発表会に来てくれたお礼のメッセージのポイントを解説!例文の紹介も

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発表会に来てくれた方へは、当日中にお礼のメッセージを手紙かメールで送るようにしましょう。

来てくれたことへの感謝を伝えるだけではなく、お礼のメッセージのポイントをおさえて相手の方に好印象を残しましょう!

お礼のメッセージの書き方は、相手の方の立場によって変わりますし、メールと手紙でも違いがありますよ。

一般的にはお世話になった方や先生には直筆のお手紙でお礼のメッセージを書く方がよいとされています。

発表会に来てくれた友人や親せきの方にはメール送ることもありますが、手紙で出す場合とは違う点があります。

この記事では発表会に来てくれた方へのお礼の手紙の例文とともに、メールでメッセージを送る場合についての解説もしています。

お礼の品としてお菓子を贈る場合の相場やおすすめもご紹介します!

発表会のお礼のメッセージを送るなら、少しだけ人と違った便せんと封筒のセットを使うことをおすすめします。

シンプルながらも品のあるデザインのお礼状は、感謝の気持ちと一緒に発表会の余韻も相手の方に届けてくれることでしょう。

目次

発表会に来てくれたお礼のメッセージは当日中に送る

発表会に来てくれた方へお礼のメッセージを送る場合に大切なポイントは、当日中に発送することや相手の立場に合わせた文章を使うことなど5つです。

お礼のメッセージを送る時の重要ポイント
  1. 発表会の当日に送る
  2. 相手の立場に合わせた文章を使う
  3. わざわざ足を運んでくれたことへ素直な感謝を伝える
  4. 他の用事は書かない
  5. お子さんの発表会ならお子さん自身もメッセージを書く

発表会に来てくれた方は、時間を作って足を運んでくれたのですから、そのことに対するお礼はどんな場合でも必要です。

当日会場で直接お礼を言うのはもちろん、お世話になった方や先生には改めて手紙を送ると丁寧です。

友人や親族など親しい方には、帰宅後にメールでお礼を伝えても良いと思います。

お礼のメッセージは発表会当日中に送るのが大切

発表会に来てくれたゲストへは、当日中にお礼のメッセージを送ることが一番大切なポイントです。

とはいえ当日はバタバタとなにかと忙しいものですから、帰宅してからお礼状を考えなきゃいけないとなると、気がめいりますよね。

当日の朝までに準備できるところはすべて済ませておけば、発表会の後あわてることもありません。

お礼のメッセージ 事前準備
  • 発表会に来てくれる方をリストアップする
  • 封筒や便箋などはあらかじめ購入しておく
  • お手紙で送る方へは封筒の宛名まで書き、切手も貼っておく
  • テンプレで書けるところは書いておく
  • メールやラインの場合は、テンプレをメモ機能に書いてコピペできるようにしておく

当日お会いした方には会えて嬉しかったとか、会場では感謝を伝えきれなかったので、などを書き足せばよいでしょう。

差し入れをくださった方にはそれについての感謝を書き足せばOK。あとは封をして投函するか、個別のアドレスに送信するだけです。

相手の立場別発表会のお礼のメッセージのタイプと例文

メールや手紙でお礼のメッセージを送る場合には、相手の立場や自分との関係を考えて文章のタイプを変える必要があります。

ネットで検索するとたくさん例文が見つかりますから、その中からアレンジするのも良い方法ですよ。

メッセージを送る相手お礼文のタイプ
先生やお世話になっている方時候の挨拶を含むきちんとした文章で書かれたお礼文
家族や親族カジュアル過ぎない一般的なお礼文
友人や知人ごく近い関係なら、普段やり取りをしている言葉でラインやメールでOK
遠方の方やあまり会えない方は、一般的なお礼文
子どもの発表会に来てくれた人保護者へのお礼のメッセージは一般的なお礼文
子どもをよく知る方には子ども自身が書くようにする
送る相手別お礼文のタイプ

家族や親族、友人などにはつい簡単な言葉で済ませてしまいがちですが、発表会後のお礼のメッセージは丁寧な文章を心がけましょう。

お世話になっている方への時候の挨拶を含む例文

ビジネスの場でも用いる型の文章で、「拝啓」で始まり季節の挨拶を添えます。 

お世話になった方や先生へのお礼のメッセージ例文

拝啓 新緑が目にまぶしい日々となりましたが、〇〇様にはご健勝のこととお慶び申し上げます。

さて、先日の発表会にお忙しいなかお運びくださいましたこと、心より御礼申し上げます。

当日は会場で暖かな激励のお言葉をかけてくださり、綺麗なお花もいただきまして感激しております。

大変緊張しておりましたが、〇〇様が会場でお見守りくださっていると思うと不思議に落ち着くことができました。

大きなミスもなく発表ができたのは、〇〇様が来てくださったおかげです。本当にありがとうございます。

お花はリビングに飾らせていただいています。〇〇様の優しさを帰宅後も感じることができて、うれしく思っております。

寒暖の差が大きな日が続きますので、〇〇様にはお体に気を付けてお過ごしください。 敬具

「前略」は時候の挨拶を省略したラフな手紙です、という意味になりますので、目上の方に対しては使いません。

手紙の最後には締めの一文を入れ、「敬具」で終わります。女性は敬具の代わりに「かしこ」を使ってもOKです。

先生や目上の方にあてた手紙は、縦書きの便せんで書くのがマナーです。

友人や親せきなどへの一般的なお礼のメッセージ例文

時候の挨拶は書かずに「〇〇様」「〇〇さんへ」で始める一番よく使う型の文章です。

友人や親せきなどへのお礼のメッセージ例文

〇〇さんへ

先日は忙しい中、発表会に来てくれて本当にありがとうございます。

当日はとても緊張していたのですが、〇〇さんの顔をみてとても安心いたしました。

大きなミスもなく発表を終わらせることができたのは、〇〇さんが会場で声をかけてくれたからだと思っています。

思いがけずお花もいただいてしまいまして、感激しています。今リビングに飾ってありますが、普段より家の中が華やかですし、とても癒される気持ちです。

当日はあまりお話できなかったことが残念です。今度ゆっくり会いたいですね。

では、〇〇さんもお体に気を付けてお過ごしください。

あまり難しく考える必要はありませんから、発表会に来てくれた感謝の気持ちを素直に書くようにしましょう。

文末に相手の方の健康を祈る一文を添えると、良い印象を持ってもらえます。

お子さん自身に書いてほしいお礼のメッセージ例文

お子さんの発表会に来てくれた方には、保護者からのメッセージに加えてお子さん自身でもお礼を書いてもらいましょう。

お子さんが書くお礼のメッセージの例文
  • きょうはきてくれてありがとうございました。いっしょうけんめいがんばりました。
  • 〇〇おばさん 今日は来てくれてありがとうございます。お花もきれいで、本当にうれしいです。
  • 〇〇先生 先生のおかげで今日の発表会でがんばることができました。次のレッスンからもよろしくお願いいたします。
  • 〇〇ちゃん きてくれてありがとう!またお教室でもがんばろうね!次は〇〇ちゃんの発表会に行くね!

来てくれたお友達やお教室の生徒さん、先生や親せきなどお子さんをよく知る方へ、メッセージカードへ一文書く程度でOKです。

お子さんがメッセージを自分で書く場合は、事前に書かせることも発表会当日に夜書くのも難しいと思います。

翌日以降できるだけ早い時期に書いたものを、次会うときにお渡しするか、近いうちにご自宅にお届けに上がるのが良いでしょう。

かたい文面のお手紙も気の置けない友人へのメッセージも、この便せんを使うだけで高級感がアップします。

便せんは四角いもの、という固定観念を少し外したおしゃれな便せんはきっと目を引きます!

発表会に来てくれたお礼のメールメリットとデメリット

気軽にお礼のメッセージが送れるメールには、メリットもデメリットもあります。

お礼のメッセージをメールで送るメリット
  • 帰宅後すぐにお礼のメッセージを届けることができる。
  • あらかじめ考えておいた文章に気軽に新しい文章を入れ込むことができる
  • 便せんや封筒、切手を買うコストがかからない
  • わざわざポストに投函しに出かける必要がない
  • 当日の写真を添付して送ることができる
お礼のメッセージをメールで送るデメリット
  • 受け取る相手によっては手紙よりも丁寧さに欠けると思われることがある
  • 手書きならではの味わいがなく人柄が出にくい
  • 改行などが携帯やパソコンの設定によってはおかしくなってしまうことも
  • プレゼントの品物と一緒に送ることができない

発表会に来てくれたお礼をメールで出す場合、件名を必ず書くことや「拝啓」「敬具」が不要といった点が手紙との違いになります。

手紙に書いたお礼状よりも、メールで送る方が丁寧さに欠けると受け取られることも多くあります。

使い慣れたメールだからこそ、メリットとデメリットを理解して送る必要がありますね。

お礼をメールで伝えるメリットはすぐに送れること

お礼のメッセージをメールで送ることの大きなメリットの一つが、帰宅後すぐに送信できることです。

来てくれた方に当日にお礼のメッセージを送ることは、感謝の気持ちをとても強く届けるという効果があります。

帰宅してすぐに届くお礼のメールは、受け取った方に「こんなに喜んでもらえて行って良かった」と思ってもらえることでしょう。

当日お会いできた方に「会えて嬉しかった」など書き足すのが簡単なのもメールのよさですね。

ぜひ会場での出来事を準備しておいた文面に書き足して、送信するようにしましょう。

お礼のメールとわかる件名を書き、拝啓敬具は不要

メールでお礼を出す場合は、件名にあなたの名前と発表会に来てくれた感謝のメッセージであることを書くようにしましょう。

発表会のお礼を先生のメールで出す場合、先生はたくさんメールを受け取ることになります。

件名にあなたの名前と発表会のお礼であることを書いておくと、先生にもわかりやすく親切な印象になりますよ。

メッセージを送る相手が目上の方であっても、文中に拝啓や敬具、季節の挨拶は不要です。

〇〇様(先生)で書き始め、最後に相手の健康や幸せを祈る文章を書き添えるようにしましょう。

メールは気軽に送れるが失礼に受け取られることもある

特に年配の方やお作法に厳しい方は、お礼のメッセージをメールで済ますことに抵抗を持っていることがあります。

普段メールやラインでやり取りしていると、手紙のようなアナログな方法は面倒くさいし遅いし、メリットを感じないでしょう。

なぜ失礼に思われるケースがあるのかというと、メールは片手間で書くことができるからです。

手紙は便せんと封筒を出して、机に向かって書くことになりますね。テレビやネット動画を見ながら書くのは、案外難しいものです。

年配の方が「手紙の方が気持ちがこもっている」とおっしゃるのは、思いと向き合って書くことで気持ちが伝わることをご存じだからでしょう。

メールでのメッセージは便利だけれど、まるで業務連絡のような味気無さを感じさせることもあるのです。

お世話になった方への発表会のお礼のメッセージは、手紙で書くと感謝の気持ちも相手の方により一層伝わりますよ。

もちろん、メールで十分だとわかっている場合には先生や目上の方にメールで感謝を伝えても大丈夫です

発表会のお礼のお菓子相場とおすすめをケース別に紹介

発表会に来てくれた方へお礼の品をお渡ししなくても、一般的にはマナー違反とはなりません。

当日差し入れを持ってきてくださる方もおられますし、お花を贈ってくださる方もおられるでしょう。

何もお返しをしないのも心苦しいと思われる場合には、1,000円前後のお菓子などのプチギフトを送ることが多いようです。

来てくれた方皆さんにプレゼントを渡すかどうかは、通っているお教室の他の保護者の方がどうなさるのか相談して決めましょう。

今までの習慣がどうだったかや、お教室の先生の考え方なども大きく影響します。

お菓子などのプレゼントを発表会の時にお渡しするタイミングについては、次の3つのパターンがあります。

①発表会の当日にお礼のお菓子などを用意する場合

当日会場で来てくれた人に渡すために、あらかじめプレゼントを用意しておく方がよい場合があります。

発表会当日にプレゼントを用意しておく場合
  • お子さんが出演する発表会
  • 発表会当日にプレゼントを渡す習慣があるお教室

お子さんが出演する発表会の場合は、当日に子供同士でプレゼントの交換をすることが習慣になっている場合もあります。

この場合は、500円くらいのプチギフトを簡単にラッピングしてあげるのがよいでしょう。

お子さんが喜ぶキャラクターものの文具や習い事に使う小物、お菓子などが一般的です。

②お礼状とは別にお菓子などを後日送る場合

遠方から来てくださった方や差し入れをいただいた方には、後日お礼のプレゼントを送りましょう。

後日プレゼントを送る場合
  • 発表会当日に差し入れやお花をいただいたお返し
  • チケット代を来てくれた方にご負担いただいた場合
  • 遠方からわざわざ来てくれた方に対するお礼をする場合

プレゼントの相場については様々な考え方がありますが、一般的なお返しはいただいた品物の金額の3分の1から2分の1と言われます。

大きな花束だと3,000円から5,000円程度しますので、その半額までを目安にプレゼントを送ります。

チケット代を払って来てくれた方にはチケット代+お礼の品を、遠方から来てくれた方には交通費+お礼の品を送ります。

郵送でもよいですが、直接出向いて手渡しをする方がより丁寧だと言われています。

③お教室の先生へのお礼の品は教室のルールに従う

発表会の後お教室の先生へお礼の品物を贈るかどうかは、教室ごとにルールがある場合にはそれに従いましょう。

個人でのお礼は禁止という教室もありますし、お土産やお中元、お歳暮で贈るようにするケースもあります。

どうするか一人で考えずに、まずはお教室の仲間に相談してみましょうね。

個人で先生にお礼の品を贈る場合には、3,000円から5,000円程度が相場のようです。

贈る品物はお菓子が一番人気です。ハンカチやおしゃれな小物、インテリア雑貨など好みがあるものは避けましょう。

まとめ

  • 発表会に来てくれた方へお礼のメッセージを送る場合のポイントは、当日中に発送することや相手の立場に合わせた文章を使うことなど5つある
  • 発表会に来てくれたゲストへは、当日中にお礼のメッセージを送ることが一番大切なポイント
  • メールや手紙でメッセージを送る場合には、相手の立場や自分との関係を考えて文章のタイプを変える必要がある
  • お子さんの発表会に来てくれた方には、保護者からのお礼に加えてお子さん自身でもメッセージを書いてもらおう
  • お礼のメッセージをメールで送ることにはメリットもデメリットもある
  • メールを送ることの大きなメリットの一つが、帰宅後すぐに送信できること
  • メールを送る場合は、あなたの名前と発表会に来てくれた感謝のメッセージであることを件名に書く
  • 年配の方やお作法に厳しい方は、お礼のメッセージをメールで済ますことに抵抗を持っていることがある
  • 発表会に来てくれた方へプレゼントをお渡ししなくても、一般的にはマナー違反とはならない
  • 当日会場で来てくれた人に渡すために、あらかじめプレゼントを用意しておく場合がある
  • 遠方から来てくださった方や差し入れをいただいた方には、後日プレゼントを送る
  • 発表会の後お教室の先生へお礼の品物を贈るかどうかは、教室ごとにルールがある場合にはそれに従う

お礼のメッセージもあらかじめ準備をしておいて当日を迎えれば、思ったよりも負担にならないものです。

発表会に来てくれた方も、あなたからのメッセージをもらったら「行ってよかったな」と思ってくれますね。

素敵な発表会だったな、と来てくれた方への印象を深く残せるようなお礼のメッセージを送りましょう。

色違いで6色展開されていますので、送る相手のイメージに合わせた便せんと封筒を選ぶことができます。

ずっと残る手紙だからこそ、あなたのセンスを印象付けることができますね!

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