気軽にキーホルダーやアクセサリーが作れるプラ板、色を塗って自分好みの物を作りたいですね。
アクセサリーを作ってお友だちにプレゼントしたり、好きなスポーツ選手のユニフォームをキーホルダーにしてみたり、世界に一つの物が作れるのも魅力です。
プラ板にヤスリを使うけど、目の粗さは何番がいいのかな?
ヤスリの粗さは基本的には200番から400番と言われていますが、私のおすすめは400番です。
種類がたくさんあるので、どれが良いかを買う前に考えておきたいですね。
プラ板で使うヤスリを何番にするか考えておけば、お店にいってから悩まずに買えますよ。
子どもたちと何度もプラ板を作ってきた失敗経験を活かし、私の好みの400番が本当に良いのか、徹底検証します!
プラ板のヤスリは何番?検証結果おすすめは400番!
プラ板で使うヤスリは何番が良いかについて、私は400番をおすすめします。
その理由は、ズバリ失敗しにくいからです。
だいたいセットで売っている番号は、#60 #120 #240 #400 #600 #1000 のあたりです。
このうち、プラ板で使うのに向いているのが、200番から400番と言われています。
今回はこれらのヤスリを使って何番が良いかを検証していきます。
徹底検証、プラ板に良いのは400番!
ヤスリには棒ヤスリなど、色々な形がありますが、プラ板におすすめは紙ヤスリです。
作りたい形によってさまざまではありますが、恐らくそんなに大きいサイズではないと思います。
トースターに入る位の大きさ分なので、私は紙ヤスリを使いそうな分だけちぎって使っています。
使い終わった後はポイと捨てるだけです。
では実際に紙ヤスリをみてみましょう。
色々な種類があります。100均やホームセンターで購入していただけたらと思います。
私の行った店舗ではダイソーでは、12種類、セリアでは10種類ありました。セリアには400番のみの8枚入りもありました。
セリアさん、さすがです!400番押しの私と気が合いそう。
耐水やそうでないもの、どちらでも大丈夫です。複数枚入っているものや、一枚売りもあります。
次は同じ番号のヤスリを比較しました。3種類ともそれほど違いはありません。
プラモデル作りなど、こだわりのある方には違いがわかるのかもしれませんが、プラ板を削るくらいなら、どのメーカーでも気にしなくて大丈夫そうですね。
実際に削って調べました。
写真は左から「60番・120番・240番・400番・600番・800番・1000番・1500番」でヤスリをかけています。
ビックリです。こんなに綺麗に結果がでるとは。
60 | 削りにくかったです。傷を付けているという感じ。 |
120 | ここでもまだ、傷跡のような感じが残っています。 |
240 | 削りやすかったです。早く良い感じに削れます。 |
400 | 綺麗に削れていると思います。#240よりは少し時間がかかりました。削る時のガリガリ感がなくスムーズ。 |
600 | この辺りから、透明感がありますね。かなり時間をかけて削りました。 |
800 | かなり時間をかけましたが削れていないです。 |
1000 | かなり時間をかけましたが削れていないです。 |
1500 | かなり時間をかけましたが削れていないです。 |
次に色を塗った感じをみてみましょう。ピンクで塗ってみましたよ。
60番が一番濃く塗れています。透明感のある600番からは色が乗りにくい感じです。
最後に焼いてみました。
裏の写真 色鉛筆で色を塗った側
表の写真
60 | 色は濃くしっかり出ていますが、削った粗さが出ています。 |
120 | 60番ほどではないですが、削りあとが少し出ています。 |
240 | 色がきれいに出ています。 |
400 | 色がきれいに出ています。なめらかに思います。 |
600 | 削り跡はきれいですが、本来の色より薄いです。 |
800 | 削り跡はきれいですが、本来の色より薄いです。 |
1000 | 削り跡はきれいですが、本来の色より薄いです。 |
1500 | 削り跡はきれいですが、本来の色より薄いです。 |
この結果からおすすめは400番または240番です。60番や120番は色はきれいに出ますが、削り跡が残ります。600番以上は焼いた時の色が薄くなります。
削る時のガリガリ感が苦手な人や、薄いプラ板の場合は削りが浅い400番が良いです。大きく分厚めのプラ板や早く削りたい方は、240番が良いと思います。
総合的に、やはり私が1枚だけ買うなら400番を選びます!
この結果を見て、プラ板を作る時のヤスリは何番が良いか、好みで選んでいただければと思います。
ヤスリを使うときの注意点
ヤスリを使う時の注意点があります!お子さんが使う時はけがをしないように見守ってあげましょうね。
- 強くこすった直後は熱を持っていることがあります。
- プラ板をヤスリで削った粉はプラスチックです。粉のついた手で目や口をさわったりしないように、粉を吸わないようにしましょう。
プラ板のヤスリ後は色鉛筆がきれいにぬれる!
プラ板に色を塗りたいけど、何を使うのがいいかなぁ
プラ板のヤスリの後は色鉛筆がおすすめです。
その理由は、色の種類が多いからです。油性のペンでは多くの色の種類をおいているお店は少ないと思います。そして、ペンを買うよりコスパがいいですね。
私の場合は子どもが小さい頃に入学祝いで買ったホルベインの100色色鉛筆が今でもあります。
色鉛筆はかなり色の種類が豊富です。そして、色の塗りムラが出にくいと思います。
失敗談…何も知らずにコピックで塗って大失敗
子どもができて、プラ板で遊ぼうと思ったときに、色を塗りたいな~と思ったんです。それで使ったのが、コピック。
コピックとは…アルコールマーカーで、主にイラストを描くときに使います。
なぜコピックを使ったかというと、色の種類が多いから。だって、油性ペンって基本は黒、赤、青でしょ。
私はたまたまコピックの24色セットをもってたので、これが使えたら、他の色も豊富だし、かなり思うのができるなと思ったんです。
それの結果がこれです。
色ムラがやばいです。
子どもが小さい頃に書いたタコの絵を記念でキーホルダーにしてずっと持っているのですが、色ムラだけはほんとに後悔しています。
もっときれいに色が塗れていれば良かったのに・・
色鉛筆で塗るときれいに作れる
プラ板に色を塗ってみました。
表に油性の黒ペンで絵と英語を書き、裏をヤスリで削ってから色を塗りました。
今回使ったプラ板はダイソーの極薄で5分の1にちぢむタイプのものです。
極薄タイプなので、ヤスリは細かめの400番を使いました。
焼いたのがこれです。
トースターの温度を180度にして焼き、ちぢむのを待ちます。
色がきれいに出ているのがわかりますね。(焼く時にハプニングがあり、少しボコボコなのはお許しを)
色鉛筆はホルベインを使っています。ホルベインはやわらかくなめらかに書けるので色が付きやすいです。
文具屋などでも多くの種類をおいていることが多いです。
外国製品なので基本の色の感覚が少し違うので、セットを買うときは思った赤と違うとなるかもしれないので気を付けてください。
三菱などの色鉛筆も良いと思います。
100均では20色の水性ペンも売ってますし、とにかくヤスリを使えば、いろいろなモノで塗れますから、好みの風合いで選んで欲しいです。
プラ板はヤスリの代わりがフロストタイプでできる
いろいろ見てきたけど、ヤスリかけるのめんどくさいなぁ。
何か代わりはないのかなぁ?
実はとっても便利なフロストタイプというものがダイソーやセリアなどで手に入ります。
ヤスリがなければ、フロストタイプのプラ板でOK!
ヤスリの代わりというと少し違うかもしれませんが、ヤスリの代わりを買うなら、いっそこのフロストタイプのプラ板を買うことをおすすめします。
フロストタイプのプラ板は、色鉛筆、水性ペン、クレヨンが使用できるとかいています。
フロストタイプのプラ板。左がダイソー、右がセリアです。
比べてみると、ほとんど違いはわかりませんので、購入しやすいお店の方で大丈夫です。
ダイソーのフロストタイプを使って実際に作りました
ヤスリの代わりとなるフロストタイプのプラ板でプレートを作ってみました。
色鉛筆とコピックを使って色をぬりました。
上手くできました!過去にコピックを使って失敗した私的にはリベンジ成功です。
- 枝を色鉛筆でかく。
- コピックで周りのパステルカラーの模様をかく。
- 白色の色鉛筆で文字を反転させてかく。(パソコンの反転機能を使って印刷したものを写すとかきやすい)
- ピンク色の色鉛筆で文字を反転させてかく。
- ピンク色の色鉛筆で白い文字の上を塗る。
- トースターの温度を180℃にして焼く。(ご家庭のトースターによって温度は調整してください)
- ちぢみが収まって平らになったら、トースターから取り出す。
- アルミなどを敷いて平らな板のような物で抑える。
コピックは色ムラなくきれいにふわっと感が出ています。
白の文字を先に書いて、上からピンクを塗るときれいに文字が出ます。
コピックを塗る前に文字を先に書いた方が良かったと思います。
ぜひヤスリの代わりには、フロストタイプを使ってみてください。
まとめ
- プラ板に使うヤスリが何番が良いかは、削りやすくて色がきれいにでる400番がおすすめ
- 早く削りたい場合は240番もおすすめ
- プラ板に色鉛筆などで色を塗るときはヤスリを使うのがベスト
- プラ板をヤスリで削るときは、目や口に入らないように、吸わないように気を付けましょう
- プラ板にヤスリをかけて色を塗るときは、色鉛筆がおすすめ
- プラ板にヤスリをかけると色鉛筆や水性ペンなど色々な組み合わせがたのしめる
- ヤスリがなかったり、簡単にすませたいときは、フロストタイプのプラ板を購入すればOK
この記事ではプラ板に使うヤスリは何番がいいかを検証してきました。
色々作っているうちに、ヤスリは何番がいいなとか、これで色をぬりたいな、などのこだわりもできてます。それがオンリーワンの作品になっていくんですね。
まずは私のおすすめの400番、ぜひ試してみてください。この記事を参考にして、素敵なお気に入りの作品を作って貰えたら嬉しいです。
コメント