ハンモックを外に出しっぱなしで使う場合、雨や紫外線などの影響を防ぐために、防腐剤や防錆剤を塗ったり、布だけは使わないときは外しておくなどの方法があります。
ハンモックを使いたいけれど、その都度収納するのは大変だし面倒、外に出しっぱなしにしたいけれど、どんなことに気を付けたらよいのかわからないということがありますよね。
何もしないと、外に出しっぱなしにしていて、気が付いたら、木の部分が腐ってきたり、金属部分に錆が出てしまったなんてことになりかねません。
せっかくハンモックのある素敵な時間を手にしても、それではとても残念です。
この記事では、外に出しっぱなしで使うときの管理の方法や選び方をお話していますので、読んでぜひ、ハンモックがある暮らしを楽しんでくださいね。
ハンモックを外に出しっぱなしにする時のコツ3つ
ハンモックを外に出しっぱなしにする場合、雨などの水分による腐りや錆、紫外線による布の劣化に注意することが必要です。
心地の良い季節に自宅の屋外でハンモックを使用して過ごす時間は、手軽なリフレッシュにもなり、素敵です。
そんな憧れのハンモックですが、設置をすると思いのほか大きくて、その都度出し入れすることはなかなか面倒なのではないかと感じる人が多いですよね。
そこで、外に出しっぱなしで使用する場合はどんなことに注意をしたらよいのか、そのポイントが気になります。
外に出しっぱなしで使用する時の気を付ける3つのコツについてお話していきますので、参考にしてみてくださいね。
防腐剤を使用して雨の影響を防ぐ
支柱が木製のハンモックは雨によって腐ってしまうので、腐りを防ぐために防腐剤を使用して、雨の影響を防ぐようにします。
ハンモックを外に出しっぱなしにする場合、一番の大敵は雨などの水分なので、水分によって腐りやすい木の部分は腐剤をしっかりと塗りましょう。
我が家にはもう長い間屋外ブランコがあるのですが、雨や紫外線の影響を防ぐために、ペンキの塗り替えや防腐剤、防錆剤を塗っています。
手間はかかりますが、そのおかげでいつも快適に使うことができています。
防錆剤を使用して水分の影響を防ぐ
サビを防ぐためには、防錆材を金属部分に塗って雨などの水分からの影響を防ぎます。
金属部分のサビもハンモックの劣化につながるので、防錆剤を使用して防ぎます。
防腐剤や防錆剤を塗って雨の影響を減らすのね!
布は雨や紫外線の影響を避けるため外す
布は雨や紫外線の影響で色落ちや耐久性が低下するため、使わないときは外しておきます。
布部分はハンモックの要なので、劣化してしまうと、寝心地にも影響をしてパフォーマンスが低下してしまいます。
できれば布だけでも使わないときは、外して収納しておくのがおすすめです。
また、購入する時に布の交換ができるメーカーを選んだり、追加購入で布のスペアを用意できるメーカーを選ぶことが長く使うために必要です。
次にハンモックを選ぶ時のポイントをお話していきますので、参考にしてもらえると嬉しいです。
ハンモックを屋外で使う時のシーン別に選び方を解説!
ハンモックを屋外で使用するシーンは、庭やバルコニーで使用する場合とキャンプやアウトドアで使用する場合に分かれますが、それぞれにおすすめがあります。
シーンごとにみていきますが、ハンモックと一口に言っても、大きく分けて3種類あります。
ハンモックの3つの種類
ハンモックの種類は次の3つに分けられますが、使用する状況によって変わってきます。
- 自立式ハンモック
- 吊り下げ式ハンモック
- ハンモックチェア
自立式ハンモックは、専用設計のハンモックスタンドに吊るして使用しますが、屋内屋外を問わず、使用場所を選ばずに簡単に組み立てや設置ができます。
使用場所を選ばずに簡単に設置や利用ができるのは、便利ですね。
吊り下げ式ハンモックは、木と木の間に吊り下げて使用するもので、収納するとコンパクトで持ち運びが楽です。
吊り下げる木や柱がある場合は、軽くて場所も取らず便利ですし、屋外の自然をより一層身近に感じられそうです。
緑の木々の下でハンモックで読書なんて素敵!
ハンモックチェアは、ハンモックを椅子の形にしたアイテムで、縦に座ることで体がすっぽりと包まれたような感覚になり、リラックスができます。
ネット情報では、従来の椅子とはかなり座り心地が異なり、根強い人気があるようです。
購入する時のポイント
ハンモックを購入する場合は、種類の他に次のポイントを考慮してくださいね。
- 寝心地を重視する
- 収納性の高さ
- アフターフォロー
寝心地を重視するなら、サイズが大きい物を選び、また安全性が高い物を選ぶと、安心してゆったりと使えます。
収納性の高さが気になるのであれば、ハンモックスタンドが折りたためる物、また、ハンモックの重量が軽い物を選ぶといいでしょう。
アフターフォローで、製品の保証があったり、スペア布の購入ができるのであれば、安心して長く使うことができます。
個別対応をしてくれるところであれば、さらに安心して便利に使えます。
次に、ハンモックを庭など自宅で使用する場合と、キャンプなどに持ち運びをして使用する場合に分けてお話しますね。
庭やバルコニーで使用する場合
ハンモックを庭やバルコニーで使用する場合は、設置場所に屋根があるかどうかで判断が分かれます。
屋根がある場合は、常に設置したままにして置き、1本軸の自立式ハンモックがおすすめです。
設置場所に屋根がない場合は、収納に優れた2本軸の自立式ハンモックがよいでしょう。
置きっぱなしにする場合は、防水や防錆の対策をして使用します。
キャンプやアウトドアに持ち運ぶ場合
ハンモックをキャンプやアウトドアで使用するために持ち運ぶ場合、吊り下げ式ハンモックがおすすめです。
自立式ハンモックは、ハンモックスタンドも持ち運ぶ必要があるため、7㎏~15㎏の重さになります。
吊り下げ式ハンモックにして、布だけを運び木や柱に吊り下げて使用すると荷物が軽くて済みます。
布だけの持ち運びなら軽くて便利だわ!
ただ、キャンプ場など場所によっては、木に縛り付けての使用を禁止しているところがあるので、注意が必要です。
次に、ハンモックをベランダで使う場合を見ていきますので、参考にしてくださいね。
ハンモックをベランダで使う時はサイズや耐久性を確認
ベランダ用のハンモックは、設計がコンパクトになっており、ベランダにすっきりと配置ができるようになっていますが、スペースやサイズの確認が必要です。
- ベランダの設置スペースとサイズを確認する
- 布の素材と耐久性をチェックする
- 使用時の快適性と安全性をチェックする
ベランダ用ハンモックは、屋外での使用を前提にして作られているため、耐久性にすぐれているのが特長です。
ベランダで気軽にゆったりとした時間を過ごせるのは、ハンモックなればこそですね。
私は、友人宅のベランダにハンモックがあって、在宅勤務の休憩時にゆったりと過ごしているのを聞いて、うらやましく思っていたので、今年こそはそんな過ごし方をしたいと思っています。
そんなベランダで使用するハンモックの選び方のポイントは次の通りです。
ベランダの設置スペースとサイズを確認する
ハンモックは思いのほか場所を取るので、まずは設置スペースの確認とそれに合わせたサイズを確認します。
ベランダのサイズによって、使用できるハンモックのサイズが変わることがあるので、ベランダに合わせた適切なサイズを選ぶことが大切です。
ハンモックの素材と耐久性をチェックする
ハンモックの布の素材には、綿やナイロン、ポリエステルがありますが、屋外で使用するため、耐水性や紫外線の影響に強いものなど、耐久性が求められます。
綿、ナイロン、ポリエステルの特長をまとめてみましたので、参考にしてください。
素材 | 特長 |
綿 | 柔らかく快適な触り心地で肌に優しい。通気性に優れる。耐久性はやや劣る。 |
ナイロン | 耐久性、耐水性に優れる。劣化しにくい。メンテナンスも容易。 |
ポリエステル | 耐久性と耐候性に優れる。劣化しにくい。カビの発生を抑え衛生的に使える。 |
綿はハンモックに使われる一般的な素材で、肌触りが良く、夏でも蒸れずに使うことができますが、耐久性は他の素材に比べて劣ります。
ナイロンは、耐久性に優れ、さまざまな天候の条件にも対応でき、雨に濡れても乾きが早く使い勝手がよいです。
ポリエステルは、摩耗や引っ張りに強く、長期間の使用にも対応でき、屋外での使用に適しています。
素材を選ぶ時は、耐久性、速乾性、防水性、UVに対する保護機能などに着目して、快適なハンモックを手に入れましょう。
ハンモック使用時の快適性と安全性をチェックする
快適にハンモックを使うには、使用した時の心地よさが重要で、そのためには、寝転んだ時にしっかりと体を支える強度が必要です。
- 布のサイズ
- 布の素材
- ハンモックスタンドの安定性
ハンモックの寝心地を決めるポイントは次の3つがあり、説明していきますね。
ハンモックの布のサイズ
ハンモックの布のサイズは、大きく余裕がある方がゆったりと寝転ぶことができ、寝心地が良いです。
布のサイズが大きくなると、体とハンモックの接地面が広くなり、体重を分散するのでゆったりとした体感を味わうことができます。
大きくて肌触りも良いと最高だわ!
ハンモックの布の素材
ハンモックの布の素材は、寝転んだ時に体重に合わせて伸縮する素材だと、寝心地の良さを体感することができます。
綿素材だと体に合わせて上手に伸縮するので、使い心地が良いです。
また、体重の負荷がかかりやすい布に取り付けられている紐部分の強度によって、耐久性が変わってくるので紐部分のチェックもすると良いですね。
ハンモックスタンドの安定性
ハンモックの寝心地を左右するのは、落下する危険性がないと安心して使用できるかどうかということもあります。
そういった安心感を支えるのは、ハンモックスタンドで、安定性ということでは、1本軸のタイプのハンモックスタンドがおすすめです。
軸となるスタンドが太くてしっかりとしたものを選ぶと安心感をもって使用することができます。
まとめ
- ハンモックを外に出しっぱなしにする場合、雨などの水分による腐りやサビ、紫外線による布の劣化に注意する
- 外に出しっぱなしで雨に濡れる場合は、木製の部分は、腐りを防ぐために防腐剤を使用して、雨の影響を防ぐ
- サビを防ぐためには、防錆材を金属部分に塗って雨などの水分からの影響を防ぐ
- 外に出しっぱなしの場合、布は雨や紫外線の影響で色落ちや耐久性が低下するため、使わないときは外しておく
- ハンモックを屋外で使用するシーンは、庭やバルコニーで使用する場合とキャンプやアウトドアで使用する場合に分かれる
- ハンモックの種類は3つに分けられるが、使用する状況によって変わる
- ベランダ用は、設計がコンパクトで、ベランダにすっきりと配置ができるようになっている
- ベランダ用は、設置スペースの確認とそれに合わせたサイズを確認して購入する
- 使用時の快適性や安定性も考慮する
- 安定性では、1本軸のタイプのハンモックスタンドがおすすめ
これからいよいよ、ハンモックを存分に楽しめる季節がやってきますね。
ハンモックはたくさんの製品があって、どれを選べばいいのか迷ってしまいますが、この記事を読んでもらえれば、お役に立てると思います。
外に出しっぱなしで使う場合もポイントを書いているので、ぜひ参考にして、ハンモックがある暮らしを楽しんでくださいね。
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