植物に水をあげるときや子供と水遊びをするときに使うじょうろを作りたいんだけど、ペットボトルで作れないかな?
ペットボトルに穴を開けることでじょうろを作ることができますよ。
柔らかめのペットボトルなら簡単に穴が開けられるので、強い力は必要なく女性でもできるでしょう。
ペットボトルでできるじょうろの作り方がわかると、市販のじょうろを買わなくてもよくなるしコストが抑えられますね。
この記事では、ペットボトルを使ったじょうろの作り方の解説や、作り方を知った上で押さえておきたい4つのポイント、実際手作りしてみた結果わかったことをご紹介していきます。
空気穴をあけて水が出やすいじょうろの作り方もご紹介していますよ♪
ペットボトルに穴を開ける道具がないと、じょうろが作れなくて困りますね。
この千枚通しがあれば、手にしっくりくる形と大きさで穴を開けやすいですよ。
夏休みの工作や手芸などにも使えるので、1つ持っておくと便利ですよ♪
ペットボトルを使ったじょうろの作り方を解説
ペットボトルでじょうろは作れるの?作り方を教えて!
家にあるペットボトルに穴を開ければ、園芸用のじょうろや子供の水遊び用のじょうろを作ることができます。
捨てるはずだったペットボトルがじょうろになるなんてびっくりですよね。
ペットボトルに穴を開ける作業は子供がやると危ない場合があるので、大人の方が行うといいでしょう。
ここからはペットボトルを使ったじょうろの作り方や、作るときに使う材料を解説していきます。
じょうろを作る時に使う材料は5つ
ペットボトルのじょうろを作るときに使う材料は5つあります。
- ペットボトル
- 針など穴を開ける道具
- ビニールテープ
- ハサミなどの切る道具
- ビニールの紐
ペットボトル
ペットボトルは硬いものよりも柔らかいものがおすすめです。
ペットボトルが柔らかいと、簡単に穴を開けたりハサミやカッターで切ることができますよ。
針など穴を開ける道具
穴を開ける道具は開けたい穴の大きさで決めましょう。
シャワーにするなら針、おもちゃにするなら千枚通しやキリ、ドライバーなどが開けやすいです。
ビニールテープ
ペットボトルを切って使うときは、切り口にビニールテープを貼ってください。
貼ることによって切り口でケガをするのを防止できますよ。
ハサミなどの切る道具
ハサミやカッターなどペットボトルを切る道具を用意しましょう。
硬いペットボトルは切りにくいので、切りやすいものがあるといいですね。
ビニールの紐
バケツのように持ちやすいじょうろにするなら、ビニールの紐を持ち手にしてみましょう。
水に濡れても強く、紐が切れにくくて耐久性もありますよ。
あまりコストをかけなくてもペットボトルでじょうろは作れます。ぜひ作ってみてくださいね。
じょうろの作り方はペットボトルに穴を開けるだけ
ペットボトルから水が出てくるように穴を開ければ、ゴミになる予定だったペットボトルがじょうろに変身します。
穴を開けるだけでできるので、高度なテクニックも必要ないし簡単に作れますね。
でもどこにどんな大きさの穴を開ければいいのかわからないよ〜
ただ適当に穴を開けても、じょうろとしては使いにくいかもしれません。
そういうときは優しいシャワーのようなじょうろや、子供の水遊び用として使うじょうろなど用途によって穴の開け方を変えてみましょう。
優しいシャワーのようなじょうろなら穴は小さめに
ペットボトルの肩部分に縦3つ、横に5つほど針で穴を開けると、シャワーのような水がでてくるじょうろが作れます。
肩部分とはキャップの下からボトルにかけて斜めになっている部分のことで、できるだけ細い針で穴を開けましょう。
小さい穴の方が大きい穴よりもシャワーの感じが出ますよ。
芽が出たばかりの植物にも優しいじょうろができるでしょう。
子供の水遊び用じょうろなら穴は大きめに
2リットルの水やお茶が入るペットボトルの底部分に、千枚通しなどを使って均等に穴を開けましょう。
大きめに穴を開けるとスムーズに水が出てくれるので、子供が喜んでくれるかもしれません。
子供に合わせていろんな穴の大きさのじょうろを作っても楽しいですね。
バケツのようにペットボトルを途中で切ったり、紐をつけて持ち手を作るのもいいでしょう。
空気穴を開ければ手で押さなくても水が出る
ペットボトルのキャップにいくつか穴を開け、肩部分にも1つ空気穴を開けると手で押さなくても水が出るじょうろができますよ。
ペットボトルに空気穴を作ることによってそこから空気が入り、ペットボトルと外側の圧力が同じになろうとする働きが起こります。
普通キャップが閉まっていると、たとえ穴が開いていたとしても勢いよく水は出てきません。
しかし空気穴があることによって、じょうろのような勢いで水が出ますよ。
ペットボトルのキャップは硬いので、千枚通しやキリなどで穴を開けるといいでしょう。
穴を開けるときはケガをしないように気をつけてくださいね。
ストローを使って空気が入る仕組みを作ることも可能
手で押さずに水を出すための仕組みは、ストローを使って作ることもできます。
キャップに開ける穴のうち、真ん中の穴をストローが差し込める大きさにしてストローを差し込み、水の入ったペットボトルにキャップをつければ完成しますよ。
大きめのペットボトルは取っ手をつけると持ちやすい
2リットルサイズなどの大きいペットボトルでじょうろを作るなら、100均に売っているプラスチックの取っ手をつけると使いやすくなります。
ペットボトルのボトル部分にビニール紐をぐるぐる巻きつけて取っ手を引っかけることで、大きくて重いペットボトルも簡単に持つことができますよ。
「手提げ用ホルダー」という名前でダイソーで販売されているので、探してはいかがでしょうか。
シャワーのようなじょうろを作りたいけど穴を開ける針がない場合は、この針セットの薄物用縫い針を使ってみてください。
薄物用縫い針は普通の針より細く、シャワーのような水が出てくる穴を開けることができますよ。
もちろん普通に縫うこともできるので、普段使い用として家に置いておくのはいかがでしょうか。
ペットボトルじょうろを簡単に使うためのポイント4つ
簡単にペットボトルを使ったじょうろが作れそう!ポイントやコツはある?
ペットボトルでじょうろを作ることは簡単ですが、穴の開け方などに失敗すると使いにくいじょうろができてしまいます。
できれば使い勝手のいいじょうろを作りたいですよね。
素敵なじょうろを作るためのポイントは主に4つあります。
①穴の向きは垂直に開ける
②穴を開けるときはケガに気をつける
③穴の大きさや間隔に気をつける
④ペットボトルは柔らかいものが使いやすい
ポイント①穴の向きは垂直に開ける
ペットボトルの肩部分に穴を開けるときは、垂直になるように開けましょう。
穴が曲がると水の方向がバラバラになり、ピンポイントに水がかかりにくくなってしまいます。
肩部分は斜めになっているので、垂直に穴を開けるのは少し難しいかもしれません。
針を刺す角度を毎回確認しながら行うと、失敗せず穴が開けられるはずですよ。
ポイント②穴を開けるときはケガに気をつける
ペットボトルは滑りやすいので、ケガをしないよう注意して行ってください。
キャップに穴を開けるときは、ペットボトルにつけたまま行うと足で挟んで固定できるのでおすすめです。
針を使って穴を開けるときは、手が痛くならないように厚紙で針を挟んで持つといいですよ。
私も針で穴を開けているときに手が痛くなったのですが、チラシを何回も折って厚くしたもので針を挟んで行いました。
周りに厚紙がなくても薄い紙を何回も折れば代用ができますよ。
ポイント③穴の大きさや間隔に気をつける
用途に合わせて穴の大きさを変えたり、穴の間隔を考えたりしてみましょう。
シャワーのようなじょうろなら小さい穴の方がいいですが、子供の水遊びに使うじょうろなら大きめの穴の方がいいです。
小さい穴だと水がなかなか出てこないので、子供の機嫌が悪くなるかもしれません。
穴の大きさの目安は、ペットボトルを持ち上げたときに水が筋になって流れるくらいがいいでしょう。
できるだけ均等になるように穴を開けると全方向から水が出るので、子供が喜んでくれると思いますよ。
ポイント④ペットボトルは柔らかい方が使いやすい
ペットボトルは、簡単にへこむ柔らかいものを選んでみてください。
炭酸飲料が入っているような硬めのペットボトルは、底の部分が硬くて穴を開けるのに苦労します。
穴を開けようと力を入れたときに、手が滑ってケガをする可能性もあるのでペットボトル選びは慎重に行いましょう。
ペットボトルを使ってじょうろを手作りした結果を紹介
じょうろの作り方とポイントもわかったし、ペットボトルで手作りしてみたい!
作り方やポイントをふまえて、ペットボトルでじょうろができるか実際に作ってみました。
シャワー型は穴を開けるだけで簡単に作ることができましたし、バケツ型は子供にとても喜んでもらえましたよ。
ここからは2つのじょうろを手作りしてみた結果分かったことを紹介していきます。
優しいシャワーが出るじょうろを手作り
まずはペットボトルを用意します。家にあった2リットルの柔らかいものを使用しました。
ペットボトルの肩部分に針を刺して、垂直に穴を開けます。穴を開けるのにあまり力はいりませんでした。
見にくいですが縦に3つ、横に5つの穴を開けました。これでじょうろのように水が出てくるでしょうか。
上手くいったね!ほんとにシャワーみたい!
シャワーのようなじょうろが完成しました。穴を開けるだけで簡単に作ることができましたよ。
次は、実際作ってみてわかった点を2つご紹介していきます。
子供には小さいペットボトルで作る方がいい
今回家にあったのは2リットルのペットボトルだったのですが、子供には大きくて持ちにくかったようです。
水を少なめにして軽くするか、500ミリリットルのペットボトルを使って小さいものを作る方が子供にはいいのかなと思いました。
じょうろの穴に目印をつけてわかりやすくする
家にある1番細い針で穴を開けたせいか、ペットボトルのどこから水が出てくるのか子供がわからなくなっていました。
ビニールテープやシールを貼って、穴の場所をわかりやすくする工夫が必要かもしれません。
子供の水遊び用バケツ型じょうろを手作り
こちらも2リットルのペットボトルを使います。底から約7cmの部分をカッターで切りました。
切り口でケガをしないようにビニールテープを貼り付けましたよ。
貼るときにいろんな色のテープがあると、カラフルで見た目もよく子供も喜んでくれるかもしれませんね。
家にあったドライバーを使って底に穴を開けます。隣の小さい穴は家にある1番太い針で開けました。水の出方はどう変わるでしょうか。
写真ではわかりづらいですが、シャワー型のじょうろより水量があり筋になって水が落ちていきました。
子供はこのじょうろを水遊びではなくお風呂に持ち込んで遊んでいますが、とても楽しいようです。
次は、実際に作ってみてわかった点を2つ紹介していきます。
取っ手を作って持ちやすくすれば使いやすい
水を入れやすくするために上の方に穴を開けて紐を通せば、子供一人でも使いやすいじょうろになるかもしれません。
家に紐がなかったので付けませんでしたが、子供がじょうろを持っていたときに水で手が濡れ、滑って落としてしまっていました。
紐ではなく牛乳パックで持ち手を作ってペットボトルの側面に取り付けても、コップのようになって安定して持てるかもしれませんね。
穴を開ける道具は針よりも太いものを選ぶ
太めの針では水があまり出てこなくて失敗したので、千枚通しやキリで穴を開けるとよさそうです。
家にはどちらの道具もなかったので、ドライバーを使って無理矢理開けることになりました。
ドライバーでも代用できますが本来の使い方ではないので、穴を開ける場合は千枚通しやキリなどを使った方がいいでしょう。
100均にあるキャップでも手作りじょうろができる
100均に売っているじょうろキャップをペットボトルに取り付けることでも、ペットボトルがじょうろに変身します。
穴がたくさん開いているじょうろは、ペットボトルを押すと穴からシャワーのような水が出てきますよ。
大きい穴が一つ開いているじょうろは、水差しのように傾けると押さなくても水が出てくるものもあります。
室内で育てている鉢植えなどは、このようなタイプのじょうろが便利かもしれません。
いろんなタイプのじょうろキャップが売っているので、自分の好きなじょうろキャップも見つかるかもしれませんね。
まとめ
- ペットボトルを使ったじょうろの作り方はペットボトルに穴を開けるだけで作れて、シャワーのような水を出したい場合は細い針で、子供の遊び用にする場合は千枚通しやキリで大きめの穴を開ける
- 手で押さずに水を出すじょうろの作り方は空気穴を開け、大きめのペットボトルで作るなら取っ手をつけると持ちやすくなる
- じょうろを作るときは、柔らかめのペットボトル、穴あけ用の針や千枚通し、ビニールテープ、ハサミやカッター、ビニールの紐を用意する
- じょうろを作るときのポイントは、穴を垂直に開けること、ケガに気をつけること、穴の大きさや間隔は用途に合わせること、ペットボトルは柔らかめのものを使うこと
- シャワーが出るじょうろを作ってみて、子供には小さいペットボトルで作ると持ちやすくなること、水が出る所に目印をつけるといいことがわかった
- 子供の水遊び用のじょうろを作ってみて、取っ手をつけて持ちやすくすること、穴は大きめに開け水が出やすいようにするといいことがわかった
- 100均にあるじょうろキャップを取り付けてもじょうろが手作りできる
家にあるもので作ればコストもかからず、用途に合わせたじょうろを作ることができます。
じょうろの簡単な作り方を知ってポイントも押さえられたので、自分好みのじょうろを作ってみてくださいね。
じょうろに自分好みの穴を開けるには道具が必要です。
この道具があれば、自分の用途にあった大きさの穴が開けられますよ。
千枚通しの先端にはカバーもついていてケガもしにくくなっています。
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