自転車カバーをキレイに洗いたいんだけど、どうすればいいの?
汚れてしまったカバーの洗い方は、酸素系漂白剤での漬け洗いやアルコールでの拭き取りです。
使っていないときの自転車は、カバーを付けっぱなしの状態ですよね。屋根がついている駐輪場においていても、屋外で雨風に当たって思っているより汚れています。
そんな汚れやすい自転車カバーですが、中性洗剤で汚れを落としてから、酸素系漂白剤で漬け洗いをすればキレイにすることができますよ。
ただし、やりすぎは繊維を傷めたり防水効果が落ちてしまう原因になってしまうので、洗い方には注意が必要です。
この記事では、自転車カバーの正しい洗い方と着用のメリットを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
自転車カバーの洗い方を2つ紹介!洗濯機は使用不可
自転車のカバーをキレイにしたいけど、洗って大丈夫??
自転車のカバーは、漂白剤や洗剤に注意すれば洗うことができます。
洗い方を知っていれば、サイズや素材で洗い方を変えることもできますね。
自転車カバーの素材 | 特 徴 |
---|---|
ビニール | 生地が薄く、破れやすい |
ナイロン | やぶれにくく、自転車にフィット |
オックスフォード | 生地が厚く、頑丈な作り |
ポリエステル | 扱いやすく縮みにくい |
基本的には撥水スプレーをこまめに使用すれば、撥水効果を維持することでキレイに長く使うことができます。
お風呂で漬け洗い
1つ目の洗い方は、お風呂でつけ置きする方法です。
中性洗剤でこすり洗いをしてから、お風呂の中で酸素系漂白剤(オキシクリーン・ワイドハイター)漬けにします。
アルカリ性の洗剤などを使うとプラスチック性のカバーが割れてしまう事例もあるため必ず中性洗剤を使用してください。
身近な中性洗剤である食器用洗剤でも十分に汚れは落ちます。
- 中性洗剤でこすり洗いして、すすぐ
- 50℃のお湯を張り、30分ほど酸素系漂白剤につける(20センチお湯張って4~5杯程度)
- 念入りにすすぎ洗い(洗剤が残っていると撥水効果が落ちるため)
- 天日干しにせず、陰干し
こすり洗いとつけ置きをするだけの簡単な手順でキレイにできるのはとても嬉しいですね♪
私はカバーをお風呂に漬け置きするのは抵抗があるので、スロップシンクのある方が羨ましいです。
スロップシンクとは、掃除用具や靴、アウトドア用品などの汚れものを洗うための底の深い流しのことです。
憧れのマイホームを建てる時には、ぜひ検討したいと思っています。
ハイターやアルコールでふき取り
2つ目の洗い方はハイターやアルコールで拭き取りする方法です。
雨や湿気でできた頑固な黒カビはおちるの…?
透明なビニール部分が多いカバーを使っている方や汚れてきたないカバーをお風呂で洗いたくないという方はふき取りでも十分キレイにできます。
大体のほこりや汚れは雑巾で拭けばほとんど落ちますが、頑固なカビは酸素系漂白剤やアルコールで拭く方法もあります。
目に見えない部分も、カビがついている可能性があるので、自転車のカバー全体をアルコールを付けた布で拭くといいですよ。
- 砂埃をおとす
- 酸素系漂白剤やアルコールを含ませたスポンジで優しく拭き取る
- (頑固な箇所には漂白剤やアルコールをしっかり含ませ、15分ほど放置)
- 水をかけてしっかりと洗い流す(洗剤が残っていると撥水効果が落ちるため)
- 天日干しにせず、陰干し
酸素系漂白剤やアルコールで優しく拭き取りましょう。とにかく、優しく拭き取るのが大切です!
塩素系漂白剤の使用には細心の注意が必要です!
塩素系漂白剤を使用するときは、色落ちには気をつけてください。
塩素系漂白剤のアルカリ性の成分がしっかり流せていないと、紫外線に当たったとき黄色く変色してしまう恐れがあります。
せっかくキレイに洗ったのに変色してしまってはショックなので、すすぎは念入りにしっかり行ってくださいね。
洗濯機やコインランドリーは使用厳禁!
洗濯機で洗えたら良いんですが、洗うことはできるの?
洗濯機やコインランドリーの使用は基本厳禁ですよ‼
ビニール素材はカバーに水が浸透しないため、大きな自転車カバーを洗うと遠心力で洗濯機を壊す可能性があります。
加工の効果がなくなったり、カバーがダメージを受けて型崩れの心配も。
お手入れして長持ちさせたいのに、一気に寿命が縮んでしまう原因にもなりかねないので洗濯機の利用は避けるのがおすすめです。
素材によっては洗うことはできると思いますが、やはり型崩れなどの心配があるので手もみ洗いをおすすめします。
カバーを洗う時には使う洗剤や漂白剤にも十分注意して下さいね。
自転車のカバー着用をおすすめしたい
カバーは付けないとどうなるの?取り外しにも手間がかかるし、次の購入を悩んでいます…
ワンタッチ式で簡単に取り外しができるタイプもありますし、カバーをするメリットがいくつかあるので付けることをおすすめします。
汚れやサビ防止におすすめ
自転車を屋外に長時間おいている方には花粉黄砂やほこり・雨風を防いでサビからも守ってくれます。
天気が悪く雨や風、地域によっては雪の影響をうけ自転車がサビてしまいます。
最近は、サビに強いステンレスやアルミパーツを使った自転車もありますが、全くサビないというわけではありません。チェーンやパーツのサビは防ぎたいですね。
長い間使用せずに外においている方ほど、ぜひ自転車のカバーの着用をおすすめします。
私もアパートで屋根付きの駐輪場に止めてはいましたが、使うのが年に1・2回で次に使う頃にはサビや砂埃、蜘蛛の巣だらけで使い物にならなくなっていました。
結局、数回の使用のみで処分に…こんな結末は避けたいですね。マメに手入れできる人であれはいいのですが。
目隠し効果で防犯対策におすすめ
全体をカバーしてなるべく目立たせないようにすることで、防犯対策になり盗難から守る効果があります。
パッと見ただけではどのような自転車か分からないので、狙われにくいです。
カバーと自転車ごとロックできるタイプのものもあるので、高額な電動自転車やロードバイクを持っている方はおすすめです。
せっかく購入したお気に入りの自転車が盗まれてしまったら悲しいですよね。
カバーをするだけで少しでも大切な自転車を守る効果がUPするなら、私もカバーをつけたいな!と思いました。
紫外線劣化の防止におすすめ
夏の紫外線対策からタイヤやハンドルのを守ることで劣化を防ぐ効果があります。
自転車のタイヤは紫外線や熱で亀裂がはいることもあります。
例えば、自転車のハンドルがべたべたした経験のある方も多いのではないでしょうか。
ハンドルは樹脂素材でできているので、紫外線の影響を受けて劣化してしまった状態です。
劣化がひどいと自転車は走行性が悪くなってしまうので、大切な自転車を少しでも長持ちさせられるよう自転車カバーの利用をおすすめします。
自転車のカバーを子供シートにつけよう
子供用シートのカバーは、汚れ防止だけではなく子供を雨や寒さから守ってくれます。
雨除けだけではなく風よけにもなるので、冬場のお子様の寒さ対策にもなります。
前乗せ用と後ろ乗せ用で分かれているので購入を検討するときには気を付けてくださいね。
風よけや防寒にも使えて子供用シートを掃除する手間も省けるため、最近ではカバーをつけっぱなしにする方も増えています。
子供の防寒になる
子供用のシートカバーは、チャイルドシートに乗っている子供を冬の冷たい風から守ってくれます。
冬場の自転車は漕いでいても寒いのに、じっとしている子供はなおさらです。
子供は風で息苦しくなってしまうこともありますので、冬場に小さいお子様を自転車に乗せる方にもいいですね。
子供用シートカバーの種類
子供用シートのカバーには、前乗せ(フロント用)と後ろ乗せ(リア用)の2種類があります。
前乗せ(フロント用)と後ろ乗せ(リア用)ではシートの形が違うので、カバー選びには気をけて下さい。
ヘッドレストの有無によってもカバーが異なります。
毎回外すのは面倒だけど子供用シートカバーは付けたままでいいの?
子供用シートのカバーには付けっぱなしが可能な商品もあります。
お子様のためにも子供用シート部分にだけカバーを付けるのもいいですね。
前乗せ(フロント用)シートのカバー
前乗せ用は1歳から4歳くらいまでのお子様を抱っこして乗せてあげることになるのでしっかりとカバーが開き乗せやすいタイプがいいです。
後ろ乗せ(リア用)シートのカバー
後ろ乗せ用は2歳くらいから6歳くらいまでのお子様が長く使用できます。
身長が伸びてきてもキツキツにならないよう、ヘルメットをかぶっても余裕のあるサイズを選ぶといいです。
子供の成長によっては付けっぱなしだと不便になることがあります。
付けっぱなしにしたい方でも、カバーが全面下まで開いて子供が自分で乗り降り可能なもので取り外しが簡単なタイプを選ぶといいですね。
カバーを外さなくても全面が開いて後ろでまとめるタイプもあります。
子供が自分で自転車に乗りたがったときに、カバーがあって邪魔にならないようにしましょう。
子供用カバーにあると嬉しい機能
雨風などから守ってくれるカバーですが、子供をすっぽりと覆ってしまうので様子が見えたり、蒸れ防止ができるといいですね。
子供の様子がみえるもの
カバーの透明部分が広いと、お子様の様子をしっかり確認できます。
横まで透明なものだと景色もしっかり見えるのでおすすめです。
蒸れを防止できるもの
透明部分が広いカバーは蒸れやすいので、サイドや背面が通気性のいいタイプを選ぶといいです。
さらに、子供の肌のためにUV対策ができるとうれしいですね。
雨の日には絶対に乗らない!という方以外は、ひとつ持っておくと安心です。
まとめ
- 汚れてしまったカバーの洗い方は、酸素系漂白剤でのつけ洗いやアルコールでの拭き取りでキレイにできる
- 自転車のカバーは、漂白剤や洗剤に注意した洗い方を
- ふき取りでも十分キレイになる
- 洗濯機やコインランドリーの使用は基本厳禁‼
- 自転車カバーを着用すると汚れやサビ防止、防犯対策、紫外線劣化防止のメリットがある
- 子供用シートのカバーは、汚れ防止だけではなく子供を雨や寒さから守ることができる
自転車カバーの洗い方と着用のメリットを紹介しました。
次の購入を悩んでいる方やまだ持っていない方もカバーをすることはメリットが多いのでぜひ使ってみてください。
長い間使っているとどうしても汚れてしまうものですが、少しでもキレイに保てるといいですね。
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