ミラブルにトルネードスティックはいらない!?効果やコスト面を大調査

ミラブルシリーズのシャワーヘッドに、トルネードスティックは必ずいるものではないと言えます。

ミラブルと言えば、“まるで美顔器のようなシャワーヘッド”として有名ですね。シリーズとしてプラスとゼロがあり、どちらにもトルネードスティックがつけられます。

いらない場合もあるかも知れませんが、その理由や効果について知っておかないと、やっぱりつけておけば良かった…と後悔することになるかも。

この記事では、ミラブルにトルネードスティックは本当にいらないものなのか、効果やコスト面についても知ることができるようまとめました！

これであなたもミラブルを上手に、かつ効果的に使えるようになりますよ♪

ミラブルシリーズの中でも最良の洗浄・節水効果を誇るシャワーヘッドがミラブルゼロです。

トルネードスティックを付けるとその効果もさらにパワーアップ！まさに美顔器のようなシャワーであなたも美しさに磨きをかけてみませんか？

ミラブルトルネードスティックはいらないが塩素が残る

ミラブルのシャワーヘッドに、トルネードスティックは絶対的にはいらないものであると言えます。

ミラブルと言えば、マイクロファインバブルという直径1マイクロメートル未満の非常に小さい泡を発生させられるシャワーヘッドとして有名ですね。

今使っているものから付け替えるだけの簡単作業で、優れた洗浄力を持つシャワーに大変身できてしまうのです！

そんなミラブルにはプラスとゼロという2つの種類があるのですが、どちらにもトルネードスティックというカートリッジをつけられるようになっています。

トルネードスティックとは以下のような商品で、ミラブル本体とシャワーホースとの間に取り付けるカートリッジです。本体購入時に１つは同梱されています。

このトルネードスティック、初回で同梱されているということは、使用時には必ず取り付けないといけないもののように感じてしまいますよね。

果たしてどのような役目をするものなのでしょうか？以下で詳しく説明していきます。

トルネードスティックは脱塩素が不要ならいらない

トルネードスティックには、水道水の残留塩素を除去してくれる効果があるため、塩素が気にならない場合であればいらないものだと言えます。

使うことで髪の毛ツルツル、肌はスベスベに！と言った効果を実感できますが、のちに紹介する塩素による悪影響が気にならない場合はいらないです。

誰もがご存じの通り、水道水には消毒の役割で塩素が含まれています。

これがたんぱく質を破壊する働きももっているため、髪のパサつきや肌トラブルといったダメージを生じさせてしまうんですね…。

このダメージから髪やお肌を守ってくれるのがトルネードスティックなのです。

スティック内に入っている白いつぶつぶ。これが「亜硫酸（ありゅうさん）カルシウム」の粒で、水道水の残留塩素を80%も除去してくれるのです！

トルネードスティックがなくても洗浄効果は低下しない

大丈夫です！付けなかったからと言って、自慢の洗浄力に差が出ることはありません。

ミラブルプラス、ミラブルゼロのどちらも、トルネードスティックの有無に限らず、以下のようなシャワーヘッドを使うことによる効果は健在です。

実際、企業向けの商品説明会や店頭展示品などで使用されている実物をみると、トルネードスティックは付けられていないことが多いです。

つまり、ミラブルそのものの効果を感じたいのであれば、トルネードスティックは絶対的にはいらないものなのだと言えるでしょう。

ミラブルトルネードスティックの効果はバブルの増量!

ミラブルトルネードスティックを付けることによる最大の効果として、ウルトラファインバブルの量が増加することが挙げられます！

ミラブルトルネードスティックには、脱塩素の効果があるということは前章でも少し触れました。

ここからは、それを付けると得られる効果である上記3つについて、もう少し詳しく説明していこうと思います！

ウルトラファインバブルの量が増えて保湿保温効果UP

トルネードスティックを付けることで、ミラブルシャワーの代名詞であるウルトラファインバブルの量が増えます！

ウルトラファインバブルとは、国際基準規格で定められた1マイクロメートル（0.001mm）未満の非常に微細な泡のことを言います。

人間の毛穴の直径がだいたい100~300マイクロメートルだと言われていますが、ウルトラファインバブルはそれよりもはるかに小さい、なんと0.13マイクロメートルの泡なのです。

この微細な泡が毛穴に入り込むことで、肌や頭皮の汚れをごっそり洗い流してくれるのですね～。

洗浄・保湿保温効果のUP

トルネードスティックを付けることでウルトラファインバブルの量が増えるため、洗浄力はもちろん、肌の水分量UPや湯冷めのしにくさUPにも期待できます！

毛穴より小さいウルトラファインバブルが、トルネードスティックを付けた場合と付けない場合でその差が600万個もあるというのには驚きです！

水道水内の塩素除去で肌トラブルを防いでくれる

水道水内の塩素を除去してくれる、いわば浄水器のような役割をしてくれます。

前章でも触れましたが、トルネードスティックの中には「亜硫酸カルシウム」と呼ばれる白い粒が詰まっていて、これが塩素除去のかなめとなっています。

付けていれば約80%も塩素を除去してくれますが、付けないとこれができないということになります。

塩素による悪影響

塩素にはたんぱく質を破壊する効果があるため、人間の皮膚や髪の毛も、知らず知らずのうちにダメージを受けてしまいます。

塩素がもつ有害な菌やウイルスなどのたんぱく質を破壊する働きで、水道水の殺菌がされているのですが、人間の皮膚や髪の毛も同じたんぱく質でできていますよね。

そのため、普段なんとなく浴びているシャワーによって、皮膚や髪の毛がダメージを受けている可能性は高いと言えます…。

特に上に挙げたような、普段から肌の弱い人や皮膚病のある方は特に注意が必要です。

水圧は変えずに節水効果をアップさせることができる

トルネードスティックを付けることで、節水効果をより高めることが出来ます！

例えばミスト水流では約60%、ストレート水流でも約25%もの節水効果が期待できるのです。

特殊な「空気混合方式」が採用されていることにより、同じ水圧で水を流していても使用量を大幅に節約できるのですね。

しかも節水しているからと言って、シャワーから出る水の水圧が変わることもありません。

ただし、ミスト水流にすると、ミストの一粒一粒が空気に触れる面積も大きくなる影響で、お湯の温度が実際の温度より低く感じられることがあります。

確かに私もミスト水流の出るシャワーヘッドを使っていますが、ミストにすると実際の温度より冷たく感じることが多いですね。

この場合、できるだけシャワーヘッドと体の距離を近くすることで、冷たく感じにくくなりますよ！

脱塩素だけでなくこれだけの効果UPが見込めるという点を知って、私もミラブルを使うなら、まずトルネードスティックを付けて使ってみたいなと思いました。

ミラブルトルネードスティックのコストは節水でカバー

ミラブルにトルネードスティックを付けて使いたい場合、どうしても気になってくるのがコスト面ですよね。

ミラブル本体自体の価格もまずまずなのですが、それに加えてトルネードスティックを使う場合の年間コストは、ズバリ単純計算で12,760円です。

そこでここからは、ミラブルをよりコストパフォーマンス重視で使う方法について、以下の3点を中心に掘り下げていきたいと思います。

1.トルネードスティックは使わない

これは当然のことではありますが、定期交換が必要になるトルネードスティックを付けずに使うのであれば、年間コストはかかりません。

初期費用としてミラブルの本体代は必要ですが、その後の交換費用は抑えられることになります。

脱塩素効果は必要ない、ウルトラファインバブルが体感できればそれでいいという方の場合、トルネードスティックを使わない方がランニングコスト削減につながります。

トルネードスティックの交換頻度

使用頻度や人数などによって多少前後するかとは思いますが、公式が推奨している交換頻度でも、約3ヶ月ごとだとされています。

交換時期を過ぎても付けっぱなしだと、脱塩素など本来期待できる効果を得られないどころか、目詰まりや水の通りが悪くなることで水圧低下の原因にもなってしまいます。

したがって、トルネードスティックは必ず交換が必要になってくるものです。

脱塩素効果よりコストパフォーマンスを重視したいのであれば、付けずに使うのもひとつの方法だと言えそうですね。

2.お風呂掃除の時はトルネードスティックを外す

自分の身体に使う場合以外、例えばお風呂掃除などの時にはトルネードスティックを外して行うようにしましょう！

そうすることで、多少長持ちさせることができ、交換時期も遅らせることができるため、ランニングコスト削減につながります。

中には、掃除の時だけミラブル自体を外して、普通のシャワーヘッドに付け替えるという方もいるようですが、それでは節水効果が得られません。

それよりは、トルネードスティックを外すだけの方が、取り外しも数十秒で終わる上に、節水効果も残せますよ。

お風呂掃除の度になので多少面倒に感じるかもしれませんが、少しでも交換時期を遅らせたい…維持費を抑えたい…という人にはおすすめです。

3.ミラブルプラスより節水率の高いミラブルゼロを選ぶ

ミラブルプラスより節水効果が上のミラブルゼロを選ぶことで、トルネードスティックの交換にかかる費用をカバーするという方法です！

具体的には、ミラブルプラスの節水率が約50%なのに対し、ミラブルゼロだと約60%にUPすると言われています。

その他にも、手元に一時止水ボタンがあり、簡単に、かつこまめなシャワーの止水操作ができるため、少しでも節水効果を高めたい人におすすめです！

ウルトラファインバブルの量も増えるため、浴びる時間が短い方でも高い洗浄効果を実感できます。

トルネードスティックのコストは節水効果でカバー可!

トルネードスティックを付けて使いたい場合、定期交換によるコストが心配…と思う人が多いですが、ミラブル導入によって水道代が抑えられるため、その節水分で元が取れる可能性があります！

環境によって差はあるが、1ヶ月のシャワー使用量を約5.4㎥節水できるので、1年では約19,100円の節水効果が見込めると言われています！（4人家族の場合）

以下、使用人数別の交換頻度と年間コストについて表にまとめてみました。

ちなみに、トルネードスティックの公式での販売価格は、1個あたり3,190円、4本セットで12,760円（2023年12月現在）となっています。

使用人数	交換頻度	年間コスト
1人	1年	3,190円
2人	6ヶ月	6,380円
3人	4ヶ月	9,570円
4人	3ヶ月	12,760円
5人	2.5か月	12,760円
6人	2ヶ月	19,140円

公式での推奨交換頻度が3ヶ月に1回なので、1年に4回交換するとしても年間維持費は12,760円となり、1日あたりでは約35円ほどとなります。

また、商品代についても最初に約4万円はかかりますが、使い方次第では2年で元が取れる計算になります。

ミラブルの節水効果を考えると、トルネードスティックのコストも実際はそこまで気にならないのではないかと思えちゃいますね♪

まとめ

• ミラブルトルネードスティックには、水道水の残留塩素を除去してくれる効果があるため、塩素が気にならないのであればいらない
• 付けなかったからと言って、自慢の洗浄力に差が出ることはない
• トルネードスティックを付けると、ウルトラファインバブルの量が増加するということが最大の効果だが、節水効果もより高められる
• ウルトラファインバブルの量が増えると、洗浄力はもちろん、肌の水分量UPや湯冷めのしにくさUPにも期待できる
• トルネードスティックには、人間の皮膚や髪の毛など、たんぱく質を破壊してしまう水道水内の塩素を除去してくれる、いわば浄水器のような役割がある
• 脱塩素効果やウルトラファインバブルの増量などが必要ないのであればいらない
• トルネードスティックを使う場合の年間コストは、単純計算で12,760円
• 定期交換が必要となってくるので、付けなければ年間コストはかからない
• 自分の身体に使う場合以外には外すようにすると、交換頻度を遅らせることができる
• 定期交換に必要なコストは、ミラブル導入による節水分で元が取れる可能性がある
• ミラブルプラスより節水効果が上のミラブルゼロを選ぶことで、定期交換費用をカバーできる可能性は高くなる

ミラブルのトルネードスティックはいらない場合もありますが、付けた方が得られる効果も多く、その維持費も節水効果でカバーできる可能性があることが分かりました。

今ミラブルを導入しようかどうかお考えのあなたも、トルネードスティックを付けて使うかどうかは、効果とコストの面から検討してみることをおすすめします。

この記事が、少しでもあなたのお役に立てたなら幸いです♪

ミラブルシリーズを購入する際は、こちらのように必ず正規品であることを確かめてから購入しましょう！

肌にもお財布にも優しいミラブルを導入して、あなたも癒しのバスタイムを過ごしてみませんか？