あなたは、靴を新しく買ったのに履き口が小さかったり、きついな~と感じたりしたことはありませんか?
履き口がきついときは、シューストレッチャーという器具や新聞紙、ドライヤーなどを使って伸ばすことができます。
しかし間違った方法で履き口を伸ばしてしまうと、大切な靴に傷やシミがついてしまうかもしれませんよ。
私は、お店で試し履きをして違和感があっても、「可愛いしな~」と思って、つい買っちゃう事があります。
履いていれば足が慣れるかなとか考えて、結局失敗したこともあります。
最近では、靴もネットショッピングで買えるので、試し履きせずにサクッと購入してしまうこともありますよね。後からきつい!と後悔することも多々…。
この記事で紹介するのは身近なものを使ってできるお手軽な方法なので、お悩みの方はどうぞ一緒にやってみてください。
靴の履き口がきついときはストレッチャーで伸ばす
靴の履き口がきついときは、シューストレッチャーで伸ばす方法が効果的です。
シューストレッチャーのほかに、「シューズストレッチャー」や「シューフィッター」とも呼ばれています。
この方法は体に負担もかからず、お手軽にできますよ。
きつい靴の中から伸ばすイメージで
力いっぱいやってしまうと、靴を傷めたり、ダメージを与えてしまいますので、ゆっくり優しく靴の履き口を伸ばしていくイメージでやってみましょう。
靴の中から広げるので、自然と履き口も広がって履きやすくなります。
靴は、つま先からかかとまでの縦方向には伸ばせません。
中から、ゆっくり押し広げることで自然と履き口が伸びて履きやすくなります。
靴の伸びるイメージは1㎝程度
靴の素材によって差はありますが、伸びるイメージは1cm程度です。
劇的には伸びませんので時間をかけてゆっくり伸ばしましょう。
きついからとやり過ぎてしまうと破れたり、ダメージを与えてしまうのでやり過ぎ注意です。
無理して一日で伸ばそうとせず、1週間程度は履く前に伸ばす作業をして、ゆっくり優しく伸ばしていきましょう。
靴の履き口の補修は新聞紙やドライヤーでもできる
身近にある新聞紙やドライヤーを使って、靴の履き口を伸ばす方法もあります。
「シューストレッチャーが家にないな~」って方は、家にある物でも履き口の補修ができますので、ご心配なく!
わざわざ道具を買わなくても、家にある新聞紙を使えばもっとお手軽に出来ちゃいます♪
新聞紙をきつく丸めて入れることで、アッパー部分が伸びるので、自然と履き口も伸びます。
シューストレッチャーを使うよりは効果が出づらいですが、お手軽に出来るので、1度試してみるのもいいですね。
補修のために新聞紙はいっぱい使うので、多めに準備してくださいね。
新聞紙や靴下をきつく丸めて敷き詰める方法
靴の中にきつく丸めた新聞紙をいっぱい敷き詰めることで、靴の履き口を伸ばすことができます。
新聞紙のインクが靴に移ってしまうことがありますので、注意が必要です。
靴の中に白い紙を入れてから作業するか、ビニール袋に新聞紙を入れてから横が広がるイメージで、きつく新聞紙を詰め込むようにしましょう。
インク移りや新聞紙を丸めて入れるのに手間だと思う方は、靴下を代用してもいいですね。
私は、本当にズボラなので靴下を使う方法に一票です。
でも、靴下も一枚では足らないので、多めに準備してきつく敷き詰めましょう。履く直前まで入れておくといいですよ。
ドライヤーを使って温めながら伸ばす方法
手っ取り早く伸ばしたい場合は、先程の新聞紙を水で湿らせてからビニール袋に入れてきつく詰めて、ドライヤーでゆっくりと新聞紙を乾かすイメージで温めます。
ドライヤーの温度は中温で、風が一か所に当たり過ぎないように、上下左右に動かしながら温めましょう。
この時靴に長時間ドライヤーの熱を当てすぎないように気を付けてくださいね。
温かいうちに手でつま先を動かしたり、中の新聞紙を広げたりして伸ばします。
ある程度冷めたら、一度自分の足で履いてみて伸び具合を確認しましょう。
靴の履き口がまだきついようなら、次は自分の足を入れた状態で、先程の作業を繰り返しましょう。
その時に足踏みしたり、つま先を動かしたりして調節してください。
手軽にできる補修方法ですので、ぜひお試しください。
靴の履き口の修理は専門店もおすすめ
これまでは自分で出来る靴の履き口を伸ばす方法をお伝えしてきました。
自分で上手くできなかった場合や心配な場合、靴の修理屋さんに相談するのがおすすめです。
履き口の調整を自分でやると靴を傷めたり、ダメージを与えてしまい、せっかく買ったのに履けなくなってしまう場合もあります。
無理にやり過ぎると靴が傷んで、履けなくなってしまう事もありますので、不安な方は無理をせず靴の修理屋さんへ持って行くなど、専門家の方にお任せしましょう。
専門家の方にお話を聞けば、靴選びの参考になり、失敗も減らせるかもしれないですね。
履き口を無理に調整することで傷をつけてしまったり、破れたなんてことになったら、それこそ残念な気持ちになってしまいますよね。
もし自宅の近くに靴の修理屋さんがあるのなら、無理をせず相談するのもいいと思います。
靴の試し履きは夕方に!
靴の試し履きはむくみの関係上、夕方にするのがおすすめです。
私は、午前中に買い物を済ませたいタイプなので、気にもしていませんでしたが、確かに!と納得する部分もあります。原因はむくみです。
男性、女性問わずむくみやすいと思いますが、朝は比較的むくみが少ないです。そのタイミングで試し履きをしてサイズがちょうどよくても、夕方になるときつく感じます。
靴を購入するときは、むくみのことも頭に入れて時間帯を考えて購入しましょう。
- スニーカーは、自分の足(素足の実寸)+1.5㎝大きめのサイズが丁度いい
- パンプスは、つま先に少し余裕のある物を選ぶ
- かかとが浮いてしまう時は、サイズを上げるより、中敷き等でカバーする方が足にフィットする。
- ネットショッピングで購入する場合は、1度お店で同じメーカーの靴を試し履きしてから購入すると、失敗が少ない
まとめ
- 靴の履き口がきついときは、シューストレッチャーで伸ばす方法が効果的
- 力いっぱいやってしまうと、靴を傷めたり、ダメージを与えてしまいますので、ゆっくり優しく靴の履き口を伸ばしていくイメージでやると良い
- 靴の素材によって差はありますが、伸びるイメージは1cm程度、優しくゆっくり伸ばしていくことが大切
- 靴の中にきつく丸めた新聞紙や靴下をいっぱい敷き詰めることで、靴の履き口を伸ばすことができる
- 手っ取り早く伸ばしたい場合は、先程の新聞紙を水で湿らせてからビニール袋に入れてきつく詰めて、ドライヤーでゆっくりと新聞紙を乾かすイメージで温める
- 自分でうまく調整できない場合や不安な場合、靴の修理屋さんなど専門店に相談するのもおすすめ
- 靴を購入するときは、足がむくみやすい夕方に試し履きをすると良い
今回は、靴の履き口がきついとお悩みの方向けに、色々な方法をお伝えしました。
購入した大切な靴を諦めないで履きたいお気持ち、とてもよくわかります。
家にある物で対策は可能なので、ぜひ一度お試しください。
靴の選び方を参考に、失敗しないように試し履きをしたり、時間帯を考えて購入すると安心して自分に合った靴が購入できますね。
もし購入した靴の履き口がきつい時、痛いのを我慢して履き続けると、足に負担がかかったり、痛みが強くなったりしますので、その時は無理をせず買い替えを検討してくださいね。
靴の履き口がきつくてお悩みの方に少しでもお役に立てるといいです。
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