ドッグフードにトッピングをする時の割合は、愛犬の健康状態によっても異なりますが一般的に5~10%程度です。
毎日の食事においしいトッピングをプラスすることで、食事のバリエーションも増えて楽しい時間になるといいですよね。
しかしドッグフードは「総合栄養食」なのでトッピングの割合が多すぎると、栄養バランスが崩れたりアレルギーが出たりするので細心の注意を払って少量から始めましょう。
獣医師に相談するのもいいよ
この記事では愛犬のドッグフードの食いつきが悪いけど、トッピングしても大丈夫なのか不安なあなたに、入れる割合や食べれる野菜、おすすめの商品を紹介しています。
私達が食べている野菜を一緒に食べることで、愛犬が楽しくおいしくご飯を食べてくれると嬉しいですよ。
ドッグフードのトッピングの割合は5~10%に抑える
ドッグフードに入れるトッピングの割合は、栄養バランスが崩れるため全体の5~10%程度に抑えて与えましょう。
もっと食べちゃダメ?
ドッグフードは正式には総合栄養食と言われているので、水をプラスすることで必要な栄養素が補えるという目的で作られています。
トッピングの割合が多すぎると栄養バランスが偏ってしまうんですよ。
愛犬がドッグフードを食べてくれない時のトッピングの割合や、注意する点をお伝えしますね。
- メインはドッグフードでトッピングは与える量に注意
- トッピングでカロリーオーバーや栄養の偏りに注意
- 手作りであげるときはアレルギーに気を付けて少量から
メインはドッグフードでトッピングは与える量に注意
毎日ドッグフードを食べている犬にとっては、トッピングは食事の楽しみが増えてうれしい時間になります。
いっぱい食べても大丈夫?
トッピングによって、フードをより好んで食べてくれるようになる一方で、総合栄養食のフードに入れる事で全体のバランスを乱すというリスクがある事は覚えておきましょう。
あくまで主食はドッグフードなので、5~10%トッピングするか、フードに混ぜるようにして与えてあげるとよく食べてくれますよ。
愛犬のために手作りでトッピングを作るのも愛情があっていいですね。
手作りであれば、自分たちが作っている食事から取り分けるのがおすすめですが、煮干しで摂った出汁やささみのゆで汁をドッグフードに入れてふやかすと食いつきが良くなりますよ。
トッピングでカロリーオーバーや栄養の偏りに注意
トッピングは「食べたい!」という気持ちが高まり、犬もたくさん食べたがりますが、カロリーオーバーや栄養バランスの偏りの可能性があるので割合には注意してあげましょう。
- タンパク質(鶏肉、牛肉、魚…)
- 脂質(鶏脂、牛脂、アマニ油…)
- 炭水化物(米、小麦、とうもろこし、じゃがいも、にんじん…)
*これらは栄養素がプラスされるのと同時に、カロリーもプラスになり、その状態が続くと【肥満】につながる危険性もあります。
基本的にドッグフードだけで一日に必要なカロリーを摂ることが出来るので、炭水化物を多く含む食材は太る原因になるため少量にしましょう。
手作りで与えるときはアレルギーに気を付けて少量から
ドッグフードに手作りでトッピングを与える時に注意したいのがアレルギーです。
- 口周りや耳、手足など皮膚のかゆみ
- 発疹や熱、むくみ
- 下痢や嘔吐
- 脱毛や薄毛、毛並みの荒れ
- くしゃみ etc.
犬の中には、肉類(牛、豚、羊、鳥)・白米・大豆・麦などの食材にアレルギー反応を引き起こす事があります。
牛肉、とうもろこし、大豆、油脂はアレルギーが出やすいよ!
この食材以外にも反応する可能性もあるので、トッピングをする時は細心の注意を払って少量から始めましょう!
不安な方や愛犬が病気の時は、動物病院で相談するかアレルギーを調べてもらうといいですよ。
ドッグフードにトッピングする野菜は柔らかく茹でる
ドッグフードに野菜をトッピングする時は、細かく刻み指で軽くつぶせる程度に柔らかく茹でてから与えましょう。
生のままで与えすぎたり、茹でて与える場合はカリカリのドッグフードを主食としている犬にとって、野菜から水分を摂取するので水分摂取量が増え、下痢になることもあります。
野菜をトッピングする時も、少量から様子を見ながら始めてあげましょうね。
お腹痛いのは嫌だよ…
どんな野菜を与えればいいのか、また与えてはいけない野菜をお伝えしていきます。
与えていい野菜は栄養豊富なブロッコリーなど
犬に与えていい野菜は栄養豊富なブロッコリーやダイエット食でも使われるにんじんなどがあります。
- にんじん、大根、カブ、じゃがいも、さつまいも
- キャベツ、ブロッコリー、小松菜、レタス
- トマト、きゅうり、枝豆、ピーマン、ごぼう、なす、オクラ、かぼちゃ、パプリカetc
犬は食べ物を嚙まずにそのまま飲み込んでしまうことが結構あるんです。
柔らかい野菜だったら、そのまま与えてもいいかなと思うかもしれませんが、のどに詰まらせてしまうこともあります。
丸呑みしても大丈夫なくらい小さくするか、すりつぶして与えてあげてください。
野菜の効果別にまとめてみましたので、愛犬には何をあげたらいいのか参考にしてみてください。
効果 | 対象の野菜 |
ビタミンC 抗酸化作用あり。 アンチエイジングや動脈硬化の予防 免疫機能のアップ | ブロッコリー キャベツ トマト じゃがいも さつまいも ピーマン |
ビタミンA・βカロテン 白内障の予防 目の健康維持、皮膚や被毛を健康に保つ | ブロッコリー にんじん ピーマン かぼちゃ |
カリウム 体内で過剰になったナトリウムを排泄したり、酵素を活性化する | ブロッコリー トマト にんじん きゅうり じゃがいも さつまいも 大根 かぼちゃ |
食物繊維 腸の働きを整え、便通の改善が期待できる | にんじん きゅうり さつまいも 大根 かぼちゃ |
炭水化物 犬の生きるために必要なエネルギー源 | じゃがいも さつまいも |
水分の多い野菜や種・皮のあるものは取り除き小さくカットして柔らかく茹でてあげましょうね。
ドッグフードにはビタミンやミネラルがバランスよく配合されているので、野菜のトッピングは少量にして与えてあげましょう。
与えてダメな野菜は中毒を引き起こす玉ねぎなど
以下の食材は中毒症状が起きるので、ゆで汁などでも一緒に茹でてしまった場合はあげないように注意しましょう。
- ネギ科の野菜、玉ねぎ、長ねぎ、ニンニク、ニラ
- ぎんなん、とろろ芋、長芋etc
犬にとって有害な成分が含まれているため、与えるのは避けた方がいいです。
知り合いの愛犬は、てんぷらの玉ねぎを食べてしまって動物病院へ走ったと言っていました。
少し目を離して間違って口にしてしまうと大変なので、届かない場所に置くか保管するように気を付けましょう。
万が一食べてしまった場合は、早めに動物病院へ受診してあげてくださいね。
ドッグフードのトッピング市販のおすすめ3選を紹介!
毎日の手作りが大変な時は、栄養バランスの摂れた市販のトッピングに頼って楽しちゃいましょう。
安心安全なご飯がいいな
市販のトッピングは栄養バランスが考えられていて、手作りで無添加のものもあります。
愛犬に長生きしてもらいたくて、毎日のご飯をいいものにしたいと考えている方は多いのですが、情報もとても多いので探すのも大変だと思います。
私が調べて、おすすめしたいトッピングを紹介しますので参考にしてみてください。
- 手作りごはんでトッピングしたいならココグルメ
- 食が細くドッグフード嫌いな子は犬猫生活
- トッピングに特化した手作りならonedog Deli
①手作りごはんでトッピングしたいならココグルメ
手作りでトッピングを与えたいけど、栄養バランスが気になる…忙しいと適当になっちゃう…という悩みをお持ちのあなたは、ぜひココグルメを試してみてください。
ココグルメで使われている食材は、すべて人間のご飯と同等の規格のものを使っていて、学校給食を扱う食品工場で人の手で手作りされているんです。
獣医師監修の手作りご飯で食べるのが楽しみ
病気があるけど大丈夫?こんな食べ方でも大丈夫?など心配なこと、愛犬のご飯の悩みなどオンラインで相談できるのも安心ですよね。
【獣医師監修】手づくりフレッシュドッグフード/ココグルメ【公式】 (coco-gourmet.com)
②食が細くドッグフード嫌いな子は犬猫生活
小型犬の多い悩みは食が細い、グルメでドッグフードを完食したことがない…と食べる量だったりもともと食に興味がなかったりします。
こちらも手作りにこだわっていて、小分けのパックになっているので主食でもトッピングでも必要な量を必要な分だけあげれるのでとっても簡単です。
食材が11品目もあって嬉しい♪
栄養素を壊さないように低温調理しているから、旨みも食材の栄養をたっぷり摂れ食が細い愛犬にはピッタリですよ。
【公式】犬猫生活|国産・無添加ペットフード – わが子のごはんがあの子を救う。 (inuneko-seikatsu.co.jp)
③トッピングの為の手作りならonedogDeli
愛犬や飼い主のことを考えてこだわって作った「総合栄養食」、国内の数ある手作りご飯の中でも品質が高い商品になっています。
お肉・お魚・野菜がバランスよく入ってる!
トッピングに特化しているので、普段食べているドッグフードの食べムラの改善にも使えます。
初回限定で安心して試せるので、国産無添加で安心安全を気にする飼い主さんはぜひ一度試してみてください。
【公式】onedog Deli | トッピングのための手作りごはん
まとめ
- ドッグフードに入れるトッピングの割合は、栄養バランスが崩れるため全体の5~10%程度に抑えて与える
- トッピングによって、フードをより好んで食べてくれるようになる一方で、総合栄養食のフードに入れることで全体のバランスを乱すリスクがある
- トッピングは「食べたい!」という気持ちが高まり、犬もたくさん食べたがるが、カロリーオーバーや栄養バランスの偏りの可能性があるので、割合には注意が必要
- ドッグフードに手作りでトッピングを与える時に注意したいのがアレルギー
- ドッグフードに野菜をトッピングする時は、細かく刻み指で軽くつぶせる程度に柔らかく茹でてから与える
- 犬には与えても大丈夫な野菜とダメな野菜があるので、飼い主としてしっかり理解した上で与える
- 毎日の手作りが大変な時は、栄養バランスの摂れた市販のトッピングに頼る
- 手作りでトッピングを与えたいけど、栄養バランスが気になる、忙しいと適当になるという悩みを持っている方はココグルメ
- 食が細い、グルメでドッグフードを完食したことがない、食に興味がないという悩みを持っている方は犬猫生活
- 愛犬や飼い主のことを考えてこだわって作った「総合栄養食」、国内の数ある手作りご飯の中でも品質が高い商品はonedog Deli
犬を飼うにあたって食の問題は、誰もが経験する悩みの一つではないでしょうか。
ドッグフードにトッピングをする時の割合や、与えてもいい野菜とダメな野菜をしっかり理解して愛犬の健康を考えてあげたいですね。
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