ペットボトルが溶ける温度は50℃60℃?再利用方法や注意点もご紹介!

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フタがついて丈夫、そして軽いので持ち運びに便利なペットボトル。

購入したペットボトル飲料を飲み終わったあと、捨てるのがもったいないと感じますよね。

空になったペットボトルを水筒の代わりに使うなんて方も多いのではないでしょうか?

では、皆さんは、ペットボトルにどのような温度の飲み物を入れていますか?そして、ペットボトルに入れても大丈夫な飲み物の温度をご存知ですか?

実はペットボトルは耐熱温度があまり高くないんです!通常のペットボトルの耐熱温度は、50℃〜60℃なので、これ以上の温度だと溶ける可能性がありますよ。

特にペットボトルに温かい飲み物を入れることがあるあなた、そのペットボトル溶けるもしれません!とっても危険ですよ!

この記事ではペットボトルが溶ける条件や危険性、おすすめの再利用方法を紹介していきます。ぜひ最後まで目を通していってくださいね!

この記事を読めば、あなたも安全にペットボトルを持ち運べるようになりますよ。

目次

ペットボトルが溶ける温度に注意!50℃以上は危険!

お店で売られているペットボトルには多種多様な飲み物が入っています。

それを見ると使い終わったペットボトルに好きな飲み物を入れて持ち運ぼうと考える方もたくさんいると思います。

確かに飲み終わったペットボトルは水筒代わりに使用することもできますが、何でも好きな飲み物を入れるということはできません。

気をつけるべきポイントは温度です!通常のペットボトルの耐熱温度は50℃~60℃です。

温度に注意して使用しないとせっかく便利なペットボトルが危険な道具に変わってしまいます。それではあまりに残念ですよね。

ここではペットボトルの耐熱温度や見分け方について詳しく説明していきますので、特にホットの飲み物を入れたい方は必見です!

ペットボトルの耐熱温度は50℃から60℃

ペットボトルに熱いお茶やコーヒーを入れると、熱に耐えられずペットボトルが溶けることがあります。

これはペットボトルの耐熱温度が関係しているんですよ。

ペットボトルの耐熱温度は通常50℃〜60℃ですので、これ以上の温度の飲み物を入れてしまうと、ペットボトルは溶ける可能性が高まります。

ペットボトルが溶けると変形や破損の危険性がありますので要注意です。

ここで、コンビニのレジ前などで冬場によく目にするホット飲料の入ったペットボトルが思い浮かんだ方もいるのではないでしょうか。

実はペットボトルの耐熱温度は大きく分けて2つの種類があるんです。

先程紹介した耐熱温度が50℃〜60℃のペットボトルはフタの色が白色であることが多いです。

それ以外にも青色などのキャップのものも販売されています。

ホット飲料を入れることができるペットボトルと、熱に弱いペットボトルはフタの色で見分けられるんです。

オレンジキャップは耐熱温度が高いことを表す

ペットボトルを見ていると、形、大きさ、キャップの色などバラエティーに富んでいますよね。

キャップの色に注目すると、多いのは白、青、オレンジではないでしょうか?

実はオレンジキャップのペットボトルは耐熱温度が通常のものより高いんです。

このオレンジキャップのペットボトルは耐熱温度が85℃程度となっていますので、先程紹介した通常のペットボトルより20℃以上高いことになります。

つまり、オレンジキャップのペットボトルであれば、ホットの飲み物を持ち運べるということです。

しかし耐熱温度が高いと言っても、沸騰したお湯などは入れられませんので注意してくださいね。

沸騰したお湯の温度は100℃に達していますので、耐熱温度を超えペットボトルは溶ける可能性が高いです。

冷たい飲み物や常温の飲み物を入れる方は耐熱温度を特に気にする必要はないかもしれませんが、ペットボトルの再利用には、やはり注意が必要です。

飲み口の色でも見分け可能!白は耐熱温度が高い

ペットボトルの耐熱温度はフタの色以外にも飲み口の色で見分けることができます。

普段何となく見ているペットボトルですが、フタを開けてみると、飲み口が白いペットボトルと透明のペットボトルがあるはずです。

この2つのうち白い飲み口のものが耐熱温度の高いペットボトルです。

飲み口で見分ける方法は、フタを失くしてしまった場合や他のペットボトルとフタを取り違えてしまっている場合に便利です。

フタの色だけでなく、飲み口の色も確認してから温かい飲み物を入れると安全性が高まります。

この色の違いはキリンやダイドーといった有名な飲料販売メーカのホームページでも紹介されていましたので、信頼性の高い情報です。

こうやって見ていくと、何の意味もないように感じていたことが重要な意味を持っていることが分かります。

ペットボトル飲み物を買う機会があったら、飲み口の色の違いをぜひ確認してみてください。

ペットボトルが溶けると有害物質が発生するのは本当?

インターネットでペットボトルが溶けることについて検索すると必ず出てくるのが、有害物質が一緒に流出するという話題です。

溶けるだけでも怖いですが、有害物質が出てくるなんて言われると恐ろしいですよね。

調べてみると、健康被害を及ぼすほどの有害物質は発生しませんが、雑菌の繁殖には注意が必要だと言うことがわかりました。

ペットボトルが溶けても有害物質は発生しない

普段目にするペットボトルの多くは、PET(ポリエチレンテレフタレート)という素材でできています。

ペットボトルが溶けてもこの素材でできたペットボトルから、危険物質が漏れだすことは無いと言われています。

しかしPETを製造する時に使われるアンチモンという物質がペットボトルから微量ですが溶け出すことがあります。

アンチモンは発がん性がありますが、少量の摂取であれば健康に害を及ぼすことはないようです。

つまりペットボトルは基本的に安全なので、有害物質の流出についてはそこまで心配する必要はなさそうです。

雑菌の繁殖など衛生面に注意が必要

ペットボトルが溶けることで有害物質が溶け出さないことが分かり安心しました。

しかしペットボトル利用の際に他にも危険なことがあるのか心配になり調べてみました。

溶けること以外で心配になるのは、雑菌の繁殖などの衛生面のようです。

ペットボトルの飲み物は直接口をつけて飲んでいる方が多いのではないでしょうか?

このため唾液を通して、多くの雑菌が繁殖しています。

水筒として再利用する場合は、よく洗って乾かしてからの使用が基本となりますが、使用前に毎回汚れなどをチェックして使うようにしましょう。

ペットボトルの再利用は自己責任になりますので、少しでも汚れが気になったら使わないなど、自分で注意が必要です。

ただペットボトルって口が小さいものがほとんどなので、しっかり洗うのは結構難しいんですよね。底の部分まで綺麗にするのは至難の業です。

ですのでお子さまの使用や、その他心配な方は飲み物を入れて使用するのは避けた方が安心かもしれません。

この後説明する利用方法では、衛生面の心配がない使い方も多く紹介していきますので、続きもチェックして見てください!

ペットボトルが溶けるのを心配せず再利用する方法5選

ここまでペットボトルの耐熱温度や衛生面について説明してきましたが、危険性があるなら再利用はやめようと思った方も多くいるのではないでしょうか。

確かにペットボトルが溶けると聞くと怖いですよね。でもそのままゴミにしてしまうのも何だかもったいないですね。

そこで、ペットボトルが溶けることを心配せずに再利用できるおすすめ方法を5つ紹介します。

さて、近年「サステナブル」という言葉をよく耳にしますが、ここで紹介する方法はどれも簡単にサステナブルな行動につなげることができます!

「サステナブル」とは「持続可能な」という意味です。

世界的に「持続可能な社会」を目指して動いているようですが、個人でできることってどんなことがあるかよく分からないですよね。

下の5つの方法であれば今日からでも実践できますので、ぜひ参考にしてみてください!

計量カップとして再利用!お米や調味料の計量に便利

ペットボトルは計量カップとして、お米や調味料の計量に利用できます。

外出時に購入する機会が多い500mlのペットボトルはお米を入れるとちょうど3合分になります。

いくつかペットボトルを用意してお米を3合ずつにしておけば、忙しい朝などプチ時短になりますよ!

特に無洗米と合わせて使えば、炊飯の手間がとっても少なくなりそうですね!

さらにペットボトルのキャップは2杯で大さじ一杯と同量になります。

私はよく計量スプーンをなくしてしまうのですが、代わりになるものがあれば安心ですね。

この使い方はペットボトルが溶けることを全く気にせず使えますので個人的にかなりおすすめです!

お風呂の中で再利用!水道代の節約になる

ペットボトルに水を満タンに入れ浴槽に入れておけば、水嵩が増すので少量のお湯でお風呂を一杯にできます。

水を無駄にしないのはもちろんですが、水道代が節約できます。

仕事で疲れた日や冷え込む日は温かいお風呂でゆっくりしたいですが、毎日お風呂にお湯を入れると正直、水道代が気になりますよね。

でも、ついつい毎日、お風呂にお湯をためてしまい請求額を見てびっくりなんてこともよくあります。

水を無駄にしないこともメリットですが、この方法の一番のメリットは水道代の節約になることかもしれません。

DIYの材料に再利用!ペン立てや小物入れに変身

ペットボトルはDIYの材料としても使えます。

飲み終わったペットボトルをきれいに洗い、カッターなどで半分に切ります。切り口をテープで覆えば、簡単にペン立てが完成します!

ペンだけでなく小物入れとしても使えるので便利ですね。

この他にも、ペットボトルの中にビーズなどを入れて赤ちゃんのおもちゃにするなど作れるものはいっぱいあるようです。

インターネットで検索すると工夫されたペットボトルDIYがたくさん紹介されています。

おうち時間にお子さまと一緒に作って楽しむのもいいかもしれませんね!

湯たんぽとして再利用!冬でも手軽にポカポカ

寒い日に大活躍の湯たんぽも、耐熱温度の高いペットボトルを再利用して作れちゃうんです。

ペットボトルにお湯を入れてタオルで包めば、湯たんぽの完成です。直に肌に当ててしまうと、火傷の危険がありますので必ずタオルで包んでください。

お湯の温度は好みがあるかとは思いますが、耐熱温度以下でも十分温まります。

この使い方では耐熱温度の高いペットボトルを使用しましょう。

他の使い方と違い、ペットボトルの耐熱温度の知識が少し必要になりますが、実践している方も多く便利な使い方なので紹介しました!

災害用品として再利用!コップやお皿として使える

最後にペットボトルを災害時の備品として保管しておくという方法もご紹介します。

いつ来るか分からない災害に備えて、空のペットボトルを保管しておくことはとても有効なようです。

使用方法としては、ペットボトルを半分にカットして、コップとして利用したり、切り方を工夫すれば、お皿としても使用できます。

水に濡れても大丈夫なので、洗って再利用も可能です。

もしもの時の備えとして、いくつかストックしておいてもいいかもしれませんね。

まとめ

  • ペットボトルの耐熱温度は通常50℃~60℃で、それ以上高温の飲み物を入れると熱で溶ける可能性がある
  • 耐熱温度の高いペットボトルの目印は、オレンジキャップで耐熱温度は85℃
  • 飲み口が白いペットボトルも耐熱温度が高い
  • ペットボトルが溶けると有害物質が流出するわけではいが、再利用には衛生面でも危険がある
  • 飲み物を入れる以外にも便利に使う方法がたくさんある
  • ペットボトルの再利用方法として、計量カップとして使う、お風呂に入れて水道代節約になる、などがある

この記事ではペットボトルが溶ける温度や再利用する際の注意点についてご紹介しました。

ペットボトルの再利用には注意が必要な点もありますので、使用する前に耐熱温度の確認や、汚れの確認等を必ず行ってください。

また、こちらで紹介した使い方以外の再利用方法を探してみるのも楽しいかもしれませんね!

正しい知識を身につけて、ペットボトルを安全に再利用していきましょう!

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