4ヶ月で人見知りすると賢いは社交辞令!意外な赤ちゃんの心理と対処法

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4ヶ月で人見知りをするのは賢い証拠だと言われたことはありませんか?

4ヶ月限らず、人見知りする赤ちゃんに対して『人見知りをするのは賢い証拠だよ』というのはよく聞く言葉です。

実はこの言葉、赤ちゃんが賢いということよりもママやパパへのフォローの意味の方が強いかもしれません!

4ヶ月で人見知りをするなんて、うちの子って賢い!天才なのね!

人見知りは成長の過程で起こるものなので、天才とまで思うのはおすすめしません。

しかし、4ヶ月で人見知りをする赤ちゃんは人一倍好奇心旺盛な嬉しい証でもあります!

この記事では、人見知りの赤ちゃんにできる対処法や、人見知りと発達障害についての関係も解説しています。

人見知りとはなにか、赤ちゃんの気持ちを知っておくだけで、大変な人見知りの時期をのんびりと見守ることができますよ♪

目次

4ヶ月で人見知りをする赤ちゃんは賢いの?

4ヶ月はちょうど記憶力も発達してきて、ママやパパの顔を覚えて判別できるようになる時期です。 

人見知りをするのは、ママやパパが分かるようになることと知らないものへの興味が出てきたという成長の過程なんです。

赤ちゃんが人見知りをするのは、恐怖の感情だけではなく、興味があって近付いてみたい、という気持ちも持っているんですよ。

ただし、知らない人と分かった上で誰にでも人懐っこい赤ちゃんもいますし、逆に人見知りのひどい赤ちゃんもいます。

人見知りは、その子の性格によるものが大きいかもしれませんね。

人見知りは賢い証拠と言われるのはなぜか

人見知りが賢いと言われるのは社交辞令や『泣いているけど気にしないでいいよ』という周りからのフォローかもしれません。

子育て中に、先輩ママや年配の方から『人見知りは賢い証拠だよ』と言われたことがある人は多いと思います。

赤ちゃんが他人とママやパパを区別できるようになるのは産まれた頃よりは賢くなっていますね。

しかし、人見知りをしない子が賢くないという訳ではありません。

好奇心旺盛で誰にでも近付いていく赤ちゃんや、慎重に観察してからでないとそばに行かない赤ちゃんもいます。

『人見知りは賢い証拠』と言われるのは、親のそばを離れないときや、バツの悪い思いをしている親へのフォローと捉えた方がいいかもしれませんね。

人見知りは、怖いけど気になるという赤ちゃんの気持ち

赤ちゃんの人見知りは、『怖い、離れたい』と『気になる、近付きたい』という気持ちの葛藤が引き起こすものなんです。

産まれた時の赤ちゃんは喜怒哀楽がないですが、成長するにつれて少しずつ感情が増えていきます。

赤ちゃんは、他人がこっちを見ていると目を逸らしますが、他人がよそ見をしているとじっと見つめて観察をするという行動を取っているんです。

『近付きたい』と『離れたい』という気持ちからの行動、とっても可愛いですよね♪

生後6ヶ月ごろになると『怖い』という感情が発達してくるのでその頃から人見知りが始まる赤ちゃんが多いと言われます。

しかし、生後4ヶ月あたりから見た目で判別して記憶できるようになり好奇心も出てくるため、4ヶ月やそれ以前から人見知りが始まる子もいます。

親としては大変かもしれませんが、成長の過程として見守ってあげましょう。

4ヶ月で人見知りが始まるのは早いけど成長の証

生後6〜7ヶ月で人見知りが始まる赤ちゃんが多い中、4ヶ月での人見知りは早い方だと言えます。

しかし、これは3つの成長の証でとても嬉しいことなんです♪

  • 視力の発達
  • 記憶力の発達
  • 愛着の形成

決して、人見知りが早い方が良い、悪いということではないと覚えておいてくださいね。

赤ちゃんの視力は4ヶ月頃まではぼんやり見える程度ですが、だんだんと顔の区別がつくようになってきます。

愛着関係にあるママやパパ以外の人に、警戒心を抱いたり恐怖を感じたりするようになります。

早い時期から人見知りが始まるのは大変ですが、周りにも理解を得ながらうまく対処していきましょう。

人見知りには8つの対処法が効果的

人見知りの対処法は、あくまでも赤ちゃんのペースに合わせて気持ちに寄り添ってあげることです。

人見知りは成長の証とは分かっていても、ママやパパ以外の人に対して泣かれてしまうと気まずいですよね。

そこで人見知りの対処法を8つご紹介します。ぜひ取り入れてみてくださいね。

人見知りの赤ちゃんの対処法
  • ママやパパと親しくしている所を見せる
  • ママやパパが声を掛ける
  • 赤ちゃんをじっと見つめない
  • 慣れていて安心する場所で人と会う
  • 写真やビデオ通話で顔を見慣れさせる
  • 人に会う機会を作る
  • 赤ちゃんのペースに合わせる
  • 周りに人見知りであることを伝える

お願いするときには、周りへのフォローも忘れずにしてください。

普段から意識して生活していれば、自然と人見知りもおさまってきたり、過ごしやすくなったりしますよ。

ママやパパと親しくしている所を見せる

赤ちゃんはママやパパのことをよく観察していて、どんな人と関わっているかもちゃんと見ています。

最も信頼しているママやパパと親しくしている人は「自分の味方で怖くない人だ」と感じて警戒心がなくなります。

ここでお話したように、赤ちゃんは見つめられると怖いけど、よそ見をしている人はじっと観察することが分かっています。

そのため、ママやパパと親しくして赤ちゃんを見つめずによそ見をすれば、じーっと観察が出来て警戒心もとけるかもしれませんよ♪

ママやパパが声を掛ける

これは、他人と会う時にあらかじめ声を掛けるという方法です。

これから○○ちゃんと会うよ〜!楽しみだね♪

声掛けをすることで、赤ちゃんはママやパパの声を聞いて安心しますし、心の準備をする事ができます。

まだ意味は理解できなくても、ママやパパの声を聞いて安心したり、これから何かが起きると予感したりする事ができるんですよ。

赤ちゃんには声を掛けることが大切です。これは、おむつ替えや授乳、着替え、お風呂など生活全てにおいて大事なことです。

声掛けは、愛情を育み、信頼感にも繋がるので普段から意識してみてくださいね。

赤ちゃんをじっと見つめない

赤ちゃんは他人からじっと見つめられる事に恐怖を感じます。

つい可愛くてじーっと注目したり、覗き込んだりしてしまいますが赤ちゃんにとっては怖い事なんです。

じっと見つめられている時には、赤ちゃんはその人を見て観察する事が出来ません。

よそ見をして、赤ちゃんに観察する時間を与えることで警戒心がとけていくでしょう。

慣れていて安心する場所で人と会う

人見知りをする子の中には、いつもと違う場所に不安を感じる『場所見知り』をする場合があります。

他人と会う事と知らない場所のどっちも気になって不安になってしまうのは赤ちゃんにとって大変な事です。

できれば、自宅などの慣れた場所で他人と会ったりするのがいいでしょう。

そうすれば、少しは赤ちゃんの怖い気持ちも消えるかもしれません。

写真やビデオ通話で顔を見慣れさせる

普段会えない祖父母や単身赴任のパパなどは、写真やビデオ通話で顔を見慣れさせておくのも効果があります。

赤ちゃんはよそ見をしている顔をよく観察するので、写真は前を向いているものより、よそ見をしているものがいいでしょう。

直接会えなくても、顔を観察させておくと実際に会ったときに人見知りも少なくすぐに慣れるかもしません。

人と会う機会を作る

人見知りをする赤ちゃんは、決して人が嫌いなわけではないので人と会うことを避けない事が大切です。

研究によって人見知りは『怖いけど近付きたい』という気持ちである事が分かっています。

興味はあるけどまだ少し怖い、という人見知りの赤ちゃんにはぜひたくさんの人と会う機会を作ってあげましょう。

そのときには以下のような対策はして下さいね。

  • 赤ちゃんに注目しない
  • じっと見つめて目を合わせない

赤ちゃんを怖がらせないように対策をしながら、たくさんの人と関わる事ができるといいですね。

赤ちゃんのペースに合わせる

人に慣れさせるために、泣いていたり嫌がっていたりする赤ちゃんを無理に他人に近付かせるのは逆効果です。

赤ちゃんにも『近付きたい』という気持ちはあります。

自分で観察をして自分のペースで近付いていけるように見守りましょう。

周りに人見知りであることを伝える

どうしても泣き止まないときなどは、周りの理解を得ることも重要です。

外出先でせっかくあやしてくれたのに、赤ちゃんに泣かれてしまうのは気まずいですよね。

そのときは、先に人見知りであることを伝えておくといいでしょう。

今、人見知りをしていて、目を見られると誰にでも泣いてしまうんです。

そして、赤ちゃんにも同時に声掛けをしてフォローして下さいね。

大丈夫だよ。この人は優しい人だから安心してね。

そうする事で、お互いに気まずい思いをしないで済みますよ。

4ヶ月の人見知りや場所見知りは2歳までには落ち着く

早い時期の4ヶ月頃から始まった人見知りは、個人差はありますが遅くても2歳までには落ち着いてくるようです。

場所見知りも、人見知りが落ち着く2歳ごろまで様子を見てみましょう。

人見知りや場所見知りのピークは7〜8ヶ月頃だと言われています。

子供によって個人差があるので、焦らず見守りましょう。

場所見知りをする理由は場所や音に不安を覚えるから!

場所見知りをする理由は、見慣れない場所に不安を覚えたり、周囲の聞き慣れない音に恐怖を覚えたりするからなんです。

記憶力が育ち始める4ヶ月頃からは、いつもの場所とそうでない場所の区別も付くようになります。

見慣れない場所に不安を感じてママやパパから離れなかったり泣いてしまう事があります。

また、聞き慣れない賑やかな音にびっくりしてしまう事もあるようです。

赤ちゃんにとっては全てが初めてで新鮮です。初めは遠くから観察させたり音を聞かせて、徐々に外の世界に慣れさせていきましょう。

4ヶ月で人見知りをしないのは発達障害の可能性?

4ヶ月で人見知りをしないからといって、発達障害というわけではありません。

一般的に、人見知りは6ヶ月〜7ヶ月頃から始まると言われていますが、それより早く始まる子もいれば全く人見知りをしない子もいます。

人見知りには個人差があるので、4ヶ月で人見知りをしなくても安心してくださいね。

子供の成長は早いです。昨日まで出来なかったことが、今日できるようになったりするのでいつの間にか人見知りも始まるかもしれません。

人見知りをしないこと以外に以下のような事があって心配であれば健診の時に専門家に相談してみてもいいでしょう。

  • 赤ちゃんと目が合わない
  • あやしても笑わない
  • 物事に対して関心を示さない
  • 感情表現が乏しい
  • 指さしをしない
  • 後追いがみられない

人見知りをしなくても過剰に心配する必要はありませんが、もし気になることがあったら一人で抱え込まずに専門家に相談しましょう。

人見知りをしないのは性格と環境が関係している

人見知りをするかどうかは、その子の性格と今まで育ってきた環境が関係していると言われています。

人見知りをしないのは、誰にでも抱っこしてもらえて可愛がってもらえるので親としては助かりますが、一方で不安にもなりますよね。

人見知りの程度やしない理由も人それぞれで、人見知りをした方がいい!という事ではないので心配しすぎないでくださいね。

人見知りをしない理由①性格

大人と同じで、赤ちゃんも社交的なタイプや人と関わる事に緊張してしまうタイプなど様々な性格があります。

人見知りをしない性格の例
  • 社交的
  • 好奇心旺盛
  • 他人に興味関心がない など

性格も十人十色なので、これ!というものはありません。

人見知りをしなくてもその子の個性だと思ってのんびりと成長を見守ってあげてくださいね。

人見知りをしない理由②環境

以下のような場合は、普段から人と触れ合うことに慣れているために人見知りをしないことがあります。

  • きょうだいが多い
  • 大家族である
  • 親戚が多く頻繁に会う
  • 子育て支援センターなどで他の人との交流がある

このように、普段からたくさんの人に会う機会が多いと親以外の人と接することに抵抗がなくなる事があります。

しかし、中にはいろんな人と会う機会が多いために人見知りが激しくなってしまうパターンもあります。

人見知りは悪い事ではないですが、たくさんの人と会う機会を作った方がいいかもしれませんね。

実は人見知りをしているかも?

親が気づいていないだけで、実は人見知りをしている場合があります。

私たちの人見知りのイメージは、大泣きしたりいやがったりする事ですが、中にはそういった行動を取らない人見知りをする子もいるんですよ。

人見知りの特徴
  • 顔が曇ったりこわばったりする
  • 気分が落ち込む
  • 固まってしまう

そう言われればたしかにこういう行動を取っているな、と思うパパとママもいるかもしれませんね。

大人が気付かないだけで、赤ちゃんは人見知りをしている可能性もあるので、様子を観察してみてください。

人見知りはある日突然始まる

赤ちゃんの人見知りは、視力や記憶力の発達と喜怒哀楽の感情の発達がみられる6ヶ月ごろから突然始まります。

昨日まで人見知りをしていなかった赤ちゃんも、急に人見知りが始まることがあるんですよ。

人見知りが始まるのは個人差があるので、今人見知りをしていないからと言って過剰に心配したりしなくても大丈夫です。

  • 生後2~3ヶ月から人見知りが始まる子
  • 生後4~5ヶ月から人見知りが始まる子
  • 生後6ヶ月ごろから人見知りが始まる子
  • 2歳過ぎてから人見知りが始まる子
  • 人見知りをしない子

生後2~3ヶ月の人見知りは、他人に対しての恐怖の感情というより『ママやパパと離れたくない』という気持ちから泣いていることが多いです。

生後4ヶ月ごろになると、視力や記憶力が発達してくるのでママやパパが分かるようになり、人見知りが始まったと言えますね。

人見知りの始まる時期がそれぞれなのと同じで、終わる時期や人見知りの程度も人それぞれ違います。

それが良い悪いではなく、その子の個性として受け止めてあげましょう。

まとめ

  • 4ヶ月で人見知りをするのは賢いというより、成長の過程で起こるもので『生まれた時より知恵がついて賢くなったね』という意味
  • 『人見知りは賢い証拠』と言われるのは、社交辞令や大変なママやパパに向けたフォローの言葉として捉えた方がいい
  • 人見知りは、視力の発達や記憶力の発達でママやパパとそれ以外の人を見分けることができるようになった成長の証
  • 人見知りは『怖い』と『近付きたい』という気持ちの葛藤が引き起こすもので、他人に興味が出てきたという証拠でもある
  • 生後6~7ヶ月で人見知りが始まるといわれているが、中には4ヶ月で始まる子もいたり人見知りをしない子もいるなどその子の性格や個性によってさまざまで、2歳ごろまでには落ち着く
  • 人見知りの対処法は、赤ちゃんの目を見つめずによそ見をしてよく観察させて赤ちゃんのペースで近付くこと、信頼しているママやパパと親しいところを見せたり声掛けをすること、人と会う機会はできるだけ作る方がいい
  • 4ヶ月で人見知りをしなくても発達障害の可能性は少ないので、心配しすぎずに成長を見守ることが大切だが、心配なことがあれば抱え込まずにすぐに専門家へ相談する

4ヶ月で人見知りが始まると大変ですが、すくすくと成長している証拠です。

『人見知りは賢い証拠』という言葉は、そんな大変なママやパパを労う先人たちの育児の知恵なのかもしれません。

人見知りもいつかは終わります。無理に人見知りを克服する必要はないので、たくさん甘えさせてあげてくださいね。

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