母子手帳のコピーはどのページか用途ごとに解説!産休育休申請時や災害時用にも活用

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母子手帳のコピーについて、こんなお悩みはありませんか?

  • 産休や育休前後には、母子手帳のどのページのコピーが必要なんだろう?
  • 産前と産後で必要なページは違う?
  • 乳幼児医療費補助の申請の際にはどのページをコピーすれば良いのかな?

この記事では、母子手帳のコピーが必要な際に、どのページが必要なのかを解説します。

この記事を読むとわかること
  • 産前・・・表紙と出産予定が書かれたページをコピーする
  • 産後・・・出生証明書のページをコピーする
  • 出生証明書のページは出産手当金、育児休業給付金、健康保険加入、乳幼児医療費補助の申請に必要なことが多い
  • 出産の状態のページは出生届を出すときに必要なことが多い
  • 母子手帳のコピーは、災害時にも役立つためコピーしておくと良い

産前の手続きなら表紙のページと出産予定日が書かれたページ、産後の申請なら出産証明のページをコピーしましょう。

間違った母子手帳のページをコピーすると、再提出を求められたり、最悪の場合手続きができないことがありますので要注意です。

母子手帳のどのページをコピーするのか知ることで、スムーズに、手続きをすることができますよ。

目次

母子手帳のコピーはどのページ?用途ごとに解説!

母子手帳のコピーは、用途によってコピーするページが違います。

母子手帳のコピーするページ
  • 産前・・・母子手帳の表紙と出産予定日が書いてあるページ
  • 産後・・・出生証明書のページ

どのページをコピーしたら良いか悩みやすいこの部分、1つ1つ詳しくご説明しますね。

母子手帳の表紙

母子手帳の表紙には、母子手帳の交付日、両親または母親の名前、産後に子供の名前や生年月日が書かれています。

産前産後休業取得者申出書の申請のときに、コピーの提出が求められることが多いです。

出産予定日が記入されたページ

妊婦自身の記録や最終月経、初診日、胎動を感じた日、分娩予定日を自分で書くことができます。

産前産後休業取得者申出書の申請のときに、コピーの提出が求められることが多いです。

分娩予定日は、産婦人科医が記入してくれる場合もありますが、多くは自分で記入している人が多いようです。

母子手帳を貰う時には出産予定日が決まっているので、予定日がわかった時に書くことがいいです。

出産予定日がよく分からない場合は、産婦人科医に確認して書くことをオススメします。

出生証明書のページ

出生届出済証明書とは、母子健康手帳内にある出生したことを証明するページのことです。

子供の氏名、出生場所、出生年月日が書かれています。出生届を提出した時に、市町村役場の戸籍課の人が記載してくれます。

出産手当金、育児休業給付金、健康保険加入、乳幼児医療費補助の申請のときに、コピーの提出を求められることが多いです。

出産の状態のページ

出産の状態とは、出産したときの赤ちゃんの状態を記入してあるページです。

妊娠期間、分娩日時、分娩の経過、分娩方法、分娩時間、出生時の申請時の状態、証明、出産の場所・名称、分娩に立ち会った医師、助産師名が書いてあります。

このページは、出生届出済証明書をもらう前、つまり出生届のときにコピーされることが多いです。

出産に立ち会ってくれる産婦人科医や助産師が記入してくれます。

予防接種のページ

赤ちゃんは生後3か月から予防接種をしていきます。予防接種するときに病院で記録してくれます。

予防接種のページにはこれまでの予防接種履歴が書かれているため、旅行先や災害時に備えてコピーを持っておくと安心です。

乳幼児成長曲線のページ

検診の時などの身長と体重のグラフ化し、発育状態を確認するためのものです。

発育状態が数値化してみることができるので、災害時に備えてコピーがあると安心です。

身長・体重は曲線のカーブに沿っているのか、体重は極端に上向きになっていないか、体重は減少していないかなどを見ていきます。

検診の時に、先生や保健師が記入することが多いですが、親が身長や体重を図ったときに記入することもできます。

既往歴

母子手帳には、既往歴のページもあります。このページは保護者が記入します。

いままでにかかった主な病気を書いている場合は、旅行先や災害時に備えてコピーを持っておくと安心です。

水ぼうそうや風疹などの感染症、アトピーや喘息などのアレルギー疾患、骨折などの外傷、心臓病などの大きい病気にかかった場合は、既往歴として記入しておきましょう。

母子手帳の各ページについてご紹介してきましたが、あなたが必要なのはどのページなのかわかりましたでしょうか。

次は産休や育休の申請に必要なのはどのページなのか桑しくご紹介していきますね。

母子手帳のコピーは産休や育休の申請に必要?

母子手帳のコピーは産休や育休の申請に必要になります。

提出する書類によって、母子手帳のコピーのページは違うので注意が必要ですよ。

申請の内容母子手帳の必要なページ
産前産後休業取得者申出書表紙
主産予定日が記載してあるページ
出産手当金出生届済証明書のページ
育児休業給付金出生届済証明書のページ
出産届出産の状態のページ
健康保険加入出生届出済証明のページ
乳幼児医療費補助出生届出済証明のページ

産前産後や育児休暇中は、特に忙しいので、あらかじめ母子手帳のコピーを取る場所を知り、早めに準備、申請する必要があります。

産前産後休業取得者申出書

産前産後休業取得者申出書を提出する際には、母子手帳の表紙と出産予定日が記載してあるページが必要です。

産前産後の間に、社会保険料が免除をうけるための書類です。

勤務先が手続きをしてくれることが多いです。正しい書類を提出するためにも、母子手帳のコピーは必要となります。

出産手当金

出産手当金を申請する際には、出生届済証明書のページが必要です。

出産手当金とは、出産後に支給されるお金のことです。職場で申請できる書類です。

支給対象期間は出産前42日間+出産後56日間=98日分になります。

受け取れる支給金額は、産休開始前給料の約3分の2の金額になります。申請後約1〜2ヶ月後に支給されます。

母子手帳の他に、出産手当申請書、届出人の印鑑、健康保険証、振込口座が必要です。

育児休業給付金

育児休業給付金を申請する際には、出生届済証明書のページが必要です。

育児休業期間中に支給されるお金のことです。母親の職場で申請できます。

支給対象期間としては、出産手当金の支給が終わった翌日から、子どもが1歳になるまでが対象になります。

1歳以降に保育園入園できなかった場合は、最長2歳になるまで延長することができます。

育児休業給付金は、2ヵ月分がまとめて給付されます。初回の給付は育休開始から2ヵ月後となっています。

母子手帳コピーの他に、休業開始時賃金月額証明書、休業開始時賃金月額証明書、(初回)育児休業給付金支給申請書が必要です。

出産届け

出産届を提出する際には、出産証明できる出産の状態のページが必要になります。

出生届は、子供の戸籍を作る大切な書類です。出産後14日以内に届けましょう。

出生届の用紙は市役所や町役場にあります。しかし、病院や産院でもらえることもあります。

出生証明書が必要になりますが、出産証明書と出生届は同じ用紙内にあります。

産婦人科医や助産師に記入してもらう必要があります。

母子手帳のコピーの他に、届出人の印鑑が必要になります。

健康保険加入

健康保険加入の申請をする際には、出生届出済証明のページが必要になります。

各自治体から子供の医療費の補助を受けるために必要になります。

加入手続きが遅れると助成金がもらえないため、病院受診の際に医療費全額を立替払いをすることになってしまいます。

出産後できるだけ早く申請し、1ヶ月検診までに届け出を作成しておくといいですよ。

必要書類としては、母子手帳コピーの他に、届出人の印鑑、健康保険証、本人確認書類(免許証など)、マイナンバーが確認できるものが必要です。

乳幼児医療費補助

乳幼児医療費補助の申請をする際には、出生届出済証明が記入されたページが必要になります。

健康保険に加入している0歳〜中学3年生までの子供が病気やケガで受診したときに、医療費の一部を市区町村に助成してもらえる制度のことです。

乳幼児医療証の提示で医療費が無料もしくは後日補助金で還付される市町村もあります。

子どもの1カ月健診から助成の対象になるので、児童手当の申請と一緒に手続きをしておくのがいいです。

母子手帳のコピーの他に、届出人印鑑、医療費助成申請書、所得証明書、赤ちゃんの健康保険証、マイナンバーカードが必要です。

母子手帳のコピーは旅行や災害時にあると便利!

母子手帳のコピーは産休や育休の申請以外にはどんな時にあると便利なの?

旅行に行くときや災害にあったときは、母子手帳のコピーがあると便利に活用できます。

母子手帳のコピーを便利に活用できるために、どのページをコピーするのか知っておきましょう。

旅行に行くときに母子手帳のコピーを持っていく

出生記録や予防接種記録、既往歴のページをコピーしておきましょう。

旅行は国内でも国外でも何があるかわかりませんよね。

とくに小さい子供や赤ちゃんは慣れない環境にいることで、病気になりやすかったり、怪我をしてしまうものです。

そんなときは、旅行先の病院に行くことになります。旅行先の病院はかかりつけではないため、子供診療がスムーズに行かないことがあります。

診療をスムーズに行うためにも、母子手帳のコピーがあると便利です。

母子手帳を持っていくという方法もありますが、旅行先で紛失する恐れがあります。

そのためにも、コピーを持っていく方が安全で便利に活用できます。

母子手帳のコピーではなく、携帯の写真で撮り保存しておくのも安全性が高く、簡単です。

災害時に備えて母子手帳のコピーを保管しておく

出生記録や予防接種記録、乳幼児発達曲線、既往歴のページをコピーしておきましょう。

災害はいつ起きるかわかりません。分からないからこそ、早めに準備しておく必要があります。

被災することで、心身ともに体調が悪くなることが多いです。

特に、赤ちゃんや小さい子供は周りの環境に影響されやすいため、ストレスにより病気になりやすいです。

そんなときに母子手帳のコピーがあれば、被災する前の健康状態が書かれているので、病院での診察がスムーズにできます。

適切な診察を受けるためにも、母子手帳のコピーはあらかじめ準備しておきましょう。

携帯で母子手帳の内容を撮り保存するのもいいですが、停電や携帯の充電がない状態、携帯が故障すると使えないので、母子手帳のコピーが好ましいです。

母子手帳のコピーは、いつも持ち歩く鞄と災害用に準備している鞄に入れておくのがベストです。

まとめ

  • 産前に提出する書類には、母子手帳の表紙と出産予定日が書いてあるページが必要
  • 産前産後休業取得者申出書を提出するときに、表紙と出産予定日が書かれたページのコピーを求められることが多い
  • 産後に提出する書類には、出生証明書のページのコピーが必要
  • 出産手当金、育児休業給付金、健康保険加入、乳幼児医療費補助の申請のときに出生証明書のコピーを求められることが多い
  • 旅行に行く前に母子手帳の出生記録や予防接種記録、既往歴のページをコピーすると安心
  • 災害時には、出生記録や予防接種記録、乳幼児発達曲線、既往歴のページをコピーがあると便利

母子手帳のコピーをするのがどのページなのか、分かりましたか?

どのページをコピーしたらいいのか分からない場合は、提出先にあらかじめ確認し、準備した上で提出するといいです。

私は今回5回目の出産になりますが、どこをコピーするのがわからないこともあり、なかなか重い腰が上がらず…笑

しかし、産前に提出する書類は表紙と出産予定日、産後は、出産証明書のページということがわかったので、今回はさくさくできそうです。

皆さんも、幸せな産前産後、育児休暇を有意義に過ごせるように、適切な申請をしてくださいね。

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