産後に円座クッションはいるのかいらないのか解説!4つの選び方も紹介

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産後に円座クッションは使うのかな?いるのかいらないのか分からないから買おうか迷っちゃう…

人によっては産後に円座クッションはいらない場合もありますが、普通分娩で会陰切開した方や妊娠中や出産時に痔を患った方は円座クッションがあると痛みを和らげる効果が期待できますよ。

普通分娩の経験がある私は円座クッションがないと椅子に座れないほどでしたが、帝王切開で出産した友人はほとんど使っていませんでした。

分娩方法や産後の体調によって円座クッションがいるのかいらないのか変わってきそうですね。

この記事では産後に円座クッションが必要なのか、円座クッションの選び方や座り方、代用できるものがあるのかを解説していきます。

この記事を読めば円座クッションが必要かどうかを判断できるでしょう。

いろいろな円座クッションが売っていると、どれを選べばいいかわからなくなりますよね。

この円座クッションは高反発素材なので、座面に傷口が当たるのを防いでくれます。

体が沈みすぎることもなく、ちょうどいい座り心地ですよ。

目次

産後に円座クッションはいるのかいらないのか解説

産後に円座クッションがいるのかいらないのかわからないよ。どういう場合に必要になるの?

産後に円座クッションがいる場合というのは、多くが体に痛みがあり普通に座れない場合が多いです。

産後に円座クッションがいるのかいらないのかは、痛みの原因で判断してみるといいですよ。主に3つあります。

円座クッションがないと座れない痛みの原因
  • 出産時に会陰切開などで傷がある
  • 妊娠中や出産時に痔を患っている
  • 腰や尾てい骨に痛みがある

これらの場所に痛みを抱えている場合、円座クッションがあると楽に座れるようになるでしょう。

出産時に会陰切開などで傷があるならクッションはいる

普通分娩で出産したときに会陰切開や会陰裂傷した部分が痛むなら、円座クッションが役に立ちます。

円座クッションの上に座ると傷口が椅子などの座面に直接当たらないので、痛みが軽くなって座りやすくなりますよ。

産後2〜4週間後には痛みや傷の違和感がなくなることが多く、1000円ほどの値段で安く買えるクッションを使ってもいいかもしれません。

妊娠中や出産時に痔を患っているならクッションはいる

妊娠中のホルモンの変化や便秘、出産時のいきみで痔を患ってしまった場合も円座クッションが活躍してくれます。

円座クッションの穴の部分に患部が来るように座ると、患部が直接座面に触れないので座りやすいでしょう。

インターネット通販サイトでは病院でも使用されている産後や痔用の円座クッションが販売されているので、購入してみてもいいのではないでしょうか。

腰や尾てい骨に痛みがあるならクッションはいる

妊娠中から産後にかけてホルモンの影響や慣れない抱っこの姿勢が原因で、腰痛や尾てい骨に痛みが出ている場合も円座クッションを使ってみてください。

尾てい骨や太ももが安定して置けるように作られているクッションがあれば、座ると姿勢がよくなり腰痛に対していい効果が期待できます。

腰が痛くて座るのが辛いときに円座クッションを使うと、場合によってはとても楽になりますよ。

産後数ヶ月使用することも考えられるので、長く使えてへたりにくいクッションがあると安心ですね。

帝王切開した場合はクッションがいらないこともある

帝王切開で出産した場合は会陰切開や会陰裂傷することがないため、円座クッションを使わなくてもいいかもしれません。

腰などに痛みがなかったり会陰切開などの傷が痛まなかったりする場合は円座クッションが必要ない場合があります。

産後の体の痛みに合わせて、いるかいらないかを決めるとよさそうですね。

産後用円座クッションの選び方について解説

産後に円座クッションがいるかもしれないから買おうと思うんだけど、何を基準に選べばいいのかな?

産後用円座クッションの選び方は人それぞれですが、選ぶときに注目したいポイントが主に4つあります。

  • 素材に安定感や硬さがあるもの
  • 耐久性があるもの
  • 洗濯ができるもの
  • 持ち運びやすいもの

選び方①素材に安定感や硬さがあるもの

傷や患部が直接座面に当たらないように、円座クッションは少し硬めで安定感のあるものを選ぶといいですよ。

ただ、硬すぎると授乳などで長時間座る場合に腰が痛くなったり疲れやすくなったりすることがあります。

また、柔らかすぎても姿勢が不安定になりお尻が沈み込んで会陰の傷口が痛む場合もあるので、実際に座って確認するのがいいでしょう。

私が使っていたクッションは実際に座らせてもらってから購入し、座っても沈み込まないくらいの硬さでちょうどいいものでした。

インターネットなどで注文するのもいいですが、お店に行って実際に見てみるのも大切です。

自分に合う硬さの円座クッションを選んでくださいね。

選び方②耐久性があるもの

痔を患っている場合や腰痛がある場合は、長く使えて耐久性のある円座クッションを選びましょう。

なぜなら、痔の治療や腰の痛みは思った以上に長引くこともあるからです。

まだ治っていないのにクッションがへたってしまい、使い物にならなくなると困りますよね。

まずは産婦人科で相談して適切な処置をしてもらってから、座るときにサポートしてくれそうなクッションを選ぶといいですよ。

選び方③洗濯ができるもの

赤ちゃんのお世話などで時間のない産後には、定期的に洗える円座クッションが使いやすいですよ。

カバーを取り外して洗えたり本体をそのまま洗えたりすると、清潔なクッションを保てますね。

洗った後に乾きやすいメッシュ素材のクッションもおすすめです。

産後1ヶ月程度は悪露が出て汚れてしまうことも考えられるため、洗濯ができるクッションやカバーだと安心できそうですね。

選び方④持ち運びやすいもの

検診のために車に乗るなど外出先で使いたい場合は、持ち運びがしやすいクッションを選んでみてください。

持ち手があるものや軽いものを選ぶと、持ち運ぶときに便利でしょう。

他にも携帯用の折り畳める円座クッションも販売されているので、検討するのもいいですね。

赤ちゃんを抱っこしながら円座クッションを持つのは大変ですよね。

そんなときはこの円座クッションを使ってみてください。

横に取っ手がついているので、持ち運びが簡単に行えますよ。

産後用円座クッションの座り方には3つポイントがある

痛みが少なく感じるような円座クッションの座り方はある?

産後に円座クッションを使用する際に気をつけるポイントは主に3つあります。

  • 中心の穴の上にしっかり座る
  • 深く座る
  • ゆっくりと横から座る

円座クッションを使うときに間違った座り方をすると、腰の違和感や産後にできた傷の痛みが強くなることがあります。

ここから3つのポイントを詳しく解説していくので、座るときの参考にしてみてください。

座り方①中心の穴の上にしっかり座る

クッションの真ん中にある穴にまっすぐ座ることで、クッションが体重を分散させ腰回りの安定につながります。

穴の中央に座らなければバランスを崩したり、会陰切開の傷や痔の部分が触れて痛い思いをするかもしれません。

穴の中央にまっすぐ座ることができれば、傷や患部の痛みが少なく感じられるでしょう。

座り方②深く座る

円座クッションの上には浅くではなく、深く座るように意識してみましょう。

深く座ることで背筋が伸びて姿勢良く座れるので、長時間座っていても疲れにくくなります。

浅く座るとバランスを崩しやすく、傷や患部が痛くなることがあるので気をつけたいですね。

座り方③ゆっくりと横から座る

円座クッションに座るときは、少し横からゆっくりと座るといいですよ。

クッションに勢いよく座ってしまうと、傷や患部が触れて痛みを感じる可能性が高いからです。

傷や患部をなるべく当てないように、少しずつ​ゆっくりと座ってみてください。

​できるだけ痛みを感じないよう座り方を調節したり工夫したりすると、産後の状態に合わせた座り方ができそうですね。

産後用円座クッションの代用はタオルや授乳クッション

産後だけど円座クッションがないよ!何かで代用できないかな?

産後で円座クッションが必要なのに手元になかった場合、この3つのもので代用することができます。

  • バスタオル
  • 授乳クッション
  • スイマーバ

どれも産後に欲しいアイテムばかりで、円座クッションをわざわざ購入したくないならこれらを使ってみるのもいいかもしれません。

ここからはこの3つのアイテムを使って​、円座クッションに代用できるのか​を解説していきます。

バスタオルをねじってクッションの代用にする

バスタオルをねじって円形に整えると円座クッションの代わりになります。

タオルの素材や置き方を工夫すれば、自分に合ったクッションができますよ。

バスタオルは円座クッションに比べると、値段が安くて確実に使えるものです。

タオルの素材が円座クッションとしては合わないなどの理由で新しいタオルを追加購入することになっても、タオルとしての使い道があるのでいいですよね。

円座クッションよりもバスタオルの方が座りやすかったということもあるので、一度試してみるのもいいのではないでしょうか。

しっかりした素材の授乳クッションを代用する

しっかりした素材の授乳クッションはへたりにくいので、試しに座ってみるのはどうでしょうか。

クッション自体に厚みがあり、人によりますが座り心地も悪くなく傷口が当たらないようです。

円座クッションが届くまでの代用だったり、一時しのぎだったりと短時間の使用なら活躍してくれそうですね。

授乳クッションの形や硬さによっては代用できないことも考えられるので、一度座ってみて確かめるといいでしょう。

スイマーバや小さい子供用の浮き輪でも代用できる

赤ちゃんの首にはめるスイマーバという浮き輪や、100均などにも売っている子供用の浮き輪を膨らませるとクッションの代用になります。

50cm程度の浮き輪を膨らませて少し空気の抜けた状態にしておくと、ちょうどいい座り心地になりますよ。

スイマーバは親が1人で赤ちゃんをお風呂に入れるときに活躍してくれますし、浮き輪は子供が大きくなれば海やプールなどで使う機会も増えるでしょう。

どちらを購入したとしても、無駄になることはあまりないのではないでしょうか。

まとめ

  • 産後に円座クッションがいるのかいらないのかは痛みの原因で判断するといい
  • 普通分娩で出産して会陰に傷がある場合、痔を患っている場合、腰や尾てい骨が痛む場合は円座クッションがあると役立つ
  • 帝王切開した場合は産後に円座クッションがいらない場合もある
  • 産後に円座クッションを使うなら素材の安定感や硬さ、耐久性があるか、洗濯ができるか、持ち運びやすいかを考慮して選ぶ
  • 円座クッションに座るときは中心の穴の上にしっかり座ること、深く座ること、ゆっくりと横から座ることを意識する
  • 産後に円座クッションが手元になくても、バスタオルやしっかりした授乳クッション、スイマーバや子供用の浮き輪で代用できる

私は普通分娩で出産したので、産後は円座クッションにとてもお世話になりました。

円座クッションがいるのかいらないのかは人それぞれとなりますが、自分に合ったものが選べるといいですね。

クッションを汚してしまったら洗えるものなのかどうか気になりますよね。

この円座クッションのカバーは洗えるので、忙しい産後でも清潔を保てますよ。

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