毎日布団をたたむのって大変!いい布団のたたみ方は?
敷布団はZ字、掛布団は四つ折りにするのが基本のたたみ方で、毎日布団をたたむなら収納場所も出し入れしやすいように工夫するのがおすすめです。
布団はたたむことで部屋を広く使うことができる便利なものですね。
また、布団は毎日の睡眠に関係するので、健康のために心地よい状態にしておきたいものです。
基本の布団のたたみ方を知らないと、毎日の布団収納がスムーズでなくなるため手間や時間がかかったり、カビやダニが発生したりするなどの問題が起きてしまいます。
この記事を読めば、布団のたたみ方の基本とマナー、布団のお手入れ方法、収納アイディアが手に入ります。
毎日使うものだからこそ、布団の事を知って、すっきりした部屋、良い睡眠を手に入れて、快適で健康な毎日の生活を送りませんか?
布団のたたみ方で毎日快適に!手順や収納場所を解説!
布団のたたみ方を工夫することで、生活をスムーズにすることができます。布団のたたみ方の手順と片付ける場所がポイントです。
布団をたたむのは毎日のことなので、少しでも効率よくできたらいいな!
布団の正しいたたみ方が快適収納のコツ
布団のたたみ方は、敷布団はZ字に、掛布団は四つ折りにして、敷布団の上に掛布団、毛布を置くのが基本であり、マナーとされています。
このたたみ方が一番、押入れに入れやすいサイズであることが理由です。
布団の基本のたたみ方に従って収納すれば、布団は綺麗に収まるわけです。
このたたみ方をもとに、毎日の布団のたたみ方を工夫してみることがおすすめです。
最近は生活の多様化により、押入れがなかったり、押入れのサイズが変わっていたり、体型の変化にあわせて、布団のサイズが大きいものもあります。
布団のたたみ方の基本に従ってもうまく収納できない場合は、後ほどご紹介する、布団専用の棚など、便利アイテムの活用を考えましょう。
布団をたたむのは起床後20~30分がおすすめ
布団は、起床後20~30分敷いたままにし、湿気をとったあとにたたむと良いです。
『人は一晩にコップ1杯分の汗をかく』って聞いたことがあるわ!
起きた直後の布団は、汗により湿気を多く含んでおり、その状態でたたんでしまうと、カビやダニの発生原因になってしまいます。同時に、布団を傷めてしまうことにもなります。
布団はたたむことがなく、毎日敷きっぱなしという方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、それはカビやダニの繁殖を促しているようなものです。
朝起きて、家事や出かける準備を先にして、20~30分ほど経ってから布団をたたむと、布団に優しく、朝の時間を効率よく使うことができますね。
また、布団にカビやダニが発生しにくくなることで、長期的にみても布団のお手入れの手間がかかりにくくなります。
布団の収納場所は押し入れの上段や専用アイテムを活用
押入れがある場合は、押入れの上段に入れると、毎日の布団の出し入れがしやすく、腰に負担がかかりません。
一方で、収納場所が押入れの下段やクローゼットしかない、そもそも収納する場所がない、という場合におすすめの方法はこちらです。
- 布団専用の棚を活用する
- クッションや座椅子にできるアイテムを活用する
布団専用の棚は、すのこが使われていることや、キャスターがついていることが特徴で、湿気対策ができることと出し入れがしやすいことがメリットです。
クッションや座椅子にできるアイテムは、布団をクッションや座椅子の形の袋に詰め込むだけ!
布団を詰め込むだけで、簡単に部屋のインテリアにすることができます。
これなら、押入れやクローゼットに布団を入れるスペースがない場合も違和感なく部屋に置くことができます。
布団のたたみ方マナーが旅館と友人宅では違う!
旅館では布団を敷いたままチェックアウトしていいの?
外泊先で布団のたたみ方に悩むことがよくあるわ。
旅館や外泊先での布団のたたみ方が分からなかったり、マナーに自信がない人は意外と多いです。
友人宅に宿泊の場合、敷布団はZ字、掛布団は四つ折りにして、敷布団・掛布団・毛布の順に重ねるようにしますが、実は旅館などは布団をたたまないことがマナーとされているんです。
理由は、たたむことによって宿泊施設のスタッフの方の仕事が増えてしまうからです。
宿泊施設によってそれぞれのたたみ方がある場合や、シーツの交換、忘れ物の確認などの作業があるため、良かれと思って布団をたたむことが、かえって手間を増やしてしまうのです。
布団を敷きっぱなしでチェックアウトするのはなんだか恥ずかしい気持ちになりますが、大丈夫です。
旅館など宿泊施設では、掛布団を整える程度にして、布団は敷いたままチェックアウトしましょう。
布団のたたみ方を工夫してコンパクトに長期保管
布団を長期保管するときは、できるだけコンパクトに収納したいな。
かさばる羽毛布団をコンパクトに収納する方法
かさばる羽毛布団のたたみ方は、縦に半分にたたんだ後、四つ折りにするとコンパクトになります。この状態で布団収納袋に入れます。
布団を長期保管する際にしておきたいお手入れ
布団を洗うことと干すことが、布団を長期保管するときのお手入れの基本です。
カビやダニの発生防止のために清潔にしましょう。オフシーズンの布団のたたみ方を知ると、次のシーズンに気持ちよく使えることはもちろん、布団を長く大切に使うことができます。
布団を洗うときの方法
布団を洗うときは布団の洗濯表示をしっかり確認します。
布団の素材によって、プロにお任せする必要があるのか、自分で洗濯できるのか判断します。
自分で洗濯できる場合でも、自宅の洗濯機ではサイズの点で厳しいことも多いので、コインランドリーの活用がおすすめです。
洗ったあとの乾燥をしっかりしなければ、結局カビやダニの発生原因になってしまいます。
その点でも、コインランドリーはしっかり乾燥までできるためおすすめです。
実際、私は布団の洗濯にコインランドリーを使い、クリーニングに出したときの半額以下で済ませることができたことがあります。
布団を干すときの方法
布団を干すときは、晴れた日の日中に干し、湿気を飛ばすのが一般的です。
しかし、雨が続くときには全く干せなくなってしまいます。そのようなときは、布団乾燥機が役立ちます。
布団を敷いた状態で、布団乾燥機をかけるだけで、天日干ししたような、カラッとした布団になります。
布団を干すことは、長期保管するときはもちろんのこと、日常的な布団のたたみ方やお手入れとして必要なことなので、布団乾燥機の出番はたくさんあります。
布団乾燥機自体の大きさもコンパクトになっているので、維持も難しくありませんよ。
まとめ
- 布団のたたみ方は、敷布団はZ字に、掛布団は四つ折りにして、敷布団の上に掛布団、毛布を置くのが基本
- 布団の基本のたたみ方に従って収納すれば、毎日の布団は綺麗に収まる
- 布団をたたむのは起床後20~30分以上あける
- 起きた直後に布団をたたむと、湿気を多く含んでいるため、カビやダニの発生原因になる
- 布団を片付ける場所は押入れの上段が腰に負担をかけにくく便利
- 布団を片付ける場所によっては布団専用の棚など便利アイテムの活用がおすすめ
- 旅館など宿泊施設では、布団はたたまないことがマナー
- 友人宅や実家では基本のたたみ方に従って布団をたたむのがマナー
- かさばる羽毛布団のたたみ方は、縦にたたんだ後、四つ折りにする
- 布団を長期保管するときは、洗うことと干すことでカビやダニの発生を予防
- 布団を洗うときはコインランドリーの利用がおすすめ
- 布団を干す方法は、天日干しだけでなく布団乾燥機もある
住居空間の変化、生活様式の変化に伴い、最近は毎日布団を敷いて生活する家庭が減ってきているようですが、布団はたたみ方次第で融通をきかせやすいところが魅力といえます。
布団のたたみ方のマナーを知ることで、収納に活かせるとともに、外泊先でも自信を持った振る舞いができます。
快適な生活は、毎日の布団のたたみ方の改善からスタートできます。さっそく、明日の朝から取り入れてみてはいかがでしょう。
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