東向きのマンションにどんな印象をもっていますか?
東向きのマンションは日当たりが悪くて寒いという印象をもつ人が多いと思います。
そして、日当たりが悪くて寒いからカビが発生しやすいと思っていませんか。
東向きのマンションは、本当にカビが発生しやすいのでしょうか。
東向きのマンションだからといって必ずしもカビが生えるわけではないんです!
でも、じゃあ安心!と何も対策をしないとカビが発生してしまいます。
もし部屋がカビだらけになってしまったら悲しいですよね。
この記事を読めば、カビの心配をすることなく東向きの物件を選ぶことができます。
また、東向きマンションのメリットや特徴も紹介します。
東向きのマンションに住んでみようか迷ったときは、ぜひ参考にしてみてください!
マンションのカビ対策には、サーキュレーターの使用がおすすめです。
コンパクトなサイズながら強力な風を送ることができるサーキュレーターは、様々なシーンで大活躍しますよ。
大切な家具や衣類がカビで傷んでしまう前に、サーキュレーターで対策しましょう。
東向きのマンションはカビが生えやすい?原因と対策は?
東向きのマンションは日当たりが悪くてカビが生えやすそう。
気に入った物件が東向きのマンションだったとき、そう不安に思ったことはありませんか?
実際のところ、東向きのマンションはカビが生えやすいのでしょうか。
結論から言うと、東向きのマンションだからといって必ずカビが生えるというわけではありません。
そもそも、なぜカビは発生するのでしょうか。カビの原因や対策について紹介します。
カビの原因は結露が発生し湿気がこもること!
カビが発生する原因は、結露が発生し室内に湿気がこもることです。
マンションは戸建てよりも機密性が高く、空気の流れが悪くなりやすい造りになっています。
そのため結露が発生し湿気がこもりやすい傾向があります。
東向きは南向きに比べると日当たりが悪いので、より湿気がこもりやすくカビが生えやすいと思われがちです。
しかし、東向きのマンションでも風通しを良くしてあげることで、部屋に湿気がこもらずカビの発生を防ぐことができます。
サーキュレーターで風通しを良くしてカビ対策
マンションでのカビ対策にはサーキュレーターが役立ちます。
風通しを良くするために部屋の窓を開けると、マンションの共用部の廊下から部屋の中が丸見えになってしまいますよね。
防犯の観点からも窓を開けっぱなしにするのは心配です。
また、部屋に窓が一つしかないため風通しが悪く、換気が十分にできないこともあります。
このように、窓を開けて換気をするのが難しいときや、窓がひとつしかなく十分に換気ができないときに、サーキュレーターが活躍します。
サーキュレーターは直線的な風を送ることで、空気を循環させてくれます。
サーキュレーターをどのように設置すればいいのでしょうか?設置のポイントをお伝えします。
- 窓が1か所しかない場合は、サーキュレーターを窓に向けて設置する
- 窓を開けることができない場合は、サーキュレーターを部屋の隅に置き、対角の天井に向けて風を送る
<窓が1か所しかない場合>
窓が1か所しかない場合、サーキュレーターを窓に向けて設置します。
窓の方に向けて設置するの?と思うかもしれませんが、そうすることで部屋の湿った空気を外に排出してくれます。
<窓を開けることができない場合>
窓を開けることができない場合、サーキュレーターを部屋の隅に置き、対角の天井に向けて風を送ります。
対角の天井に向けて風を送ることで空気が循環し、空気の流れがよくなります。
サーキュレーターはカビ対策にピッタリで、ポイントを抑えて使用すれば効果が表れますよ。
カビ対策以外にも、部屋の空気を循環させたり、洗濯物を乾かしたりと様々なシーンで大活躍すること間違いなしです。
東向きマンションのメリットは?他の方角の特徴も紹介
東向きのマンションは南向きのマンションに次いで人気の高い方角です。
マンションを探しているときに東向きのマンションを検討する方も多いのではないでしょうか。
ここでは東向きマンションのメリットを紹介します。どれも東向きならではのメリットです。
他の方角のメリットや特徴も紹介するので、マンションを選ぶときの参考にしてみてください。
東向きマンションのメリットは価格の安さや朝方の日当たり
なぜ、東向きのマンションが南向きのマンションに次いで人気が高いのでしょうか。
東向きマンションに住むメリットを紹介します。
ここを読めば、東向きマンションの人気の理由がわかりますよ。
- 南向きのマンションに比べて価格が安い
- 朝方の日当たりがよい
- 直射日光が当たらないため、夏は比較的涼し
<南向きのマンションに比べて価格が安い>
マンションの販売価格や家賃を決める項目の一つが方角です。
リビングのある部屋やベランダがどの方角にあるかで価格差が生じます。
一般的に南向きの価格が一番高く、次いで東、西、北の順に価格は下がっていきます。
費用を少しでも抑えたい、家具など他の部分に予算を回したいという人には、東向きのマンションはおすすめです。
ただし、すべてのマンションの価格がこの法則に当てはまるわけではありません。
気になる東向きのマンションがあった場合は、きちんと周辺の相場をリサーチしましょう。
<朝方の日当たりがよい>
朝日は高度が低いので、部屋の隅々まで光が差し込みます。
朝日が差し込むことで気持ちよく朝を迎えることができそうですね。
東向きのマンションは、ライフスタイルが朝型の人におすすめです。
<夏は比較的涼しい>
東向きのマンションは、午後からは部屋に日が差し込みません。
夏場は気温が上がる時間帯に直射日光が当たらないので、比較的涼しく過ごすことができます。
住みやすい方角はライフスタイルによって違う
東向きのマンションは、朝の日の当たりが良いことや夏の涼しさなどが特徴です。
住みやすい方角はライフスタイルによって違います。
では、東向きのマンションはどのようなライフスタイルの人に合っているのでしょうか。
・日中は留守にすることが多いので、日中の日当たりが気にならない
・家族が集まる時間は朝のみなので、朝は明るいリビングで食事をしたい
・朝早く起きるライフスタイルなので、朝日を浴びて目覚めたい
東向きのマンションは、朝型の人や、日中に外出することが多いライフスタイルの人にぴったりな方角です。
東向き以外の方角の特徴を紹介!
東向き以外の方角のマンションにはどんな特徴があるのでしょうか。
各方角によって特徴は異なります。東向きのマンションと同様、ライフスタイルに合わせて方角を選んでみるといいですね。
- 各方角のなかで一番人気の方角(他の方角よりも販売価格や家賃が高い場合がある)
- 日中の日当たりがよく、洗濯物が乾きやすい
- 日当たりがいいため冬でも部屋の中が暖かい(夏場は暑く感じることも)
- 東向きとは反対に午後からの日当たりがいい
- 午後からの日当たりがいいため夜は部屋が暖かい(かわりに朝は冷える)
- 洗濯物は午後から干しても乾く
- 西日が強いために家具やカーテンが日焼けすることがある
- 他の方角よりも日当たりが悪い
- 日が当たらないため、夏は涼しく過ごすことができる
- 他の方角よりも販売価格や家賃が安い傾向がある
- 湿気が多く結露になりやすいので、カビの発生に注意
- 家具やカーテンが日焼けで傷みにくい
北向きは夏の涼しさが特徴です。夏の暑さが苦手な人は、北向きのマンションがおすすめです。
南向きや西向きのマンションと比べると家具が傷みにくいので、インテリア好きな人にぴったりな方角です。
東向きのマンションの日当たりは午前中がピーク
東向きのマンションの日当たりはどうなのでしょうか。
東向きのマンションは、午前中の日当たりがいいのが特徴です。
朝日が部屋に差し込むので気持ちのいい朝を迎えることができます。
しかし、午後になると日当たりが悪くなりベランダやバルコニーも日陰になってしまいます。
東向きのマンションは日の当たり方に特徴があるので、季節や時間帯によって住環境が大きく変化します。
朝日が眩しすぎる場合もある
寝室が東向きの場合、差し込んでくる朝日が眩しすぎるために、朝早くに目が覚めてしまうことがあります。
朝日が眩しすぎて困る場合は、カーテンを遮光機能があるものにしましょう。
遮光の度合いには1級から3級の3つのレベルがあり、1級が一番光を遮ります。
朝日を完全に遮りたい場合は等級1の遮光カーテンを、ほんのりと朝日を感じたい場合は2級か3級の遮光カーテンを選ぶといいでしょう。
もし、朝の日差しで部屋が暑く感じる場合は、遮光効果にプラスして遮熱効果があるものを選ぶといいですね。
洗濯物を干す時間が限られる
日当たりがいい時間帯が午前中のみのため、洗濯物を干す時間は限られてしまいます。
風通しが良ければ午後も少しは乾くと思いますが、南向きや西向きのマンションに比べると乾きは悪いです。
東向きのマンションでは、朝の早い時間から洗濯物を干すといいでしょう。
洗濯物の干す時間は限られてしまいますが、南向きのマンションのような日差しの強さはないので、洗濯物が日焼けする心配がないのはいいですね。
東向きのマンションは寒い?
東向きのマンションは寒いと聞きますが、実際はどうなのでしょうか。
建物の構造や階数などによっても寒さは変わってきますが、東向きのマンションは、冬の午後が特に寒い傾向があります。
日当たりがいい午前中は冬でも暖かいのですが、日当たりが悪くなる午後は部屋の気温が下がり寒いです。
東向きのマンションの日当たりのところで書きましたが、東向きのマンションは季節や時間帯によって住環境が大きく変化します。
もし東向きのマンションを検討している場合は、午前と午後の両方の時間帯で見学するといいでしょう。
午前と午後の日の当たり方や部屋の温度の変化を確かめることで、住んだときのイメージがしやすくなります。
東向きのマンションは暗い?明るくみせる工夫も紹介!
東向きのマンションのデメリットとしてよく聞くのは、日当たりが悪く暗い、という点です。
東向きのマンションは、午前中は日当たりがよく部屋が明るいですが、午後は日当たりが悪くなり部屋は暗くなります。
マンションの周囲に日差しを遮る建物がある場合は、さらに部屋が暗くなることも。
やっぱり東向きのマンションより日当たりのいい南向きのマンションのほうがいいのかな?と思う方もいるかしれません。
でも、実はちょっとした工夫で日の当たらない暗い部屋を明るくみせることができます。
日が当たらず暗い部屋を、明るく見せるための工夫を紹介します。
- 家具やカーテンはホワイト系を選ぶ
- 家具は背が低いものを置く
<家具やカーテンはホワイト系を選ぶ>
家具やカーテンをホワイト系の明るい色で統一することで部屋の印象が明るくなります。
<家具は背が低いものを置く>
背の低い家具を置くことで、日差しを遮ることなく部屋の中に届けることができます。
もし、背の高い家具を置く場合は、日差しを遮らない位置に配置するようにしましょう。
まとめ
- 東向きのマンションはカビが必ず発生するわけではない
- カビの原因は、結露が発生し室内に湿気がこもること
- 風通しを良くすることで、カビの発生を抑えることができる
- 東向きのマンションは、日当たりに特徴がある
- 東向きのマンションは、季節や時間帯で住環境が変わる
- 自分のライフスタイルに合った方角のマンションを選ぶ
- マンションを見学するときは、午前と午後の両方の時間を見学したほうがよい
- 東向きのマンションは寒くて暗いと時間帯があるが、住む人によっては大きなデメリットではない
東向きのマンションについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
東向きのマンションは暗くて寒いなどのマイナスな印象がありますが、他の方角にはないメリットや特徴がありました。
住みやすい方角はライフスタイルによって違います。
ライフスタイルに合った自分にぴったりのマンションが見つかるといいですね。
サーキュレーターを使ったカビ対策も忘れずに行いましょう♪
風通しを良くして、空気を循環させ、快適な生活を送ってくださいね。
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