ドラム式洗濯機を選ぶときのポイントにはどのようなものがあるでしょうか。
洗濯容量や価格、メーカーなどさまざまな選ぶポイントがありますよね。
ドラム式洗濯機を選ぶときの重要なポイントのひとつに、扉が左開きか右開きかという点が挙げられます。
あなたは左開きと右開きどちらを選んだらいいか悩んだ経験はありませんか?
ドラム式洗濯機の扉の開く向きを正しく選ばないと、扉が十分に開かない、扉が邪魔で移動しづらいなどのトラブルが発生してしまいます。
毎日の洗濯がストレスになってしまうのは避けたいですよね。
この記事では、ドラム式洗濯機を選ぶとき扉の開く向きは左右どちらがいいのか、選び方を詳しく紹介します!
ドラム式洗濯機の扉の開く向きで悩んでいる方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね!
ドラム式洗濯機の扉の開く向きは左と右どちらがいいの?
ドラム式洗濯機を選ぶときの重要なポイントのひとつに、扉が左開きか右開きかという点が挙げられます。
ドラム式洗濯機の扉の開く向きがそんなに重要なの?と思う方もいるかもしれません。
使用する人の利き手や設置場所の間取りによっては、左開きか右開きかどちらを選ぶかで快適度が大きく変わってくる場合があるのです。
扉の開く向きを正しく選ぶことで毎日の洗濯を快適にすることができますよ。
ドラム式洗濯機の扉の開く向きは左開きと右開きのどちらがよいのか、選ぶときのポイントを詳しく紹介していきますね。
・利き手が左右どちらなのか
・洗濯機を置く場所の左右どちら側に壁があるか
・家事の動線を考えて選ぶ
利き手が左右どちらなのか
利き手によって左開きと右開き、どちらのドラム式洗濯機が使いやすいか変わってきます。
左開きは右利きの人が、右開きは左利きの人が使いやすいタイプです。
ここであなたに質問です。左開きと右開きと聞いて、それぞれどちらの方向に扉が開くか正しく思い浮かべることはできますか?
もし、左開きと右開きを勘違いしたままドラム式洗濯機を購入、設置してしまうと大変です。
きちんと確認しておけばよかったと毎日後悔しながら洗濯はしたくないですよね。
ドラム式洗濯機の扉が左開きと右開きかを見分ける方法を簡単に説明します。
・左開きとは、扉を完全に開いたときに洗濯機を正面に見て扉が左側にくる
・右開きとは、扉を完全に開いたときに洗濯機を正面に見て扉が右側にくる
正面から見て扉が左側に開くタイプが左開き、右側に開くタイプが右開きです。とってもシンプルな見分け方ですよね。
左開きと右開きを説明したところで、次に利き手に合わせた扉の選び方について詳しく紹介していきます。
左開き右開きの開き方をイメージして、実際に利き手を動かしながら読んでみてくださいね。
右利きの人が使いやすい左開き
左開きとは、扉を完全に開いたときに洗濯機を正面に見て扉が左側にあるタイプです。
左手で扉を開いて右手で洗濯物の出し入れやボタン操作を行うので、右利きの人が使いやすい造りになっています。
日本人は左利きよりも右利きの人の割合が多いため、左開きのドラム式洗濯機の方が種類が豊富にあります。
左利きの人が使いやすい右開き
右開きとは、扉を完全に開いたときに洗濯機を正面に見て扉が右側にあるタイプです。
右手で扉を開いて左手で洗濯物の出し入れやボタン操作を行うので、左利きの人が使いやすい造りになっています。
左開きよりは種類が少ないですが、シャープやパナソニック、東芝など多くの家電メーカーで右開きのドラム式洗濯機が販売されています。
機種によっては右開きの取り扱いがない場合もあるので、購入の際はきちんと確認しましょう。
ドラム式洗濯機を置く場所の左右どちら側に壁があるか
ドラム式洗濯機を設置する場所の左右どちら側に壁があるかで使いやすい向きは変わってきます。
壁が洗濯機の左側にあるときは左開き、右側にあるときは右開きのドラム式洗濯機を選ぶことをおすすめします。
図を見ていただくとわかるように、壁に向かって扉が開くように設置することで周囲への移動がスムーズになります。
また、洗濯かごを洗濯機の前に持ってくるときに扉が邪魔にならないので洗濯物の出し入れがしやすいですよね。
壁が洗濯機の左側にあるときは左開き、右側にあるときは右開きのドラム式洗濯機を選ぶことで、毎日の洗濯が快適になりますよ。
ここでひとつ注意点があります。壁を基準に扉の開く向きを選ぶと、利き手で使いやすい方とは逆向きになる場合もあります。
家事の動線を考えて選ぶ
洗濯物の出し入れから干すまでの家事の動線も、扉の開く向きを決める大事なポイントのひとつです。
開いた扉が動線の邪魔になるのは避けたいですよね。では、どのような点に注意して扉の開く向きを選べばいいのでしょうか。
・収納棚や洗濯かごを使用するときに扉が邪魔にならないか
・開いた扉が移動の邪魔にならないか
・実際にシミュレーションをして確かめてみる
壁を基準に選ぶときと同様に家事の動線で扉の開く向きを選ぶと、利き手で使いやすい方とは逆向きになる場合もあるので注意しましょう。
収納棚や洗濯かごを使用するときに扉が邪魔にならないか
開いた扉側に収納棚や洗濯かごがある場合、洗濯物の出し入れが難しくなってしまいます。
ドラム式洗濯機と収納棚や洗濯かごの位置関係も事前に確認しておきましょう。
収納棚や洗濯かごがドラム式洗濯機の設置場所と向かい合っている場合は大丈夫ですが、もし隣あっている場合は注意が必要です。
開いた扉が移動の邪魔にならないか
ドラム式洗濯機の扉を開けた状態が、移動の邪魔にならないか確認をしておきましょう。
洗濯物の出し入れから干すまでの家事の動線をスムーズにしたいですよね。
また、ドラム式洗濯機のカビ防止のために扉を開けておきたいときもありますよね。
ドラム式洗濯機の扉の開く向きによっては開いた扉が移動の邪魔になってしまいます。
洗濯をするときや洗濯機の前を通るときにスムーズに移動できるか、事前に確認しておくことが大切ですね。
実際にシミュレーションをして確かめてみる
実際にシミュレーションをすることで、左開きと右開きどちらが使いやすいか比べることができます。
頭の中で間取りを思い描くのと実際の場所を見るのではだいぶ印象が違います。
思っていたより洗濯機と扉の位置が近いな、収納棚とドラム式洗濯機の位置は問題なさそう、など間取りを想像するだけではわからないことも発見できるかもしれません。
ドラム式洗濯機は高価な買い物です。買ってから後悔しないためにも、実際にシミュレーションをして左開き右開きどちらがいいか比べてみましょう。
左開き右開きどちらがいいかは人によって違う
ドラム式洗濯機の扉の開く向きは、利き手や間取りなど総合的に考えて選ぶようにしましょう。
右利きだから絶対に左開きがいい!というわけではありません。
理想の扉の開く向きは、利き手で開閉しやすく、壁が邪魔にならず、家事の動線もスムーズなほうですよね。
しかし、間取りによってはすべての条件をクリアするのが難しい場合もあります。
扉をほとんど開くことができないなど致命的な問題点でない限り、どのポイントを優先するかはひとそれぞれです。
ドラム式洗濯機の扉の開く向きは、自分が一番快適に洗濯をできる方を選ぶようにしましょう。
ドラム式洗濯機の扉が開くスペースがあるか確認を!
ドラム式洗濯機を設置するときに、洗濯機のサイズだけ気にしていませんか?
ドラム式洗濯機を設置するときは、扉が開く分のスペースも確保できるか確認することが大切です。
扉が開くスペースを考えて設置しないと、扉が十分に開かず洗濯物の出し入れが難しくなってしまいます。
ドラム式洗濯機の扉が開くスペースを確保するためにどのようなことに気をつければよいのでしょうか。
ドラム式洗濯機を設置するときに気をつけたいポイントをまとめました。
・設置場所の奥行きは扉が開く分も含めて測る
・事前チェックリストを活用する
・壁から離して設置する
設置場所の奥行きは扉が開く分も含めて測る
扉が開くスペースを確保するために、奥行きは扉が開く分も含めて図りましょう。
ドラム式洗濯機は扉が前面についているため、扉が開くスペースも必要となります。
各メーカー、製品の寸法のところにドアを全開したときに必要な奥行きを載せてくれているので、設置場所に余裕をもってドラム式洗濯機を置けるか確認しましょう。
事前チェックリストを活用する
パナソニックの公式ホームページではドラム式洗濯機の事前チェックリストをダウンロードできます。
この事前チェックリストを活用することで、サイズが合わないなど購入時のうっかりミスをなくすことができますね。
また、ドラム式洗濯機の設置に必要な情報を用意しておくことで、家電量販店の店員さんとのやりとりがスムーズになります。
このチェックリストは他のメーカーのドラム式洗濯機を設置する際にも活用できるのでおすすめですよ。
壁から離して設置する
機種によって全開時の角度は異なりますが、ほとんどのドラム式洗濯機が90度を超えて開きます。
ドラム式洗濯機の扉を十分に開くことができるように、壁から離して設置しましょう。
壁に近づけすぎると扉が十分に開かず、閉じそうになる扉を手で押さえながら洗濯物の出し入れをすることになるので大変ですよね。
壁からある程度の余裕をもってドラム式洗濯機を設置できるか確認しておきましょう。
扉が壁面にぶつかるときは?
ドラム式洗濯機を設置する場所によっては,扉が壁にぶつかることがあります。
そのような場合はクッションゴムを使用することで、壁や洗濯機の扉を保護することができます。
我が家の場合、設置場所の関係上、ドラム式洗濯機の扉を開くたび壁にガンガンと当たるので困っていました。
そこで、ドラム式洗濯機と壁が傷つくのを防ぐためにクッションゴムを貼り付けて保護しています。
クッションゴムは小さく透明なので貼り付けてもほとんど目立ちません。
ドラム式洗濯機の扉が壁にあたって困っている場合は、ぜひクッションゴムを試してみてください。
100均でも取り扱っているので手軽に手に入りますよ。写真のクッションゴムはダイソーで購入しました。
100均の商品も良いですが、以下のようなしっかりしたクッションゴムであれば、より安心して使えそうですね。
ドラム式洗濯機の扉は交換できるの?
引っ越し先に以前から使っているドラム式洗濯機を運び入れたら、扉の開く向きと設置場所が合わず使いにくくなってしまったという経験はありませんか?
このようなときにドラム式洗濯機の扉の開く向きを交換出来たら助かりますよね。
では実際にドラム式洗濯機の扉の開く向きを交換できるのでしょうか?
結論から言うと、ドラム式洗濯機の扉の開く向きを交換することはできません。
ドラム式洗濯機は、左開き右開きそれぞれで専用の造りになっているため、扉の開く向きを交換することができないのです。
また、冷蔵庫のように両開きタイプのドラム式洗濯機があればいいのですが、残念ながら両開きのドラム式洗濯機の販売もありません。
もし、扉の開く向きと設置場所が合わず使いにくくなってしまったときは、高い買い物ですが思い切って買い替えるのもひとつの方法です。
まとめ
- ドラム式洗濯機を選ぶとき扉の開く向きは重要なポイント
- 右利きの人は左開き、左利きの人は右開きのドラム式洗濯機が使いやすい
- 壁が洗濯機の左側にある場合は左開き、右側にある場合は右開きが使いやすい
- 家事の動線を考えて左開き右開きを選ぶと良い
- ドラム式洗濯機の扉の開く向きは、利き手や間取りなどによって変わる
- ドラム式洗濯機を設置するときは、扉が開く分のスペースを考えることが大事
- 実際にシミュレーションをすることで、左開き右開きどちらがいいか比較することができる
- 扉の開くスペースを考慮しなかったり扉の開く方向を間違えたりすると、扉が十分に開かない可能性がある
- ドラム式洗濯機の扉が壁にぶつかるときは、クッションゴムをつけると洗濯機や壁を保護できる
- ドラム式洗濯機の扉の開く向きを交換することはできない
ドラム式洗濯機を選ぶとき扉の開く向きは左右どちらがいいのか、選び方を詳しく紹介しました。
左開きがいいのか、右開きがいいのかは利き手や間取りなどさまざまな条件によって変わります。
毎日の洗濯が快適なものになるように、自分にとってベストな向きを選ぶようにしましょう。
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