縄跳びとランニングはどちらも常に動き続ける運動で疲れますよね・・・。
「持久力をあげるには縄跳びやランニングがいいと聞くけれど結局どちらの方が効果的なのかな?」こんなことを考えている人は多いと思います
縄跳びとランニングどちらの方が持久力が上がるのか、この答えは縄跳びです。
私は学生時代運動部に所属していました。持久力をつけるために5㎞のランニングから縄跳びまで行っていました。しかし私は喘息も患っていたので両方とも行うと夜眠る時も苦しくて仕方ありませんでした。
そのため「縄跳びとランニングどちらかだけでいいのではないか?」とよく思っていました。結局大人になっても縄跳びとランニング、どちらの方が持久力はあがるのかわからないままでした。
こちらの記事はそんな私が縄跳びとランニングはどちらかだけで良いのではないか?と思って調べてみたことから紹介していきます!
ではなぜ縄跳びの方がランニングよりも持久力が上がるか、両方行う場合の順番や効果もお伝えしていきます!
縄跳びとランニングで持久力があがるのは縄跳び
ランニングと縄跳びどちらの方が持久力がつくのか。それは縄跳びです。
ランニングは走り続けることで足や体力的にも身体に大きな影響を与えます。
ではなぜそんなランニングよりも縄跳びの方が持久力をあげるのでしょうか?縄跳びの方が持久力があがる理由を説明していきます!
なぜ縄跳びは持久力があがるのか
縄跳びはランニングよりも短時間の有酸素運動で持久力をつけられるからです。
縄跳びは有酸素運動です。有酸素運動とは長い時間運動をすることで動く際に酸素を使って筋肉を収縮させる運動を指します。
縄跳びはいくつかの有酸素運動の中でも極めてエネルギーの消費が多いです。この有酸素運動を一定の時間保って取り組むことで持久力の向上を得られます。
そのため、縄跳びを数分飛ぶだけでランニングを20分した時よりも効果を感じられることがあります。
縄跳びの特徴である有酸素運動とはなにか
そもそも私たちが運動をするにはエネルギーが必要です。そのエネルギーの源は普段は肝臓などに蓄えられています。
グリコーゲンと呼ばれる糖質を二酸化炭素と水に分解され、この分解されている過程でATPと呼ばれるアデノシン三リン酸がそこで作られます。
このATPが運動に必要なエネルギーとなりますが、実は先程お伝えしたATPるための根本の源であるグリコーゲンは体内にある量だけではたりないのです…。
ではどうやって不足しているエネルギーの源を補っているのでしょうか?それはグリコーゲンが足りない時は体脂肪を分解してエネルギーにしてしまうのです!
もちろん体脂肪を分解するには必要な存在があります。それが酸素なのです!
当然、体脂肪をたくさん分解するにはその分たくさんの酸素も必要になりますよね。
この酸素を身体にたくさんとり入れながら体脂肪を分解して、エネルギーを作り出す循環ができているのです。
これが有酸素運動の仕組みです。縄跳びはこの有酸素運動を一定の時間保って取り組むことで持久力の向上を得られます。
縄跳びとランニングを両方やるとどう効果を与える?
縄跳びとランニングの組み合わせはどんな効果を私たちの身体にもたらしてくれるのでしょうか?
縄跳びとランニングそれぞれ異なったメリットがあります。両方組み合わせることでそれぞれの効果が徐々にでてきます。
ではそれぞれどのような効果があるのか見ていきましょう!
- 縄跳びは体幹を鍛えられる
- 縄跳びで心肺機能の向上を得られる
- 縄跳びによって骨密度があがる
縄跳びは体幹を鍛えられる
縄跳びは同じ場所で一定の時間同じ体制でジャンプと着地を繰り返します。この動きが体幹を鍛えられるポイントになります。
飛んで着地を繰り返すこの動作の時に上半身をまっすぐ保ったまま飛ぶことで体幹を鍛えることも可能なのです。
縄跳びで心肺機能の向上を得られる
縄跳びの大きな効果はこのスタミナを鍛えることができるところです。
縄跳びは先程でもお伝えしたとおり有酸素運動なので、一度にたくさんの酸素を肺に取り込むことができるようになります。
体力がつくことで運動の時だけでなく、私生活でも疲れにくい身体作りができます。
縄跳びによって骨密度があがる
縄跳びは縦に重力をかける運動です。じつは骨密度を上げるにはこの縄跳びの動きが関係するのです!
骨を強くするには縦の重力に逆らう動きが効くといわれています。そのため縄跳びでおこなうジャンプは骨を強くするにはもってこいの動きです!
- ランニングは脂肪を燃焼してくれる
- ランニングは免疫力の向上が期待できる
- ランニングは便秘の改善にもつながる
ランニングは脂肪を燃焼してくれる
ランニングは有酸素運動であり、酸素を多く取り込んで蓄えている脂肪を燃焼してその脂肪がエネルギーになります。
ランニングをすることで多くの酸素を身体に取り込み、その分脂肪もエネルギーに変わるのです。
ランニングは免疫力の向上が期待できる
ランニングの特徴である有酸素運動は免疫力をあげてくれます。ランニングをすることで身体の筋肉が使われ体温が上昇し、すると血行の流れが促進され、酸素・栄養素が身体中にながれます。
さらに白血球の中に含まれている免疫細胞も活性化することで免疫力があがります。
ランニングは便秘の改善にもつながる
ランニングをすることで腸が刺激され便秘改善にも繋がります。
ランニングは多くの酸素を取り込みます。酸素を多く取り込むとお腹の周りの筋肉が刺激されます。
お腹周りの筋肉が刺激されると同時に腸も刺激されるため、便秘が改善されます。
組み合わせることでさらに効果がでてくるのは嬉しいね!
縄跳びとランニング両方の場合順番は?
ランニングと縄跳びの両方やる時の順番は決まっているの?
縄跳びとランニング両方行う場合の順番は縄跳びを先にしてからランニングをするといいでしょう。
よし走ろう!と何の準備もせずに突然走ってしまうと身体がビックリしてしまったり思うように身体を動かせません。
先に全身の筋肉をつかう縄跳びで身体をほぐしてからランニングをする順番が望ましいです。
急に走るなど身体を激しく動かしてしまうと心臓も驚いてしまい思わぬ不運を招いてしまう可能性も0ではありませんので注意が必要です。
ランニングと両方おこなう場合はランニングの前に身体に「これから動かしていくよ!」と呼びかけるようにランニングより先に縄跳びをおこなうといいですね。
縄跳びとランニングでダイエットに効果的なのは?
痩せたい場合は縄跳びとランニングどっちのほうが効くのかな?両方やる時間もそんなにとれないし…
痩せたいと思ってもこんな風にどっちの方がダイエットにいいかの悩んでいる人もいるはず。
縄跳びとランニングどっちの方が痩せるか、答えは「縄跳び」です。
ではなぜランニングより縄跳びの方が効果があるのか縄跳びがダイエットに向いている3つの理由から説明していきます♪
・ランニングと比べ短時間で効果が得られるから
・全身の筋肉をつかうから
・縄跳びはランニングよりも運動強度が高いから
短時間で効果が得られるから
先ほどお伝えしたように、縄跳びはランニングと比べて手軽に取り組めます。
縄跳びでは主に下半身の筋肉がよくつかわれます。しかも下半身には全体の半分以上の筋肉が集中しているのです。有酸素運動には多くのエネルギーが必要ですよね。つまり、使用される筋肉量が多ければ多いほどエネルギーも必要になります。
縄跳びは短時間で下半身や全身の多くの筋肉がつかわれ、エネルギーも消費されるため短時間でも痩せることができる理由でもあるのです。
全身の筋肉をつかうから
先ほど縄跳びでは下半身の筋肉がよくつかわれるとお伝えをしましたね。実は縄跳びは下半身の筋肉だけでなく、全身の約47種類ほどの筋肉もつかわれています!
上半身だと例えばお腹や背中の筋肉が鍛えられます。ダイエットで効果を上げるには基礎代謝をあげることが大切です。基礎代謝は筋肉の量が増えることであがります。
縄跳びでのダイエットはお腹や背中にも効果がありますが基礎代謝をあげるといういわばダイエットの土台作りにもとっても最適なのです!
縄跳びはランニングよりも運動強度が高いから
運動強度という言葉があります。運動強度とは、体重1㎏あたりに体内に取り込まれる酸素の量を指します。
別の言葉では運動の強さとも言われています。運動強度を表す単位はMETs(メッツ)と呼ばれてり、このMETsの数字が大きいほど運動強度が強いということになります。
縄跳びはこの運動強度が強いといわれています。ランニングの運動強度は8~8,3とされています。しかし縄跳びは8~12程といわれているのです!
その為縄跳びとランニングをした場合、短時間でできる縄跳びの方がランニングよりも運動強度が強いので効率よくダイエットができるのです。
縄跳びとランニングに向いてるシューズは?
よし!さっそく今から両方やるぞ!
縄跳びとランニングをしようと意気込んでいるそこのあなた!まさか普段出かける時に履いているシューズでやろうと思っていませんか?
縄跳びには低反発、ランニングにはフィットしたシューズを選ぶなど向いてるシューズがあります。
縄跳びをやる、ランニングをやるにしても シューズによっては足を痛めてしまう可能性があります。
特に出かける時のシューズは激しい運動を目的として設計がされていませんので怪我に繋がる原因にもなります。
私も過去に運動用のシューズではなく普段履いていた靴で走ったりしましたがやはり足が痛くなりました。足首が高頻度で痛くなりなぜだろうと当時は痛みの原因に気づいていませんでした。
そこで縄跳びとランニングをする際にそれぞれどんなシューズを履くといいか伝授します♪
縄跳びは着地した時に負担の少ないものを
縄跳びはジャンプと着地を繰り返します。
着地の時に備わっているといいシューズの特徴があります。
- 低反発
- そこが厚い
- クッション性がある
この3つが備わっているシューズがこのましいです。
シューズのそこが薄いと着地した時の衝撃が足にきます。ダイレクトにくる衝撃は足の怪我の原因にも繋がります。
しっかりした底で低反発、クッション性があると衝撃を和らげてくれます。
ランニングは自分の足のサイズにあったものを
ではランニングに向いているシューズの特徴はどのようなものなのか、3つ紹介します。
- 自分の足のサイズにあったもの
- つま先が反っている
- シューズのそこが薄くない
足のサイズにあっていないものを選ぶと靴擦れや足を捻ってしまうなどの原因になります。パフォーマンス力を高めることにも重要なポイントでもあります。
つま先が通常のシューズよりも上に少し反っていることで足が地面についてから前に出すために地面をける際スムーズに動作をおこないやすくしてくれます。
普段歩いている時はそこまで地面を蹴る必要はありませんがより早くは走るには必要な動作です。
まとめ
- ランニングよりも短時間で持久力があがるのは縄跳び
- 縄跳びは酸素をたくさん身体に取り込み体脂肪を燃やしてエネルギーに変える有酸素運動
- 縄跳びとランニングは同時におこなうと骨密度アップ、心肺機能があがる、体幹が鍛えられる、免疫力があがるなど身体に良い影響を与えてくれる運動
- 縄跳びとランニングを同時におこなう場合の順番は縄跳びを先にやる方が望ましい
- 縄跳びに向いているシューズは低反発で底が厚めの足に負担が少ないものを
- ランニングに向いているシューズは靴擦れや怪我を防ぐために足のサイズにあったものを選ぶこと
持久力をあげるなら効率よくあげていきたいですよね。仕事や学校で忙しいならばなおさら時間短縮したいはず。
私も持久力をあげたい運動部時代、よく縄跳びをしていました。動きやすい服装に着替えて髪の毛はなにもせず寝癖がついたまますることもありました。
このように縄跳びはランニングよりも準備も時間短縮できてしまいます!なかには「見た目なんてどうでもいい!」という人もいるかと思いますがやはり気にしてしまう人もいます。
そんな人にとっても縄跳びは外に出ればすぐに取り組めてしまう持久力向上を目指せる運動なのです!
縄跳びだけ取り組み持久力アップを狙うことも良いですが、縄跳びにもメリットがあるようにランニングにも取り組むと良いことがあたくさんあります。
縄跳び、ランニングの両方を持久力や健康のために取り組むのも良いです。
自分のライフスタイルなどにあった方を選ぶと続けやすくもなるかもしれませんね!
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