キッチンペーパーは電子レンジで燃える?安全な使い方と対処法も!

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あなたはキッチンペーパーを電子レンジで使うと燃えると思いますか?

答えは種類によります。フェルトタイプは大丈夫ですが、薄手のタイプは「電子レンジ可能」の表示がある場合のみ使えます。

ただし、注意点を守らなければ燃える危険性があります。

そうじにつかったり、野菜の水分をふきとったり、油を吸いとったり、いろいろなことに使えるキッチンペーパー。最近は調理に使う方法も、続々と出てきています。

しかしキッチンペーパーはパルプでできているので、電子レンジで使うと燃えるのではないかと心配になりますよね。

この記事を読めば、2種類のキッチンペーパーの使い分けと、注意点、万が一燃えてしまったときの対処法も分かりますよ。

正しく理解して電子レンジ調理にチャレンジしましょう!

目次

キッチンペーパーは電子レンジで燃える?フェルトがベター

キッチンペーパーには2種類あり、どちらも電子レンジで使えますが、フェルトタイプの方が安心して使えます♪

なぜならフェルトタイプの方が熱に強いため、燃える心配がないからです。

あなたは揚げ物を温めるときに、キッチンペーパーをしいて電子レンジを使ったことがありますか?

私はキッチンペーパーが燃えるのではないかと心配で、温め時間を短めに設定してしまいます。

しかし、まだ冷たいのでもう一度温めると、今度はキッチンペーパーにくっついてしまい、衣がはがれちゃった…という失敗も。

実は使う種類を間違えていたのです。それぞれ特徴があります。

キッチンペーパーの種類
  • ボコボコしたエンボス加工の薄手のもの
  • ふかふかしたフェルト生地の厚手のもの

いわれてみれば、同じ名前なのに見た目の違うものがあるわね~

どちらもパイル素材なのですが、肌触りも使い道も違います。

また、いろいろな名称で呼ばれているのを知っていますか?少しわかりづらいですよね。

目的にあった正しい使い分けをすれば、電子レンジで燃える心配がなく使えるようになりますよ♪

また、それぞれのおすすめの使い方も合わせてご紹介します!

ボコボコしたエンボス加工の薄手のキッチンペーパー

パッケージに「電子レンジ使用可能」と表示している場合のみ使えます。

薄手のものは、お手ごろな価格で最もポピュラーですよね。料理やそうじなど幅広く使えて、使い勝手がとてもいいです。

また、パルプにポリプロピレンなどを加えて、洗って繰り返しつかえるものもあり、キッチンペーパー以外にもいろいろな呼ばれ方をしています。

名称キッチンタオル
ペーパータオル
ペーパーふきん
使い方肉・魚・野菜の水分をきる
シンクまわりやテーブルふき
キッチンまわりのそうじ
揚げ物・天ぷらの油きり
フライパンの油ふき

薄手のキッチンペーパーといっても、今はいろいろな種類が出ていますので、パッケージに「電子レンジ使用可能」と表示があるものを電子レンジに使いましょう。

薄手のキッチンペーパーのおすすめの使い方

おすすめの使い方は、洗って繰り返し使えるタイプを台ふきんとして使うことです!

台ふきんが臭う…煮洗いしたり、漂白してもすっきりしない…そして黒ずむ…という経験ありませんか?

台ふきんを使い捨てにすることで、ささっと悩みが解決しますよ♪

一日中、台ふきんとして使って、最後に台所やコンロまわり、油の飛び散った壁など気になるところをふき取って捨てています。

毎朝新しいものを使うのも気持ちがいいですし、手洗いする手間も省けてとても便利です。

台ふきんの雑菌臭に悩んでいる人や清潔に使いたい人におすすめです♪

ふかふかしたフェルト生地の厚手のキッチンペーパー

薄手より価格は高くなりますが、熱に強いので電子レンジの温めにも安心して使えます。さらに油や水分を吸収して保持する特徴もあります。

名称クッキングペーパー
使い方揚げ物・天ぷらの油きり
電子レンジ調理(温野菜など)
煮物の落としぶた
アクとり
だしとり
フライパンの油ふき

一般的にはクッキングペーパーと呼ばれています。

水分や油を多く含んでいるものに使うときは、フェルトタイプがおすすめです。

また、薄手のものより破れにくく、熱にも強いので鍋の中に直接入れて調理につかえる特徴があります。

調理に使うことができるのはフェルトタイプと覚えましょう!

フェルトタイプのおすすめの使い方

おすすめの使い方は、一石三鳥できる調理方法です♪

キッチンペーパーを2枚重ねて、間にかつおぶしをいれて、煮物の上におけば、「だしとり」「アクとり」「落しぶた」がいっぺんにできますよ!

参考:ライオン株式会社

私は落しぶたをするとき、つるつるしたクッキングシートを使っていましたが、フェルトタイプだと落しぶたをしつつ、アクとりもできますね!

一石二鳥じゃないですか!!次回からはフェルトタイプを使おうと思います!

【番外編】つるつるしたクッキングシート

キッチンペーパーの種類ではありませんが、名称が似ているので簡単に紹介しますね。

 名称クッキングシート
オーブンシート
オーブンペーパー
 使い方オーブン料理
お菓子を焼く
落としぶた

とても薄く、つるつるしていて、くっつきにくいことと、熱に強いことが特徴です。電子レンジでもオーブンでもどちらにも使えます。

私が使っているのは無漂白のクッキングシートですが、真っ白なものもありますよね。

電子レンジで温めなおすときにも使えますが、つるつるしているので、揚げ物の油きりはできませんのでご注意を。

クッキングシートのおすすめの使い方

おすすめの使い方は、お手軽チーズのおつまみ作りです!

クッキングシートの上に、とろけるチーズをパラパラとおいて電子レンジでチン!

するとカリカリのチーズのできあがり♪スライスチーズでもできます。子供のおやつにも大人気です♪

キッチンペーパーを電子レンジで使うときの注意点4つ

安心なのはフェルトタイプですが、薄手のものでも「電子レンジ可能」と表示があれば使えることをご紹介しました。

しかし薄手のキッチンペーパーは、フェルトより使い方を気を付けなければ、燃える可能性があります。以下、注意点です。

安全に使うための注意点
  • 長時間はダメ!加熱しすぎない
  • 電子レンジのレンジ機能以外使わない
  • 包む調理はキッチンペーパーをぬらして使う
  • 電子レンジ内をきれいにしておく

キッチンペーパーが電子レンジ使用可能でも、しっかりと注意点を把握したうえで安全に使いましょう。

長時間はダメ!加熱しすぎない

キッチンペーパーを電子レンジで使って燃える原因は加熱のしすぎです!短時間にすることで予防ができます。

特に薄手のタイプは熱には強くないので、短時間使用は必ず守ってくださいね。

もしパッケージに加熱時間の目安が書いてある場合は、必ず守りましょう。

電子レンジのレンジ機能以外使わない

安全にキッチンペーパーを電子レンジで使用したいなら、レンジ機能のみ使うことをおすすめします。

電子レンジは温めるレンジ機能以外にも、オーブン、トースター、加熱水蒸気調理、解凍などたくさんの機能が付いたものもあります。

例えばオーブン機能は食材を温めるときより高温になるため、燃える危険性があります。

加熱水蒸気調理もオーブンまたはグリル機能を使うため、キッチンペーパーは使えません。

キッチンペーパーのパッケージや電子レンジの取扱説明書にくわしく載っているので確認してみてくださいね。

私の電子レンジの取扱説明書をみると、解凍機能はキッチンペーパーが使えるようです。

また、茶わん蒸しのレシピに、水を浸した電子レンジの鉄板にキッチンペーパーをしき、オーブン機能を使うという作り方がありました。

水に浸しているので、高温になっても燃えることはないので使えるのでしょうね。ただし、フェルトタイプが推奨されていました。

基本的にオーブン機能を使うときは、つるつるしたクッキングシートを使うと覚えておきましょう。

安全にキッチンペーパーを電子レンジで使うには、レンジ機能のみ使用すれば大丈夫です!

包む調理はキッチンペーパーをぬらして使う

包む調理をするときは、キッチンペーパーをぬらして使いましょう。

温野菜を作るレシピで、キッチンペーパーに包んでレンジでチンすると聞いたことはありませんか?

キッチンペーパーをぬらして使えば安全ですし、蒸し料理のようにほくほくになります。

また、野菜についた水分をとりたければ、包んでいたものを絞って拭けば、新しいものを使う必要がありません。これも一石二鳥ですね!

しかも電子レンジで温野菜を作ると、ゆでた時に比べてビタミンCを1.5倍守れるそうですよ!!いいこと尽くしですね♪

ただし、レンジ機能のみにしましょう!私の電子レンジの取扱説明書には「野菜の下茹でのオート調理機能にはキッチンペーパー不可」と書いてありました。

ご家庭の電子レンジの取扱説明書を見るのが面倒なら、レンジ機能を使うのが安心ですね。

包む調理は、レンジ機能を使い、キッチンペーパーをぬらして調理しましょう。

電子レンジ内をきれいにしておく

電子レンジの中をきれいにしておくことも重要です。キッチンペーパーを使っていなくても汚れていたら発火する可能性があります。

なぜなら食べ物のカスが残っていると、加熱によって炭になり燃える危険性があるからです。

キッチンペーパーに注意を払いがちだから、電子レンジ内のそうじは盲点だわ

あなたはどれくらいの頻度で電子レンジの中をそうじしていますか?

私はオーブン調理をする前に必ずそうじをするようにしています。

オーブンは高温調理なので食べ物のカスが残ったまま使うと、焦げてこびりつき取れにくくなりますよね。

また、子供が使用した後もそうじをするようにしています。

子供の身長からすると電子レンジは高い位置にあります。取り出しづらいのでこぼしやすいのは仕方ありません。

一度電子レンジの中を見てみましょう。電子レンジを定期的にそうじして、安全に使いましょうね。

キッチンペーパーと電子レンジで唐揚げを温める方法

唐揚げを電子レンジで温めなおす場合、キッチンペーパーのフェルトタイプを使うことをおすすめします。

キッチンペーパーと電子レンジを使うとき、一番に思い浮かぶのは「唐揚げの温め」でしょう!

よかれと思ってキッチンペーパーをしいたのに、衣がとれたり、べちゃべちゃになるのは避けたいですよね…

失敗しない唐揚げの温め方をご紹介します!また、「豆腐の水切り」も電子レンジを使えば、時短調理になりますよ。あわせてご紹介します!

フェルトタイプで唐揚げを温める

唐揚げを温める場合、フェルトのキッチンペーパーでラップをかけずに電子レンジでチンすれば、ベタつきを抑えられます。

冒頭にお話しした私の失敗談は、薄手のタイプをしいて温めたのが原因です。

薄手のものも使えますが、唐揚げのように揚げ物は油が多いのでべちゃべちゃになるかもしれません。

また、キッチンペーパーにくっつきやすいのも薄手ものです。

フェルトタイプはくっついたとしても、はずれやすいので、衣がはがれる心配が少ないですよ。

しかも油もしっかり吸収してくれるのでカロリーカットにもなります!

電子レンジで唐揚げを温める場合、ラップなしでフェルトのキッチンペーパーを使いましょう。

豆腐の水切りはぬらさずに包む

豆腐の水切りをするときはキッチンペーパーを水にぬらさずに包みましょう。

包む調理はキッチンペーパーをぬらして使うと紹介しましたが、今回は水切りが目的なので必要ありません。

豆腐は水分が多いので、ぬらさずに電子レンジを使っても燃える心配はありません。

電子レンジを使えば、短時間で豆腐の水切りができますよ。

電子レンジを使った豆腐の水切りの仕方
  1. 豆腐をキッチンペーパーで包む
  2. キッチンペーパーの端が重なっている方を下に向けて、耐熱皿にのせる
  3. ラップなしで電子レンジ(500W)で1分半ほど温める

薄手のキッチンペーパーを使うなら、2枚重ねて包みましょう。

しっかりと水切りをしたい場合は、お皿などで重石にして、しばらく置いておくといいですよ。

電子レンジを使った豆腐の水切りは、水にぬらさず包みましょう。時短調理になります。

キッチンペーパーが電子レンジで燃えたときの対処法

もしキッチンペーパーが電子レンジで燃えたら、一番の対処法はすぐに扉をあけないことです。

なぜなら、扉を開けると酸素がいっきに入り、燃え広がる恐れがあるからです。

キッチンペーパーが燃えたら、慌てて扉を開けてしまいそうですよね。落ち着いて行動できるように対処法を事前に確認しておきましょう。

対処法の手順
  1. 扉をすぐに開けない
  2. 電子レンジを止める
  3. 電源プラグを抜く
  4. 煙や火が収まるのを待つ

参考:国民生活センター

もし扉が開いてしまった場合、しばらく様子をみても鎮火しない場合は水などで消火するようにしましょう。

国民生活センターによると、長時間の加熱と電子レンジ内の汚れが原因で発火する可能性が高いそうです。

キッチンペーパーが燃えたら、扉を開けずに鎮火するのを待ちましょう。家庭用の消化器を用意しておくと安心です。

まとめ

  • キッチンペーパーはエンボス加工の薄手タイプとフェルト生地の厚手タイプの2種類がある
  • 電子レンジで使うならフェルトタイプがおすすめ。熱に強いため燃える可能性が低い
  • 薄手タイプは「電子レンジ使用可能」と表示がある場合のみ使える。表示がないものを電子レンジで使うと燃える可能性がある
  • 注意点は加熱しすぎない、レンジ機能以外使わない、包む調理はキッチンペーパーをぬらして使う、電子レンンジ内をこまめにそうじするの4つ
  • 唐揚げの温めは、ラップなしでフェルトタイプを使う
  • 豆腐の水切りは、キッチンペーパーをぬらさず包みチンすると時短調理ができる
  • もし電子レンジ内で燃えた場合、すぐに扉を開けない、スイッチをきる、電源コードを抜く、鎮火するのを待つの手順で対応すること
  • また扉が開いていてしまった、鎮火しない場合は水などで消火する

長時間加熱したり、食べ物のカスが残っていたりすると燃える可能性があります。

キッチンペーパーは、そうじに使ったり調理の時短になったり、とても便利なアイテムです。

それぞれの特徴や使い方をしっかりと理解して、安全に電子レンジ調理にもチャレンジしてみてくださいね!

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