子供が宿題を集中してやってくれません。何かいい方法はないですか?
親と一緒に開始時間や終了時間、スケジュールを決めたりチェックリストを作成してから宿題をするという方法などがあります。
この方法は親のサポートが必要不可欠で、一緒に考えたり、近くで見守ったりすることが必要です。
宿題を集中して早く終わらせてくれたら、親としては本当に助かりますよね。
逆になかなかしてくれないと「早く宿題をしなさい」と言ってしまい、やる気が無くなってしまうこともあります。
サポート方法を間違えないよう注意しなくてはなりません。
この記事では、宿題を集中する方法や親のサポートの必要性、メリットなどを紹介しています。
読んで実践すれば、宿題を自分から進んでする子供になるかもしれないですよ。
どうしたら子供が宿題をしてくれるのかと悩んでいるかたはいませんか?
この商品を使って宿題をすると10段階に設定されたLEDライトの色が徐々に変化し、自分のがんばりが一目でわかります。
宿題をするときに「今日は何色までがんばる」という目標などを立ててからはじめるのもいいですね。
宿題に集中する方法は10個もある!
宿題に集中する方法ってそんなにあるの?ぜひ、知りたいわ。
子供が宿題を集中してさっと終わらせてくれたら、これほど助かることはないですよね。
この方法を実践することで、今まで時間がかかっていた宿題を集中して終わらせることができるかもしれませんよ。
- 開始時間と終了時間を決める
- 宿題をする場所を決め、環境を整える
- 必要物品を揃えておく
- 宿題の量を目で確認できるようにチェックリスト作成
- 宿題のスケジュールを立てる
- 定期的に休憩や気分転換をする
- わからない問題は後にまわす
- タイムアタック形式を取り入れる
- 体調を整える
- ご褒美制を取り入れてみる
まずはこの10個の方法を取り入れて、実践してみましょう。
宿題だってできないのに10個のことができると思えません。
はじめはこの10個を取り入れることすら難しいかもしれませんが、少しずつでもいいのでやってみてください。
はじめから子供にすべてをやらせようと思わず、一緒にやるというスタンスではじめてみてくださいね。
宿題に集中するための近道は「ご飯を食べたら歯を磨く」「お風呂に入ったら身体を洗う」のと同じで「帰ってきたら宿題をする」というように習慣化できてしまえばいいのです。
まずは子供と一緒に楽しみながら宿題を集中してできるように10個のことを実践してみましょう。
開始時間と終了時間を決める
開始時間と終了時間を決めることがまず宿題を集中する第一歩となります。
学校から帰ってきておやつを食べ、ダラダラと過ごしていたらもう夕ご飯の時間になり、ご飯を食べてゆっくりしていたら、お風呂に入ってもう寝る時間になっていたということはないでしょうか?
こうなってしまうと、寝る前に焦って宿題をするために睡眠時間も短くなり、朝起きられないという負のループに陥ってしまいます。
この負のループには続きがあって、寝る時間が遅くなり朝起きられず、親は「早く起きなさい」「早くごはんを食べなさい」とやたら「早く」と言い続けます。
「早く〇〇しなさい」と言い続けられた子供は、自分に自信がなくなり自己否定するようになります。
「たかが宿題の時間を決めなかっただけで」と思うかたもいるかもしれませんが、本当に起こりえることです。
そうならないようにするためにも宿題の開始時間を決めることが大切になります。
また、終了時間を決めるのは時間的ゴールを自分で決め、ダラダラしないようにするだけではなく、「自分がどれくらいの時間でどれくらいの量できるのか」を知る良いきっかけにもなります。
これがわかると、時間の設定もしやすくなる上に今まではすごく時間がかかっていたことが、短い時間でできるようになり、モチベーションアップにも繋がります。
宿題の開始時間と終了時間を決めるというだけで、子供にとってプラスになることがたくさんあるのです。
宿題する場所を決め、環境を整える
子供の興味や関心を引くものが近くになく、整理整頓できている場所で机や椅子が身長に合ってものを使用して宿題をするようにしてください。
また、暑かったり寒かったりしないようにすることも大切です。
普段、宿題をしている場所にはテレビや漫画本など子供の興味のあるものがたくさん置いてあったりしないでしょうか?
近くに子供の興味・関心のあるもの置いてあると、それが気になってしまい宿題に集中することができなくなってしまいます。
自室の興味があるすべてのものを片付けるのは無理なので、宿題をリビングでするというのもおすすめです。
リビング学習をしてもらえれば、親は何かをしている片手間で宿題をする様子をみることもできるのでいいですよね。
そして、子供にとっては「見られているかも」という適度な緊張感を持って宿題ができるので自室で宿題をするより集中できたりします。
私は普段、家でパソコンの仕事をしていることが多いのですが、時々、カフェでしたりすることもあります。
いろいろな人が話していたり、さまざまな音がしていますが、なぜか家でやっているよりはかどることが多いです。
適度な緊張感の中やっているため集中してできているからなのだと思います。
子供が一番集中できる場所を見つけて、その場所を整理整頓して宿題をしてみましょう。
机の上には宿題で使うものだけを置くようにしましょう。
また、下に妹や弟がいると宿題をはじめても邪魔されてしまったり、遊んでいるのが気になって集中できないということがあります。
私の子供は宿題を集中してはじめられても、下の子が来てしまい集中力が途切れてしまうことがよくあります。
兄弟がいたりするととても難しいのですが、下の子が好きなDVDを見せたり、おやつを食べさせたりしてなるべく宿題をしている部屋には行かないようにすることが大切です。
まずは宿題に集中できる環境を作ってあげてくださいね。
はじめのうちはとにかく子供と一緒に集中できる場所を探し、整理整頓をして宿題も近くで見てあげることがポイントです。
必要物品を揃えておく
必要物品が揃っていない状態で宿題をはじめてしまうと、足りないものを途中で探したり、取に行ったりするために、集中力が途切れる原因となります。
足りないものを探していたのに、興味のあるものがでてきてしまい、それが気になって宿題ができなくなってしまったことはないでしょうか?
せっかく集中して宿題をしていたのに、そこで集中力が途切れてしまいます。
そうならないためにも、必要物品はすべて揃えてから宿題をはじめることが集中力を途切れさせない方法となります。
宿題をはじめたら、終わるまで席を立たないというのも大切なことになります。
宿題の量を目で確認できるようにチェックリスト作成
「どれくらいの量でどんな内容なのか」を書いてチェックリストを作成することで自分がやらなくてはいけない宿題を一目見てわかるようになります。
チェックリストを作成すると、スタートからゴールまでが視覚でわかる上に「どのくらい終わったのか」という途中経過もわかるため、子供のやる気にも繋がります。
大人もゴールの見えない仕事をやらされたら、やる気なんてまったく出ませんよね。
大人でもやる気が出ないのだから、子供なんてもっとゴールの見えない宿題をやる気にはなりません。
また、宿題の量が多ければ多いほどチェックリストを作成してからおこなうようにする必要があります。
夏休みなどの宿題がたくさん出たときこそ、チェックリストを作ってから宿題をするようにしましょう。
子供はチェックリストがどんなものなのかわからないこともあります。
チェックリスト作成は親がやり方を教えてあげて、楽しみながら一緒におこなうようにしてください。
繰り返しすることでチェックリスト作成も自分でできるようになっていきます。
また、チェックリストにもちょっと工夫をして、「できたらシールを貼る」「できたら色塗りをする」というような子供が楽しみながらできるものを作ってみるのもいいですね。
宿題のスケジュールを立てる
宿題のチェックリストができたら、それを使って宿題をする順番やどのくらいの時間でできるかなどのスケジュールを立てることが大切です。
簡単なもの・得意なものからやっていくようにスケジュールを立ててみましょう。
まずはテンポよく始められる簡単なもの・得意なものから開始をして、「自分はできる」と暗示がかかったところで難しいもの・不得意のものをするとサッとできたりしますよ。
子供の性格によっても違いがあるので、子供の性格に合わせたやり方をすることが大切です。
また、宿題のスケジュールを立てることで、生活リズムも整い、生活面でのスケジュールも立てられるようになっていきます。
定期的に休憩や気分転換をする
いくら集中力があても、長時間宿題をしていれば集中力もやる気も無くなっていってしまいます。
やる気がなくなってしまうと宿題効率もわるくなるので、どこまでやったら・何分やったら休憩を取るというのをスケジュールを立てるときに決めておくのがおすすめです。
また、スケジュールに休憩も入れておくと、「休憩まではがんばろう」と小さな目標として頑張ることができます。
休憩にはパソコンやスマホなどを見るのではなく、ストレッチなど少し身体を動かすとリフレッシュでき次に宿題をするときに集中して取り組むことができます。
子供の集中力は「年齢+1分」と言われていて、小学校低学年であれば長くても15分程度の時間しか集中力は続きません。
小学校の宿題はたった15分で終わる量ではないので、結局終わらずにダラダラと無駄な時間だけが過ぎていってしまいます。
ダラダラと宿題をすることは子供にとっても、親にとっても苦痛でしかありません。
集中力が無くなったら休憩予定前でもいいので休みましょう。
わからない問題は後にまわす
わからない問題をずっと考え、悩んでいると時間もかかる上にイライラして集中力も途切れてしまうので、わからない問題は後にまわして、まずはできる問題からするようにしましょう。
宿題をやっていて、すべてがスラスラとできるわけではありません。ときには、わからなくて行き詰ることもあります。
そんなときは「30秒ルール」を作り、30秒間考えてもわからなければ次の問題にいくというようにしてみましょう。
30秒ルールで集中力とやる気を無くすことなく宿題に取り組むことができたよ。
タイムアタック形式を取り入れる
計算などはストップウォッチを使って時間を計るタイムアタック形式を取り入れると、子供のやる気と集中力が出て効率的に宿題を終わらせることできます。
楽しみながら宿題をすることができるので、タイムアタック形式はおすすめです。
計算ドリルでは有効な方法なのですが、漢字練習でやってしまうと汚い字でサッサっと書いてしまいやり直しになることも・・・。
宿題の種類によっては適さないものもあるので注意してくださいね。
親が判断し、タイムアタック形式を取り入れてあげると楽しく宿題ができますよ。
体調を整える
体調が整っていないときに勉強をしても集中することはできません。
体調を整えて、万全な状態で宿題ができるようにすることが大切です。
睡眠をきちんと取り、バランスのいい食事をするようにしましょう。
また、適度な運動も必要になるので、一緒に散歩をするなどするのもいいですよ。
私の子供はよくお腹が痛いと言うことがあり、宿題の途中でトイレに駆け込むことがよくありました。
集中してやっていても、中断したことでトイレから戻ってくると集中できなくなってしまうこともよくありました。
お腹の調子を整えるために、バランスのいい食事、早寝早起きを心がけたことで、腹が痛いという回数が減り、宿題をしているときのトイレ回数も減りました。
何事においても体調が悪い状態では集中して取り組むことができません。
生活リズムを整えて、バランスのいい食事を取ることが大切になります。
ご褒美制を取り入れてみる
なかなかやる気が出ない場合はご褒美制を取り入れることでモチベーションが上がり、やる気を出してくれるということもあります。
ご褒美といってもちょっとしたことでいいのですよ。例えば、一口サイズのチョコをあげる、スタンプシートにスタンプを押すなど。
物で釣るのはどうなの?
こんな風に思ってしまうかたは多くいますよね。大きなご褒美ではなく、ちょっとしたお菓子などで十分です。
お菓子を食べることで糖の摂取ができるので、集中力もアップします。
とにかくモチベーションを上げてやる気を起こさせるということが大切になってきます。
また、スタンプやシールの台紙を作り、「自分から宿題を始めたからスタンプを1つ」「宿題が終わったらスタンプを1つ」といったように、がんばりを視覚的にわかるようにする方法もいいですよ。
「綺麗に漢字が書けたからスタンプ2つ」「難しい問題ができたからスタンプ3つ」など頑張って欲しい方向に向けていき、スタンプの数を調節するとやる気がアップしたりします。
この方法は小学校低学年にはとても効果的なので試してみてくださいね。
可愛いシールをご褒美に貼ってあげたいけど、台紙を作るのはちょっと面倒ですよね。
この商品は、貼り付けるかわいいシートもついているので、わざわざシールを貼る台紙を作らなくても大丈夫ですよ。
宿題に集中できない理由は6つもある!
子供が宿題に集中できない理由はそれぞれあると思います。いくら親が「やる気を出して」と言ってもそう簡単にやる気を出してはくれません。
なぜ宿題に集中できないのかを考えて理由を明確にしていくことが大切になります。
- 勉強をする意味を見いだせていない
- 勉強がわからない・好きではない
- 正確的に飽きっぽい
- 気になるものがたくさんあり集中できない
- 家や自室の環境が勉強に適していない
- 不規則な生活をしている
この中のいくつに当てはまる項目はありましたか?この6つについて詳しく説明していきますね。
宿題に集中できない理由を知り、改善することでやる気が出て宿題がサッと終わるようになるかもしれませんよ。
勉強をする意味を見いだせていない
目標や目的があれば勉強も頑張れるのですが、宿題をする意味がわからず「やらされている」という感覚があるため、やる気も出ず、モチベーションを上げることもできません。
自分のメリットになっていると思えればいいのですが、「宿題をさせられている」という認識でやっている子供がほとんどだと思います。
人として生きていくためには小学校で習うことは必要不可欠なことであり、将来の夢を叶えるためにも必要最低限の知識であることを理解してもらうことが大切です。
また、宿題をすることで授業の復習をして知識の定着をしたり、学習が習慣化され、1人でも学習できるようになるようになります。
将来、なりたいものがある場合はそれになるためにはどうしたらいいのか、何ができないとだめなのかなどを説明してあげることで理解しやすくなったりしますよ。
- ケーキを作る・・・グラムやキログラムなどの単位がわからないと作れない
- ケーキのメニューを書く・・・平仮名やカタカナ・漢字が書けないと困る
- 注文を聞く・・・同じものを5個欲しいと言われたときに数がわからないと困る
- お会計をする・・・おつりを渡すときにお金がわからないとおつりが渡せなくて困る
このように説明してあげることで、子供なりに理解をしてくれるようになります。
勉強がわからない・好きではない
「勉強が好きではない」という子供が多くいると思いますが、好きでないのは「わからないから楽しくない」という理由が多いと思います。
基本、子供は楽しくないことは好きではありません。
勉強をすることに楽しさを見いだすことができていないのでしょう。
勉強がわかり、テストでいい成績を取ると、好きでなかったとしても、勉強をすることは楽しいと思えるようになります。
宿題をしていて、ひっかかるところなどは、何度も繰り返しおこなうようにしましょう。
まずはわからないところはそのままにせず、わかるまで取り組むことが大切です。
性格的に飽きっぽい
飽きっぽい性格だからいつも宿題をしていると飽きてしまって、終わらせるのが大変。
子それぞれの性格を理解して宿題のやり方を考える必要があります。
それぞれ性格があり、集中して何かに取り組むのが大好きな子供もいれば、興味を示してもすぐに他のことが気になってしまうような子供もいます。
私はよく子供と計算カードを早押しクイズのようにやっていました。
普通に計算カードをするよりも、短時間で楽しみながらすることができるので一石二鳥。
飽きっぽい性格だったとしても、子供の集中力は年齢が上がってくれば、時間も少しずつ伸びていきます。
低学年のうちはちょっと工夫をして楽しみながら、一緒に宿題をするようにしてみてください。
気になるものがたくさんあり集中できない
気になるものが目に入らない環境にすることで集中して宿題をすることができるようになります。
普段の生活から整理整頓を心がけ、使ったものはあった場所に戻すという習慣をつけることが大切になります。
こちらの内容は「宿題をする場所を決め、環境を整える」で先述しています。そちらを参照してくださいね。
家や自室の環境が勉強に適していない
暑かったり、寒かったり、机や椅子が身長に合っていなかったりするといくら集中しようとしてもできないという場合もあります。
宿題をするのに適した環境にしてあげることがとても大切です。
こちらの内容も「宿題をする場所を決め、環境を整える」で先述しています。そちらを参照してくださいね。
不規則な生活をしている
夜寝るのが遅く、朝起きられなかったり、食事をきちんと食べず、不規則な生活をしていると宿題を集中してできない原因にもなります。
規則正しい生活を心がけることがとても大切になります。
こちらの内容は「体調を整える」で先述しているのでそちらを参照してくださいね。
宿題を集中して終わらせるには親のサポートが大切
宿題を集中して終わらせるには親のサポートがとても大切になります。
集中して宿題を終わらせるために親ができることはどんなことでしょうか?
- 間違えていたり、やる気がなくなっても怒らない
- ポジティブな声かけを心がけるようにする
- 子供任せにせず、サポートをする
- 丸つけには早めに対応する
- 親も一緒に勉強をする
それでは、この5つについて一つずつ説明していきますね。
宿題を集中して終わらせるためのサポートの仕方を理解し、実践してみましょう。
間違えていたり、やる気がなくなっても怒らない
子供の宿題をみていると、ついついイライラしてしまうことはないでしょうか?
間違えていたり、やる気がなくなったからと怒ってしまっては、子供はやる気を無くしてしまいます。
怒ることはせず、わからない問題であるならわかるように説明し、注意や指導をするのではなく近くで寄り添ってサポートしてあげることが大切です。
子供は怒られてしまうと、「宿題が嫌なこと」になってしまい、自信もなくなります。
子供にとって「宿題は楽しいものではない」ということを頭に置いて、完璧を求めず宿題に取り組んでいることを認めて、褒めてあげるようにしましょう。
ポジティブな声かけを心がけるようにする
「早く宿題をしなさい」「なんで宿題やらないの?」と言ってしまうことってありますよね。
でも、子供はネガティブな声掛けをされると、宿題に対するモチベーションが下がってやる気を出せなくなってしまいます。
やる気の出るようなポジティブな声掛けをすることが大切です。
親の言葉1つで子供のモチベーションは上がったり、下がったりするので、宿題をして欲しいときの声かけには注意が必要です。
では子供のモチベーションが下がらない声かけはどのようなものでしょうか?。
- 宿題を終わらせて、一緒にゆっくりおやつ食べようか
- 算数と国語どっちからやる?算数のほうがと得意だから算数からする?
- 宿題終わったら、YouTubeの時間にする?
- じゃあ、そろそろやっちゃう?
例のような声かけをすると、子供のモチベーションは下がることなく、「宿題をしようかな」という気持ちになります。
また、子供に決めさせるということが大切になるので、2択の質問をしてみるというのもおすすめです。
子供任せにせず、サポートをする
宿題に不安を感じたり、やり方がわからなかったり、問題の意味がわからないということもあるので、子供にすべて任せるのではなく、親は近くでサポートすることが大切です。
子供からすれば小学校に入ると突然宿題というものが出され、「やってきてください」と言われているからやっているという感じなのだと思います。
低学年では宿題を近くで見守り、問題がわからないときなどは、わかるように説明をしてあげてください。
子供も1人で宿題をすることに不安を感じていることもあるので、習慣化できていないうちは近くで見守ってあげることが大切です。
高学年になって自分で宿題をやってくれるようになれば、低学年のように付きっきりで見守ってあげる必要ありません。
そんなことをしていると逆に嫌がられてしまうこともあります。
宿題をしやすい環境作りに励み、集中して終わらせることができるようにサポートしてあげましょう。
丸つけには早めに対応する
宿題を早く終わらせるためには、丸つけも早めに対応することが大切です。
やる気のあるうちに丸つけをして、間違えた問題を直してもらわないと、やる気がなくなり、直しをすることができなくなってしまうことがあります。
子供のためにも、自分のためにも早に丸つけをするほうがいいですね。
どうしてもすぐに対応できない場合は、やる気を出せない子供に対して怒ったり絶対にしないようにしてくださいね。
また、丸つけをしてよくできている点を褒めてあげてください。
あえて間違いを指摘しないということがポイントとなります。
とにかく、宿題に取り組んで、きちんと終わったことをたくさん褒めてあげましょう。
親も一緒に勉強をする
親が子供のことをよく見ているように、子供も親の行動をすごくよく見ています。
親が集中して勉強をしていれば、子供も「頑張ろう」という気持ちになるので、見守りつつ、何か勉強をしてみるのがおすすめです。
もちろん、はじめのうちは近くで見守ってあげて、わからない所などをサポートしてあげる必要があるので、集中して勉強なんてできないかもしれません。
少し慣れてきてからでいいので、一緒に勉強をしてみてください。読書でも大丈夫ですよ。
私は勉強のためにと子供が宿題をするときに読書はじめてみたのですが、私も集中して本を読むことができ、子供も今までにないくらいの集中力をみせ、短時間で宿題が終わるようになりました。
自分の勉強もでき、宿題も早く終わるなんてこんな素晴らしいことないですよね。
ぜひ、子供が宿題をしている間に勉強や読書をしてみてください。
宿題はなぜ必要なの?6つの目的を紹介
私のころはこんなに宿題はなかったのに量も増えていて大変そう。そもそも、宿題はなぜ必要なの?
教師が毎日宿題を出すにはそれなりのきちんとした目的があります。
宿題がなぜ必要なのか一緒に考えてみましょう。
- 授業の復習をして、知識の定着をはかる
- 学習する習慣が身につく
- 個人の学習理解度を確認する
- 自分で考え、表現する力をつける
- 予習をして次の授業の準備をする
- 面倒なことに取り組み、がんばることの大切さを知る
宿題をする目的にはこの6つがあります。この6つを理解すると宿題がなぜ必要なのかわかるので詳しく説明しますね。
授業の復習をして、知識の定着をはかる
一番の目的はこれだと思うわよ。
授業の限られた時間ではきちんと理解できなかったり、時間が経つことで忘れてしまうことがあるため、何度も繰り返し行い、知識の定着をはかるために宿題は出されています。
計算ドリルや漢字ドリルの宿題は知識の定着をして欲しいという思いから出しているようです。
また、計算や漢字が苦手という子供も多いという理由で宿題として出していることもあるようです。
学習する習慣が身につく
毎日、家で宿題をすることで学習をするという習慣を身につけることができます。
できるのであれば、決まった時間に宿題をするようにすると習慣化されやすいです。
私は子供と帰ってきたらまず宿題をするという約束をしています。
以前はおやつを食べてから宿題をしていましたが、おやつをゆっくり食べ、ダラダラすることでやる気がまったくおきないということが続いたために、変更しました。
このように宿題をするタイミングを親子で話し合って決めてしまうといいですよ。
個人の学習理解度を確認する
先生が提出した宿題をみることで、「どれくらい理解していて、どこがわからないのか」などの個々の理解度を知ることができます。
また、親も宿題を近くでサポートすることで子供の理解度を知ることができます。
親はわからないからといってすべてを教えて宿題をすると、先生はその宿題を見て、「完璧にわかっているんだ」という認識になってしまうこともあるので注意が必要です。
親はあくまでもサポートという立場を忘れないでくださいね。
自分で考え、表現する力をつける
自分で考え、それを表現するというのは生きていく上でとても大切なことです。
宿題を通して、自分で考え、表現する力をつける訓練しています。
作文や日記などの宿題は、考えて表現する力を養うという目的で出されているようです。
予習をして次の授業の準備をする
宿題は基本的に復習を目的にしているものが多いのですが、予習という宿題が出されることがあります。
予習をすることで、次の授業でどんなことをするかを知ることができ、授業をスムーズに進めることができます。
予習という形で出る宿題には、国語の教科書の音読があります。
予習として読んでおくことで授業での理解度も深まるという効果があります。
面倒なことに取り組み、がんばることの大切さを知る
大人であっても子供であっても面倒なことに取り組むのは嫌なことですよね。
しかし、面倒なことに取り組み、がんばることでいい結果が出た場合には、自分の自信にも繋がり、がんばることの大切さを知ることができます。
また、がんばったけどいい結果が出なかった場合には、「できなかったのはなぜか?」「どうしたらよかったのか?」と考えるいい機会ができます。
まとめ
- 宿題に集中する方法は、「開始時間と終了時間を決める」「宿題をする場所を決め、環境を整える」「必要物品を揃えておく」など10個もある
- 子供にすべてをやらせようとはせず、親も一緒に楽しく行い、習慣化してしまうことが大切
- 宿題に集中できない理由は、「勉強をする意味を見いだせていない」「勉強がわからない・好きではない」「性格的に飽きっぽい」など6個もある
- 宿題を集中して終わらせるには親のサポートがとても大切でその方法には「間違えていたり、やる気がなくなっても怒らない」「ポジティブな言葉をかけるようにする」など5個もある
- 間違えたり、やる気がなくなってしまっても、完璧を求めず宿題に取り組んでいることを認めて、褒めてあげるようにする
- 宿題をする目的には、「授業の復習をして、知識の定着をはかる」「学習する習慣が身につく」「個人の学習理解度を確認する」「自分で考え、表現する力をつける」など6個もある
子供が集中して宿題をするには、親のサポートがとても大切です。
すべてを子供任せにはせず、一緒に考え、近くで親が見守ることで、子供は安心して宿題をすることができます。
しかし、サポートの仕方を間違えると子供がやる気を無くしてしまうこともあるので注意が必要です。
まずは、宿題に集中する方法を子供と一緒に試してみてください。きっと、すらすらとできるようになりますよ。
年齢的にシールやスタンプのごほうびでは宿題をしてくれなくなったとお悩みのかた。
この商品は携帯アプリと連携し、色々なアイテムがゲットできるので、もっと勉強をがんばろうという気持ちになります。
また、週に1度、子供が机にむかった時間をお知らせしてくれる機能もついているのでやる気の変化を知ることもできます。
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