必見‼中学生のお小遣いのルールは4つ!渡し方や意外なメリットも‼

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中学生のお小遣いのルールは、使い道をきめる、金額と渡すタイミングを決める、使う分貯める分を決める、振り返りをするの4つをおすすめします。

あなたの家庭には、中学生のお小遣いのルールはありますか?

ルールを決めておかなければ、金銭感覚が身に付かず、無駄な使い方をしてしまうかもしれません。

しかし、お小遣いを利用することにより、金銭感覚だけでなく、貯蓄の習慣、計画性、プレゼンテーション力が身に着くきっかけになりますよ!

私にも中学生の子供がいます。渡し始める前に家族で話し合い、試行錯誤をしながら決めました。

この記事では、中学生のお小遣いのルールや渡し方以外にも、一般的な相場やお金の使い道・頻度を紹介しています。

私の家の経験談ものせていますので、参考にしてみてください♪

目次

中学生のお小遣いのルールは4つ!話し合いが大事

中学生にお小遣いをあげる前に、家族で話し合ってルールを決めましょう!

  1. お小遣いの使い道を大まかに決める
  2. 金額と渡すタイミングを決める
  3. 使う分と貯める分を決める
  4. 何に使ったのか振り返りをする

①②④は金銭感覚を養うために、③は貯蓄の習慣のためのルールです。

小学生では、お小遣いをやったりやらなかったりの家庭も多いと思います。しかし中学生は交友関係も行動範囲も広がるので、必要だと感じる子が増えてくるでしょう。

私には中学生の娘がいます。小学生の頃は、お手伝いをしたらあげる程度で、お小遣いはあげていませんでした。

お金を持っていても使い道がなかったので、子供自身そこまでお金に興味がありませんでしたね。

しかし、中学校にあがると一変しました!友達と買い物に行ったり、家以外の場所で勉強をしたり。

小学生までは親が一緒に買い物に行って支払っていましたが、中学生になると、友達と行って買ってくるので、子供にお金を持たせる必要が出てくるのですね。

あなたも、お小遣いをあげる前にお子さんと一緒にルールを決めましょう。

子供の金銭感覚や貯蓄習慣の勉強を始める、いいきっかけになりますよ!

お小遣いの使い道を大まかに決める

まず、お小遣いの金額を決める前に、大まかに使い道を決めましょう。

どこまでお小遣いで払い、どこからは親が必要に応じて渡すのか。もしくは、すべてお小遣いでまかなうのか、決めておく必要があります。

しっかりと決めておかなければ、言われるがままお金を渡してしまい、金銭感覚は身に付きません。

塾の交通費、友達と遊ぶ時のお金、服代、文房具代、お菓子代などいろいろな使い道があります。

また、中学生になると携帯電話を持つ子も多くなります。子供の通信料を気にするのであれば、お小遣いの中に携帯代を含めるのもいいかもしれませんね!

すると、契約している通信量を超えないように、子供なりに携帯電話の使い方を考えるようになります。

私の家の使い道は、お菓子や飲み物代、友達と遊ぶ時のお金(昼食代は除く)としました。携帯は定額を超える使い方をしないので含みませんでした。

お小遣いの使い道を大まかに決めることで、渡す金額がだいたい見えてきますね!

金額と渡すタイミングを決める

使い道が決まったら、次はお小遣いの金額と渡すタイミングについて話し合いましょう。

大事なのは、話し合いをすることです。親が一方的に決めるのではなく、子供の意見も聞くことが大切です。

中学生になると思春期に入り、会話をする機会がぐっと減ってしまいます。

共通の話題で、子供が面倒がらずに話しをする話題として、お小遣いの内容はぴったりです!

まず、親が金額を提示し、子供の意見を聞き、お互い話し合いをして決めるのがいいでしょう。

渡すタイミングも月に一度のように『定期的』に渡すのか、『報酬』として渡すなら結果が出た後なのか、話し合いましょう。

私の家では、使い道がそれほどないので、月初めに1,000円を渡すことに決めました。

服代や本・参考書代、お小遣いを超える出費で必要性があるものは請求してもらうようにしています。

渡し方については、後述の中学生にお小遣いの渡し方は3つ!メリットデメリットで解説しています。

使う分と貯める分を決める

お小遣いの中で、使う分と貯める分を決めましょう。

貯める分を決めることで、貯蓄の習慣が身に着きますよ!

貯める分は子供名義の銀行に預けるようにしてもいいし、次のお小遣いを渡すタイミングでどれだけ余っているのか見せてもらうなどでもいいでしょう。

貯める喜びを教えてあげると、積極的に貯めるようになりますよ!

コツコツ貯まった通帳の金額を見るのが楽しかったり、わずかでも利子が付くとうれしい気持ちになったりしますよね♪

おすすめ‼残金があれば利子をつけてあげる

お金を楽しく貯める方法として、残金に対して利子をつけてあげるのがおすすめです!

子供のお金の教育にも熱心な厚切りジェイソンさんが、『お年玉をすべて子供に渡し、毎年年末になると残金に対して1割の利子をあげている』という話をされていました。

お金を貯める習慣を身に付けるには、残金に対して利子をあげる方法は、とってもいいと思いませんか?

銀行に預けて利子をもらうこともできますが、残念ながら超低金利なので、子供にはメリットとして分かりづらいですよね。

私の家では、『毎月残金を教えてもらい、その金額の1割の利子を翌月のお小遣いに上乗せする。』というルールを追加しました。

月1,000円のお小遣いなので、1割利子を付けたとしても、そこまで高額にはなりません。

また、年に一度ではなく、毎月にしたのも理由があります。

お小遣いを何に使ったのか、振り返るきっかけを作るためです。

何に使ったのか振り返りをする

使い道の振り返りをすることで、子供は自分が何にお金を多く使っているのか、認識できます。

振り返り中で、お金の使い方の疑問や悩みを聞き、親はアドバイスもできますね‼

もちろんお小遣い帳を付けるのもいいですよ!お小遣い帳をつけることができそうな子には、おすすめします。

私は家計簿挫折組なので、子供に付けなさいとは言えませんでした…。

レシートを貯めて残高と照らし合わせる方法もありますが、自販機でジュースを買ったりするとレシートはないので、完全ではありませんよね。

私の家ではお小遣いを渡すときに、前月の振り返りをしています。大まかに何に使ったのか聞くようにしました。

細かく聞かれるのを嫌がる子もいると思いますので、大まかに聞く程度なら話してくれるはずです。

お小遣いの金額が適正か、使い道は間違っていないかなど、いろいろな面で検討材料にもなりますよ。

お小遣いを渡すタイミングで、前回の振り返りをしてみましょう。

中学生のお小遣いの渡し方は3つ!メリットデメリット

中学生のお小遣いの渡し方は3つあります。渡し方は、お子さんの性格にあわせるといいですよ。

・【定額払い】決まった金額を同じ時期に渡す
・【報酬払い】がんばりに応じて渡す
・【都度払い】お金が必要なときに渡す

娘が小学生のころ、友達と遊ぶときは毎回ガチャガチャすることがありました。

ガチャガチャがしたいわけではないけど、みんなやってるから。という流れで、あっという間にお金がなくなってしまいました。

ガチャガチャって1回300円くらいしますよね?ほしいならまだしも、流れでやるって、、高いと思いませんか?

お金の価値がわかっていなかったのでしょうね。中学生になった今では、無駄な使い方はしなくなりました。

もし中学生になっても、友達の影響で使ってしまったり、何かにのめりこんでお小遣いをつぎ込んでしまったりする子なら、「都度払い」を選択したと思います。

渡し方それぞれのメリットデメリットも一緒に解説しますので、あなたのお子さんにはどれが合うか考えながら読みすすめてください!

【定額払い】決まった金額を同じ時期に渡す

定額払いは、一定金額を決まった時期に渡す方法です。

ある程度自分で管理ができる子や、計画性を身に付けてほしいのなら、定額払いがおすすめです。

【メリット】
・お金を管理する能力や計画性が身につく
・金銭感覚が養われる

定額払いの場合、お小遣いを計画的に使わないと、あっという間になくなってしまいます。

本当に必要なものなのか、どこで買えば同じ商品でも安く買えるのか、やりくりを考えるようになりますよ。

また、ほしいものを買うために貯めるといった計画性も身につきます。

【デメリット】
・定期的にもらえるのが当たり前と思ってしまう

本来、お金は労働の対価としてもらうものです。しかし定期払いの場合、なにもしなくても、定期的にお小遣いがもらえてしまいます。

「お小遣いは、親が働いているからもらえるのよ。」など、当たり前ではないこと、お金の大切さを一緒に伝えるようにしましょう!

【報酬払い】がんばりに応じた金額を渡す

報酬払いは、お手伝いや成績のがんばりに応じてお小遣いを渡す方法です。

積極的にお手伝いや勉強をしてもらいたい、がんばった分だけ評価してあげたいと思うなら、報酬払いがおすすめです。

【メリット】
・手伝いや勉強を積極的にしてくれる
・お金を稼ぐには働かないといけないという基本的な考えが身につく

親がガミガミ言わなくても、お手伝いをしてくれたり、勉強を頑張ってくれたりするのは、子供だけでなく親にとってもメリットですね。

また、労働対価の社会のシステムを学ばせることにも役に立ちます。

【デメリット】
・お小遣いが関わっていないのなら、動かなくなるかもしれない
・計画的なお金の使い方が身につかないかもしれない

お小遣いがもらえないなら、「やらない 」という考えになるかもしれません。また、評価基準が高すぎると、あきらめて逆効果になるかもしれません。

お小遣いに関係なく、感謝したり、褒めることで子供のモチベーションを高めてあげることで回避できます。

また、やればやるほどお小遣いがもらえるならば、定額払いのようにやりくりを考えるような計画性が身につかない可能性もあります。

報酬払いの場合でも、月に一度など、まとめて渡すようにすれば回避できますよ。

おすすめの渡し方‼定額払いと報酬払いの組み合わせ

定額払いと報酬払いを組み合わせることでデメリットを補い合えます!

私の家では定額払いと報酬払いを組み合わせています。定額で1,000円、成績が上がれば300円を報酬として渡しています。

定額払いの場合、もらうのが当たり前で労働対価でもらう感覚が身につかない。報酬払いの場合、お小遣いが関わっていなければ動かない、というデメリットがありますね。

娘には、「定額払い」を条件なしで渡し、「報酬払い」で労働対価の価値を身に付けてほしいと思いました。

もちろん、目に見える成績が上がらない時もありますが、娘は「レポートの評価が上がった」などと今がんばっているところを伝えてくれます。

このがんばりに対して報酬を払っています。たった300円ですが、とてもうれしそうです。また自己PRの勉強にもなっていますよ!おすすめです。

【都度払い】お金が必要なときに渡す

都度払いは、必要なときに適正な金額を渡す方法です。

お小遣いをもらったらすぐ全部使ってしまう子は都度払いがおすすめです。

【メリット】
・子供の無駄遣いを防ぐことができる
・プレゼンテーション能力や自己PR力を身につけることができる

「お小遣いを渡すとすぐに使い切ってしまう…」「子供がお金に興味がなく、何に使っているのか全く覚えていない」という子供の無駄遣いを防ぐことができますね。

また、子供はお金をもらうために、毎回ほしいものの必要性や重要性を伝えなければいけません。するとプレゼンテーション能力や自己PR力が身に付きます。

【デメリット】
・ほしいときにほしい分だけもらえると勘違いをするかもしれない
・毎月いくら子供に渡しているか親も分からなくなる

子供がほしいときにお金がもらえるので、ほしい分だけもらえると勘違いをしてしまう可能性があります。

また、ほしいものを我慢することができなくなるかもしれません。

都度払いの場合は、親も子供に渡す金額を大まかに決めておく必要があります。渡しすぎに注意してくださいね。

それでは、次の章からアンケートを基に、中学生のお小遣いの相場や使い道などについて解説していきます!

中学生のお小遣いの平均は?中央値は2000円

中学生のお小遣いの平均は2,536円ですが、金額の中央値は2,000円、最も渡している金額が多いのは1,000円です。

そもそも、中学生はお小遣いをもらっているのでしょうか?「子どものくらしとお金に関する調査」によると、以下のような結果になっています。

参考:金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査」2015年度調査

もらっている(定期的に、必要の都度含む)人は83%で、もらっていない人は17%のようです。大部分はもらっているようですね。

では中学生は1カ月にどれくらいの金額をもらっているのでしょうか?

平均値 2,536円
中央値2,000円
最頻値1,000円
参考:金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査」2015年度調査
注:以下の表は全て同じサイトからの参考

平均は2,536円ですが、中央値と最頻値を参考にしましょう。

中央値とは、値を大きさの順に並べた時の真ん中の値のことです。

お小遣いの使い道は何を含んでいるのかによって、金額にかなり差が出ます。1,000円を渡している家庭もあれば、5,000円以上渡している家庭もありそうです。

この結果、平均値は多めに出ている可能性があります。そのため、平均値より中央値を参考にした方がよさそうです。

またもらっている金額で最も多いのは1,000円ということで、中学生のお小遣いは1,000円~2,000円が妥当でしょう。

娘の友達にもお小遣いの金額を聞いてみました。1,000円~2,000が多かったです。

中学生のお小遣いの使い道は?頻度や別途もらうとき

中学生のお小遣いの使い道で一番多いのは、友達と外食・軽食代です。

また、使う頻度は月に2~3回で、友達と外出するときは別にもらうことが多いようです。

使い道について、お小遣いで買ったことがありますか?(よくある、ときどきあるを含む)のアンケートによると、50%以上のものは以下のとおりです。

1位 友達と外食・軽食代 80.1% 
2位 おやつなどの飲食物 79.4%
3位 友達へのプレゼント 73.5%
4位 小説や雑誌 72%
5位 文房具 71.8%
6位 家の人へのプレゼント 71.4%
7位 休日に遊びに行くときの交通費 66.9%
8位 ゲーム代(ゲームセンターなどでゲーム)  63.9%
9位 まんが 60%
10位 映画やライブのチケット 55.4%
11位 ゲームソフトやおもちゃ類 53%
12位 昼食 51.2%

使い道の多くは、友達と遊んでいるときということがわかりす。

また、家の人へのプレゼントも70%の中学生がお小遣いで買ったことがあるという結果はうれしいですね。

娘はよく文房具を買っています。たまに、お菓子も買っていますね。

中学生でも、友達と遊ぶときによくお小遣いを使っているなら、月1,000円では足りないのでは?と思ってしまうかもしれません。使用頻度を見ていきましょう。

中学生がお小遣いを使う頻度は月に2~3回

中学生がお小遣いを使う頻度は月に2~3回が多いようです。

 ほぼ毎日           1.7%  
 週に2~3回くらい   5.5%
 週に1~2回くらい    20%
 月に2~3回くらい  37.3%
 月に1回以下  34.4%

毎日使っていたら、すぐになくなってしまいますし、無駄なものを買っているのでは?と疑いたくなりますね。

しかし、月に1~3回程度であれば、妥当のようです。

娘は、まったく使わない月もあります。多く使うときでも月に2回くらいです。

中学生になると行動範囲が広がり、お金を使う機会は確かに増えます。しかし部活や塾に通っていると放課後や休日はほとんど占領されています。なので、お小遣いを使う日が限られているのです。

そのため、使う頻度はそこまで高くなく、金額も多く渡す必要がないので、1,000円の家庭が多いのではないでしょうか。

お小遣いと別にもらうのは、友達と外出するとき

お小遣いとは別にお金をもらうことがありますか?のアンケートで一番多かったのは、「友達と外出するとき」でした。

友達と外出するとき  55.5% 
お祭りがあるとき  51.6%
お金を払う必要があるとき(買いたいものがあるときなど)  47.1%
祖父母と会ったとき  38.9%
家の買い物をしておつりをもらったとき   23.7%
親戚とあったとき  22.8%
家の手伝いをしたとき  17.8%
良い成績をとったとき  14.5%

頻繁に友達と遊びに行くわけでもないので、たまに外出するときはお金をあげようと思う親が多いのでしょうね。

私の家では、友達と映画を見にいくなど、使い道がわかってお小遣いではまかないきれない場合は別に渡しています。

ルールに決めた使い道以外の出費があるときは、別にお金を渡すのか、前借りにするのか家族で話し合いましょう。

まとめ

  • 中学生のお小遣いのルールは、使い道を大まかに決める、金額と渡すタイミングを決める、使う分と貯める分を決める、何に使ったのか振り返りをするの4つ
  • 渡し方は、定額払い、報酬払い、都度払いの3つであり、子供の性格に合わせて選ぶのがよい
  • 定額払いと報酬払いの組み合わせでお互いのデメリットを打ち消せる効果があるため、組み合わせて渡すのもおすすめ
  • 中学生の相場は1,000円~2,000円で、最も渡している金額が多いのは、1,000円
  • 使い道で多いのは、友達との食事や軽飲食代で、使用頻度は月に2~3回が多い
  • 友達と外出するときは、お小遣いとは別にもらっている子が半数いる

前半でルールや渡す方法について解説し、後半はアンケート結果を基に中学生のお小遣い事情をお伝えしました。

お小遣いの渡し方で、金銭感覚や貯蓄することを学ぶだけでなく計画性やプレゼンテーション能力が身に付きます‼

また、思春期の子供との会話のきっかけにもなります。使い道を聞いたり、子供のがんばりを褒める場としても使ってくださいね。

お小遣いを渡し始める前に、家庭で話し合ってルールを決めましょう!

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