朝起きると子どもが発熱していたり、体調不良になったりしている事って、世の中のお母さん方は大体の方が経験済みなのではないでしょうか。
そんな時に頭をよぎるのは、学校に欠席連絡をしなくては…という事ですよね。
難しく考えずに挨拶文、欠席する理由と欠席する日数をはっきりと伝えればOKですよ。
なかなか学校に欠席連絡をする頻度が少ないと、直前までなんて言えばいいのか不安になってしまいますよね。
参考になる文例があれば悩まずに連絡できるのに…。
学校に欠席連絡する時の文例を、連絡帳・電話・アプリ・メールで使用できるようにご紹介していきます。
この文例があれば悩むこともないので、欠席連絡も憂鬱にならず、バタバタした朝の時間でも伝えたいことがしっかり伝わりますよ。
学校への欠席連絡の文例の基本的な流れ紹介
連絡帳に欠席連絡を記入する時の基本的な流れとして、書き出しや本題・締めの言葉の一般的な文例をお伝えします。
学校と保護者のコミュニケーションに使われる連絡帳ですが、欠席連絡や学校生活のトラブル等の相談にも使われていますので、場面に応じて文例を紹介します。
まず幼稚園や保育園で使う連絡帳と違い、小学校の連絡帳は子どもも一緒に使います。
子どもの目的 | 保護者の目的 |
時間割 宿題 持ち物 | 体調面の連絡 挨拶やお礼 トラブルの相談 |
トラブルなどの相談は、子どもも目にする為配慮が必要になりますよ。
子どもに聞かれたくない内容は、電話や手紙など別の手段で活用するようにしましょう。
欠席連絡のやり取りが連絡帳の学校もまだあるので、使える文例をお伝えしていきますね。
連絡帳は初めに挨拶文を書いて欠席理由を書く
手紙のように、はじめには挨拶を入れることがマナーで、次に欠席理由を簡潔に記入しましょう。
基本的に連絡帳でやり取りをする学校は、欠席連絡も連絡帳に書いて登校班の子に渡し、学校まで届けてもらうというやり方になります。
発熱などで急に欠席する場合は、当日の朝書いて持っていってもらう事になるのでバタバタしますよね。
こちらの文例を参考にすれば、伝えたい事がしっかり伝わりますよ。
いつもお世話になっております。今朝から頭痛と発熱がありますので、今日はお休みさせて頂きます。よろしくお願い致します。
欠席の理由は、「今朝から熱がある」「急に親族に不幸があった」等、大まかでもいいので伝えましょう。
昨日はお電話頂きありがとうございました。おかげさまで熱は下がりましたが、まだ頭痛があるようなので大事をとって本日も欠席させて頂きます。よろしくお願い致します。
いつもお世話になっております。昨日の夕方に発熱しましたので、今日は念のため自宅で様子を見たいと思いますので欠席します。よろしくお願い致します。
挨拶の言葉と子どもの症状や様子を簡潔にまとめると、見やすく伝わりやすい内容になります。
家族旅行や法事等の欠席連絡は期間をはっきり記入する
私用による欠席連絡は、何日から何日まで欠席するのかをしっかり記入しましょう。
続けて休むのが分かっていて、日数がかかりそうな場合は大体の予定を伝えておくといいですよ。
いつもお世話になっております。〇月〇日(〇)から△日(△)まで法事の為欠席させて頂きます。よろしくお願い致します。
いつもお世話になっております。〇月〇日(〇)から△月△日(△)まで家族旅行の為欠席致します。また〇日からよろしくお願い致します。
家庭の都合で欠席する場合は、具体的に欠席の理由を伝えると学校の先生にも事情が分かりやすいので、問題なければ伝えておきましょう。
トラブルや相談は具体的に書かず慎重に
子どもの心の悩みや友達とのトラブル等、学校生活での悩み事は多くなります。
連絡帳に具体的な内容を書くと、他の子どもが目にする事もあるので、電話や面談をしたい旨だけを伝えるといいですよ。
いつもお世話になっております。最近学校で悩み事があるようなので、お電話か面談で相談させて頂きたいのですがご都合のいいお日にちを教えて頂けませんか。
子どもが学校に行きたくない理由を話してくれる場合もあれば、話してくれない場合もあります。
子どもが悩みを教えてくれた時は、納得した上で担任の先生に相談をするといいと思います。
学校に行きたくない理由を子どもが話したくない、先生に言いたくない場合は体調不良を理由にしてもいいと思います。
いつもお世話になっております。今日は熱はありませんが、体調がすぐれないのでお休みさせます。よろしくお願い致します。
私の子どもも、何度かリフレッシュ休暇をしています。
学校に欠席連絡を電話する時間帯は7時半~8時を目安に
子どもが急に熱を出した、朝起きたら体調が悪いという時、学校へ欠席の連絡をしなければいけませんよね。
欠席連絡は担任の先生に代わる必要はない為、7時30分~8時くらいを目安にかけましょう。
私の子どもが通う小学校は、「連絡アプリ」を親がインストールしてそこから欠席連絡をしているのですが、時間が7時15分~45分までとなっています。
そのタイミングが欠席連絡をする電話の時間帯かなと思っています。
あまり朝早くに電話をしてもつながらないですし、遅すぎても担任の先生を不安にさせてしまいますので、最低限のマナーを押さえておきましょうね。
最近は、アプリやタブレットからボタンをぽちっと押すだけのところもあるみたいですが、それほど普及はしていないのかなと思いますので、電話やメールでの注意点をお伝えしていきます。
電話をする時はゆっくりはっきりと要件をまとめて喋る
朝の時間は、授業の準備や子どもを見るのに忙しい時間帯なので、要件を簡潔に伝えましょう。
*電話をかける時は初めに必ず名乗ります。
- 学年
- クラス
- 名前
ゆっくり、はっきりと伝えましょう。
最近は聞きなれない子どもの名前も多いので、ゆっくりはっきりと喋るように心がけましょうね。
おはようございます。〇年〇組 山田 太郎(子どもの名前)の母です。いつもお世話になっております。
まず誰が出ても、何年何組の誰の保護者なのかは初めに名乗るようにしましょう。
次に、欠席の理由をできるだけ簡潔に伝えましょう。
今朝、太郎が体調を崩してしまい学校をお休みさせます。
昨晩から体調が悪く、今日は病院へ行きますので欠席します。明日の出席はまたご連絡します。
私はお休みの連絡を入れると、先生方が必ず「お大事にしてください。」と言ってくださいますので、「ありがとうございます。」は必ず伝えます。
電話を切る時もすぐ切ってしまうと失礼なので、「失礼致します。」と伝えてから切るようにしていますよ。
欠席連絡は、電話に出てくれた先生に伝えればオッケー。
朝は忙しい時間なので、わざわざ担任の先生へ変わってもらわなくてもお休みが伝わるように話しましょう。
放課後の空いた時間に、担任の先生から電話で様子を聞いてくれることもあるので、その時に今日の様子や明日の登校が可能かを伝えるようにしましょう。
流行り風邪の病院受診後の欠席連絡は早めに学校へ
学校当日の朝、発熱や体調不良の場合、まずその旨を電話で伝え欠席しますが、もしインフルエンザやコロナにかかっていたと分かったら、できるだけ早く学校へ連絡しましょう。
朝の9時を過ぎれば職員室もだいぶ落ち着きますので、分かった時点で連絡しましょうね。
インフルエンザやコロナなどの流行時期は、学校側が学級閉鎖を決める判断材料にもなるので、陽性ならできるだけ早めに電話連絡です。
私はすぐに診断書等ゴミに捨ててしまうので、小学校で初めてインフルエンザにかかったときは診断書をゴミの中から探すので大変な思いをしました。
それからは、しばらく「いるかもしれない精神」を持つようにしています。
インフルエンザやコロナで欠席連絡を入れる場合は、発熱した日にち等は詳しく伝えましょう。
昨夜熱があり、先程病院で診察してもらったところ、インフルエンザ(コロナ)と診断されました。〇日までお休みしますので、よろしくお願いします。
金曜日に38度の熱があり、土曜日にインフルエンザと診断されました。今は平熱ですがこのまま熱が上がらなければ〇曜日から登校できると思います。よろしくお願いします。
インフルエンザやコロナなどの流行り風邪の場合、病院から〇日までは出席停止と教えてもらえるので、それを学校側に伝える内容でいいと思います。
学校に欠席連絡をメールで送る場合は簡潔に入力する
メールやアプリから欠席連絡をする場合は、必要事項を簡潔に入力して送信しましょう。
以前は学校を欠席する場合、電話連絡や連絡帳を渡す等が一般的な方法でしたよね。
しかし、最近はアプリの導入で、アプリやメールから欠席連絡ができる学校もあり、先生が忙しい時間に電話対応をしなくてもいい等、学校側にもメリットがあるようです。
メールでの欠席連絡は挨拶や名前の記入は不要
メールやアプリからの欠席連絡は、挨拶や名前の記入・「よろしくお願い致します。」は入力不要です。
学校のメールによっては名前を記入しないと誰かわからない場合もあると思うので、その場合は件名に欠席連絡とし、本文に欠席理由を記入しましょう。
体調不良の為欠席致します。
昨夜から発熱しており、病院を受診するため欠席致します。
私の子どもの小学校は、アプリから連絡をするタイプなので、遅刻・欠席等の項目を選び、備考欄に上記のような欠席理由を記入しています。
画面に納まるように短い文で送っています。
電話連絡の機会は減りましたが、メールで欠席連絡が済むのは忙しい朝には本当に助かっています。
まとめ
- 連絡帳に記入する時の基本的な流れは、書き出しや本題・締めの言葉を使う
- 手紙のように、はじめには挨拶を入れることがマナーで、次に欠席理由を簡潔に書く
- トラブルは連絡帳に具体的な内容を書くと、他の子どもが目にすることもあるので、電話や面談をしたい旨だけ伝える
- 欠席連絡は担任の先生に代わる必要はない為、7時半~8時くらいを目安にかける
- 朝の時間は、授業の準備や子どもを見るのに忙しい時間帯なので、要件を簡潔に伝える
- インフルエンザやコロナにかかっていたと分かったら、できるだけ早く学校へ連絡する
- メールやアプリから欠席連絡をする場合、必要事項を簡潔に入力して送信する
- メールやアプリからの欠席連絡は、挨拶や名前の記入は入力不要
学校へ欠席連絡をする時、文例を知っていると焦らず丁寧に対応ができます。
子どもが初めて小学校へ行くとなると、なんだか親もマナーを意識してしまいませんか?
私は、幼稚園の電話より小学校の電話の方がなぜか緊張します。
ここで簡単な文例を知っておくだけで、電話や連絡帳に記入する時落ち着いて対応できると思いますよ。
書き方に決まりやルールはありませんが、マナーを大切に先生とのやり取りが出来るように文例を参考にしてみてください。
コメント