うちの子は2歳で食べこぼしがひどいけど、大丈夫なのかしら?
大丈夫ですよ。ひどい食べこぼしのピークは2歳なので、穏やかな気持ちで見守ってあげましょう♪
2歳は好奇心が旺盛でなんでも自分でやりたがりますが、まだ手先が器用ではなくスプーンも上手ではないので、こぼしてしまって当たり前なのです。
とはいっても、我が子の食べこぼしがひどいと掃除も大変ですし、そのままほったらかしにはできないですよね。
もしかしたらこぼしやすい食器を使っていることが原因で、食べこぼしがひどくなっているかもしれません。
そんなあなたに対策や食器の選び方もご紹介するので、この記事を読めばきっと楽になりますよ!
また遊び食べについても原因や対策を解説しますので、ママも食事中にイライラして悩むことは少なくなるでしょう♪
子供の食べこぼし対策ができる食器を、お探しですか?
こちらの食器はテーブルにくっつくので子供も食べやすく、食べこぼしも少なくなりますよ♪
2歳の食べこぼしがひどいのは穏やかな気持ちで見守る
2歳の子の食べこぼしがひどいときは気になってしまいますが、こんなものだと穏やかな気持ちで見守ってあげるといいですよ。
2歳の子がひどい食べこぼしをしてしまうのには、以下のような理由があります。
- ひどい食べこぼしのピークは2歳
- スプーンやフォークをまだ上手に扱えない
- ずっと座っていることができない
- 食事のときに食器と体が離れた位置にある
我が子の食べこぼしがひどいと、どうして?うちの子だけ?と心配になりますよね。
しかし原因を知れば対策することが可能ですし、食べこぼしも少なくなりますよ。
まずはどうして食べこぼしがひどいのかを、ご説明していきますね。
ひどい食べこぼしのピークは2歳
食べ方が汚く、食べこぼしもひどいのは2歳ごろがピークですので、なるべく穏やかな気持ちで見守ってあげましょう。
2歳の子は好奇心が旺盛なので自分で食べたがるし、食事も手で触ってぐちゃぐちゃになってしまうしで、食事の時間に悩んでいませんか?
私の子供も2歳の頃は本当に食べこぼしがひどくて、お皿の半分くらいの量しか口に入っていないのでは…と思うほど。
また米粒や味噌汁の具が頭にのっているなんてことも、ほぼ毎日のようにありました。
食べこぼしがひどいと後片付けも大変ですし、ママはついイライラしてしまいますよね。
さらに同じ歳の子が、とっても綺麗に食事しているのを見かけると「どうしてうちの子はあんなに汚いの?」と焦ってしまうことも。
でも大丈夫。この大変さも2歳がピークですので、これからどんどん上手に食べれるようになっていきます♪
ママはイライラしてしまうことも多いと思いますが、今は穏やかな気持ちで見守り、楽しい食事の時間にしてあげましょう。
スプーンやフォークをまだ上手に扱えない
スプーンやフォークをまだ上手に使うことができないので、食べこぼしがひどくなってしまいます。
2歳になるとスプーンやフォークが使えるようになり、自分でやりたい!という子供が多いですよね。
しかし自分で使えるようになったといっても、まだまだ2歳の子の手先は器用ではありません。
スプーンやフォークで口に運ぶ際に、ポロポロと落としてしまうのは当たり前。
これから少しずつ、上手にスプーンが握れるように変化していくので、自然と食べこぼしも少なくなってきますよ。
ずっと座っていることができない
2歳の子はずっと座っていることができず、動き回ってしまうので食べこぼしも多くなります。
食事中、すぐに立ってしまいどこかへ行こうとしませんか?
私の子供もすぐに立ち上がって動き回るので、足の裏にも米粒がついていました。
そんなとき「自分のしつけが悪いのかも」と悩むかもしれませんが、その心配はいりません。
子供の集中力は年齢+1分しか持たないので、2歳の子が集中できる時間は3分間程度です。
2歳の子が食事中座っていられないのは仕方のないことで、これから年齢が上がるにつれて座って食べられるようになりますよ。
またお腹が空いていない、もっと遊びたいときなども、じっと座ることができず食べこぼしの原因になります。
食事のときに食器と体が離れた位置にある
食事のときに、食器と子供の体が離れた位置にあると、食べこぼしがひどくなってしまいますよ。
テーブルから離れた場所に座っているなど、体から離れた位置にお皿があると、スプーンですくうのも一苦労です。
さらに口に運ぶまでの距離も長くなるので、運んでいる間にポロポロと落としてしまいますよ。
少しでも食べこぼしが減るよう、正しい座り方や食器についてこの後説明していきますね!
2歳の食べこぼし対策を紹介!座り方や食器選びで変わる
口に合ったスプーンを選ぶ、座り方や食器の位置に注意する、食べやすい形にするなどの対策をすることで、食べこぼしは少なくなりますよ。
- 口のサイズに合ったスプーンを選ぼう
- 先が少し丸まったフォークを選ぼう
- 座り方や食器の位置に注意しよう
- 食べやすい形や好きな味付けにしよう
- 食事エプロンなどで片付けやすい工夫をしよう
- こぼすのが当たり前と思って見守ろう
- 上手にできたときは褒めてあげよう
また片付けやすい工夫の仕方や、ママがイライラしない方法など、食べこぼし対策をご紹介しますね。
口のサイズに合ったスプーンを選ぼう
子供の口のサイズにあった大きさのものや、握りやすいものを選ぶとこぼしにくくなりますよ。
- すくう部分に深さがあるもの
- スプーンは口の幅より少し小さいサイズのもの
- 柄が細すぎず、長すぎないもの
スプーンは口の幅より少し小さいサイズのものが、理想的なスプーンの大きさになりますよ。
私の子供は、大人と同じスプーンを使いたいと駄々をこねて、たまに大人用の大きさのスプーンを使うことがあります。
そうするとスプーンが大きくて口に入らず、食べ物がポロポロポロ…と全て落ちてしまうのです。
大きすぎるスプーンは口の中に入らず、こぼす原因になってしまいますので、口のサイズに合ったものを選んであげてくださいね。
またすくう部分が浅いものは、食べ物を口に持って行くときにこぼしやすくなるので、深さがあるものを選びましょう。
握力がまだ弱いので柄の部分が細いと握りづらくなってしまいますし、長すぎてもコントロールしにくく、食べこぼしの原因になってしまいますよ。
先が少し丸まったフォークを選ぼう
フォークは先が少し丸まったもので、刺す部分は2cm程度のものがいいですよ。
- 先が少し丸まっているもの
- 刺す部分が2cm程度のもの
食べ物を刺して口まで運べるフォークですが、まだ上手に持てないうちは先が尖ったものだと危険ですので、少し丸まったものを選んでくださいね。
また一気にたくさんの食べ物を口に入れてしまわないよう、刺す部分が2cm程度のものが安全で、食べこぼし対策にもなりますよ。
座り方や食器の位置に注意しよう
テーブルに対してまっすぐ座らせて、手が届く位置に食器をおくと、食べやすくなりますよ。
- テーブルに対してまっすぐ向くよう座らせる
- お腹とテーブルの間にこぶし1個分の隙間をあけて座る
- 床や足置きに足がつくようにする
- 食器は手が届く位置におく
テーブルに対してまっすぐ座るだけで、集中して食べやすくなるので、動き回らず食べこぼしも少なくなります。
また座るときは、お腹とテーブルの間にこぶし1個分の隙間をあけることで、食べやすい位置になりますよ。
また食事をするとき、こぼしてしまうからと食器を離れた位置においていませんか?
食器は手が届く位置においてあげたほうが、こぼしにくく子供も食べやすいですよ。
さらに座るときは床や足置きに足がつくようにすると、しっかり噛むことができて口の機能も発達するので、ぜひ試してくださいね♪
こちらの食器はテーブルにくっつけて固定することができます。
子供の食べやすい位置に固定できるので、ずれて落とす心配もありませんよ♪
食べやすい形や好きな味付けにしよう
子供が食べやすい形や、好きな味付けにすることで食事に集中してくれるので、食べこぼしも少なくなりますよ。
苦手な味付けがあると口の中に入れてから吐き出すなど、子供も食べたがりませんよね。
好きな味付けの方が興味を持ち、集中して食べてくれますよ。
また、一口サイズなど食べやすい形にする、スプーンですくいやすい形状にするなどの工夫も必要です。
私は食べやすい大きさにしていなかったので、子供は手で肉や野菜を掴んで引きちぎり、食べこぼしも大量発生…
しかし一口サイズにすることで、かなり綺麗に食べてくれるようになりました。
一口サイズにするのに少し手間はかかりますが、片付けが減るのはとってもストレスフリー♪
調理の手間を取るか、後片付けをするかはあなた次第ですよ!
食事エプロンなどで片付けやすい工夫をしよう
食事エプロンをつけ、床にビニールシートや新聞紙を敷いておくと、後片付けが楽になりますよ。
毎回毎回、食べやすいよう調理するのは、忙しくてできないときもありますよね。
そんなときは食べこぼしても掃除が楽なように、工夫をしましょう。
私はシリコンタイプの食事エプロンを使用していたのですが、拭くだけで綺麗になりますし、食洗機も使えて後片付けがとっても楽チンでしたよ♪
また、床に落ちたご飯を拭くのってベタベタして大変ですよね。
あらかじめ新聞紙を床に敷いておくと、丸めて捨てるだけなので後片付けがとっても簡単です。
ビニールシートもサッと拭きやすく、水で洗い流すこともできるのでおすすめです。
こぼすのが当たり前と思って見守ろう
「2歳の子供はこぼすのが当たり前」と思って食事をしましょう。
綺麗に食べてほしいと思っていると、どうしてもこぼしたときにイライラしてしまいませんか?
イライラして怒ってしまうと、子供は食事を楽しむことができません。
そしてママも、怒ってはいけないと分かっているのにイライラしてしまうので、食事がしんどい時間になってしまいます…
私もそんな悪循環で、1日に3回ある食事がしんどかった時期がありました。
でも、2歳の子供はこぼすものなのです!こぼすのが当たり前!と思って受け止めると、食事の時間がとっても楽になりますよ。
とはいっても掃除は大変ですので、食事エプロンをする、新聞紙を敷くなどの対策もしてくださいね。
上手にできたときは褒めてあげよう
上手に食べることができたときは、たくさん褒めてあげましょう。
スプーンを使ってじょうずに食べることができたときや、長い時間座ったまま食事ができたときなどは褒めてあげてくださいね。
褒めてもらえると、子供も「スプーンで食べてみよう」と頑張ってくれて、上手に食べられるようになるきっかけになるかもしれませんよ。
こぼしてしまうことよりも、上手にできたところに目を向けて褒めてあげましょう♪
2歳の遊び食べは発達している証拠♪原因や対策も解説
2歳の子が遊び食べをしてしまうのは、ちゃんと発達している証拠であり、ごく自然なことですよ。
遊び食べとは、食べ物を落としたりぐちゃぐちゃにしたり、遊びながら食事することです。
原因や対策を、これから詳しく解説していきますね。
遊び食べはちゃんと発達している証拠
子供が遊び食べをしていると、テーブルや床がぐちゃぐちゃで食べ物が散乱している…という状況になりますよね。
しかしこの遊び食べは子供の発達段階で、とっても自然なことなのです。
遊び食べをするのは1歳前から3歳ごろまでと言われています。
2歳の子供は五感を使い、実際に触って「熱かった」「固かった」などの体験を通して、全身でたくさんのことを学んでいきます。
食事中にご飯を触ったり落としてみたり、大人からすれば遊んでいるようですが、子供は成長しているのですよ♪
遊んでしまう原因を3つご紹介
遊んでしまう原因は、間食が多い、集中できる環境づくりができていない、わざと遊んで反応を楽しんでいるの3つです。
遊び食べは発達で自然なことですが、これらの原因がある場合は遊び食べがひどくなる場合がありますよ。
- 間食が多い、食事の前に間食している
- 食事に集中できる環境づくりができていない
- わざと遊んで大人の反応を楽しんでいる
子供は一度にたくさんの量を食べられないので、間食やおやつを食べますよね。
しかし間食を食べすぎて、お腹が減っていない状態でご飯を食べると、食べ物に執着せずつい遊んでしまいます。
また食事の時間に、おもちゃをテーブルの上に置いていたり、テレビをつけっぱなしにしたりしていませんか?
おもちゃが見えるところにあると遊びたくなってしまいますし、テレビの音や動く画面があると、気になって食事に集中してくれませんよ。
さらに大人の気を引きたくて、わざと遊び食べをして大人の反応を楽しんでいる場合もあります。
また子供自身に不安があり、わざとこぼすようなときは「試し行動」かもしれません。
遊び食べの対策や試し行動についても、詳しくご説明していきますね。
食事環境を見直して遊び食べの対策をしよう
子供がご飯に集中できるように、間食の時間や食事中の環境を見直してみましょう。
- 食事の時間に合わせて間食を調節する
- テレビやおもちゃは片付ける
- なぜいけないのかきちんと伝えよう
- 発達の過程だと割り切ることも大事
食事の時間から逆算して、お腹がいっぱいにならないよう間食の時間と量を調節してあげましょう。
おやつは食べすぎると虫歯の原因にもなりますので、あげすぎには注意してくださいね。
また、食事中のテレビは消しておくと、テレビに気を取られず食事に集中しやすいですよ。
おもちゃもテーブルの上など、すぐ視界に入る場所には置かないようにしておきましょう。
イライラして怒ってしまうかもしれませんが、頭ごなしに怒るのはNGです。
「床に落としたらもう食べられないんだよ」「こぼしたら床を拭かないといけないんだよ」と教えてあげましょう。
2歳の子供でもママの表情をよくみているので、ママが悲しい顔をして話すと感じ取ってくれますよ。
いけないことをしたときなどにママが悲しい顔をすると、とても効果があると幼児教室の先生に教えてもらったことがあります♪
説明するときに、一度悲しい表情を作って試してみてはいかがでしょうか。
発達の過程だと割り切ることも大事
いくら対策をしても、遊び食べをするときもありますよね。そんなときは発達の過程だからと割り切りましょう。
それでも後片付けは大変ですから、こぼしてもママのストレスにならないよう、床に新聞紙を敷くなどの対策はしてくださいね。
わざと遊び食べをしているときは試し行動かも
わざと食べ物を落とすことや、コップをひっくり返すときは、試し行動かもしれません。
例えばパパやママが忙しく、あまりスキンシップが取れていないときなどに不安から、わざとこぼして気を引こうとしている場合があります。
引っ越しや環境の変化などが原因で、不安になっている場合もありますよ。
試し行動をしているときは、スキンシップや愛情表現を増やしてみましょう。
「大好きだよ」と伝えてあげたり、抱きしめたり、たくさん愛情を伝えるといいですよ。
また、遊ばずに食べることができたときには、たくさん褒めてあげましょう♪
まとめ
- ひどい食べこぼしのピークは2歳なので、穏やかな気持ちで見守ってあげる。
- 食べこぼしがひどい理由はスプーンやフォークをまだ上手に使えない、食事中に食器と体が離れた位置にある、ずっと座っていることができない。
- 対策は、口のサイズに合ったスプーンや先が丸まったフォークを選び、テーブルに対してまっすぐ座らせて、手が届く位置に食器をおく。
- また子供が食べやすい形や味付けにし、こぼすのが当たり前と思って上手にできたときは褒めてあげる。
- 2歳の子が遊び食べをするのは、発達段階でとても自然なこと。
- 遊び食べの原因は間食が多い、食事に集中できる環境づくりができていない、わざと遊んで大人の反応を楽しんでいる。
- 遊び食べの対策は食事の時間に合わせて間食を調節する、テレビやおもちゃは片付ける、なぜいけないのか伝える、発達の過程だと割り切る。
- わざとこぼすときは試し行動の可能性もあるので、その場合はスキンシップや愛情表現を増やす。
ひどい食べこぼしに悩んでいたあなたも、原因や対策方法を知ったことで少し気持ちが楽になったのではないでしょうか。
食べ方が汚くなってしまうのも2歳がピークですし、これからどんどん上手になっていくので、対策をとりながら成長を見守っていけるといいですね。
こぼすのが当たり前、2歳なんてこんなものだと割り切って、ママもストレスを溜めずに楽しく食事の時間を過ごしましょう。
食べこぼし対策なら、まずはこちらのお皿を使ってみてはいかがですか?
子供がぐちゃぐちゃにしても落ちる心配がなく、食洗機で洗えてとっても便利ですよ♪
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