フードコートでのバイトはきついのかなぁ…
立地条件や時間帯、時期によってきついと感じたり忙しさは違ったりするので、人により捉え方はさまざまです。面接前に希望するフードコートの下見をおすすめします!
フードコートは大きい商業施設やスーパーに併設されているので利用したことがある人は多いのでは?その分、仕事内容はイメージしやすいですよね。
しかし、フードコートならではの仕事内容もありますので、知らずにバイトを始めると大変と感じてしまうかも。
この記事を読めばフードコートでのバイトの特徴、メリットやデメリットまでわかりますよ。
フードコートでのバイトはきついと感じる?
色々なお店が一同に集まり、老若男女、年代を問わず利用しやすいフードコート。駅のそばにあることも多く、通学途中や帰り道にバイトがしやすいというメリットがありますよね。
そんな場所でのバイトは大変できついのでしょうか?
いつも混んでいる商業施設や都心部のフードコートはお客も多く仕事量が多いので、その分きついと感じるかもしれません。
ですが、休日や平日のお昼の時間帯はどのフードコートでもたくさんのお客でにぎわうことが多いので混雑する時間帯に足を運んで自分の目で確かめてみるといいですよ。
フードコートでのバイトの特徴は、利用者の幅が広くファミリー層が多いので一般的な店舗よりもクレームや苦情が少なく、お客が自分で食器の運搬をするのでレジや調理業務に集中できることです。
他のバイトよりも挑戦がしやすく、初めての接客バイトとして経験するには良さそうですね。
忙しくてきつい大変な時はあるのかなぁ…
休けい時間はどうやって過ごしたらいいのかなぁ…
次は、そんな不安や疑問について解説していきましょう!
フードコートでのバイトはいつも忙しい?
忙しさについてはフードコートの混雑状況で変わってきますが、どこもにぎわっているところが多いですよね。
特に、平日の日中や休日のお昼どきは多くのお客さんでいっぱいです。
お店の中は狭いので限られた人数で業務をこなすのは大変です。しかし、それはお客さんの多い時間帯に限られるでしょう。
では具体的にいつが忙しく、何人の従業員でまわすことが多いのでしょうか?
- 忙しい時間帯はお昼どきや夜、時期は休日前の夜やお盆、年末年始などの繁忙期は特に大変
- バイトの人数は1~4人程度で一般的なお店よりも少ない
- 人あたりの仕事量はお客さんの人数に左右される
具体的に忙しい時間帯や時期がわかると安心だわ!
お客さんの人数については、実際にフードコートへ自分で足を運んで自分の目で見て確かめることをおススメします!
なぜかというと、都心部のフードコートと地方のフードコートでのお客さんの数も異なるからです。
また、そのお店が人の流れが多い通りにあるかどうかも左右するので平日と土日の両方に訪れてみてください。
休けい時間の過ごし方について
フードコートでのバイトは接客業務のため立ち仕事で、身体を休める時間も必要ですよね。休けい時間はどのように過ごす人が多いのでしょうか。
一般的には、用意されている休けいスペースで一休みすることが多いようです。
そもそも、休けい時間はどのように割り当たっているか知っていますか?
・休けい時間は労働基準法第34条によって定められている
・労働時間が6時間から8時間以内の場合、45分以上の休けいが与えられる
・労働時間が8時間以上の場合は1時間以上の休けいが与えられる
・労働時間が6時間以内の場合は、勤務先は法的に休けいを与える必要はない
このように労働時間の長さで変わります。ですが、このルールは最低基準のためバイト先によって多少変化があります。
いつ、どのくらいの休けい時間を従業員に取ってもらうかは、人員配置や業務の忙しさ具合などに応じてバイト先が判断します。
面接の際などにしっかりと確認しておくようにしましょう。次は休けい時間について詳しく見ていきます。
・トイレは休けい時間に入らない
・勤務している人たち共有の休けいスペースで休むことが多い
・まかないを食べることができる
・他のお店で買い物をすることは可能だが、必ず時間厳守で行う
トイレは休けい時間に入らないので仕事中も行くことが可能です。
バイトを含む従業員には休けい室が用意されていて事務室が当てられることが多いようです。携帯を触ったり音楽を聞いたりしている人もいるようで、過ごし方は人それぞれ自由なようです。
しかし、働いている人が多いので職場の人たちが出入りし落ち着かないこともあります。
また、休けい時間には、まかないを食べることができます。
お店によっては、オリジナルのトッピングや期間限定メニューを楽しめるのでフードコートバイトの特権ですね♪
混雑し人手が足りなくなると休けい中であっても声が掛かることがあります。自由に買い物!というわけにはいきませんが、もしその場合は周りの人に退席することを伝えてからにしましょう。
フードコートでのバイトの仕事内容はこの3つ!
いざ働こう!そう思っても仕事内容がわからないとイメージが難しいですよね。次は、具体的な仕事内容やメリットとデメリットについて見ていきましょう。
フードコートでのバイトの仕事内容は、主に接客業務、調理業務、開店や閉店準備業務などがあります。
それでは、まずは仕事内容から詳しく見ていきましょう!
仕事内容1、接客業務
接客業務は主に注文を取る仕事と商品を渡す仕事があります。また、簡単なトッピングや盛り付けも担当する場合もあるようです。
- お客から注文を聞いて注文内容をレジに入力
- 合計金額を伝えて会計を行い、レジは自動的にお釣りが出る機械もあるが、預かり金額と釣り銭は必ず口頭で確認し決して間違いのないように気をつける
- 会計後は、番号札や呼び出しベルを渡す
- 注文商品ができあがったら、お客に来てもらい番号札や呼び出しナンバーを照らし合わせてから注文商品を渡す
仕事内容2、調理業務
調理業務は食器洗いも担当することが多いです。
- 調理担当とカウンター担当が分かれる場合がある
- 簡単な盛り付けや付け合わせの準備についてはカウンタースタッフが行うケースが多い
- フードコートで使用した食器類は、お店ごとに返却するパターンがほとんど
- 返却された食器類はカウンター業務の合間に洗うが、食洗機を採用している場合もある
仕事内容3、開店や閉店準備業務
少ない人数で回すため、開店や閉店準備、ゴミ出しも仕事内容に含まれます。また、お店の掃除も混雑状況を見て行います。
- 机やイスの整理整頓や掃除を行う
- お客が使う皿やトレー、箸などを準備する
- 閉店後は片付けや清掃、ゴミ出しを行う
このように、フードコートでのバイトと言っても、たくさんやることがあります。
一人で多くの種類の業務をこなすことが必要になるので、様々な仕事を覚えることができますね。このバイトで仕事を覚えると、他のバイトにも経験が活きてきますよ。
フードコートで働くメリット
どんなメリットがあるのかな?
フードコートでは学生だけではなく、性別や年齢も様々な人が働いています。そこで働くメリットを紹介します。
・幅広い年代の人と出会うことができる
・他のお店のスタッフとも距離が近いため、すぐに仲良くなれる
・お客の年齢に合わせた対応力とコミュニケーション能力が高まる
・客層はファミリー層が多いので、和やかな雰囲気でクレームが少ない
・お客の多い時には効率的にテーブルの片付けが必要なので視野の広さが自然と身につく
・バイトの前後にショッピングモールで買い物がしやすい
働く人の年代も様々なので色々な人との出会いを大切にすることができます。
また、お店同士が近いのでお互いのアルバイトの状況や環境の情報交換をすることで、仕事への工夫や姿勢などを参考にすることもできます。
中にはお互いの昼食や夕食を購入する際、新商品の味見やおまけをいただけることもあるようですよ♪クレームが少ないのも嬉しいポイントですね!
フードコートで働くデメリット
どんなデメリットがあるのかな?
- 客層の幅が広いのでメニュー名や作り方を覚えるのが大変
- なるべく早く料理をお客に提供するため、調理のスピードと正確さが求められる
- 客同士のトラブルの対応をする場合もある
- お店の中は、お客からよく見えるので常に気が抜けない
フードコートは客層が幅広くファミリー層も多いのですが、その分、幅広い年代に合わせたメニュー展開をしています。
そのため、お店によってはたくさんのメニューの名前や作り方を覚えたり、混み具合によってはスピードが求められる場合もあります。
また、お客同士で席の取り合いなどトラブルが発生した場合は、その対応もする必要があります。
お客が少なく仕事があまりない時間帯であっても、お店の中は通路から見通しがいいので気が抜けませんね。
フードコートでのバイトの面接場所や服装は?
次は、フードコートでのバイトの面接について紹介します。
面接ってどんな感じなんだろう…不安だなぁ
面接場所は事務所やフードコートで行う場合が多く、服装は派手でなければ私服で構いません。
面接場所や持ち物、服装などを確認して実際の面接に備えましょう!
面接場所や服装
面接場所や服装について、詳しく紹介していきます。
・面接場所は、事務室やフードコート内で行うことが多い
・服装は派手ではなくシンプルで清潔感のあるもの
・スーツではなく私服でOKなところが多いが、派手なものや露出の多いものは避ける
・高校生は制服でもOK
お店や担当者によって異なる場合があるのでしっかりとメモをして、時間厳守で指定場所に行きましょう。
服装は、スーツである必要はありませんが、サンダルや短パンなどラフな格好は避けて髪型や化粧も派手過ぎないように気をつけましょう!
面接に必要なもの
面接に必要なものを紹介します。他にもあるかもしれないので、しっかりメモをとり当日忘れないようにしましょう。
・履歴書
・保護者の同意書など(高校生)
・年齢を証明できるもの(学生証や保険証、運転免許証、マイナンバーカードなど)
・振込先情報(通帳/印鑑等)
・筆記用具
履歴書は、自分で見返すことができるようにコピーをとっておきましょう。また応募先の住所、電話番号、担当者の部署や氏名はメモで持参しておくと良いでしょう。
面接で聞かれること
フードコートでのバイトに限りませんが、よく面接で聞かれることは以下の通りです。
・志望動機や応募理由は?
・週何日程度働けるか?
・年末年始、お盆などバイトができない期間はあるか?
・通勤方法や通勤時間は?
・いつから実際に働けるか?
・これまでのバイト経験は?
・自己PR(長所や特技)
・(高校生の場合)親の許可を得ているか?
当日、しっかりと受け答えができるように練習を重ねて本番に挑みましょう!事前準備が大切です。
まとめ
- フードコートの立地条件や時間帯、時期によってきついと感じたり忙しさは違うので面接前に下見が必要
- 忙しい時間帯はお昼どきや夜、時期は休日前の夜やお盆で年末年始などの繁忙期は特にきついことが多い
- フードコートは利用者の幅が広くファミリー層が多いので一般的なお店よりもクレームや苦情が少ない
- 主な仕事内容は、注文を取り商品を出す接客業務と調理や食器洗いと開店・閉店準備やゴミ出しなどがある
- フードコートでのバイトのメリットは幅広い年代の人と交流できることで、デメリットは覚える仕事が多くその点がきついと感じること
- 面接場所は事務所かフードコート内で行い、服装は派手すぎない私服でOK
これまで、フードコートでのバイトについて説明してきました。あなたはきついと感じましたか?きつくないと感じましたか?判断基準は人それぞれ違うのでしっかりと確認してみてください。
ぜひ、この記事を見てフードコートでバイトをするかしないかの判断材料にしてみてください♪
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