タオルケットってバスタオルみたいな大きなタオルがあっても買った方が良いのかしら?
タオルケットとバスタオルでは吸湿性に大きな違いがあるので、必要に応じてはタオルケットがあった方がいいでしょう!
もちろん、似ている性質も持っているのでバスタオルがタオルケットの代用もできたりしちゃいます。
ただ、1番の違いとなっている吸湿性という特徴を持つタオルケットはやはり寝具というだけあって、バスタオルよりも寝る時にムレにくくなっているのです。
しかし、ちょっとしたことでも違いを知らないまま代用することで、あせもや風邪を引きやすくなってしまったりすることも…。
そこで今回の記事は、タオルケットとバスタオルの違いを知り、代用するにあたってもおすすめの使い方などを紹介していきます!
タオルケットとバスタオルの違いの1番は吸湿性!
タオルケットとバスタオルでこれが1番違う!というポイントが吸湿性です。
一見同じように思えますが、違いはこのようにいくつかあります。
- 大きさや厚さに違いがある
- 作り(織り方)がタオルケットの方が種類が豊富
- 吸湿性がタオルケットの方が断然良い
- 使う用途が違う
タオルケットの方がバスタオルに比べて吸湿性に優れています。なぜ同じタオルというものがベースになっているものでもこのような違いがあるのでしょうか?
これを機会になぜタオルケットとバスタオルに違いがあるのか、それぞれの用途や特徴などを詳しく見ながらその答えを探していきましょう♪
タオルケットとバスタオルでは大きさや目的が違う
どっちも『タオル』って名前が入っているんだから、そんなに大きな違いはないでしょう?
寝具であるタオルケットと水分を拭き取るためのバスタオルでは、使用する目的や大きさが全く異なります!
確かに、タオルケットも『タオル』の性質も兼ね備えた商品になるのでバスタオルと同じような特徴や性質も持っています。
ここではそういった違いや同じような部分を更に詳しく、それぞれの使用目的や大きさなどの特徴を紹介していきます!
タオルケットの使用する目的や特徴
タオルケットとは、タオルとブランケットを組み合わせてできたもので日本特有の言葉だったのです!
- 本来の使用用途は寝る時にかける寝具
- 日本発祥の寝具
- 素材は基本的に天然素材の綿100%が多い
- 吸水性に加えて吸湿性に優れている
- それぞれ特徴の違う織り方がある
- 大きさはシングル、ダブルなど布団と同じように種類がある
ブランケットとは日本語で毛布のこと、なのでまさしく寝具として使われることを目的としてできたものなんですね♪
夏場にちょっとかけれたらということで作られたのがこのタオルケットなので、寝ている時の汗などによるムレを防ぐのに吸水性・吸湿性はバッチリです。
またタオルケットには織り方にいくつか種類があります。
- パイル織り
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パイル織りはタオルの中で最も一般的な織り方と言われています。
私はよくやってしまうのですが、タオルって意外と引っ掛けちゃったりしませんか?
それは表面がループ状になっているからで、これがタオル特有のふんわりとした触り心地を作ってくれているのです!
- ジャガード織り
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タオルケットの表面に立体的に模様を表せるのがジャガード織りの特徴。模様が柄を細かく仕上げるために色々な素材や色の糸を組み合わせて作っています。
タオルケットの生地そのものに厚みがあるためしっかりしているので耐久性に優れていますが、タオルケットの割りに少し重たく感じる人もいるみたいです。
- シャーリング織り
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パイル織りのループ状になっている先端部分を均一に切ることで、光沢感が出てタオルの肌触りをよりなめらかに感じさせるのがシャーリング織りです。
デザイン性などおしゃれを楽しむのであれば、おすすめな織り方です。
- マイヤー織り
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マイヤー織りとは一般的なパイル織りのタオルにナイロンなどの化学繊維を入れ込んでいる織り方です。
パイルの吸水性はそのままに、引っ掛かりや抜けやすさはなくし耐久性が良くなっています。
綿100%のものよりも乾きも早いのでおすすめです。
- ワッフル織り
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パイル織りのようなループ状になっている織り方ではなく、表面そのものが凸凹しているのが特徴的なのがワッフル織りです。
生地が比較的薄いのでふわふわとした触感はないですが、軽さや乾き方、また糸の抜け具合がない点がこの織り方のメリットです。
- ガーゼ織り
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ガーゼ素材の生地を重ねて織ってあるタオルケットです。ガーゼは薄くて軽いので赤ちゃんの寝具にもよく使われます。
吸湿性や触り心地も柔らかいので機能的にもとても使いやすいです♪
タオルケットだけでもこんなに織り方の種類があるのね!びっくり‼︎
そして、そもそも寝具として作られているタオルケットですので、大きさも布団同様にシングル・ダブルなど自分自身のスタイルに合ったサイズを選べるのが特徴です。
バスタオルの使用する目的や特徴
バスタオルはその名の通り、バス=お風呂で使うタオルというのが本来の目的とされているものです。
- 本来の使用用途は身体を拭くもの
- 素材は基本的に綿100%が多い
- 吸水性に優れている
- タオルの中でも大きさが幅約65cm×長さ約130cmのものをバスタオルという
お風呂で使うということは水分を拭き取ることがメインになってくるので吸水性を重視し、基本的に綿100%のものが多く使われています。
最近ではマイクロファイバーと呼ばれる化学繊維で作られるバスタオルが、吸水性はもちろんのこと、速乾性や触り心地が良いことから人気があるようです♪
大きさは基本的に幅約65cm×長さ約130cmとなっていますが、多少の大きさ違うものやそれよりも大きい大判タオルなどもあります。
タオルケットはバスタオルで代用することが可能
基本的に使ってる素材が同じなら、バスタオルをタオルケットとして代用しても大丈夫そう♪
タオルケットの代用としてバスタオルを使うことは可能ですが、いくつかポイントを押さえておくとより良いでしょう!
そのポイントというのがこちらです。これを知っているかどうかでバスタオルで代用しても快適に使えますよ♪
- タオルケットより大きさが小さいから大人には不向き
- バスタオルを代用する時は短い時間がおすすめ
たまにお昼寝をしている子供や、大人でも布団で寝ていない時にさっと掛けてあげよう〜なんて時があると思うので、このポイントはしっかりとチェックしておきましょう♪
タオルケットより大きさが小さいから大人には不向き
バスタオルはタオルケットより小さいものがほとんどなので、大人の方がちゃんと掛けて寝ると言った点では不向きです。
“お腹だけ掛けたい”など全体的に掛けなくてもいいや!という人は別に問題ないでしょう。
ただ、大判のタオルなども最近は出ているのでそれなら代用として使えますね!
また子供に使う場合は大きさ的に問題なく使えるので、保育園などで必要な方は園のルールで代用が可能でしたらバスタオルでも全然使えますよ♪
私も家で子供が昼寝の際は、いつも使っているタオルケットが洗っていて使えない時などバスタオルを代用しています!
バスタオルを代用する時は短い時間がおすすめ
バスタオルの方がどうしてもタオルケットに比べ吸湿性が低いため、ムレる可能性が高いので長時間の使用はおすすめできません。
特に子供は大人よりも汗をかきやすいので、汗をかいたままムレやすい状態でいてしまうと、あせもや逆に寝冷えしてしまい風邪をひきやすくなってしまいす。
汗なども拭き取れるイメージがありますが、その汗などの水分がタオルに残りっぱなしだと、タオル自体が濡れていることになり、それこそ身体が冷えてしまいますね。
そのため、バスタオルを代用する際はお昼寝などの短い時間、もしくは出先で持って行きたい時などが良いでしょう♪
まとめ
- タオルケットとバスタオルでは基本的に使われている素材は綿100%など同じだが、大きさや厚さ、作り方(織り方)、吸湿性、用途の主に4つの違いがある
- タオルケットは寝具として作られたものであるため、バスタオルよりも吸湿性に優れているといった特徴がある
- バスタオルは身体を拭くものとして作られたものであるため、吸水性がより優れている
- タオルケットはバスタオルと違い、織り方が何種類かある
- バスタオルをタオルケットの代用で使うことは可能である
- バスタオルを代用で使うのは大きさがタオルケットよりも小さいこと、少々ムレやすいことを考え、短い時間で出先などで子供が使うのに向いている
タオルケットとバスタオルで本来の用途から考えると意外とたくさんの違いがありますね。
でも似ている点もあるので代用することもできるのでどちらも使い勝手の良いものに違いはありません。
ご自身のご家庭ではどこを重視して使うのか、どういった時に使いたいのかなどをよく想像して、購入することや使うことを考えてみてくださいね♪
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