クリアファイルって気づくとたくさん溜まってませんか?
捨てるのはもったいないですし、リメイクするのも何だか難しそうですよね。
実はクリアファイル1枚をリメイクすれば、使いたい大きさに合わせた箱を簡単に作ることができます。
クリアファイルは柔軟性が高いですが素材自体はしっかりしているので、箱にリメイクするのに最適なのです。
私も実際に2種類の箱や封筒、マスクケースやティッシュケースを作ってみました。写真とともに作成の手順やポイント、感想をわかりやすくご紹介します。
この記事を読んでリメイクすれば、おうちで眠っていたクリアファイルが素敵な作品に生まれ変わり、活用することができますよ。
クリアファイルをリメイクして箱を作る
リメイクするには色々材料を準備しなきゃダメなの?
使わないクリアファイルは少ししかないの!
用意するものはクリアファイルの他、両面テープ・定規・カッター・カッター板(なければ段ボールなどの厚い紙でもOK!)です。
1枚のクリアファイルがあれば箱を作ることができますよ。
自分の使いたい大きさにカスタムしてリメイクできるのでとても便利です!
クリアファイル自体は柔軟性がありますが、リメイクするとしっかりした箱になるのです。
私も実際作ってみましたが、形が崩れることもなく使うことができていますよ!そして思った以上に簡単に作ることができました。
では、ふたのあるタイプとふたがないタイプ2種類の箱の作り方と注意点を紹介します。
ふたなしの箱にリメイクする
縦9㎝、横10㎝、高さ6.5㎝の箱を作っていきます♪名刺が入る大きさになります。
1.クリアファイルの接着されていない方から23㎝のところでカットします。
2.切ったファイルを開いて指かけ(丸く切られているところ)の逆側から35㎝のところでカットして、23㎝×35㎝のシートを作ります。
3.大きさを測ってマーキングし、カッターの反対側で線を引き折り筋をつけます。
4.折り筋で折り曲げます。★部分をのりしろとして残して○部分は切り落とします。
5.裏返して★に両面テープを貼ります。角の部分は貼らないようにしましょう。
6.箱を組み立て、両面テープで固定して完成です。
作成時間は30分程度と、簡単にできました。ふちや折り目にマスキングテープを貼ってアレンジするとかわいくなりますよ。
今回は透明のクリアファイルで作りましたが、絵柄のついたクリアファイルで作っても可愛く仕上がります。
ふたつきの箱にリメイクする
縦24.5㎝、横16㎝、高さ3㎝の箱を作っていきます♪
1.クリアファイルの接着部分(ギザギザしている部分)を切り落とし、折り目のところをカットします。◆を本体、◇をふたに使います。
2.クリアファイルの柄のない方を上にして端から3.2㎝のところに折り筋をつけて折り曲げます(周り4辺全部)。
赤線の部分にに切り込みを入れて★の部分に両面テープを貼ります。(柄のある方に貼ります。)
3.★の部分は内側に折り込んで貼り付けます。4か所すべて組み立て完成です。
4.同じ要領でふたも作ります。本体より少し大きくしたいので、端から3㎝のところで折り曲げます。
5.完成です。小学生のころ使っていたお道具箱のような箱ができます。
作業時間は30分でした。ふたなしの箱に比べると少し柔らかく変形しやすいですが、厚紙を入れることでしっかりした箱になります。
またふたがあるので上にモノをのせることもできますが耐えられるのはノート1冊程度の重さですのでくれぐれも乗せすぎないようにしてくださいね!
クリアファイルをリメイクするときの注意点
クリアファイルのリメイクではカッターを使いますので、作業には十分注意が必要です。
またクリアファイルの切り口は鋭利になるのでぶつかると手を切る恐れがあります。
<クリアファイルをリメイクするときの注意点>
- 表面がツルツルしてすべりやすいので、定規をしっかり押さえる
- 力を入れすぎずに切る
- 切り口が鋭利なのでマスキングテープなどで保護するのがおすすめ
クリアファイルを切断するときの1つ目のポイントは定規をしっかり押さえることです。
クリアファイルの表面はツルツルしてすべりやすいのでカッターの刃が思わぬ方向にずれてしまい、手を切ってしまう恐れがあります。
定規をしっかり押さえることでクリアファイルが固定されます。そしてまっすぐきれいに切ることができますよ。
2つ目は切るときに力を入れすぎないことです。定規に沿って3~4回刃を入れてあげれば切れます。
力を入れすぎるとまっすぐに切れなかったり、滑って勢いで手を切ってしまう恐れがありますよ。
切断後は、クリアファイルの切り口が鋭利になりますので当たってけがをしないように注意しましょう!
切り口は少し当たった程度ではあまり痛さは感じませんが、角は当たるとそれなりに痛いです。ぶつかってしまうと切り傷になってしまいます。
切り口にマスキングテープを貼ることでデコレーションも兼ねて保護もしてくれるのでおすすめですよ♪
クリリアファイルをリメイクして封筒を作る
クリアファイルが2枚あれば封筒にリメイクすることができますよ。
こちらも用意するのは箱を作った時と同様、クリアファイル、両面テープ・定規・カッター・カッター板があればできます。
2種類の作り方を紹介しますが、少し手の込んだ方で40分と短時間で作ることができましたよ。
クリアファイルで作るので紙の封筒に比べてぐちゃぐちゃになりづらいのがとても魅力的ですね。
簡単!シンプル封筒
所要時間10分と、とっても簡単に作ることができますよ。今回はお札が入る横長の封筒を作っていきます。
こちらの封筒のリメイクでは固定にマスキングテープを使用しますので、準備してください。
1.クリアファイルの写真の大きさに切り、2か所に折り筋をつけます。●の角を丸く切ります。
2.折り筋に合わせて折り曲げ、◆と◇が重なった両端をマスキングテープで止めて完成です♪
作業もとても単純で簡単に作ることができました。中を隠したいときはデザインペーパーを入れることで中身を隠すことができますよ。
マスキングテープはものによってははがれやすいものもあります。
今回私が使ったmtというメーカーのマスキングテープがはがれにくくておすすめですよ。
無地のものから柄物まで種類が豊富なのでお気に入りのものを使ってくださいね。
中身が見える封筒にリメイクする
中身の見える封筒は絵柄のあるクリアファイルと透明のクリアファイルを使います。
A4のクリアファイルでリメイクする最大の大きさはB5サイズが入る大きさになります。
これより小さいサイズであれば大きさを変えて作ることができますよ。今回は一番大きいサイズの作り方を紹介します。
1.絵柄のあるクリアファイルの下の接着部分を切り取り本体も折り目のところで切り離します。左側を使います!
2.写真の大きさに測り、カッターの後ろで折り筋をつけます。
3.○を切り離します。●の角を丸く切り、折り筋を内側に折り曲げます。
4.透明のクリアファイルを縦26.5㎝、横19.5㎝に切ります。
5.★を内側に折り曲げ両面テープを貼ります。透明のクリアファイルを下と左側に合わせて、下の部分と透明のクリアファイルを両面テープで固定します。
左側は洗濯バサミなどで抑えて作業するとやりやすいです。
6.続いて左側→右側の順で透明のクリアファイルを固定して完成です。
45分で完成しました。斜めに切る部分がありますが、カッターで切ると曲がりやすかったのではさみで切った方が切りやすいですよ。
中身が見えるタイプですので、小物をまとめるにもぴったりです。
●と透明のクリアファイルに磁石や樹脂スナップをつけることで、ふたを閉めて使うことも出来ますので持ち運びにもつかえますよ。
クリアファイルをリメイクして様々なケースを作る
クリアファイルは素材がしっかりしているので、箱や封筒の他にも様々なケースにリメイクするのに最適ですよ。
今回は比較的簡単に作れるマスクケースとティッシュケースの作り方を紹介します。
こちらでもクリアファイル、両面テープ・定規・カッター・カッター板を使いますので準備しましょう。
マスクケースの作り方
こちらは切ってスナップを付けるだけですのでとても簡単に作ることができますよ。
1.クリアファイルの接着部分を切り離し、下から12㎝のところで切ります。
つながっている部分も切り離し、縦12㎝、横約22㎝のシートを作ります。
2.写真の位置に穴をあけてスナップをつけて完成です。
今回使ったスナップは100円ショップで購入しました。手で取り付けることができ、思ったよりも簡単に取り付けることができましたよ!
この大きさですと不織布マスクがピッタリ入ります。立体マスクを使う方は、工程1の12㎝で切るところを2~3㎝程大きく切るとピッタリになりますよ。
ティッシュケースの作り方
縦でも横でも取り出せるのでとても便利ですよ。使わないときは分解することも出来て場所を取らずに収納できる優れものです。
切り込みを入れたりくり抜いたりしたりなど、少し複雑な作業はありますが45分程度で作ることができます。
1.クリアファイルの上から30㎝のところで切り離します。
2.クリアファイルを指かけが左側に来るように開き、写真の大きさに測って折り筋をつけます。
○の部分は切り離します。赤線の部分に切り込みを入れます。
3.◇に写真の位置(計8か所)に切り込みを入れます。
4.本体の赤線部に写真の大きさに切り抜きます。
5.クリアファイルを裏返し、★に両面テープを貼ります。
絵柄か外側に来るように折り曲げ、☆の端に合わせて★を貼り付けます。
6.開いている部分を①~④の番号順に折り曲げます。
③④を①②の切り込みに入れることで組み立てられます。
7.完成です。写真の向きでも立ててでも使うことができます♪
クリアファイルがケースのリメイクに向く理由
クリアファイルは生活の中で役立つケースにリメイクするのに適していますよ。
<クリアファイルがケースのリメイクに向く理由>
- 素材に柔軟性があるので扱いやすい
- プラスチック製なので手入れが楽
- 中身の形が崩れにくい
アイディア次第で様々なケースにリメイクが可能です。何といっても自分の使いたい大きさに合わせられるのが本当に魅力的ですね♪
まとめ
- クリアファイルをリメイクして作る箱は2種類あり、どちらも1つのクリアファイルから作ることができる。
- クリアファイル、両面テープ、カッター、カッター板があれば作れる。
- リメイクするときはカッターやクリアファイルの切り口によるけがに注意が必要。
- クリアファイルは柔軟性があり作るときに扱いやすく、使用中の手入れが楽なのでケースへのリメイクに向いている。
- 自分の使いたい大きさに合わせて作ることができる。
家で余ってしまったクリアファイルはリメイクすることで箱として再利用することができました。
箱の他にも封筒やケースなど、生活で役立つものにもリメイクすることができます。
私も実際に作ってみましたが簡単に作れますし、自分好みで作れるので楽しく作れましたよ。
みなさんもお気に入りのクリアファイルをリメイクしてみてくださいね♪
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