延長コードは電気代がかかるの?長さで変わる?節約術もご紹介‼

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あなたは延長コードを使っていますか?私の家では、テレビまわりやインターネット機器まわりなど色々な場所で延長コードを利用しています。

コンセントが少ない場所では、複数の家電製品に電気を供給してくれるので、必須アイテムですね!

延長コードをつなげているだけでも電気代ってかかるのかしら?

延長コードをつなげているだけなら電気代はかかりませんなぜなら待機電力がかかっていないからです。

ただし、延長コードのランプがついている場合、延長コードに家電製品がつながっている場合は電気代がかかる可能性があります。

この記事を読めば、延長コードをつないでいるときの詳しい電気代や節約方法までわかり、電気代に関する不安がなくなりますよ!

目次

延長コードは電気代がかからない!!

あなたは延長コードは電気代がかかると思いますか?

コンセントに延長コードをさしているだけなら電気代はかかりません。なぜなら、延長コードには待機電力がかかっていないからです

延長コードは電流を流す管なので、それ自体には電気代はかからないというわけですね。

ただし以下の場合には電気代がかかってくる可能性があります。

  1. 延長コードのランプが点灯している場合
  2. 延長コードに家電製品がつながっている場合

①延長コードのランプが点灯している場合

ランプが点灯するタイプの延長コードは、家電製品がつながっていなくてもONになっていると延長コード自体に電気代がかかります。

延長コードは様々な種類が販売されていますよね。

ただ延長するだけのものや、携帯などのUSB機器も一緒に充電できるもの、スイッチ付きの延長コードなどがあります。

スイッチ付きにはランプが点灯するタイプのものもあり、ON/OFFが分かりやすい反面、点灯していると電気代はかかってきてしまうのです。

ランプが点灯するタイプの延長コードの場合、家電製品がつながっていない箇所は必ずスイッチを切っておきましょう。

②延長コードに家電製品がつながっている場合

延長コードに家電製品がつながっている場合、家電製品の電源が入っていなくても電気代がかかる場合があります。

これは、家電製品の待機電力がかかっているからです。

ほとんどの家電製品は主電源を切らない限り、待機電力がかかります。

待機電力って聞いたことあるけど、一体どういうこと?

電気代の節約をするにもとても大事な話題なので、『待機電力』について詳しく説明をしますね!

延長コードで電気代がかかるのは待機電力が原因!


延長コードをさしているだけでは電気代はかかりません。

しかし延長コードに家電製品をつなげていたら電気代がかかる可能性があるという話でしたね。なぜなら待機電力がかかっているから。

待機電力とは、家電製品の電源を切っていても延長コードやコンセントにつなげているだけで消費される電気のことです。

なぜ電源を切ってもつなげているだけで消費されるのでしょうか?

待機電力の役割はすぐに動けるようにスタンバイをしたり、タイマーやメモリ、時計などの機能を維持するのに使われています。

たしかに、テレビやHDDレコーダーは電源を切っていても、赤いランプがついて待機していますよね!

主電源を切っていたら、電源を入れて起動するのに時間かかかったという経験はありませんか?

待機していないから時間がかかるのです。これが待機電力のひとつの役割なのですね。

単語からも想像が出来ます。待機している電力だから『待機電力』!なるほど!

リモコンでON/OFFできるものには、待機電力がかかっていると覚えておくといいでしょう。

では、待機電力は電気代のどれくらいを占めているのでしょうか?

待機電力は全体の5.1%年間7,068円

資源エネルギー庁の発表によると、1世帯当たり待機電力は全体の【5.1%】にあたり、金額にすると【年間7,068円】になります。

※全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」31円より計算。

なにも使っていないのに、待機しているだけでこんなに電気代がかかっているなんてもったいない!!!

ちりも積もれば…とはこのことですよね。では、どんな家電製品の待機電力量が多いのでしょうか?

待機電力量の多い家電製品ランキング

効率よく待機電力を減らすためにも、どんな家電製品の待機電力が多いのか知っておいた方がいいでしょう。

待機電力量の多い家電製品TOP10をご紹介します。

1位ガス温水器19%
2位テレビ10%
3位冷房兼用エアコン8%
4位電話機8%
5位BD・HDD・DVDレコーダー6%
6位温水洗浄便座5%
7位パソコン4%
8位パソコンネットワーク機器3%
9位インターホンセット2%
10位その他32%
※ガス温水器はガス給湯付きふろがまを含む
※参考:平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業 (待機時消費電力調査)報告書概要

分類別にみると、映像・音響機器、給湯器、情報・通信機器などが大きな割合を占めています。

どれも生活に欠かせないもので、身近なものに待機電力が使われているのが分かりますね!

1位はガス温水器でした。ガスだから電気は使わないのでは?と疑問に思いませんか?

しかし、台所や浴室に電子パネルはあるし、湯の温度や量を設定するセンサーがあったり、お風呂が沸いたらお知らせしてくれたりと多くの場面で電気が使われています。

2位のテレビはリモコン操作を常に受信できるようにスタンバイしたり、録画機能を維持したり、番組表のデータを更新したりするので待機電力が多くなります。

3位のエアコンはテレビと同様、リモコン操作を受信するためにスタンバイする以外にも、エアコン内の温度調整に待機電力が使われているため、待機電力が多いようです。

私は待機電力の多い家電製品のすべてつながったままでした…

待機電力がかからない家電製品の一覧

コンセントをさしたままでも待機電力がかからないものもあります。

  • ドライヤー
  • ヘアアイロン
  • 電気ケトル
  • アイロン
  • 充電式ゲーム機
  • 扇風機(リモコン付きは除く)

電気ケトルは待機電力かかりそうなのにかからないのね!意外!

待機電力がかかる家電製品はリモコンで操作するものでしたね。

確かに待機電力がかからない家電製品はリモコンを使わないものばかりです。

また、充電式ゲーム機は充電が完了すれば待機電力はほぼかからないので、リストに入れました。

ヘアアイロンやアイロンはつけっぱなしだと危ないので、待機電力がかからなくてもコンセントを抜きましょう。

スイッチ付きの延長コードで電気代を節約しよう

スイッチ式の延長コードを使えば、電気代の節約にも役に立ちます。おすすめは個別スイッチの延長コードです。

あなたは電気代の節約のためにコンセントをぬいていますか?

毎回コンセントを抜くのはなかなか面倒…使うときに毎回さすのも面倒…また、手の届かない所にあるコンセントも抜き差しはできる気がしません。

私がやると3日坊主に終わりそうな予感がします…。

そこで使いたいのが、スイッチ付きの延長コードです!!

スイッチ付きの延長コードはコンセントを抜く手間を省き、スイッチをON/OFFするだけで簡単に待機電力を抑えてくれます。

夜使わない家電製品のスイッチを寝る前に切るとかでしたら、続けられそうですね!

節約には個別スイッチの延長コードを使う

スイッチ付きの延長コードには、一括スイッチと個別スイッチの2種類があります。

一括スイッチすべての電源を一括でON/ OFFできる
個別スイッチ電源毎にスイッチがあり、個別にON/ OFFができる

色々な家電製品をつなげるのであれば、個別スイッチの延長コードがおすすめです。

一括スイッチは使うタイミングが同じ家電製品をつなげている場合は、家電製品全部のON/ OFFがひとつのスイッチで出来るので便利でしょう。

しかし、使うタイミングがバラバラな家電製品をつなげている場合は余計なものまでON/ OFFしてまいます。

個別スイッチの延長コードでしたら、必要な家電製品のコンセントのスイッチのみON/ OFFに出来ます。

また、スイッチにランプ付の延長コードもあります。一目でON/ OFFが分かりやすくていいのですが、ランプ自体に少しですが電気代もかかっています。

どのタイプの延長コードを使うか、ご家庭に合わせて選んでみてください。

コンセントを抜く時の注意点

よし!使っていない家電製品の待機電力をカットするぞ!

もし延長コードで電気代がかかるなら待機電力が正体⁉で紹介したように、待機電力は、すぐに動けるように準備をしていたり、機能を維持したりするのに使われています。

録画予約をしているテレビやHDDレコーダー、タイマーやメモリ機能がついていて、主電源をOFFにすると影響が出そうなものは避けましょう。

他にも起動するのに時間がかかる家電製品はスイッチを切ると不便に感じるかもしれません。

エアコンは使う時期が限られているので、使わないシーズンになりましたら、主電源を切るのは節約につながります。

ただし、使う時期が近づいてきたら前もってコンセントを入れましょう。コンセントを入れることで、エアコン内の温度調整をしているそうです。

コンセントを入れてすぐ使おうとすると、室外機に急激に負担がかかり、故障の原因となる可能性があります。

延長コードの長さで電気代は変わらない!束ねるのはNG!

あなたは延長コードを買うときに長さを悩みませんか?

私はなんとなく長めの延長コードを買って、結局束ねて使ったこともあります。

延長コードの長さで電気代は変わるの?

家庭内で使う延長コードの長さでしたら電気代は変わりません。ただし、束ねるのは危険です。

家電製品に必要な電力を送るために、延長コードが長いと余計に電気をつかうので電気代は高くなります。

しかし、家庭内で使う延長コードの長さでは微々たるものなので、気にする必要はないようです。

延長コードをストローに置き換えて説明しますね。

とても長いストローを使ってジュースを飲もうとすると、いつもの吸う力だといつもの量が口に運ばれてきません。

満足する量のジュースを飲みたいなら、吸う力を強くしないといけませんよね。延長コードも同じです。あまりにも長すぎる延長コードだと流す電気の量が多く必要になるという事です。

ただ、先にも述べましたように家庭内で使う分にはほぼ影響がないので、電気代の心配はありません。

しかし、気にするべき点は延長コードを束ねたまま使うことです。

延長コードを束ねたまま使うと火災の危険性が高くなる

延長コードを束ねた状態で使うと、コードの曲がった部分に負荷が多くかかり、通常より多くの発熱量が必要になります。

また、束ねることで熱がこもりやすくなり、火災の危険性が高まります。

延長コードをストローに置き換えて考えてみましょう。

ストローを折り曲げてジュースを飲もうとすると、通り道が細くてうまく吸えませんよね。そのまま飲もうとすると、かなり強めに吸うことになります。

この強めに吸う力が発熱量ということです。多くの発熱量は延長コードに熱を持たせる原因になってしまいます。

以上のことより、長めの延長コードは使わずに、適度な長さのコードを使いましょう。

延長コードにおいては、「大は小を兼ねない!」ようです。

どうしても延長コードを束ねたい場合

どうしても束ねたいときはゆるく円を描くように束ねましょう。

延長コードを束ねる危険性は分かったけれど、長い延長コードがそのままだと見た目が悪いですよね。

掃除もやりにくいし、ほこりが十分に取り切れず、これもまた火災の危険性が高まりそうです。

折り曲げて使用するのは危険ですが、ゆるく曲げて使用するには問題がないようです。

まとめ

  • 延長コードをつなげているだけなら、電気代はかからない
  • 延長コードのランプが点灯している場合、延長コードに家電製品がつながっている場合は電気代がかかる可能性がある
  • 待機電力とは、家電製品の電源を切っていても延長コードなどのコンセントにつなげているだけでかかる電気のこと
  • 待機電力は全体の5.1%にあたり、金額にすると年間7,068円になる
  • 待機電力は映像・音響機器、給湯器、情報・通信機器などが大きな割合を占めている
  • スイッチ式の延長コードを使えば、電気代の節約に役に立つ
  • 家庭内で使う延長コードの長さなら電気代は変わらないが、束ねるのは火災の危険性が高くなる
  • どうしても束ねたいときはゆるく円を描くように束ねる

いかがでしたか?延長コード自体に電気代はかかりませんが、使い方によってはかかる時があります。

また、スイッチ式の延長コードをうまく利用して電気代の節約にも活用してみてくださいね!

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