Googleマップをスクリーンショット(スクショ)したいけど、ノートパソコンではどうやるの?
結論からいうと、ノートパソコンでGoogleマップのスクリーンショットを撮るおすすめな方法は以下です。
Windowsでは「Windowsロゴ」+「shift」+「S」、Macでは「command」+「shift」+「5」を押すだけで完了です。
ただし、Googleマップのスクリーンショットにも著作権があるので要注意です。
特にブログに載せる場合、会社の道案内として広告に載せる場合には、最悪の場合Google社に訴えられる可能性があります。
でも大丈夫です。利用規約を守って正しい対策をとれば、Googleマップを共有することは可能です。
この記事では、ノートパソコンでのスクショの撮り方に加え、著作権対策についても分かりやすく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
ノートパソコンにはスクリーンショット以外にも、ショートカットキーを使うと便利な機能がたくさんあります。
より快適にノートパソコンの操作をしたいあなたにおすすめの1冊をご紹介します。
ご自身のスキルアップにはもちろんのこと、周りの方に教えてあげると驚かれるショートカットキーもありますよ。
Googleマップのスクリーンショットをノートパソコンで撮る方法!
お使いのOSに合わせて、ノートパソコンでスクリーンショット(スクショ)を撮る方法をご紹介します。
スクリーンショットとは、その時画面に映っているものをそのまま画像としてキャプチャすることです。
この方法を覚えると、Googleマップだけでなく、基本的にはどんな画面でも簡単に画像として保存することができますよ♪便利なのでぜひ使いこなしてみてください。
ただし、Googleマップのスクリーンショットには、Google社の著作権が含まれるため、用途によっては使用できないことがあります。
また、権利帰属(Googleのロゴマーク)の表示が消えないように気をつけましょう。
特に、Googleマップのスクリーンショットを外部に公開する予定のある方はこちらに飛んで著作権について確認してみてください。
著作権の関係で、当記事のスクショ解説でもGoogleマップのスクショ画像を載せられませんでした。ご了承ください。
Windowsでスクショを撮る方法
Windows搭載のノートパソコンでスクリーンショットを撮る方法を2つご紹介します。
- 「Windowsロゴ」+「shift」+「S」で選択範囲をスクショする(Windwos10以降のみ対応)
- 「print screen」+「fn」で全画面をコピーしてペイントに貼り付ける(全てのWindowsのバージョンに対応)
「Windowsロゴ」+「shift」+「S」で選択範囲をスクショする(Windwos10以降のみ対応)
この方法は、Windows10 / Windows11をお使いの場合に最もおすすめで万能な方法です。
ノートパソコンをお使いの場合、コマンドと手順は以下を参考にしてください。
使用するコマンド「Windowsロゴ」+「shift」+「S」
<手順1. コマンドを入力する>
「Windowsロゴ」キーは、その名の通りWindowsのロゴマークが書いたキーで、ノートパソコンでは画像のような位置にあることが多いです。
上記の3つのキーを同時に押すと、下のように画面が暗転します。
ちなみに、上のメニューバーから「長方形選択」「全画面選択」など、キャプチャしたい範囲指定の方法が選択できます。
デフォルトの「長方形選択」が1番おすすめなので、何もしなくて大丈夫です。
<手順2. マウスで範囲指定をして画面をキャプチャする>
このまま、スクショをしたい範囲をマウスでドラッグすると、長方形で囲って明るくなった部分のみを切り取ってスクショすることができます。
このとき、Googleマップの権利帰属(Googleのロゴマーク)の表示を含むようにキャプチャしてください。
<手順3. 「切り取り&スケッチ」の画面を起動する>
画面右下に小さくスクショ画像のサムネイルが出るので、そこをクリックして、「切り取り&スケッチ」の画面を起動します。
<手順4. スクリーンショットを保存する>
「切り取り&スケッチ」が起動したら、画面右上のボタンから、お好きな場所を指定してスクリーンショットの保存をしましょう。
ここで保存をする前に、「切り取り&スケッチ」のペンツールなどを使って簡単なスクショの編集をすることができます。
ただし、「切り取り&スケッチ」には、文字を入力する編集機能がありません。
Googleマップのスクショに注釈(文字)を入れて編集したい方は、一度スクショを保存をした後でこちらの方法を試してみるといいですよ。
「print screen」+「fn」で全画面をコピーしてペイントに貼り付ける(全てのWindowsのバージョンに対応)
この方法は、Windows7を含む全てのバージョンのWindowsに共通するやり方で、最も応用の効く基本的なものです。
ノートパソコンをお使いの場合、コマンドと手順は以下を参考にしてください。
使用するコマンド「print screen」+「fn」
<手順1. コマンドを入力して全画面のキャプチャを撮る>
コマンドを入力すると、一見何も変化はありませんが、「クリップボード」という見えない場所に全画面のキャプチャが画像としてコピーされています。
プリントスクリーンキー「print screen」は、製品によって表記がまちまちで、「prt sc」のように略記されていることが多いです。
Dellのノートパソコンの場合は、上の写真の「F10」と同じキーになっていると思うので参考にしてみてください。
また、ファンクションキー「fn」は、「print screen」キーなどの特殊キーを作動させるために同時押しするキーです。
設定によって「fn」キーを押した時と押さない時の役割が逆転していることがあるので、手順2がうまくいかない場合は「print screen」キーを単体で試してみてください。
<手順2. 「ペイント」ソフトを起動してスクショデータを貼り付ける>
標準のお絵かきソフト「ペイント」をスタートメニューなどから検索して起動し、以下のいずれかの操作で画像データを貼り付けます。
・左「貼り付け」をクリックする
・「Ctrl」+「V」で貼り付ける
<手順3. ペイントで必要な箇所を「トリミング」する>
ペイントで以下の操作をして、必要な範囲だけを切り取ります。
このとき、Googleマップの権利帰属(Googleのロゴマーク)の表示を含む範囲で切り取るようにしてください。
1.ペイントの画面左上の「選択」をクリックし、選択モードに切り替える
2.マウスでドラッグし、長方形の枠を調整する
3.画面左上の「トリミング」をクリックして選択範囲外を取り除く
この時、コントロールキー「Ctrl」を押しながら、マウスのホイール(くるくる回せる部分)を回すことで、拡大・縮小表示ができるので操作が楽になりますよ♪
<手順4. 必要であれば注釈などをつけて編集する>
Googleマップに、「自宅」「〇〇株式会社」などの注釈をつけると、地図が分かりやすくなりますよね。
画面上部の「A」マークを押すことで、テキスト配置ツールを使って注釈を入れることができるので、ぜひやってみてくださいね。
<手順5. お好みの場所に保存する>
スクリーンショットがいい感じに編集できたら、お好みのフォルダに保存します♪お疲れ様でした。
macOSでスクショを撮る方法
macOS搭載のノートパソコンでスクリーンショットを撮る方法をおすすめ順に3つご紹介します。
macOSの場合、スクリーンショットの保存先はデスクトップですが、方法①の中で変更が可能なのでぜひチェックしてみてください。
- 「Shift」+「command」+「5」で指定方法を選んでスクショする
- 「Shift」+「command」+「4」でマウスドラッグで指定範囲をスクショする
- 「Shift」+「command」+「3」で全画面をワンタッチでスクショする
「Shift」+「command」+「5」で指定方法を選んでスクショする
macOSが搭載されたノートパソコンをお使いの場合、最も便利なスクリーンショットの撮り方がこちらです。
使用するコマンド 「shift」+「command」+「5」
上記の3つのキーを同時に押すと、下のように画面が暗転して中央に長方形の枠が浮き出るようになると思います。
この状態で、長方形の枠をマウスドラッグで調整し、スクリーンショットを撮りたい範囲を自由に指定します。
Googleマップのスクショを撮るときは、権利帰属(Googleのロゴマーク)の表示が消えないように気をつけましょう。
範囲が指定できたら「取り込む」をクリックするか、エンターキーを押すと、スクリーンショットが指定の保存先に保存されます。
スクリーンショットの保存先は、macOSでは「デスクトップ」ですが、大量にスクショを撮る場合は邪魔になるので、専用のフォルダを作って指定しておくと便利です。
この方法を使うことのメリットは以下です。メニューバーから、保存場所や範囲指定の方法が選択できるので、スクショを撮る前に確認してみるといいですよ。
・「オプション」から保存先のフォルダを選べる(一度設定すると次回からの指定は不要)
・長方形以外の範囲指定の方法も選択できる(全画面、指定ウィンドウ)
・長方形選択の時に微調整が可能
・スクショだけでなく、動画での画面収録もできる
特に、「オプション」機能の中にはタイマー機能やフローティングサムネイルの設定など、細かい設定が可能なので、知っておいて損はないでしょう。
フローティングサムネイルとは、スクショ撮影後に、画面右下に数秒間現れる小さなスクショ画像のことです。
また、フローティングサムネイルをクリックすると、撮ったスクリーンショットを簡単に編集することもできます。
「Shift」+「command」+「4」でマウスドラッグで指定範囲をスクショする
この方法では、方法①に比べると、よりスピーディに欲しい範囲のスクショを撮ることができます。
使用するコマンド「shift」+「command」+「4」
上記の3つのキーを同時に押すと、マウスのカーソルが通常の矢印から、十字の形に変化します。
その状態でマウスドラッグをすることで、欲しい範囲を長方形選択してスクリーンショットを撮ることができます。
Googleマップをスクショするときは、権利帰属(Googleのロゴマーク)の表示を含むように気をつけてください。
この時、スクリーンショットの保存先は、デフォルトでは「デスクトップ」になります。
スクリーンショットの保存先は、方法①で指定できるので、デスクトップに大量のスクショが溜まるのを防ぐために、一度設定しておくといいでしょう。
「Shift」+「command」+「3」で全画面をワンタッチでスクショする
この方法は汎用性は少ないのですが、「とりあえず全画面でいいからすぐさまスクショをしたい!!」という時に使うことがあります。
使用するコマンド「shift」+「command」+「3」
上記の3つのキーを同時に押すことで、見た目は何も反応がないですが、全画面のスクリーンショットが保存されます。
こちらも、デフォルトの保存先は「デスクトップ」になります。
保存先を変更したい場合は、方法①で一度指定してみてください。保存先が引き継がれます♪
Googleマップのスクリーンショットにも著作権はある!
Googleマップのスクリーンショットをブログやホームページに載せたり、会社の広告や名刺につけて配布したりする行為は著作権違反になる可能性があります。
Googleマップのスクリーンショットに関する利用規約の内容は以下をご覧ください。
これらを守らないと、著作権違反になるので注意が必要です。
少し分かりにくいかもしれませんが、次の項目から具体的に解説しているので安心してくださいね。
- Googleマップのスクショではなく「リンク」や「埋め込み」なら基本的に使用してよい
- Googleマップのスクショ画像には、Googleのロゴマークによる権利帰属表示を含まなければならない
- Googleマップのスクショ画像を含むものをデータとして共有・公開してはならない
- Googleマップのスクショ画像を含むものを印刷して配布するのは「個人・非商用」のための利用に限りOK
- Googleマップのスクショを画像編集して注釈をつけるのはOK
- Googleマップのデザインを大きく変える画像編集をするのはNG
- Googleマップのスクショ画像をデザインのメインにするのはNG
著作権違反をしてしまうと、知らずしらずのうちに以下のデメリットを被ることになります。
- Google社に訴えられる可能性がある
- 取引先の会社やお客様からの信用を落とす
- ブログ読者からの信用を落とす
今まで築いてきた信頼関係が、こんなことで崩れてしまったら悲しいですよね。
ただし、利用規約に沿った内容であれば、Googleマップのスクリーンショットを使用したり、ブログに引用したりすることができますよ。
Googleマップの利用規約に関する以下2つのサイトを解釈し、著作権について分かりやすく整理したので、ぜひご参考ください。(当記事の内容は2022年3月時点のものです)
https://support.google.com/maps/answer/144361?hl=ja&rd=1&co=GENIE.Platform%3DDesktop&oco=1
https://about.google/brand-resource-center/products-and-services/geo-guidelines/
著作権侵害にならない具体例
Googleマップの使用に関して、著作権の侵害にならない、使ってもいい例を公式の情報をもとにまとめました。下線部から各項目に飛べます♪
ただし、どの場合も、Googleのロゴマークによる権利帰属が表示されている必要があります。
Googleマップのスクショ利用が「非商用・個人のため」の範囲にとどまるかどうかは、以下の例を参考にしてみてください。
・教科書や一般の書籍
・新聞、雑誌、ジャーナルなどの定期刊行物(部数制限なし)
・会社報告書や企画書、プレゼン資料(部数制限なし)
・会社の名刺、パンフレット、広告(5,000部以内)
部数制限のあるもの、ないもの、結構細かく規定で決まっているようです。
念の為、印刷物の配布数が5,000部を超える可能性があるときは、Googleマップのスクショは使わないほうがいいですね。
代わりにExcelなどでオリジナルの図を作成するか、リンクからQRコードを生成して印刷する方法を取るといいですよ。
著作権侵害になる具体例
Googleマップの使用に関して、著作権の侵害になってしまう例を公式の情報をもとにまとめました。
Googleマップのロゴデザインや場所の名称などにもちゃんと著作権があるので、それを使用するときは規約の範囲内で行いましょう、ということですね。
- Googleのロゴマークによる権利帰属表示を含まないスクショを使用する
- Googleマップで検索した場所や経路のスクショ画像を共有・公開する
- Googleマップのスクショ画像をブログに使う
- Googleマップの測定結果を含む地図や、自分専用に保存した場所を含む地図を公開する
- Googleマップのスクショを含む、定期刊行物以外の書籍を5,000部以上配布する
- Googleマップのスクショに含まれるロゴを消したり、色を変更したりしてデザインそのものを大きく変える
- Googleマップのロゴデザインや場所の名称を勝手に使用する
- Googleマップの地図をデザインとして使用する
さらに、Googleマップのスクショ画像を載せてはいけない場合の具体的例として以下が挙げられていました。
5,000部以上の印刷をして外部に配布したり、Googleマップのデザインや技術をメインにした商用利用したりする行為はNGということですね。
・教科書や一般の書籍(5,000部以上)
・書籍のカバーデザインとして使用すること
・ガイドブックなどの印刷物のメインとして使用すること
・自動車の雑誌広告で、Googleマップのスクショを使って自動車の走行距離を紹介すること
ちなみに、Googleマップのスクショ画像を編集して色を勝手に変更することはNGですが、Googleマップの「マイマップ」などで色を変更することはOKです。
また、APIという機能を使ってGoogleマップを独自にカスタマイズしたものを企業HPなどに埋め込むことも、利用規約の範囲内です。
当たり前ですが、公式の機能として用意されているものは基本的に安心して使えるといえますね。
この例を見たら大体のことは解決しそう!でも、これでもわからない時はどうしたらいいんですか?
その場合は弁護士さんに相談するのが1番だよ。著作権に関することはグレーゾーンが多くて、素人には判断するのは難しいからね。
Googleマップのスクリーンショット画像は資料や広告に使える
Googleマップのスクリーンショットを会社の資料や広告に使うことは、Googleのロゴマークで権利帰属されていれば、著作権的には問題ありません。
ただし、印刷物を5,000部以上配布する場合や、画像データとしてスクショを送信する場合など例外もあるので、気になる方は著作権の項目に戻ってチェックしてくださいね。
通勤経路を提出することになったけど、Googleマップのスクショをそのまま資料に載せただけでは、文字がわかりづらいかも…。
Googleマップのスクリーンショットに「自宅」や「〇〇株式会社」などの注釈(文字)を編集で入れることは著作権的に許容されています。
特に、会社の資料や広告にGoogleマップのスクショを載せる時には、きちんと注釈をつけておきたいですよね。
Windows、macOS、それぞれのOSに合わせたおすすめの編集方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
また、思い通りに経路をカスタマイズする方法もご紹介しています。スクリーンショットを撮る前に経路を入れたい場合の参考にしてみてください。
Googleマップで経路をカスタマイズする方法
Googleマップのスクショを会社の資料や広告に載せるときは、経路情報を入れておくと便利なことが多いですよね。
実は、パソコン用のブラウザ版Googleマップでは、検索した経路をマウスで調整して、よりぴったりなルートを検索することができるのです。
「ここのコンビニの前を通った方が分かりやすい」「この道路は危ないから通りたくない」など、自分の思い通りの経路を作成することができますよ。
ノートパソコンでの経路のカスタマイズ手順は以下を参考にしてください♪
- まずは普通に「目的地」「出発地」を入力して検索
- 「車」「徒歩」など移動手段を選択する
- 複数の経路が表示されたときはお好みのものをクリックして選ぶ
- 経路をマウスでドラッグして微調整する
こちらの経路を微調整する機能はスマホでは、アプリ・ブラウザ版ともに実装されていないようです。
「ブラウザ版」とは「Googleマップ」と普通に検索して出てくるサイトのことです。つまり、「アプリ版」の対のような存在ですね。
WindowsでGoogleマップのスクショに注釈をつける方法
Windowsのノートパソコンで文字の注釈を入れる場合は、標準ソフトの「ペイント」で編集するのが1番良いでしょう。手順は以下を参考にしてください。
- Googleマップのスクショが保存されている場所をファイルエクスプローラーで開く
- Googleマップのスクショのファイルを右クリックし、「プログラムから開く」から「ペイント」をクリック
- ペイントが起動して自由に編集できるようになる
- 画面上部の「A」をクリックすると文字(注釈)が配置できる
ペイントでは図形の挿入やペンでの描画もできるので、注釈を目立たせるために文字の背景に白い四角を置いたり、ペンで矢印を描いたり工夫してみるといいですよ。
macOSでGoogleマップのスクショに注釈をつける方法
macOSのノートパソコンで文字の注釈を入れる場合は、「マークアップ」による編集が早いです。手順は以下を参考にしてください。
- Googleマップのスクリーンショットが保存されている場所をFinderで開き、ファイルをダブルクリックする
- ファイルを開くと、そのウィンドウの上部に「>>」のようなマークがあるのでそこをクリック
- 「マークアップ」を選択
- スクショ画像を自由に編集できるようになる
- [字]のようなアイコンをクリックすると注釈を入れられる
「マークアップ」の編集ツールは少し扱いにくいのですが、好きな色を使って文字や図形の挿入、ペンでの描画など一通りのことができる点が優秀です。
注釈文字の下に白い四角を置くと、Googleマップ上でも文字が見えやすくていいですよ。
スクリーンショットをした直後に現れる右下の小さなスクショ画像(フローティングサムネイル)をクリックしても「マークアップ」は使えるので、ぜひ試してみてくださいね。
Googleマップのスクリーンショットはブログで共有NG!
Googleマップのスクリーンショットをブログで公開することは著作権違反になります。
スクリーンショットの代わりに「埋め込み」か「リンク」で対応すると安心です。手順を分かりやすくまとめたので参考にしてみてください。
この方法では、Googleマップで検索した場所や経路を共有することができます。
ただし、経路をカスタマイズした場合、その情報が失われるようなので注意が必要です。
Googleマップをブログに埋め込みする方法
ブログにGoogleマップで検索した場所や経路を載せたい場合は、上のように「埋め込み」を行うと安心です。以下の手順で簡単にできますよ。
- 共有したい場所や経路を検索した状態で、画面右上のメニュー「≡」をクリック
- 「地図を共有または埋め込む」の項目をクリック
- 「地図を埋め込む」を選択、「HTMLをコピー」をクリック
- ブログの埋め込みたい部分にHTMLとしてコードを貼り付ける
手順2で、HTMLコードの左側の「中」をクリックすることで、Googleマップを埋め込みするサイズが以下の中から選べます。
小…横幅400[px]×高さ300[px]
中…横幅600[px]×高さ450[px]
大…横幅800[px]×高さ600[px]
カスタムサイズ…横幅、高さの順に自由に入力
WordPressで埋め込みをしようとした場合、「無効なコンテンツ」と表示されてしまった場合は、「HTMLに変換」を選択するとうまくいきます。
「埋め込み」をする方が、スクリーンショットを載せるよりもむしろ便利なので、ぜひやってみてくださいね。
この埋め込み用のコードの多少の変更は、Googleのロゴマークが消えない限り、著作権の侵害にはならないと思います。
ブログにあった大きさや配置になるようにアレンジしてみるといいでしょう。
Googleマップのリンクを取得して共有する方法
「埋め込み」をする他にも、「リンク」を取得してブログに貼り付ける方法もあります。
ブログに使用する際は「埋め込み」がおすすめですが、QRコード生成をするときや、家族や友人に経路を共有する時に便利です。
- 共有したい場所や経路を検索した状態で、画面右上のメニュー「≡」をクリック
- 「地図を共有または埋め込む」の項目をクリック
- 「リンクをコピー」して、LINEなどに貼り付けて共有する
スマホでは、ブラウザ版を使ってもリンクの取得はできませんが、ブラウザの「共有」機能から「リンクをコピー」を選択すると同じことができるようです。
スマホの「アプリ版」では、現在、リンクなどでルートを共有する機能は存在しないようです。今後のアップデートに期待したいですね♪
まとめ
- Windowsのノートパソコンでは「Windowsロゴ」+「shift」+「S」が最もおすすめなスクリーンショット用コマンド
- macOSのノートパソコンでは「command」+「shift」+「5」が最もおすすめなスクリーンショット用コマンド
- Googleマップのスクショには著作権が含まれる
- Googleマップのスクショを使用するときはGoogleのロゴマークによる権利帰属が必要
- 著作権の侵害をすると訴えられたり信用を失ったりするリスクがある
- Googleマップのスクショは基本的に画像データとして共有・公開はできない
- スクショの代わりに埋め込みやリンク、QRコードを使うのはOK
- Googleマップを道案内のために印刷するのは「個人・非商用」のための利用に限りOK
- Googleマップで経路を共有するときはリンクを送信するとよい
- Googleマップをブログに載せるなら埋め込みで対応するとよい
- Googleマップのスクショを資料にして社内で配布するのはOK
- Googleマップのスクショを編集して注釈をつけるのはOK
- Googleマップのスクショを編集して大きくデザインを変更するのはNG
- Googleマップのスクショをメインとした商品やデザインを作ってはならない
この記事では、ノートパソコンでのGoogleマップのスクリーンショットの撮り方だけでなく、著作権の問題や対策法についても分かりやすく紹介しました。
とても便利な機能、スクリーンショットですが、Googleマップのような「著作物」を画像として保存する行為だという自覚を持って、正しく使っていきたいですね。
ノートパソコンにはスクリーンショット以外にも、ショートカットキーを使うと便利な機能がたくさんあります。
より快適にノートパソコンの操作をしたいあなたにおすすめの1冊をご紹介します。
ご自身のスキルアップにはもちろんのこと、周りの方に教えてあげると驚かれるショートカットキーもありますよ。
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