ハンモックを室内に置くのに注意すべき点ってどこかしら?
ハンモックを室内に設置するときに注意したいことは、商品そのもの自体はもちろん、支えとなる天井や柱といった箇所などの耐久性です。
耐久性といっても普通の人からすると、どこをチェックしたらいいか分かりにくいですよね。
この記事を読めば選び方や設置のポイントを紹介しているので、迷わずに永く使えるご自身の環境にピッタリのハンモックを選ぶことができますよ♪
注意点を把握しておかないと、すぐ壊れてしまったり、室内に設置すらできなかったりという悲しい状況になることも。
ハンモックは本来布に包み込まれながらゆらゆらと独特の感覚によって楽しむものです。
安心できる“確かな安全性“を自分のものにして、ゆらゆら時間を楽しみましょう♪
室内でハンモックを楽しみたいのなら、まずは自立式タイプがおすすめ!
設置するのに難しい取り付けなしに出しっぱなしはもちろんですが、ちょっとお客さんが来るときにはしまいたい…なんてときにもすぐ片付けられるから安心ですよ。
ハンモックの室内で注意すべき1番のポイントは耐久性
ハンモックを室内で使うときに注意すべきことはとにかく耐久性です!
耐久性といっても、ハンモックそのものはもちろん、支える側となる柱や天井など、チェックしておきたいところは様々です。
また、他にも注意しておきたいポイントがあるので、まとめてみました。
- 室内に設置可能なハンモックの種類と耐久性
- 設置する天井や柱などの支えとなるところの耐久性
- ハンモックを設置するための十分なスペースの確保
ハンモックにもいくつか種類があり、どれを設置するかで注意したいポイントも変わってきます。
もしくは、お家の状態によっては設置できる種類が限られてくるケースもあります。
ご自身の環境にあった種類を探すのと同時に、室内で使うときの注意すべきポイントをチェックしていきましょう♪
室内に設置可能な3種類のハンモックと耐久性
室内で使えるハンモックの種類は、自立式、吊り下げ式、チェア式の3種類です。
種類によって注意したいポイントも違うので、まずはこの3つの種類の特徴を知り、ご自身にあったタイプがどれなのかを把握しましょう。
自立式ハンモックは初心者の人にも扱いやすい
- 最大の特徴は、ハンモックを吊り下げる専用スタンドが付いている
- 設置方法が自分で組み立てるタイプがほとんどなので比較的簡単
- 置けるスペースさえあれば、室内どこにでも設置ができる
自立式タイプは、吊り上げるための専用のスタンドが付属しているタイプの商品です。
そのため、一軒家はもちろん、賃貸のマンション、アパートでもハンモックが置ける広さがあればほとんど設置することができるのでおすすめです。
設置方法も自分で組み立てられるようなものがほとんどなので、初心者の人にも扱いやすい商品になっています。
ただ、どのぐらいの重さにまで耐えられるかについては商品によって異なり、吊り下げ式に比べると弱いものが多いので、しっかりとチェックしましょう。
詳しい重さの耐久性については、また後で紹介しているので、ぜひ目を通してみてくださいね♪
吊り下げ式ハンモックにするならベストは一軒家
- ハンモック特有の寝心地をしっかり味わえる
- 設置には重量などに耐えられる天井や柱などが必要
- 一度設置したら動かすのが難しい
吊り下げ式タイプは、耐久性がしっかりしている柱、もしくは天井などに直接金具等を固定し、そこから吊り下げる商品です。
支えてくれる柱や天井の耐久性=ハンモックの耐久性ということになってきます。
そのため、柱や壁などの取り付け場所の耐久性をしっかりと調べることがより大切です。
場合によっては穴を開けての取り付けになるので専門業者に頼むケースも考えられます。
柱や壁に直接穴や、金具を取り付けなければいけないことを考えると、賃貸の家では難しいので、吊り下げるとなると一軒家の方がおすすめです。
もう絶対にハンモックはここになきゃダメ!というぐらいの強い気持ちでなければ吊り下げ式の設置はちょっとおすすめできませんね。
ただ、吊り下げ式はハンモックならではの寝心地に関してはとても良いものです。
どうしても吊り下げ式の設置を室内で検討したいという人は後半に設置のポイントを紹介しているので、チェックしてくださいね♪
チェア式は高さに余裕があれば設置しやすい
- 自立式と吊り下げ式の2種類があるため、環境にあったものを選びやすい
- 他のタイプと比べて省スペースで設置ができる
- チェア式なので寝そべることはできない
チェア式いわゆるハンモックチェアは、先ほど紹介した自立式、吊り下げ式、両方のタイプがある商品ですが、決定的に違うのが横になれないというところです。
名前の通り、基本的に座って使うものなので、他のタイプの商品と違いそこまで場所を広く取らなくても使えるというのが1番の魅力です。
ただし、普通のハンモックより座るといった姿勢の分、高さのスペースに余裕が欲しいのでそこだけ注意しましょう。
耐久性については、自立式、吊り下げ式、それぞれのタイプと同じ考え方で吊り下げ式の方がしっかりとした強さになります。
組み立て方法も2種類あることから、ご自身の住んでいる環境にあったものが探しやすいのも魅力のひとつです。
ハンモックそのもの自体の耐久性は特にチェックが大切
ハンモックの耐久性は、『耐荷重』で表記されている何キロまで耐えることができるかといった部分で決まってきますので、ここの部分は要チェックです。
耐荷重は、単純にハンモックがどのくらいの重さまで耐えられるかを示しています。
ひとりでしか乗らないという人は100キロ以上に耐えられる商品、親子で乗るなど複数人で乗る場合があるのなら最低でも200キロ耐えられる商品がいいです。
自立式タイプでも、大体の商品が150〜300キロの重さに耐えられるような作りになっているので、室内でひとりで楽しむには何の問題もありません。
もちろん全てではないかもしれませんが、価格が1万円切ってくるような商品だとこの耐荷重の重さが150キロに満たないといった場合もあります。
安いからには安い理由があるため、そのひとつとして耐荷重が軽く作られているということは少なくありません。
購入時の金額も大切ですが、この耐荷重についてはしっかりと確認をして購入するようにしましょう。
また、耐久性が確実なものと認められるためにしっかりとした検査機関を通して、安全を証明しているかどうかも一緒に確認しておけば安全性はバッチリですよ!
設置する天井や柱などの支えとなるところの耐久性
吊り下げ式のハンモックを設置したいのなら、天井や柱など支える箇所の耐久性をしっかりとチェックしましょう。
吊り下げ式となると、家そのものに穴を開けたり、金具をつけたりしなくてはいけなくなる場合もあるので、賃貸の住居では難しくなります。
その場合は自立式や、支えられるスタンドを設置するなど他の方法を検討しましょう!
設置する方法はいくつかありますが、どちらにしろ取り付ける天井や柱、壁の強度、安全性、耐久性がバッチリな状態でなければつけることはできません。
天井や壁はどう丈夫で、どこに穴を開けて平気なのか、柱はどのぐらいの重さまでだったら耐えられるかなど、素人の目で判断するのは難しいですよね。
そのため、建物の構造、耐久性について正しい知識を持った次のような人たちに相談、もしくは取り付けの依頼をすることをおすすめします。
- 家の設計士、建てた建築業者
- ハンモックの取り付けを扱っているリフォーム業者
- 大工さん
まずは、家の設計士さんや建築業者の人に相談するといいでしょう。
家の構造を1番理解しているので、柱など各箇所の耐久性など教えてくれるはずです。
また、家のリフォームや最近流行りのリノベーションを行っている業者でハンモックの取り付けを受けてくれるところも最近では多いようです。
自分でも取り付けはできないこともないですが、家の壁に間違えて穴を開けてしまう、もしくは下手したらハンモックが落ちてしまうなんてことも…。
ここは多少お金がかかるにしてもプロのお力をお借りすることをおすすめします。
ハンモックを設置するための十分なスペースの確保
ハンモックを設置するためには十分なスペースと、そのスペースが確保できるある程度広さ、そして高さにも余裕がある部屋が必要となってきます。
どのくらいのスペースが必要かは、設置する商品の種類によって変わってきます。
最低でも6畳分、対角線上にハンモックを設置するとなると4畳半分が平均して必要な部屋の大きさと言われています。また高さは2メートルぐらいほしいところです。
自立式、吊り下げ式、チェアタイプと種類がありますが、吊り下げ式が設置するのに比較的広さが必要になり、逆にチェアタイプがコンパクトに設置できます。
これから設置を考えている人は、どのくらいの部屋に設置をするのかを決めて、その広さを目安にハンモックの種類を選ぶのもひとつの手ですね!
商品によっても多少サイズに差が出てくるので、しっかりとチェックしてから選びましょう!
ハンモックで室内のおすすめは自立式タイプ!
ハンモックを室内に設置するのなら、自立式タイプの商品がおすすめです。
自立式のハンモックが室内に向いているのには次の3つの理由があるからです!
- 十分なスペースさえあればどこでも設置できる
- 工事を頼まなくても自分で設置できるものが多い
- 折りたたみ式タイプなら出したりしまったりができる
それぞれのおすすめされる理由をチェックしていき、自立式タイプの魅力を知りましょう♪
十分なスペースさえあればどこでも設置できる
自立式ハンモックなら、十分なスペースさえあれば基本的に室内でもどこでも設置できます!
商品によってサイズに差がありますが、スタンドを含めた大きさを基準に計算しましょう。
自立式タイプの平均的な大きさは次のようなサイズになっています。
平均的なハンモックの大きさ | おすすめの置くスペース | |
---|---|---|
横の長さ | 2.5m 〜 3m | 4m |
幅 | 1m 〜 1.2m | 1.5m |
高さ | 0.8m 〜 1m | 2m |
設置スペースはこの平均的な大きさに0.5m〜1mぐらいを余分にプラスするように計算しましょう!
ハンモックは人が乗ることで、沈んだり横に揺れたりするので、周囲の広さには余裕があるといいです。
また、せっかくリラックスした気分を味わえるものでもあるので、気持ちを休めるためにも周りはすっきりと他のものや壁がすぐ近くにない方がおすすめですよ♪
工事を頼まなくても自分で設置できるものが多い
自立式タイプなら専用の金具の取り付けなどはなしに、自分で簡単に設置できるものがほとんどです。
自立式タイプは、最初の布を結びつけるスタンド部分の組み立てが肝心!
その組み立て方法は組み立て式、折りたたみ式の2種類が主流になってきます。
- 組み立て式・・・骨組みのパーツがいくつかに分かれていて、ボルトなどでパーツ同士を固定する必要あり
- 折りたたみ式・・・骨組みのパーツがひとつでできてるため、折りたたむだけ
自分で設置するにしても組み立て式だと慣れない人で10〜15分、折りたたみ式なら3分程度とかかる時間から考えても難しいものではないのでおすすめです。
ただ、組み立てる時にもある程度余裕を持ったスペースが欲しいので、広い場所を選んで設置&組み立てをするようにしましょうね♪
折りたたみ式タイプなら出したりしまったりができる
自立式ハンモックの中でも折りたたみ式タイプの商品なら、出したりしまったりすることが簡単にできるのでおすすめです。
ハンモックをひとつ部屋に置いてあると意外とスペースを取るので、どうしても圧迫感を感じたり邪魔だなぁと思ったりする人も。
あのゆらゆらと揺られる癒し空間が家に欲しい、でも場所を取りたくない…というかたは、絶対に折りたたみタイプを購入してください!
そうすれば、使いたいときに組み立てて、しばらく使わないときにはたたんでしまっておくということができるので、出しっぱなし状態にしないで使えますよ。
こちらはハンモックの耐久性を示す耐荷重が300キロもある安全性バッチリな商品!
それなのにお値段もリーズナブルなのがさらなるおすすめポイント♪
ハンモックデビューの人や、どれにしようか悩んでいる人はぜひチェックしてみてください。
ハンモックを室内で吊り下げ式で設置するときのポイント
自立式も簡単そうでいいんだけど、やっぱりハンモックと言ったら吊り下げ式に憧れるのよね〜
吊り下げ式タイプも室内に設置することは可能ですが、いくつか吊り下げ方があるため、それぞれのポイントを知っておくといいでしょう。
ここでは、吊るす場所別に細かく紹介していきます!ハンモックを吊るすには次の中から支える場所を選ぶことになってきます。
- 壁
- 柱
- 梁(ハリ)
- 天井
それでは、室内で吊るすのに必要な部品や方法などそれぞれ細かく紹介していきますので、ご自身の環境にあったものを探してみてくださいね♪
壁や天井に取り付ける場合は金具の設置が必須
吊り下げ式タイプの場合、取り付け場所によって金具の取り付けが必須になってくる場合もあります。
金具の取り付けの有無 | |
---|---|
壁 | 有 |
柱 | 無しでも可 |
梁 | 無しでも可 |
天井 | 有 |
金具の取り付けが必要になってくると必然的に壁には大なり小なり穴をあけることになります。
「壁に穴をあけるのはちょっと…」と抵抗がある人、また賃貸にお住まいの人は耐久性のある柱や梁にロープを縛るタイプでないと設置はできません。
したがって、設置を検討する際は壁などに穴をあけることに対してどういう考えか、しっかりと検討することが必要です。
また、金具の取り付けとなると木造かコンクリートかといった家の造りによって扱う金具が変わってきます。専門的知識も技術と共に必要となるのでプロの人に頼むのが安全策です。
穴を開けずに設置するには環境が整わないと難しい
家自体に穴を開けたくないけど吊り下げ式を設置したい場合は、環境条件が整っていることが絶対条件になってくるので他の方法に比べると難しいです。
必要となってくる環境条件次の2点のうちどちらかがあれば設置は可能になります。
- ロープを結べる柱が2本あること
- 天井にくっついていない梁があること
また、この2本の柱、梁については耐久性がしっかりしていることが必須条件です。
柱や梁の耐久性については専門の知識がある建築士さん、工務店の大工さんに判断してもらうのが間違いなく安心して、ハンモックを楽しめる方法ですよ!
吊り下げ式の設置はプロにお願いするのが1番安心
ハンモックの種類の中でも、吊り下げ式の設置はプロの人にお願いするのが1番安心です!
ハンモック特有の癒されるゆらゆら感や包み込まれる感覚を特にしっかりと味わえるのが吊り下げ式のメリットの一つ。
その大切な部分を作り上げるのに欠かせないのが、いかに上手に設置するかというところです。
吊り下げ式タイプを設置となると半分以上が普通の人では「え、どれ?」と悩んでしまうような普段ではなかなか使わないような金具を使うようになってきます。
自分でつけることもできなくはないですが、しっかりつけるためには専門的な金具を確実につけるための専用の道具など時間や手間がかかるのも事実です。
金具をしっかりと、また安心して楽しめるようにつけてもらうにはハンモック専門店や工務店の大工さんなどプロの人にお願いするのが1番!
ハンモックは束の間の癒し時間、リフレッシュを目的とするものです。安心して確実にその時間を過ごすためにも確実な方法を選びましょう!
まとめ
- ハンモックを室内に設置するときに1番注意したいことは、ハンモックそのものや支えるための金具などをつける柱などの耐久性
- 家そのものの耐久性やハンモックを置く場所のスペースについても、その環境次第で設置できる商品の種類を決めなければいけない場合もあるので注意したいポイント
- 室内設置が可能なハンモックは自立式、吊り下げ式、チェア式の3種類ある
- 組み立てやすさなど考えると自立式タイプが初心者の人にも扱いやすく、室内に設置するにはおすすめ
- ハンモック独特の揺られる感覚などに重視を置く人には吊り下げタイプがおすすめ
- 吊り下げ式の設置には、独立した柱が2本あるか、天井から離れている梁があるかなどの環境的条件をクリアしないと難しい
- 吊り下げ式タイプを設置するとなると専門的な金具など必要になってくるので、より安全性を高めるためにもハンモックの取り付け専門業者などに取り付けをお願いするのがベスト
ゆらゆらと揺られながらのお昼寝がとても気持ちよさそうで、誰もが一度は乗ってみたいと思うハンモック。
室内での使用も注意するポイントをしっかりと把握すれば、決して難しいものではありません。
置くスペースはどのぐらいあるのか、自分の家にはどのタイプのハンモックなら置けるのか?
室内設置の条件を満たしているかどうかなど、ぜひ注意すべきポイントをチェックしてみてくださいね!
この商品なら幅広でさらにロングタイプなのでハンモック特有のゆらゆら包まれ感を贅沢に味わえること間違いなし。
耐久性もバッチリでお父さんはもちろん、親子でも乗れちゃうのでお家での家族時間、さらには持ち運びも可能なので室内屋外ともに使えますよ♪
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