レンタカー会社の保険に初心者が入れないはウソ!?条件や補償を解説

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初心者でレンタカーを借りたいのだけど、保険に入れないって本当?

初心者でもレンタカー会社の保険に入って、車を借りることはできます‼︎

一部のレンタカー会社では車両の貸出制限や保険に入れない場合がありますが、安心してドライブが楽しめるよう手厚い補償をつけられる会社はあります!

車でのお出かけ、事故を起こしてしまい台無しに…保険に入れないから高額な請求書が来てどうしよう‼︎ と慌てたくないですよね。少しの傷でも車の修理は高額になってしまいます。

この記事では、レンタカー会社の保険についてや初心者がレンタカーを利用する時の注意点、コンビニの1日車両保険について解説します。

最後まで読むことでレンタカーを借りる時のポイントをしっかりおさえることができ、安心したドライブを楽しめますよ♪

目次

レンタカーの保険に初心者が入れない理由と補償内容

一部のレンタカー会社では、年齢制限がありレンタカー会社が設けている保険に入れない場合があります。

ですが、初心者の方でも安心してドライブが楽しめるよう手厚い保険をつけられるレンタカー会社もあるので安心してください♪

初心者でも加入できる保険があるレンタカー会社については次の見出しでご紹介しますね。

ここでは、レンタカーを借りる際の保険について解説します。まず、保険や補償内容についてしっかり理解しましょう‼︎

レンタカーの利用料金に基本的な保険は含まれている

利用するレンタカー会社によって少し差はありますが、そもそもレンタカーの利用料金には基本的な保険(補償)が含まれています。

区分保険・補償内容免責額(自己負担額)
対人補償1名につき無制限なし
人身補償1名につき3000万までなし
車両補償1事故につき時価額50.000円
対物補償1事故につき無制限50.000円
〈トヨタレンタカーの場合〉

このように、基本的な保険はレンタカーを借りた時点で入っているんです。

免責補償とNOCは事故の自己負担額を0円にする保険

それなら、初心者ドライバーが入れない保険とは?

レンタカーを借りるときに初心者だから保険に入れないのは、免責補償とNOC(ノンオペレーションチャージ)の2つです。

レンタカーを利用する際、加入するかどうか聞かれる”免責補償”と”NOC(ノンオペレーションチャージ)というレンタカー会社が設けている保険があります。

免責補償

=事故を起こした時の自己負担額(対物免責・車両免責)を免除できる

最大10万円発生する免責額(=自己負担額)をゼロにできる保険

区分保険・補償内容免責額(自己負担額)
対人補償1名につき無制限なし
人身補償1名につき3000万までなし
車両補償1事故につき時価額50.000円 (なし)
対物補償1事故につき無制限50.000円 (なし)
〈トヨタレンタカーの場合〉
NOC(ノンオペレーションチャージ)

=事故・盗難・故障・汚損などで車の修理や清掃が必要となった時に、”車を貸し出すことのできない期間の売上金を払ってください”という制度(”休業補償”とも言います)

NOCとはその免責額(=自己負担額)を免除できる保険

請求額の平均は20,000円~50,000円ほど

2つの保険の内容を理解しようとすると難しそうに感じるかと思いますが、簡単に言うと”レンタカーで事故を起こした時の自己負担額を0円にする”ための保険です。

この保険は、加入義務はなく任意保険です。年齢が満たないと加入できない場合や初心者が入れないなどの制限を設けているレンタカー会社もあります。

そのため、21歳未満の人や免許を取得して3ヶ月未満の方は、レンタカーを利用する際レンタカー会社にこの保険に入れないと言われる場合があります。

初心者ドライバーの方が、事故を起こす可能性が高いため加入を断られてしまうんです。

免責補償やNOC未加入で事故を起こすと請求が高額に

運転に慣れていない初心者ドライバーの方で、なるべく自己負担額を減らしたいなら免責補償+NOCに加入できるレンタカー会社で車を借りる方が良さそうです。

あくまで任意保険なので加入する義務はありませんが、もし加入せず事故を起こしてしまったらどのくらい請求されるのでしょうか?

車両免責+対物免責休業補償加入保険料自己負担額
加入なし約10万円約5万円0円15万円
免責補償のみなし約5万円1,100円51,100円
免責補償+NOCなしなし最大2,200円
(1,100円+440円〜1,100円)
2,200円

任意保険に加入しなかった場合、事故を起こすと平均で15万円ほど請求されてしまいます。

免責補償のみの加入では、車両や物に対する補償のみですので休業分の営業料が請求されてしまいますね。

ただ、任意保険なので車を借りる際に加入するかは自由です。でも、初心者ドライバーが慣れない車で運転を行うなら、加入することで安心して楽しくお出かけできますよ。

車を借りる初心者でもレンタカー会社の保険に入れる

初心者でも免責補償やNOCに加入できるレンタカー会社はどこ??

初めて車を借りる初心者でも、任意保険に加入できる手厚い補償のついたレンタカー会社がありますよ♪

初心者ドライバーがレンタカーを借りる時の年齢制限の有無や任意保険の金額、内容も併せてご紹介します。

区分車両貸し出しの
年齢制限
任意保険の
年齢制限
免責補償
(1日あたり)
NOC
オリックスレンタカーなしなし1,100円+660円
ニッポンレンタカー車種によりありなし1,100円+440円
タイムズカーなしなし1,100円+1,100円
トヨタレンタカーなし
(一部店舗で例外あり)
なし1,100円+550円
日産レンタカー なしなし1,650円+550円
ニコニコレンタカーあり
(免許取得後3ヶ月未満の方は、免許取得後3年以上の方の同乗が必要)
あり
(免許取得後1年未満はNG)
1,100円+550円
(免責補償は車種によって金額に差があります)

よく耳にする大手のレンタカー会社をピックアップしてご紹介しましたが、車を借りる際の年齢制限や任意保険の加入条件のない会社が多いですね。

免責補償やNOCに加入すると1日あたり約2000円程が利用料金にプラスされてしまいますが、事故を起こしてしまうと10万円以上請求されることが多いです。

免責額を減らす安心を買うという意味でも初心者ドライバーはこの二つの任意保険への加入がオススメです。

NOCの金額に各社差があるのですが、少しずつ補償の内容が違います。

車のタイヤのパンク補償やレッカー対応がついているものがあるのでどこまでの補償が必要なのか確認してみてください。

レンタカーの保険は初心者関係なくコンビニはNG

初心者がレンタカーを借りる時はコンビニで見かける1日自動車保険に入れば良いんじゃない?

残念ながらレンタカー会社の車は、1日自動車保険の対象外なので加入できません。

ワンコインで補償を受けられコンビニやネットで申し込みができるので手軽に利用できる保険ですが、自家用車を個人間で貸し借りする場合にのみ申し込むことができます。

そのため、初心者でレンタカー会社の保険が利用できないからといって、コンビニで見かける1日自動車保険に加入することはできないのです。

ただ、1日自動車保険は自家用車の利用なら初心者でも申し込むことができ、18歳未満は親の同意が必要になりますがその他制限のないものが多いので利用しやすそうです。

自家用車を使って、複数人で交代しながら運転をするときには利用できるので、検討してみてくださいね。

レンタカーの保険と初心者が借りるときの注意点

初心者ドライバーがレンタカーを借りるときは、任意保険への加入がオススメ‼︎

初心者でも運転しやすいコンパクトカーや軽自動車を選び、高速道路を走行する場合はETCやカーナビの有無も確認してくださいね。

忘れがちな持ち物についても詳しく説明しているので、一つずつ確認し落ち着いてドライブを楽しんでください♪

初心者は任意保険に加入する

できれば利用料金を抑えたいと思いますが、事故を起こして莫大な金額を請求されるよりはと考えて初心者の方は特に免責補償やNOCといった任意保険に加入するといいでしょう。

少しぶつけるだけでも、車両の修理は思っているより修理代がかかります。

私は免許をとって3日目に電柱に自家用車のサイドミラーをぶつけ数万の修理費用を払ったことがあります。自己負担額を減らすだけでなく、安心を買うという意味でも加入をオススメします。

初心者がレンタカーを借りるときのポイント

忘れ物や確認不足で慌てることがないよう初心者ドライバーがレンタカーを借りるときの持ち物や注意点をまとめてみました。

  • 免許証
  • 初心者マーク持参
  • 扱いやすい車種を選ぶ
  • 高速道路を走行するならETC搭載車を選ぶ
  • カーナビがあると便利

免許証は忘れずに!

当たり前ですが免許証がなければ運転ができないので、忘れないように注意しましょう。

私も初心者ドライバーの頃は出かける直前に免許証を持っていない‼︎と気づいて慌てたことがあります。

初心者マークは持参する

レンタカー会社で貸し出してくれる場合もありますが、貸出料金がかかったり貸出中で店舗に無いなどのトラブルにならないよう自分で持っていくのが確実です。

初心者マークは、マグネット式のものから吸盤タイプの物まで種類が様々で100均で購入できます。車体の前方・後方とつける必要がありますので2つ持っていってくださいね。

マグネット式は車体につけるため、気がつくと取られている…‼︎なんてこともあるので、私は吸盤タイプを車内から見えるような位置につけていました。

扱いやすい車種を選ぶ

慣れない車での運転は、初心者ドライバーでなくても不安です。車種によって運転のしやすさが大きく変わるので、なるべく運転のしやすい車種を選びましょう。

【初心者にオススメの車種】
・軽自動車
・コンパクトカー

軽自動車は小回りがきき、細い道や他の車とのすれ違いの時などにも走行しやすいのでオススメです。車幅も狭く、車体がコンパクトなので運転の感覚を掴みやすいですよ。

コンパクトカーは、軽自動車のような小回りがきくだけではなく安定した走行ができます。高速道路での長距離の運転には安定した走行ができるコンパクトカーがオススメです。

私はどちらの車も運転したことがありますが、軽自動車よりコンパクトカーの方が疲れを感じにくかったです。また、車体の低い車より車体の高い車の方が運転しやすいですよ。

ワンボックスカーやミニバンなどの車体の大きい車は、避けた方がいいでしょう。スピードが出やすく、車体の感覚を掴むのに時間がかかるなど運転に慣れていないと扱うのが難しい車種です。

事故のリスクを減らすためにも、軽自動車やコンパクトカーといった扱いやすい車種を選びましょう。

高速道路を走行する時はETC搭載車を選ぶ

高速道路を走行する時に必ず通る料金所ですが、一度車を停めてお金を払うよりETC搭載車のほうが落ち着いて走行できます。

慣れない運転+高速道路の走行となるとさらに慌ててしまうんです。

ETC搭載車を選んでも、ETCカードが無いと使用できないので注意してください。

ETCカードはレンタカー会社が用意してくれるものではないので、クレジットカード会社などで契約してあらかじめ用意しておいてください。

カーナビがあると便利

カーナビの有無も確認しましょう。カーナビがなくてもスマホのナビなどで代用できますが、車体についている純正のカーナビの方がより的確に目的地まで案内してくれます。

高速道路での走行ではサービスエリアまでの距離や施設の詳細を表示してくれたり、走行区間の金額を表示してくれるなどスマホのナビよりも情報を多く表示してくれるのでとても便利ですよ。

万が一道を間違えても、慌てて再検索する必要がなくすぐに別のルートへ案内してくれるので慣れない道でも安心して走行できそうですね♪

まとめ

  • レンタカー会社の任意保険には初心者でも加入できる
  • レンタカーの利用料金に基本的な保険はついている
  • 一部のレンタカー会社では、車両を借りられなかったり任意保険に入れない場合がある
  • 免責補償とNOCは任意保険なので加入の義務はないが、加入しておくと事故の時の自己負担額を抑えることができる
  • コンビニの1日車両保険はレンタカー対象外なので入れない
  • 初心者がレンタカーを借りるときは、免許証や初心者マークを忘れずに持っていく
  • 初心者でも運転しやすい軽自動車やコンパクトカーを選ぶ
  • 任意保険は安心したドライブにするためになるべく加入する
  • ETC搭載車、カーナビのついているものがオススメ

初心者ドライバーにとって、慣れない車での運転は不安ですよね。初心者ドライバーでも手厚い保険をかけられるレンタカー会社はいくつもあります。

任意保険に入れないレンタカー会社を選ぶより、初心者の間は手厚い保険のあるレンタカー会社を選んでみてはどうでしょうか?

利用料金が少し嵩みますが安心したドライブを行うために任意保険への加入をオススメします。

事故を起こさないことが一番ですが万が一のことも考えておくことで、車でのお出かけをより楽しめると思いますよ♪

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