 〇 | 通常ショーツでも代用できるがあると安心 |
防犯ブザー ホイッスル | ★ | |
中身の見えないビニール袋 | ★ | 生理用品や下着を入れるのに必要 |
カップ付きキャミソール | 〇 | 3日分 |
ヘアゴム ヘアクリップ | 〇 | 1~2個 |
洗顔シート | ★ | |
家庭での備蓄品リスト
物品 | 必要度 | メモ |
食料や水 | ★ | 一人あたり3リットル×3日分 一人あたり3食×3日分 野菜ジュースやお菓子などもあるといい |
カセットコンロ | ☆ | 3日分は使えるようにガスボンベを用意 |
トイレットペーパー | ★ | 4人家族で16ロール |
ラップ | ★ | 1~2個 |
フリーザーバッグ | ★ | 多めにあると◎ |
ゴミ袋 | ★ | |
給水用ポリタンク | ★ | 10~15リットル分 |
簡易トイレ | ★ | 一人一日5回×3日分 |
災害発生時に持ち出すための非常用持ち出し袋と家庭用備蓄の本当に必要なものをまとめたものです。
そのほかにも、コンタクトレンズや眼鏡など個人的に必要なものがあればあらかじめ備えておきましょう。
防災グッズや備蓄品はどのくらい備えるべき?
首相官邸のホームページによると、最低でも3日間、できれば1週間分の備蓄をしておくのが望ましいとされています。
3日を過ぎると生存率が著しく下がるため、災害発生後3日間は人命救助が最優先となり、道路の復旧や物資が届けられるのは3日後以降です。
内閣府による、首都直下型地震等での東京の被害想定では、ライフラインの復旧に要する目標時間は以下の通りとなっています。
電気 → 6日
都市ガス → 55日
上水道 → 30日
電気は1週間程度、ガスや水道は1か月以上もかかることを想定して備えておかなければいけないことが分かりますね。
飲料と食料の備蓄量の目安
首相官邸のホームページでは、最低でも3日分の備蓄が必要で、できれば7日分備蓄してあるといいとしています。
一人当たりの備蓄の目安
飲料 → 1日3リットル×3日分
食料 → 3食×3日分
3日間自力で生き延びるための飲料や食料は本当に必要なものです。
飲料は水をメインに、そのほかにも野菜ジュースなどを用意しておくのがおすすめです。
食料は以下のものをバランスよく備蓄しておきましょう。
- パックご飯
- アルファ米
- 缶詰
- レトルト食品
- お菓子や飴などの甘いもの
子供がいる場合は離乳食や子供の食べ慣れたものを備蓄しておくようにしましょう。
簡易トイレの備蓄量の目安
トイレは大人で平均5回となっており、トイレを我慢しないためにも多めに用意しておくのが安心です。
簡易トイレの一人当たりの備蓄の目安
1日5回分×3日分⁼15個分
家族分備蓄しておきましょう。トイレを我慢すると膀胱炎などになる可能性もあるので余裕をもって備蓄しておくといいです。
100均だと1個ずつの購入になり大変なので、ホームセンターやネットでまとめ売りしているものを購入するのがおすすめですよ。
その他の防災グッズの量の目安
日用品などの消耗品は3日分の備蓄をしておきましょう。
持病があり飲み続けている薬がある場合も、最低でも3日分は持ち出せるようにしておくといいと思います。
特に、命にかかわるような大切な薬がある場合は、常に7日分の薬を備蓄しておくといいでしょう。
食品、日用品はローリングストックしよう
ローリングストックとは、日ごろから自宅で使っているものを多めに買い、使ったらその分を買い足して常に一定の量の備蓄をしておく方法のことです。
国も推奨しているローリングストックにはこんなメリットがあります。
買い占めや災害時にも対応できる
賞味期限や使用期限をすぎてしまって無駄にしてしまうことがなくなる
自宅にあるものの賞味期限や使用期限の管理が簡単になる
非常時にもいつもの生活を維持することができる
大震災や大型台風、豪雨などの災害の二次被害として食料や日用品の買い占めが起こることがあります。
私も、食料やトイレットペーパー、マスクなどが買えずに不安な思いをしたことが何度もあります。
ローリングストックをしておくと自宅に常に多めにストックがあるので災害や買い占めが起きても数日間はいつも通りの生活を送ることができます。
やり方はとても簡単で、多めに買った食品や日用品を古いものから使っていき、使った分だけを日々の買い物で買い足すだけです。
これなら、自宅に一定数のストックがあるから足りないものは特売の時に買えてお金の無駄もなくなりますね!
備蓄品の賞味期限の管理をしなくても済むので、ぜひローリングストックを取り入れましょう♪
まとめ
- 防災グッズの本当に必要なものはだいたい100均で買い揃える事ができる
- 飲料と食料として、水、パックご飯、アルファ米、缶詰、レトルト食品、お菓子など備蓄しておく
- 安全と衛生の備えとして、簡易トイレとトイレットペーパー、ウェットティッシュやアルコール助勤グッズ、洗面用具、救急セット、薬などを備蓄しておく
- 情報収集ツールとして本当に必要なものはスマホのポータブル充電器と電池式またはソーラー式の携帯ラジオ
- 暮らしの備えとして照明器具や乾電池、季節に応じたものを用意しておく必要がある
- ラップとフリーザーパックはいろんなものに代用できるので防災グッズとしておすすめ
- 子供のいる家庭は、オムツやミルク、離乳食など年齢に合ったものと普段から使い慣れているもの、食べ慣れているものを防災グッズとして用意する必要がある
- 女性は生理用品と中身の見えないゴミ袋は必ず用意しておく
- 防災グッズの飲料や食料、日用品は日々買い足して古いものを使うローリングストックがおすすめ
- 備蓄品は最低でも3日分、できれば7日分備蓄しておくと安心
防災グッズの本当に必要なものは100均でほとんど揃ってしまうなんて、ありがたいですね。
災害発生時に足りないものを調達するのは難しいですし、心の余裕もなくなってしまいます。
防災グッズを買おうか迷われている方は、100均で揃えられる本当に必要なものから備えてみてはいかがでしょうか?
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