中学受験のためにリビング学習をしているけれど、書類などの収納に困っていませんか?
収納場所はリビングに勉強机があるならそこを中心に、なければ家具やワゴンなどを準備するなど家庭の状況によって変わります。
リビング学習は親の目があることで子どもが安心して勉強ができる、わからないことをすぐに聞くことができるため、学習効果が高いと言われています。
しかしリビングは家族が心地よく過ごしたい場所でもあり、学用品で散らかっていてはゆっくりくつろげませんよね。
居心地の良い空間にしつつ中学受験に向けた勉強もはかどる。そんな空間を手に入れるため収納の工夫は欠かせません。
今回は中学受験に向けたリビング学習がはかどる収納のコツをお話します。この記事を読んで居心地がよく、勉強がはかどる環境を用意してくださいね。
中学受験のリビング学習の収納を家庭状況別に解説!
中学受験リビング学習の収納は、リビングに学習机があるのか、それともダイニングテーブルで勉強をするのかなど、ご家庭の状況によっても変わってきます。
リビングに学習机がある場合と、ダイニングテーブルで勉強をする場合の収納方法をそれぞれ解説していきますね。
リビングに学習机がある場合の収納方法
リビング学習をする場合、学習机がある時は主に教科書やプリント類、文房具の収納を机を中心にして考えていけば良いですね。不足するようであれば、家具を買い足します。
そして、収納のための家具が揃ったところで、どのように教科書やプリント類を整理していくと、中学受験をする子どもが使いやすいのかを考えます。
上手に収納しないと、子どもにとって必要な道具がすぐに見つからず、学習への姿勢がそがれたり、集中力にも悪影響が出てしまいます。
効率よく勉強に取り組むために、必要な道具をすぐに見つけられてワンアクションで取り出せるように、定位置を決める工夫が必要ですよね。
ダイニングテーブルで勉強する場合の収納方法
ダイニングテーブルで勉強をしている場合は、どこに教科書やプリント類、文房具を収納するのか、収納のために家具を準備することが必要になります。
家具と一言で言っても、本棚やワゴン、シェルフなど複数の種類の家具があるので、これもご家庭の状況に合わせて考えたいですね。
また、家族が過ごしやすいようにリビングをすっきりとさせるためにも、収納の工夫が必要となってきます。
例えばランドセルは散らかって見えたり、邪魔にならないようにちょうど収まる幅の棚に置いたり、スッポリと入るかごを用意するとすっきりとして使いやすいです。
リビングが片付いていないと、親は散らかっている状態と片づけをしなくてはいけないストレスとで、イライラしてしまいます。他の家族も居心地が悪いですよね。
私も上の子の中学受験の時、リビングの散らかり具合にイライラすることが、たびたびありました!
そして中学受験のためのリビング学習ということでは、学校の教科書やプリント類だけではなく、塾の資料やプリント類、場合によっては通信教育の教材なども必要となります。
教科書やプリント類など必要なものを収納するのには、どんな家具があるのか、また実際の収納方法はどうしたら効率的で使いやすいのかをまとめてみました。
リビング学習収納はワゴンが手軽!おすすめの家具も紹介
リビング学習の収納は簡単に移動ができるワゴンが手軽なのでおすすめですよ!
他にも教科書やプリント類をまとめて収納する、机(必要な場合)や本箱など収納のための家具を紹介します。
・キャスター付き収納ワゴン
・高さ調節可能な机
・折りたたみ式学習机
・オープン型本棚
・壁掛け式の本棚
・カラーボックス
・スチールラック
ぞれぞれメリットとデメリットもまとめましたので、参考にしてくださいね。
キャスター付き収納ワゴン
メリットーワゴンは移動が容易なため、リビング学習の場所をアイデアで柔軟に変更できます。教材や文房具を分類して収納できるため、整理整頓がしやすくなります。
デメリットー収納スペースが限られているため、大量の教材や用品を収納するにはワゴンは不向きかもしれません。安定性が低く、重いものを入れすぎると倒れやすくなるリスクがあります。
高さ調節可能な机
メリットー子どもの成長に合わせて高さを調節できるため、長期間使用可能です。
適切な姿勢で学習できるため、集中力の向上や健康をサポートします。中学受験期のお子さんにはありがたいですね。
デメリットー価格が高めであることが多い。大きさや重さによってはリビング学習のためにリビングに設置する際にスペースをとることがあります。
折りたたみ式学習机
メリットー使用しないときは折りたたんで収納できるため、リビングのスペースを有効活用できます。
比較的安価で購入でき、使い勝手がよさそうですね。場所を選ばず使用できる汎用性があります。
デメリットー安定性が高い設計のものでなければ、学習中に机が揺れる可能性があります。耐久性が低い商品もあり、頻繁な使用には向かない可能性があります。
オープン型本棚
メリットー教材や参考書を分類して収納でき、必要なものをすぐに取り出せます。
学用品を見える化することで、整理整頓の習慣を身につけやすくなります。中学受験の大量の教材にも対応できそうですね。
デメリットー本や教材が多くなると、見た目が乱雑になりがちです。埃が付きやすいので、定期的な掃除が必要になります。
壁掛け式の本棚
メリットー床のスペースを取らず、リビングが広く使えます。子どもが自分で教材を出し入れしやすい高さに設置できます。中学受験のリビング学習には強い味方ですね。
デメリットー設置には壁に穴をあける必要があるため、賃貸住宅では設置が難しい場合があります。
収納力に限界があるため、大量の書類や資料を収納するには別の収納スペースが必要になるかもしれません。
カラーボックス
メリットー手軽に購入、設置ができます。カラーも部屋に合わせて選ぶことができます。使い勝手がよさそうですね。
デメリットー強度が足りないことがあるため、購入時にはなるべく長く使えるものを選ぶことがポイントになります。
スチールラック
メリットーバリエーションが豊富なので設置場所に合わせて選ぶことができます。
収納するものによって棚の高さを変えることができるので整頓しやすいです。アイデアで快適な収納ができそうですね。
デメリットー隙間からこまごまとした小物が落ちてしまうため、布を敷いたり、ケースを置くなどの工夫が必要です。また、作り付けでないため、耐震性に不安があります。
私はリビングにあまりスペースが取れなかったので、キャスター付きワゴンを使いました。狭いスペースでも使用できたのでずいぶんと助かりましたよ!
リビング学習を快適にするために、ご自宅に合った収納を見つけてくださいね。
壁掛けのホワイトボードを用意すると、お便りをマグネットで貼ったり、今日のやることリストを書くことができて、家族も確認しやすいですよ。
リビング学習の収納アイデア紹介!教材整理でスッキリ
リビング学習ではボックスファイルやバインダー、クリアファイルを使う方法で教材をスッキリと整理させることができます。
私はどんどん増える塾のプリントの収納に悩まされ、ボックスファイルを使いました。おかげであちこちでプリントを目にすることはなくなりました。
ここではボックスファイルとクリアファイルを使ったリビング学習の整理方法についてのアイデアをまとめてみました。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
・ボックスファイルの使用方法
・クリアファイルの使用方法
・管理のコツ
ボックスファイルの使用方法
1.教科ごとに分類
学校・塾、それぞれ教科書、参考書、ワークブックなどを教科ごとに分類します。
2.ボックスファイルの選定
教材のサイズに合わせて、適切な大きさのボックスファイルを選びます。一つの教科につき一つのボックスファイルを用意すると管理がしやすくなります。
3.ラベル作成
各ボックスファイルには、教科名を記載したラベルを貼ります。学校と塾でラベルの色分けをしてもいいですね。これにより、必要な教科の教材を一目で見つけられるようになります。
4.整理収納
教科書やワークブックは立てて収納し、参考書や過去問題集はその使用頻度に応じて前後に配置します。頻繁に使うものは前面に、そうでないものは背面に置くとよいでしょう。
ボックスファイルを使ったリビング収納の整理方法は、中学受験のための大量になる教材を、使うシーンや教材ごとに整理します。
必用な教材をすぐに見つけられるため、学習時間を有効に使えるので良いアイデアですね。
また、使った後の片付けもしやすくなります。デメリットとしては、中学受験のため教材が大量になります。
そのため定期的な整理整頓が必要となり、収納スペースが乱れないように、管理する習慣をつけることが大切です。
クリアファイルの使用方法
1.分類
学校や塾から配布されるプリント、自分で作成したノートやまとめを教科ごとに分類します。
分類した資料ごとに、透明なクリアファイルを用意します。資料の量が多い場合は、分厚いタイプのクリアファイルや、分類ごとにタブが付いたものを準備すると便利です。
2.資料の挿入と整理
各クリアファイルに資料を挿入します。資料を時系列順、または重要度順に整理して配置すると、後で見返す時に探しやすくなります。
タブを利用する場合は、タブに日付や内容の概要を記載したラベルを貼ります。これにより、必要なファイルを素早く見つけられます。
3.ラベリング
クリアファイルの表紙や側面に、教科名や内容の概要を記載したラベルを貼ります。これにより、必要なファイルを素早く見つけられます。
4.保管場所の決定
クリアファイルは、ボックスファイルと同様に、教科別に分けて保管します。
可能であれば、教科書や参考書と一緒にボックスファイル内または近くに配置すると、学習時に一括で取り出しやすくなります。
はさみやのりなどの細かい文房具は引き出しの中に仕切りを作って、一目で見渡せるようにします。使いやすいし、しまいやすいですよ。
管理のコツ
1.定期的な見直し
学期末や試験期間が終わったら、不要になったプリントやノートを整理します。必要なものだけを残し、不要なものは処分することで、常に整理された状態を保ちます。
2.活用する
整理された教材や資料は、見直しや復習に活用します。整理の努力が学習効果につながるように、積極的に教材を手に取りましょう。
3.家族との共有
教材の整理状況を家族と共有し、学習管理を家族でサポートする体制を作ることも大切ですね。家族が子どもの学習進捗を理解し、必要なサポートを提供できるようになります。
小学生では、大量の教材の整理を一人ですることは難しい面がありますよね。私も教材の整理や管理をしつつ、勉強の進捗状況がわかってよかったですよ!
このようにボックスファイルとクリアファイルを効果的に使用することで、中学受験の教材を効率よく管理して、快適なリビング学習の環境を整えることができますよ。
まとめ
- リビング学習は、中学受験をする本人と家族も居心地の良い空間を作ることが大切
- リビングに勉強机がある場合はそこを中心に収納する
- ダイニングテーブルなどで勉強する場合は家具などを購入する
- リビング学習をするための収納家具には、高さ調節可能な机、折りたたみ式学習机、オープン型本棚、壁掛け式の本棚、キャスター付き収納ワゴン、カラーボックス、スチールラック等がある
- 家具にはそれぞれメリットとデメリットがあるため、家庭の状況に合わせて考える
- 教材の整理方法は、ボックスファイルの利用が便利。学校と塾など使用シーンで分け、さらに教科別に分ける
- クリアファイルも教科別に分け、ボックスファイル内または近くに配置すると、学習時に取り出しやすい
- 教材の管理のコツは定期的に見直すこと
- 教材の整理状況を家族で共有して、学習管理を家族でサポートする体制作りも必要
中学受験のためにリビング学習を取り入れることは、お子さんの学習効果を高めるメリットがあります。家族にとっても、学習の進捗状況を確認したり、アドバイスをすることができます。
たくさんの教材類の管理を手伝ってあげることもできますね。収納の工夫をすることで、中学受験するお子さんにとっても、家族にとっても過ごしやすい環境をぜひ、作ってみてくださいね。
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