オール電化は光熱費が安くなる!と思っていたのに高い請求書をみてビックリしたことありませんか?
オール電化の電気代が高い原因のひとつは、電気を使う時間帯が関係しています。
私はオール電化に安いイメージを持っていたので、時間帯を気にすることなく電気を使っていました。
結果、ガスを併用していたときより高い請求がきてしまいました。
時間帯を意識すると電気代は変わります。今までの使い方がもったいないと感じることでしょう。
電気代が高い原因はいくつかあります、この記事を読んであなたもオール電化の電気代を抑えましょう!
私は電気代を抑えることで年間1万円分の節約に成功できました。
高い電気代から卒業するために、あなたに合った原因を知ってオール電化を使いこなしましょう♪
オール電化の電気代が高い原因を4つ解説!
エアコンもつけていないのになんで電気代が高くなったの?
オール電化の電気代が高い原因は、以下の4つが考えられます。
4つの原因の中には劇的に電気代を抑えることが難しい内容もありますが、あなたが意識を変えるだけでこれからの電気代は変わるでしょう。
詳しい説明をしますのでひとつでも当てはまっていないか確認してくださいね。
日中に電気をたくさん使用すること
オール電化で電気代が高い原因は、電気代が高い日中に家電を使いすぎていることかもしれません。
オール電化を設置している世帯は電力会社から「オール電化専用のプラン」を契約することになっています。
各会社でプラン内容は違いますが、主に夜間帯に消費電力が安くなるプランを契約します。
注意してほしいのは日中に使った電力です!日中の電力は夜間帯の約2倍高い電気使用料が請求されています。
日中に洗濯乾燥機や食洗器などの家電を使っていませんか?沸き上げ・沸き増しを日中に設定していませんか?
該当している場合は、日中にたくさんの電気を使いすぎているから電気代が高くなっていると言えるでしょう。
夜間へ使用電気を変更するだけで、電気代が抑えられますよ。
冬場の水と給湯器の設定温度との水温差
夏もエアコンなど使用するため電力を消費しますが、年間を通して電気代が一番高くなるのは冬です。
なぜ冬のオール電化は電気代が上がるのでしょうか?
冬は給湯器の設定温度と水温の差が大きいため、電気代が高くなると考えられます。
東京都水道局より冬の水道水は平均温度9.5℃となっています。
湧き上げ温度を40℃と設定する場合、30.5℃も水温差があるため、その分の電力が必要となります。
冬場の水と給湯器の設定温度の水温差が開くほど、消費電力が激しいため電気代が高くなる原因でしょう。
ライフスタイルに合っていないプランの契約
※ここでは夜間帯に電気使用量が安くなるプランを契約している人向けに説明をしています。
結論からいうと電気代が高くなる原因はライフスタイルに合っていない契約をしているからでしょう。
下記のライフスタイルに当てはまるあなたは電気料金が高くなってしまっているかもしれません。
当てはまるあなたはライフスタイルに合っていない電気プランを契約しているかもしれません。
給湯器の故障
電気代の請求が急に跳ね上がった場合、給湯器の機能が低下している恐れがあります。
給湯機能が低下していれば電気代が高くなる原因とだといえるでしょう。
まずは設置してある給湯器にトラブルが多発してればすぐに管理会社へ報告しましょう。
あなた給湯器は寿命が近いかもしれません、一度確認をしてくださいね。
給湯器名 | 寿命年数 |
電気温水器 | 15年 |
エコキュート | 10年 |
10年目を迎えるころにトラブルが出てくると言われていますが、5年の時点で故障してしまう場合もあります。
高い電気代と同じタイミングで給湯器のトラブルが増えるようです。
お湯が出ないことで故障に気づく人が多いようです。
故障の場合、電気代は高額で請求されることがあります。
「故障していないか確認してほしい」と早めに伝えるだけで電気代は抑えられますよ。
高い請求が来る前に給湯器の寿命が近く、給湯器のトラブルが続けて出るようならすぐに管理会社へ報告しましょう。
オール電化の電気代が高いなら時間帯やプランの見直しを
オール電化を設置している世帯の多くは、日中の使用電力が高くなるプランを契約しています。
電気代が気になる場合には、電力会社のプランがあなたに合っているのかを確認することが大切です。
電気代を安くする方法について4つまとめました。
このどれかに当てはまる場合は電気代を抑えることができますよ。
電力会社のプランを活用して夜に電気を使う
日中は自宅にいないのに電気代が高いあなたに対処法をお伝えします。
※ここでは、深夜に消費電力が安くなるプランの場合について節約方法をまとめています。
最初に給湯器の設定を調節することで、電気代を抑えることができます。
以下の2つに当てはまっていないか確認してください。
どちらかが当てはまっていれば、改善するだけで電気代は抑えられます。
日中に沸き上げを設定している
日中に沸き上げを設定していると、電気代は上がります。
給湯器の設定をしたことがなければ、不要なときにお湯を作っているかもしれません。
給湯器パネルに時間設定ができますので、深夜になっているか確認ください。
お湯を使いすぎで、日中に沸き増しされている
電気代を抑えようと湯量を少なく設定ときに起こる現象です。
朝にお湯を使いすぎると日中で沸き増しすることになり、電気代が高くなってしまうのです。
湯量を増やすか、朝にお湯を使用することを控える必要があります。
ライフスタイルにあったプランに変更する
オール電化を設置している人の多くは、夜間帯の電気使用量が安くなるプランを契約しています。
日中自宅にいることが多い場合は、このプランは向いていません。
電力会社によってもプランは様々ですが、一日を通して料金単価の変動が激しくないプランを契約するのがいいでしょう。
電力会社が出しているプランは色々あります。
電力会社に全てのプランがあるわけではありませんが、オール電化のプランには色々あることがわかりますね。
私も詳しくプランを見ないまま契約したので電気代が高くなってしまい、ライフスタイルに合っていないプランを選んだことに気づきました。
私の場合は朝もシャワーを浴びたかったので、消費電力の料金単価が安い朝プランを契約しました。
プランを変更したことで、朝の時間を気にせずシャワーに入れるようなりました。
さらに電気代も下がったので、あなたもライフスタイルに合ったプランを契約することをおすすめします。
給湯器の設定を調節する
給湯器パネルから節約できる設定がいくつかあるのでお伝えします。
エコキュートの場合、あなたに合った湯量でカスタマイズすることで電気代を抑えられます。
以上のように、エコキュートはあなたにあった設定をすることで電気代が節約できます。
電気温水器の場合、手動でこまめに電源を切ることで電気代を抑えられます。
電気給湯には、以下のような3つのタイプがあります。
「フルオート」が設置してある場合はこまめに電源を切ることで電気代を抑えることができます。
メーカーによっては電気温水器にも昼間の沸き上げを停止する機能が備わっていますのでご確認ください。
オール電化では、高い時間帯の電気の使用を避けるだけでも電気代を抑えることができるでしょう。
消費電力が多い家電は安い時間帯で使う
オール電化の電気温水器とエコキュートの電気代を抑える方法を説明しましたが、ここからは消費電力の高い家電の節約方法をご紹介します。
大事なことは夜中に使う・こまめに切る・タイマーを使うことです。
私は今まで家電で節約を意識したことがありませんでした。
オール電化住宅に引っ越してから節約が大事であると気づきました。
今から伝える節約を実施するだけで電気代が抑えられました!
洗濯機や食洗器は、なるべく電気代の安い夜間に使い、さらに節約方法を実践することで電気代を抑えることができます。
つい付けっぱなしにしてしまいがちな家電も、こまめに切ることを意識すると節約につながりますよ。
タイマーを使って電気代の安い夜間に稼働させたり、こまめに電源を切ったりすることで、電気代の節約ができます。
その他の消費電力が大きい家電で、節約する方法をお伝えしますね。
<エアコン>
- 「冷房」から「弱冷除湿」へ変更する
- 外出30以上はエアコンを切る
- フィルターは掃除する
- 室外機カバーをして熱をためない
「除湿」には2種類あって「弱冷除湿」と「再熱除湿」があります。
「再熱除湿」だと「冷房」よりも消費電力が高くなるのでご注意ください。
<照明器具>
- LED電気に交換する
照明器具は長時間使う、リビングやキッチンのところから交換するといいです。
消費電力・1日の電気代ともに電気代を抑えられます。
特に節約できで、交換さえすればそのまま放置するだけでいいので、始めやすいです。
<冷蔵庫>
- 夏と冬で冷蔵庫の温度調節をする
- 冷蔵庫の開閉回数を減らす
- 冷蔵庫を置くスペースは隙間を作る
- 収納スペースは隙間に余裕を持たせる
あなたが無理のない範囲で節約することをおすすめします。
コツコツと節約するのでいっぺんに頑張りすぎるとやりたくなくなってしまうので、電気料金が高くない時間にしようするだけでも変わりますよ!
オール電化の電気代が高い原因!一人暮らしの場合
オール電化にしたら電気代が安くなると思ったのに想像していたよりも高かった
一人暮らしで高い請求書を見るとなんでこんなに高いの?と思いますよね。
安いイメージがあるオール電化、一人暮らしの1番最初の原因は電気温水器かもしれません。
オール電化を導入している世帯はエコキュートか電気温水器を設置しています。
こちらの世帯別・給湯器設置率(%)をご覧ください。
世帯 | 電気ヒートポンプ式給湯器(エコキュートなど)設置率(%) | 電気温水器設置率(%) |
1人世帯 | 4.9 | 7.8 |
2人世帯 | 12.3 | 7.8 |
3人世帯 | 17.8 | 8.3 |
4人世帯 | 22.1 | 6.7 |
環境省「2017年度のエネルギー事情を知る・給湯機器について」より引用
一人暮らしでは電気温水器を設置している世帯がエコキュートより上回っています。
あなたの給湯器も電気温水器である可能性が高いです。
電気温水器はエコキュートより電気代が高くなる傾向があります。
電気温水器は電気のみで沸き上げるのに対し、エコキュートはヒートポンプを使い空気を熱へ変換させ沸き上げる仕組みです。
空気を熱へ変換させることで、その分の電力を抑えることができます。
そのため、エコキュートは電気代を抑えることができるのです。
あなたが想像したより電気代が高いと感じる原因のひとつに、電気温水器を使用する電気代が関係しているかもしれません。
一人暮らしの電気代はガス併用と変わらないか少し高い
あなたの電気代が世帯別の平均よりもどのくらい高いかを知った上で、電気を抑えるための対策をすることが大切です。
電気代を抑える方法で大事なことは平均でどれくらい電気代が高いか知ることです。
一人暮らしの場合、オール電化の電気代はガス併用のときと変わらないか少し高い場合が多いです。
こちらの世代別の電気代(1カ月)をご覧ください。
1人世帯 | 2人世帯 | 3人世帯 | 4人世帯 | |
電気代(円) | 5,791 | 9,515 | 10,932 | 11,788 |
ガス代(円) | 3,021 | 4,354 | 4,960 | 5,202 |
政府統計ポータルサイト「家計調査 / 家計収支編 / 総世帯 / 詳細結果表」2020年より引用
一人世帯の「電気代+ガス代」を合計すると8,791円となります。
これを見て電気代が変わらないか少し高いようなら、あなたの想像していた電気代のイメージが安く設定されていたのですね。
実はオール電化は安いといわれますが、一人暮らしの場合は少し高くなるか平均と同じくらいになるのです。
私もオール電化に憧れて賃貸に住んだことがあります。
初めての電気代の請求書を見た時「あれ?前住んでいた時より高くなっている‼」使い方変わってないのに何で?となりました。
原因は電気温水器とプラン内容でした、まさか給湯器の種類によって電気代が違うことを知りませんでした。
私の場合「電気代+ガス代」を併用していた時より2,000円~3,000円高くなっていました。
まとめ
- 電気代が高い昼間になるべく電気を使わないようにすると、電気代が抑えられる
- あなたのライフスタイルに合ったオール電化専用プランを契約すると良い
- 冬の電気代は設定温度の水温差が原因で高くなる
- 高額電気代の請求が届いたら給湯器の故障の可能性がある
- 消費電力が高い家電を使うときはこまめに電源を切るまたは、夜間帯で使う
- 一人暮らしの電気代が高い原因は電気温水器が関係している
オール電化で電気代が高い原因を知れば、あなたの電気代は安く抑えられることでしょう。
私もできることは実践して電気代を安く抑えることに成功しました。
オール電化は知らないと損する落とし穴がありますので、この記事の内容を試して生活を豊かにしていきましょう♪
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