宅配ボックスにずっと空きがないけど…どうなってるの?
宅配ボックスに荷物がずっと入ってる状態で、なかなか空かないときは住民がマナーを守っていないことが主な原因です。
また宅配ボックスの誤操作や宅配業者のミスで、開かずのボックスになっている可能性も考えられますよ。
ずっと荷物が入ってるままだと使うことができないので困りますし、管理費も払ってるのに!とイライラしますよね。
しばらく使えなくても、我慢するしかないのかな?
我慢する必要はありませんよ!入ってるまま放置せずに管理会社に相談してみましょう。
ただしっかりとした規約がないと、管理会社がすぐに動いてくれない場合もあります。
この記事を読めば、管理会社に頼らずに荷物を確実に受け取れる方法も知ることができますよ。
「宅配ボックスに空きがありませんでした。」という不在票ばかり届いていませんか?
専用ボックスを玄関前に設置しておけば、いつでも荷物を入れられるので、不在扱いになることは無くなりますよ。
宅配ボックスにずっと入ってる主な原因は4つ
ずっと荷物が入ってる宅配ボックスは、住民のマナーやボックスの誤操作などに原因があることがほとんどです。
今回は、主に考えられる原因を4つ紹介していきたいと思います。
- 不在票の確認をしておらず、荷物が残っている
- 物入れとして宅配ボックスを使用している
- 受取人の誤操作や引越しが原因の場合がある
- 宅配業者のミスが原因の場合がある
特に年末年始やお中元の時期などの繁忙期以外の時期で、ボックスが埋まったままの状態が続くときは要注意ですよ!
不在票の確認をしておらず、荷物が残っている
1番多い原因は、受取人が不在票の確認をずっとしておらず、荷物が受け取られないパターンです。
基本的に宅配ボックスに荷物が入ると、宅配業者がポストに不在票をいれてくれます。
不在票を確認することで、荷物が届いたことを認識してボックスを開けに行きますよね。
最近は忙しい人が多いので、特に単身マンションなどは受取人がポストの確認をしていない場合がありますよ。
もしかしたらその家が原因でボックスが埋まっているのかもしれませんね…。
私の友人に聞いた話ですが、4つあるボックスを全部同じ部屋の住人が使用して放置していたということもあるようです。
荷物が入ってるままで怪しいなと感じた時は、すぐに管理会社に報告するようにしてくださいね。
物入れとして宅配ボックスを使用している
なんと宅配ボックスを物入れとして使用するというマナーの悪い住民もいるようです。
例えば、下まで降りた時に雨が降っていて傘を取りに戻るのがめんどくさい…。そうだ傘をボックスに入れておこう!と傘入れとして利用する人も。
他にも、一つしかない鍵を宅配ボックスを使って受け渡ししているという強者カップルもいるようです。
ボックスに入ってる荷物が重くて動かせないので、持って上がってくれる人が来るまで放置してしまうわけです。
また大きい荷物が部屋にあると邪魔なので、使うまでボックス内に置いておいた…という自己中な住民もいます。
特に大きいサイズのボックスは数が少ないので、ずっと使えないと本当に困りますよね。
なかなか気づくのは難しいですが、不審な動きを見かけたら管理会社に相談したほうがいいかもしれませんね。
受取人の誤操作や引越しが原因の場合がある
荷物を取り出すときに、受取操作をする前に扉を閉めてしまうケースがあります。
そのままにするとボックス内には荷物がなく空の状態なのに、機械上は荷物が残っていることになってしまいます。
この場合はわざとやっている訳ではないので、発覚するのも時間がかかりますよね。
引っ越し後に住所変更などを忘れていると、元の住所に荷物が届いてしまいます。
結果受け取る人がいないので、そのままずっと荷物が放置されてしまう原因になりますよね。
宅配業者のミスが原因の場合がある
住民側ではなく、宅配業者のミスによって開かずのボックスが出来上がっている可能性も考えられます。
まず考えられる業者側のミスが、不在票の入れ忘れです。
不在票が入っていないと、受取人は宅配ボックスに荷物が届いたことを認識できないので、取りにもいきませんよね。
荷物を1度入れようとしたものの、ボックスの大きさが合わなくて何も入れずに閉めたときに、機械上は荷物が入ってると誤って認識されてしまうことがあります。
この場合も、誰にも気づかれないまま開かずのボックスが完成してしまいますよね。
宅配ボックスがずっと開かない時は管理会社に相談!
宅配ボックスがずっと開かないままになっているときは、まずは管理会社に相談してみましょう。
実は宅配ボックスの中の荷物は、いつまでに取り出さないといけないなどと法律で決まっているわけではありません。
荷物を取り出すまでの期間を定めた規約をそれぞれの管理会社が作り、決まりに従って宅配ボックスを管理しています。
ただし規約が無い場合や賃貸物件は、管理会社が思うように動いてくれないこともあるので、注意が必要です。
規約がある場合は荷物の取り出しがスムーズ
宅配ボックスについての規約がしっかり決まっている場合は、荷物の取り出しがスムーズに進みます。
規約があればそれに書いてある期間に従って、管理会社が荷物を動かしたりすることができるわけです。
- 1週間経つとドアに張り紙がされ、2週間経つとボックスを開けて管理人預かりになる
- 1週間経つと電話や手紙で通達し、3ヶ月経つと送り主に返送する
- 48時間経つと、電話をかけて確認する
荷物が取り出されずに一定期間が経過すると、まず受取人に連絡をいれます。
それでも反応がない場合は、ボックスを開けて管理人や管理会社が預かるという規約が多いようです。
規約が決まっていれば、受取人本人でなくてもボックスを開けられるので、荷物の取り出しがスムーズに行えますね。
規約がない場合は荷物の取り出しに時間がかかることも
規約がない場合はどうなるの?
残念ながら規約がない場合は、荷物を取り出すのに時間がかかる場合が多いようですよ。
ずっと開かない宅配ボックスでも荷物は個人のものなので、基本的に他人は触れることができません。
決まりがないと、管理会社でもボックスを勝手に開けて中身を確認することができないというわけです。
でもそもそも荷物を入れっぱなしにしている人は、忙しかったりポストを確認していない可能性が高いですよね。
管理会社が催促の連絡をしても、ずっと連絡が取れなかったり、無視されたりするなんてことも…。
可能であれば、管理会社に相談して規約をしっかり作ってもらえるようお願いするのがいいかもしれません。
賃貸物件は管理会社が期待通りに動いてくれないことも
賃貸物件の場合は管理会社に相談しても、期待より動いてくれないときがあるようです。
そもそも賃貸物件はしっかりした規約がない場合も多く、住民もずっと住むわけではないので、マナーをあまり気にせず生活しています。
そのため住民とのやり取りが長引き、やる気がない管理会社の場合、諦めてしまうケースがあります。
開かないボックス1つのために業者を管理会社側で呼ぶと、無駄な管理費を使うことになるのでなるべく呼ばずに解決したいわけです。
じゃあ一体どうやって荷物を受け取ればいいの?
そうですよね…。管理会社が動いてくれないとなると、自分でどうにか荷物を受け取る必要がありますよね。
困っているあなたに、宅配ボックスを使わなくても荷物を確実に受け取れる方法を紹介していきますね。
宅配ボックスの代わりはロッカーやコンビニで
宅配ボックスの代わりに、宅配ロッカーやコンビニで荷物を受け取るという方法があります。
また自分専用の宅配ロッカーを玄関前に設置して受け取ることもできますよ。
ただ毎月共益費を払っているのに、宅配ボックスを気持ちよく使えないのはかなり理不尽でもありますよね。
今後のことを長い目で考えると、引越しを検討してみるのも1つの手段かもしれませんね。
ヤマト運輸の荷物は宅配ロッカーを使って受け取る
ヤマト運輸の荷物は「PUDO」という街中に設置された宅配ロッカーで受け取ることができます。
駅やスーパー、コンビニなどに設置されており、24時間好きなタイミングで荷物を受け取れますよ。
受取方法も簡単でタッチパネルを操作して、バーコードをかざすだけでOK。
駅から離れた住宅街にも設置されているみたいだよ!
私の家は駅から離れているのですが、住宅街のマンションの前に設置されていて、犬の散歩ついでに利用できるのでとても便利です。
近くにロッカーがあるかはヤマト運輸のHPから検索してみて下さいね。
コンビニで受け取る
コンビニであれば、主要な運送会社の荷物を受け取ることができます。
営業時間内であればいつでも受け取り可能なので、自分の好きな時間に取りに行くことが可能です。
コンビニ受取も簡単で、バーコードをレジで見せれば、受取完了!
- 日本郵便:ファミリーマート、ローソン、ミニストップ
- ヤマト運輸:セブンイレブン、ファミリーマート、デイリーヤマザキ
- 佐川急便:ローソン、ミニストップ
※2023年7月時点
全てのコンビニでどの荷物でも受け取れるというわけではないので、必ず運送会社と利用可能なコンビニを確認するようにしてくださいね。
玄関前の専用宅配ボックスで受け取る
共用の宅配ボックスの代わりに、自宅の玄関前に個人のボックスを設置して、荷物を受け取るという方法もあります。
自分専用なので、他の人の利用を気にする必要がある共用のボックスよりストレスフリーで使うことができます。
簡易的なボックスであれば、2,000~4,000円前後で購入することが可能ですよ。
使用方法は、荷物を入れた後に宅配業者に鍵を閉めてもらうだけ!
玄関前の共用部分を使用することになるので、必ず許可をとってから設置するようにしてください。
共用の宅配ボックスが埋まっていても問題ないですし、不在票が溜まることや再配達に悩まされることも無くなりますよ。
最終手段として引っ越しを検討するのもあり
宅配ボックスの代わりの方法をいくつか紹介しましたが、本来は住んでいる家のボックスで受け取りたいですよね。
そこで最終手段として引っ越しを検討するのも、1つの手ではないかと思います。
共益費を支払っているわけですし、宅配ボックスを気持ちよく使用できないと不満はたまる一方。
マナーの悪い住民が引っ越さない限り、イライラが続くと思うと、時期もわからないので我慢するのも大変です。
今は最新の設備を備えた宅配ボックスもあるみたい!
宅配ボックスの種類によっては、長期間荷物が取り出されていないと部屋番号が点滅したり、ボックスの業者から直接住人に連絡が入ったりするものがあります。
各部屋のインターホン画面にメッセージが表示されるシステムもあるようで、荷物の放置が起こらないような工夫が進んでいます。
せっかくお金を払って使う設備なので、高機能の宅配ボックスが設置されている家への引っ越しを検討するのもありではないでしょうか?
いずれにしても、引っ越し先の建物で宅配ボックスの規約があるかはしっかり確認するようにしてくださいね。
まとめ
- 宅配ボックスに荷物が入ってる状態なのは、不在票の確認をしていないことや物入れとして使われているといった住民のマナーに原因がある
- 受取人の誤操作や引越し、宅配業者のミスが原因で、荷物がずっと入ってるまたは機械上埋まっているケースがある
- 宅配ボックスがずっと開かないままになっているときは、まずは管理会社に相談してみよう
- ボックスの管理規約が決まっていると荷物の取り出しがスムーズに行われるが、決まっていないと時間がかかる場合あり
- 賃貸物件の場合は、管理会社がきちんと対応してくれず諦めてしまうことがある
- 宅配ボックスの代わりに、ヤマト運輸のPUDOやコンビニで荷物を受け取れる
- 玄関前に自分専用のボックスを設置すれば、共用の宅配ボックスに関係なく荷物を受け取れる
- 最終手段として、最新の宅配ボックスが設置された家への引っ越しを検討するのも1つの手
宅配ボックスに荷物がずっと入ってる状態で使えない日が続くと、イライラがつのりますよね。
管理会社に言っても状況が改善しない場合は、トラブルになる前に引っ越しを検討して、快適な環境で生活するほうがストレスが溜まらずいいかもしれませんね。
自分で宅配ボックスを設置するとなると、防犯面が心配ではないですか?
ワイヤーがついており、ドアや柱に固定することができるので、盗まれる心配もありませんよ。
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