使い捨てカイロは温かくするだけの役目じゃないの?!使用済みカイロの使い道って?
使い捨てカイロは、お風呂に入れることで水質を改善するほか、消臭や除湿効果、園芸用の土としての活用、世界の水を綺麗にする取り組みにも役立てられます。
冬場に大変役立つ使い捨てカイロ、毎日使っているとゴミの量もなかなかのものになりますよね。
そんな、ゴミだと思っていた使用済みのカイロをお風呂に入れるなんて、私は想像もしていませんでした。
使い捨てカイロにはたくさんの使い道があるので、知らずに捨ててしまうのはもったいないですよ。
この記事を読んで使い捨てカイロを再利用すれば、水質の良いお風呂に入ることなど、心地よい生活ができます。
今回は、使い捨てカイロの捨て方まで含めてご紹介します。
冬の間毎日使用するカイロは、お得にまとめ買いしておきたいですよね。
こちらは60枚入りでこのお値段!おすすめです♪
使い捨てカイロをお風呂に浮かべるだけで水質改善!
なぜ、使い捨てカイロがお風呂のお湯を綺麗にしてくれるのかしら?
使い捨てカイロの原材料である活性炭に、水を浄化する作用があるため、お風呂の水質が良くなります。
使用後の使い捨てカイロをそのままお風呂のお湯に浮かべるだけです!
水が浄化され、水質がまろやかになったと感じる方もいます。使用済みカイロを活用して、気持ちいいお風呂で体を温められるって最高ですね!
使い捨てカイロの再利用で消臭や除湿などができる!
使用済みカイロは、お風呂に入れる以外にも、消臭剤や除湿剤、園芸用の土として再利用することもできます。
こんな多彩に再利用ができるのには、使い捨てカイロの原材料に秘密があります。
使い捨てカイロの主な原材料は鉄粉・水・塩類・活性炭・バーミキュライト・吸水性樹脂です。そのうち、再利用をするときに活躍してくれるものは以下の3つです。
【活性炭】水質浄化効果、脱臭効果
【バーミキュライト】水分を溜める働き、園芸用の土
【吸収性樹脂】水分を溜める働き
使い捨てカイロを消臭剤として使う
使い捨てカイロの原材料に活性炭が含まれるため、消臭効果が期待できます。
活性炭は臭いを吸収する作用があります。ドラッグストアなどでも、消臭目的で活性炭を利用した商品をよく見かけます。
つまり、使用済みカイロを、下駄箱や冷蔵庫など、臭いが気になるところに置くことで、消臭剤としての役割を果たしてくれるのです。
カイロは場所を取らないので、どこにでも置きやすいのがメリットですね。
カイロの中身を袋からだして、小さい容器に入れて置くと、さらに効果が出やすいそうです。
特に臭いが気になるところには、こぼさないよう注意して試してみてもいいですね。
使い捨てカイロを除湿剤として使う
使い捨てカイロの原材料のうち、バーミキュライトと吸収性樹脂に、水を溜める作用があるため、除湿剤として再利用することができます。
下駄箱に入れると、活性炭の消臭効果とあわせてダブルで効果的です。
靴やブーツにそのまま使用済みカイロを入れるという方法もおすすめです。
使い捨てカイロを園芸用の土として使う
使い捨てカイロの原材料に含まれるバーミキュライトは、もともと観葉植物の土として使われている成分なので、園芸用の土として再利用することができます。
土として使う場合は注意が必要で、使い捨てカイロには塩分が含まれているため、ろ過して塩分を洗い流してから使うようにしましょう。
ろ過せずに使ってしまうと、塩害が生じてしまう可能性があります。
ろ過をするときは、コーヒーのフィルターを二重にし、そこに使い捨てカイロの中身をいれて、水を流します。1つの使い捨てカイロに対して150cc~200ccの水を目安に流しましょう。
使い捨てカイロによっては、このようにろ過をしても園芸用の土として適さない物もあります。
カイロのパッケージに「土壌改良剤として使える」などの記載がないものは、園芸用の土として再利用できないので注意しましょう!
使い捨てカイロの捨て方は自治体によるので要確認
使い捨てカイロの捨て方や回収方法は「可燃ごみ」「不燃ごみ」「金属ごみ」など、自治体によりさまざまです。
お住いの自治体のホームページなどで分別方法の確認をしましょう。
捨て方は自治体により違いますが「完全に冷めてから捨てる」ということは、どこでも共通のルールです。
また、期限切れの使い捨てカイロや、未使用のまま放置していた使い捨てカイロを処分したい場合は、まず開封してカイロを発熱させて、こちらも完全に冷めてから捨てます。
冷めたカイロは他のゴミと一緒にゴミ袋に入れても、火事になることはないので、しっかり冷まして自治体の分別に従って捨てましょう。
使い捨てカイロの原材料にいろいろなものが含まれるため、捨て方が自治体により違うようです。お住いの自治体への確認をお忘れなく!
使い捨てカイロを回収するだけで世界の役に立つ方法
ゴミになるだけのものが、そんないいことに使えるなんて、私も参加してみたい!
この回収活動に参加する方法は、Go Green Groupという会社に使い捨てカイロを送ることです。送り方は下記の通りです。
- カイロ本体(不織布に入ったままの状態)をビニール袋に入れる
- 大きさや貼るタイプなどの種類は問わない
- 未開封のものを送る場合は、未開封のまま、もしくは開封後、完全に冷めてから入れる
ビニール袋の空気を抜いて、口の部分を縛ります。
送り先:〒490-1143 愛知県海部郡大治町砂子長田1181-1 GoGreen物流センター愛知 行
電話:052-444-0529
こちらの会社では、使用前・使用後の使い捨てカイロを回収し、加工してキューブを作り、海や川などに投入することで、水を綺麗にする活動をされています。
使用済みの使い捨てカイロを回収することで、世界の海や川、池などを浄化する活動に役立てることができます。
使い捨てカイロには、ヘドロを分解する作用、農薬の混ざった水を綺麗にする作用があることが分かり、そこに着目されたそうです。
送料は自己負担となりますが、不要な使い捨てカイロを送ることでキューブの材料として使ってもらうことができます。
ご近所さんの分をまとめて回収するなど工夫をすれば、大きな負担にならずに、私たちも世界の水の浄化に貢献できます。
使い捨てカイロを回収するだけで、地球を綺麗にできる方法があるなんて信じられません!
自宅での使い捨てカイロの再利用の次は、世界に目を向けてみるのもおもしろいと思います。
まとめ
- 使い捨てカイロは、使い終わったものをそのままお風呂に入れるだけで水質が良くなる
- 使い捨てカイロに含まれる活性炭が水の浄化、消臭効果を発揮する
- 使用済みカイロは下駄箱、冷蔵庫に入れて消臭剤として使える
- 使用済みカイロを吸湿剤、消臭剤として、下駄箱、靴やブーツに直接入れることも可能
- 「土壌改良剤として使える」などと記載がある使用済みカイロは、塩分を洗い流して、園芸用の土として活用できる
- 使い捨てカイロの捨て方は自治体により違うので、各自調べる必要がある
- 使い捨てカイロは必ず熱を冷ましたあとに捨てる
- 未使用や期限切れで未開封の使い捨てカイロは、開封して発熱させた後、しっかり冷めたことを確認してから捨てる
- 使い捨てカイロを回収することで、世界の海や川、池などを浄化する活動に役立てることができる
今までゴミだと思っていた使用済みの使い捨てカイロが、お風呂に入れるなど身近な再利用方法から、世界の水の浄化まで、幅広く活用できることが分かっていただけたのではないでしょうか。
私は何気なくゴミにしていましたが、使い捨てカイロを今まで捨てていたことがもったいなく感じています。
使い捨てカイロを、最後の最後まで使って、家計にも、地球にもやさしい暮らしにしていきたいですね。
今日のお風呂に浮かべることから始めてみませんか。
冬の間毎日使うカイロはお得にまとめ買いしておきたいですね。
こちらはたっぷりのカイロをお得に買うことができるので、安心して冬の期間を過ごすことができますよ。
スポンサーリンク
コメント