育てていたサボテンが枯れちゃった!ごみに出せるのかな?
植木鉢や土の捨て方って、どうなってるの?
観葉植物の捨て方は、正しい分別を知っていれば難しくありません。
植物、植木鉢、土の3つに分けましょう。家庭ごみとして、自治体が回収してくれますよ。
植物や植木鉢は家庭ごみでOKですが、土は回収されない場合があるので、注意してください。
大きく育った観葉植物や、庭に植えて根が深くなってしまったものでも大丈夫。専門の回収サービスに依頼することもできます。
枯れたと思っていた植物は、少し管理のしかたを変えるだけで復活することも!
この記事を読めば、観葉植物の捨て方だけでなく、長く上手に楽しむ方法も丸わかりになります♪
観葉植物の捨て方は分別してごみに出すか人に譲る
観葉植物の捨て方は、家庭ごみに出す、人に譲るなどの方法があります。家庭ごみへ出す場合は、以下の3つに分けて捨てなければいけません。
- 植物
- 植木鉢
- 土
それぞれで何ごみに出すか、分別が異なるので注意しましょう。今回は、名古屋市の捨て方を例にご説明します。
植物は燃えるごみ
植物の部分は可燃ごみの自治体がほとんどです。観葉植物ではなく「草花」と分類している自治体もあります。
観葉植物で該当しない場合は、調べる項目を変えてみましょう。
観葉植物 | 可燃ごみ | 50cm以下に切って |
名古屋市では、観葉植物は他の草花と同じように可燃ごみです。
指定サイズより大きいものや長いものは、はさみで切ってからごみ袋へ入れましょう。
自治体によって大きい植物は粗大ごみ、もしくは回収不可のケースがあります。そのまま捨てずに、大きさにも注意してください。
植木鉢は素材によって分別が異なる
植木鉢やプランターは、素材で分別が異なります。可燃ごみや不燃ごみの場合が多いですが、お住まいの自治体での捨て方を、必ず確認しましょう。
植木鉢 (金属・陶器・ガラス製) | 不燃ごみ | 30cm角を超えるものは、粗大ごみへ |
植木鉢 (木・プラスチック製) | 可燃ごみ | 〃 |
プランター (陶磁器製) | 不燃ごみ | 〃 |
プランター (プラスチック製) | 可燃ごみ | 〃 |
名古屋市では、以上のような分別になります。同じような分別の自治体が多いので、大きなものは通常の捨て方が難しいです。
「大丈夫かな?」と思ったら、まずは調べてみましょう。
土は家庭ごみ不可の場合が多いので注意しよう
土は、家庭ごみに出すことを推奨していない自治体が多いです。なるべくご家庭の庭にまくなどして、自然に戻すのがよいでしょう。
土 (プランターの土) | できるだけ自然に戻す、 または造園業者などに引取を依頼してください 上記の方法が難しい場合は、 可燃ごみへ (1度に出せる量は片手で持てる重さで、1袋まで) |
土を公園や道に捨てる行為は不法投棄です。絶対にやめましょう。
とはいえ、マンションやアパートに住んでいる人は処分が難しいですよね。
園芸店や農園では、有料で土の回収をしている所があるのでご安心を!
私の住んでいる自治体(地方都市)では、土、石、砂をごみ処理センターに持ち込めば回収してくれます。
名古屋市のように、少量なら可燃ごみへ出せる自治体もありますよ。
「土の持ち込みをするのは難しい…」そんな人は、お住まいの地域のホームページなどで、捨て方を調べてみましょう。
観葉植物が元気なら人に譲るかフリマアプリがおすすめ
観葉植物が枯れておらず、元気な状態だけど片付けたい。
そんなときは知り合いの人に譲るか、フリマアプリを使って、買い手を探すのも一つの方法ですよ。
私は友達が引っ越しをするとき「たくさんあって、全部を持っていけないから」と、小さなサボテンをもらったことがあります。
サボテンを育てたことがなかったのですが、家の中にグリーンがある生活はとっても癒されます♪友達に感謝ですね。
観葉植物はフリマアプリ内でも、けっこう人気があります。
定番の種類や、かわいらしい形のものは、すぐに売り切れている印象です。
気になる人は、一度出品をしてみましょう。大切に育ててくれる人が、きっと見つかりますよ♪
観葉植物の捨て方で大きいものは?回収サービスでOK
枯れちゃった庭のオリーブの木や、大きい植物の捨て方はどうすればいいの?
観葉植物を回収してくれる専門サービスを利用しましょう。インターネット受付のお店があるので、申し込みは簡単にできます。
大きいものを可燃ごみに出すには、小さく切ってごみ袋に入れなくてはいけません。
しかし、太い幹や庭で育ち過ぎた植物など、自分で切るには難しく、捨て方が大変な場合もありますよね。そんなときこそ、回収サービスの出番です!
インターネット受付で簡単に回収を依頼できる
観葉植物の回収サービスは、インターネットで簡単に受付をしてくれます。もちろん、電話申し込みもOK。
造園店やエクステリアを扱う会社がおこなっていることが多いですね。
観葉植物の大きさによって料金が異なるので、気になる人は問い合わせてみましょう。
庭の大きな植物でも、無料見積もりしている会社もあるので、金額を事前に把握できます。
自宅まで引取に来てくれるので、土の入った重たい植物を運ぶ手間もありません。
地域のお花屋さんでも、植物の回収サービスをしていることがありますよ。
不用品回収サービスでも観葉植物を引取してくれる
「ネットサービスはエリア対象外で、近くにお花屋さんもない…」そんなときでも大丈夫。不用品回収サービスも、大きい観葉植物の引取をしてくれます。
不用品回収サービスなら、他の不用品も一緒に回収を依頼できます。
引っ越しなどで一度にすべての片付けをしたい場合は、植物の回収サービスよりもおすすめですね。
ただし、植物の種類やサイズによって金額が異なるので、お店に確認するのがよいでしょう。
これで、大きい観葉植物の捨て方に迷う心配はありませんね♪
観葉植物の捨て方を考える前に枯れた状態か確認しよう
観葉植物は、枯れたと思っても復活する場合があります。捨て方を考える前に、一度試してみませんか?
- 葉だけが枯れている
- 根腐れ
- 休眠期に入っている
それぞれのケースを、以下で詳しく説明しますね。正しい管理をすれば、元気な姿に戻るかも!
葉だけが枯れているときは取り除く
植物部分の捨て方は燃えるごみか。ん?よく見たら茎は元気だ
茎は元気でも、葉先や葉全体のみが枯れたケースです。はさみで葉の部分だけを取り除きましょう。
葉を切ったばかりの状態では、できるだけ直射日光を避けてください。
観葉植物の根が元気なら、新しい芽が生えて復活してくれますよ♪
根腐れをしているときは植え替えよう
観葉植物が根腐れしたら、なるべく早く植え替えをしましょう。
以下の症状が出たら、根腐れの可能性があります。元気がないなと思ったら、よく観察をしてください。
- 葉が変色している
- 葉がよく落ちる
- 茎がブヨブヨしている
- 水の吸収が悪い
- 根元から腐敗臭がする
変色した葉、腐った根を取り除き、新しい植木鉢に清潔な土を入れて植え替えます。
植え替えの直後は水やりを控えてください。根腐れを起こした植物に水をあげると、さらに悪化する可能性があります。
肥料を与えることも控えましょう。弱った状態の植物は、栄養を与えすぎてもいけません。
状態が安定して、観葉植物が復活するまでは、こまめに様子を確認してくださいね。
休眠期は生育が鈍くなるので水やりを控えよう
「観葉植物の元気がない」と思ったら、水やりを控えてみると復活をすることがありますよ。
観葉植物には「休眠期」がきます。植物の原産国が暖かい気候なら、冬の寒さには耐えられません。よって、観葉植物の生育は鈍くなるのです。
休眠期に、普段どおり水やりしたらどうなっちゃうの?
根腐れし、葉が枯れてしまいます。気がついたときには、もう手がつけられない状態かも…。
観葉植物を育てるなら、個性に合わせたお世話をこころがけたいですね。
それでも残念ながら枯れた場合は、ご紹介した捨て方を参考にしてください。
まとめ
- 観葉植物の捨て方は、植物、植木鉢、土に分ける必要がある
- 植物の分別は燃えるごみの自治体が多いが、大きいものは粗大ごみになるケースがある
- 植木鉢の分別は素材によって異なるので、自治体の捨て方を必ず確認しよう
- 土は基本的に家庭ごみへ出せないが、公園や道に捨てると不法投棄になる
- 土は園芸店や自治体のごみ処理センターで回収してくれる場合がある
- 観葉植物が元気なら、人に譲る、フリマアプリに出品するなどの方法もある
- 大きな観葉植物は専門の回収サービスか不用品回収業者に回収を依頼できる
- 観葉植物は葉のみが枯れている、根腐れ、休眠期だと復活する場合がある
観葉植物を捨てる機会は、あまり多くないでしょう。捨て方が細かく分かれているので、ぜひ気をつけたいですね。
土は「そのあたりに捨てればいいや」と、適当に捨てると不法投棄になるので注意してください。
一人で処分するのが難しい場合は、サービスをうまく利用するとよいでしょう。
大切に育てた植物、最後まで責任をもって管理したいものです。以上、観葉植物の捨て方をご紹介しました!
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