LaQ(ラキュー)って何歳から遊べるんだろう…?
LaQの推奨年齢は5歳以上ですが、一部3歳から遊べるセットもありますよ。
場所によっては幼稚園や保育園でも、年中クラスから導入しているところもあるようです。
縦割り保育の保育園では、上の子に教えてもらって扱えるようになるなどで、年少であっても安全に取り組めるのではないでしょうか。
でも、実際には何歳からが対象なのか、どんな特徴・種類があるのかを知らずに買うと、難しさが先だって遊んでもらえず、望んだ知育効果が得られない可能性もあります。
この記事では、そんなLaQは何歳から何歳まで遊べるのか、対象年齢や年齢別におすすめの種類、知育効果について、実際に遊ばせてみた私が詳しく解説していきます!
これを読めば、あなたもきっとLaQで遊ばせてみたくなること間違いなし!
初めてLaQを買おうと思っても、商品の種類が色々あってどれを買うべきか迷いますよね!
そんな時、こちらの商品ならテキストカード付きでステップアップしながら簡単に図形を作れるので、LaQデビューにもぴったりですよ。
LaQは何歳からが対象?基本は5歳以上と記載あり
LaQの推奨年齢として、商品には何歳からと記載されているのか確認すると、5歳以上と記載されているものが基本的には多いようです。
しかし上述したように、一部の幼稚園や保育園では採用しているところもあるようです。
保護者や年長者がいて誤飲などに注意できる環境であれば、それ以下の年齢であっても安全に遊ぶことができるからでしょう。
ちなみに私の娘が通う保育園では、本人に聞いてみる限り、園では見たことがないとのことでした。
また、興味を示す年齢にも個人差があるようで、私の5歳の娘でも、最初はあまり興味を示してくれませんでした。
そんな時、3歳からを対象としたセットもあるため、のちほど詳しく紹介していきます。
基本的な対象年齢は5歳以上
一般的に多く販売されているLaQセットのほとんどが、対象年齢5歳以上となっています。
その理由として、知育ブロックの中でもパーツが最も小さく、手先が器用に使えるようになってくる年齢でないと上手く扱えないということが挙げられます。
それが具体的には何歳からなのか、一般的には3歳頃が一番手先も著しく発達し始める年代のため、一番低い対象年齢が3歳とされているのでしょう。
それに加えて作例別の難易度もあるため、総合的にみて5歳以上であれば夢中になって遊ぶことができると言えそうです。
上の写真は私の手の平にパーツを出してみた感じです。見ていただけると分かると思いますが、このくらいの細かさになります。
LaQ初心者であった大人の私でも、子どもでは比較的難しそうな立体作品にチャレンジしたところ、最初は完成させることができず、苦労しました…。
それでも、LEGOやマグフォーマーなどのブロックが元々好きで、得意な子であれば4歳前後からでも楽しめるのではないでしょうか。
4歳頃から自分で設計図を見ながら作れるようになる
だいたい4歳くらいからであれば、自分で作り方を解読しながら遊ぶことができます。
LaQは、それぞれのセットごとに作り方(設計図)が付属されており、それに沿って色々なものや形に作りかえることが出来るようになっています。
平面作品など簡単なものであれば、4歳頃から作り方を真似する形で遊ぶことができます。
私の5歳娘でも、平面作品の設計図を真似して作品を作ることは出来ていました。
簡単なものから徐々に難易度を上げていくなど、少しずつステップアップできるので、そのうちに立体的な作品も一人で作れるようになります。
腕輪や机、椅子くらいであれば感覚でも作れるようになるため、その時の達成感から「楽しい!」「もっと他にも作りたい!」と夢中にさせてくれます!
LaQかずかたちなら3〜5歳からのデビューにもおすすめ
LaQのセットの中には対象年齢が3歳からのものも存在します。
代表的な商品に、「LaQパックス」や「LaQかず・かたち」があります。以下で主な違いについて、表にまとめてみました。
LaQパックス | LaQかず・かたち | |
対象年齢 | 3歳以上 | 3歳以上 |
パーツ | 大きめ | 通常サイズ |
作り方 | 付属なし | ワークシート付属あり |
通常LaQとの互換性 | あり | あり |
どちらも対象年齢3歳以上ですが、どちらかと言うとパーツが大きめに作られており、比較的何歳からでも扱いやすい形状にされているパックスの方が、より低年齢向けな印象ですね。
しかし作り方(設計図)が付属されていないという点では、子ども自身で色んな形に作り替えて遊べるようになっているので、より想像力を刺激してくれそうです。
まだ設計図を真似しての作品作りはできない年齢でも、くっつけたり離したりする際に感じるLaQならではのクリック感を手軽に味わうことが出来ます!
一方で、LaQ「かず・かたち」の方は主に、平面での造形や色別にパーツを数えることがメインとされています。
付属されているワークシートに沿って遊んでいくうちに、見本を見て同じ形を作れるよう設計されており、通常のLaQ自体に慣れるのにもちょうどいい難易度に作られています。
というのも私自身、最初はLaQについて知らず、後半でも紹介しますが、とりあえず女の子が好きそうなものを作れる「LaQスイーツコレクション・ミニ・ピンク」というセットを買っていました。
でも、おそらくパーツの細かさや設計図の感じをパッと見ただけで、難しさが先だってしまったのか、ほとんど興味を示してくれませんでした。
LaQに触れるのも今回が初めてだったので、無理もありません(笑)
そこで、対象年齢は低い設定だけど、パーツの大きさは通常のものと変わらないこちらのセットから触れさせてみることにしました。
セット内容としては、ブロック本体とテキストカードというワーク形式のカードが付属されています。
このようなワークがいくつかあり、それに沿ってレベルアップしていく中で、数字の形を作る問題もあり、自然と1~9までの数を覚えたり、読めるようになるようです。
遊ばせ始めてしばらく経ってみると、結構集中して遊んでいるではありませんか!
やはり、見本のイラストから、ブロックの細かな違いを見分ける場面では、親の補助が少し必要になることもありました。
ですが最後には、セットにある作り方以外にも、自分で想像・工夫した作品として、滑り台に見立てた作品を作ったりもしていました。
このように遊び続けていくうちに、平面だけでなく、自然と立体っぽい作品も作れるようになってくるのだろうなと実感できました。
LaQは何歳まででも遊べる!大人でもハマる可能性あり!
今回実際にLaQを購入して遊ばせてみましたが、正直大人の私でも夢中になりました(笑)
なので、遊べる年齢に何歳までという明確なくくりはないように思います!
対象年齢としては5歳以上とされた商品が多いですが、それでも飽き足らず難易度を極めるのであれば、以下のような商品もあります。
10歳以上が対象の商品としてLaQマスターもあり!
対象年齢10歳以上の商品として、LaQマスターというセットも販売されています。
こちらは1000ピース以上のブロックがセットになっていて、青龍や朱雀といった、より複雑な一つの作品を完成させられるようになっています。
商品名 | LaQマスター 青龍 | LaQマスター 朱雀 |
ピース数 | 1235ピース | 1210ピース |
価格 | ¥11,000 | ¥11,000 |
参考 | LaQ公式HP(LaQマスター青龍) | LaQ公式HP(LaQマスター朱雀) |
通常のLaQでの作品作りに慣れ、飽きてくるであろう小学校高学年頃に挑戦すれば、完成した時の達成感も大きいことでしょう。
大人でも難しく感じるものがありハマる
LaQは子ども用の知育ブロックですが、何歳までと言わず大人をも十分夢中にさせてくれます!
前章でも触れましたが、LaQに関して無知だった私が、手始めに…と最初に購入した「LaQスイートコレクション・ミニ・ピンク」というこちらのセット。
「ミニ」というだけあって、総ピース数も62ピースとそう多くなく、外箱自体も自分の手のひらサイズでした。
中にはこのような設計図が付属されています。大人なら簡単にできるでしょう!と軽い気持ちでやってみましたが…意外に難しい〜!
設計図を見ながら組み立てようと思っても、平面記載の図から頭の中で立体を想像しつつ作成していくので、大人でも最初は難しく感じ、作品完成に至りませんでした。
実はこの設計図の見方に慣れるのも、私個人的には一苦労でした…(笑)
でも一旦慣れてしまうと、そのセットの中で一番ピース数を多く使う作品を完成させることができ、その時の達成感と言ったら…最高でした!
なんと言っても、やっていて繋ぎ合わせるパチパチ感、クリック感がクセになります!
これが出来たから今度はもう少し難しそうな作品に挑戦してみたい!という意欲も刺激してくれます。
だからこそ、何歳までとは言われない、大人も子どもも一緒に楽しめる!と言われるのも納得でした。
LaQの知育効果は主に脳や図形理解力の発達にあり
LaQで遊ばせることは、自然と脳や図形理解力の発達を促すことに繋がると言われています。
実はLaQは、日本の「ヨシリツ」という会社が作っている日本製の知育ブロックなのです。
安心の日本製おもちゃ!かつ、遊ばせているだけでさまざまな知育効果が得られるブロックなんて、魅力的ー!
そうですよね〜!ここからはそんなLaQの知育効果について、もう少し深掘りしていきますよ!
集中力が高まり、図形が理解しやすくなる
主に左脳の働きである集中力と、小学生以降算数で習うことになる図形理解力の発達に役立つという知育効果が期待できます。
- パーツが小さいため繋げる器用さが必要→集中力の発達
- 平面や立体の作品を作るために、あらゆる角度を想像して眺める視点が必要→図形理解力の発達
集中力を要する点でいうと、一つ一つのパーツが小さいため手先に集中して繋げる器用さが必要な点です。
パーツ同士を繋ぎ合わせた時の、パチッという心地よいクリック感も、適度な脳への刺激となるためどんどん繋げたくなり夢中にしてくれます。
自分が作りたいと思った作品を完成させるために一生懸命になることも、集中力が高まっている証拠と言えそうです。
また、平面や立体の作品など、様々な図形をLaQで作ってみることで、目標とする作品をあらゆる角度から眺める視点が持てるので、自然と図形の理解をしやすくなります。
これらのことから、小学校に上がる前にLaQで遊ばせておくと、将来的に算数の図形問題にも苦手意識を感じることなく取り組めるようになりそうですね!
ちなみに、平面作品の設計図をほぼ1人で解読して黙々と作っていた娘の作品がコチラの人魚です。作り方としてもよく考えられていますよね。
平面作品であっても、設計図を解読できるようになること自体が、左脳へのいい知育効果をもたらしそうです。
ちなみにこれは、Amazonキッズの電子書籍内で、娘が見つけた別冊ガイドブックの中に掲載されていたもので、喜んで取り組んでいました。
想像力、表現力、色彩感覚を発達させる
こちらは主に右脳の働きで、想像力や表現力・色彩感覚の向上に役立つという知育効果が期待できます。
- ブロックを何かに例えて一つの作品を作る→想像力・表現力の発達
- 13色の色の組み合わせを考えながら作品を作る→色彩感覚の発達
まず、LaQをつなぎ合わせて何かに例えたり、動物や乗り物など身の回りのものをLaQで表現することで、想像力や表現力の発達につながります。
子どもは見立て遊びが好きなので、私の娘も気付いたら作った作品同士を動かしながら、1人でアフレコして遊んでいたりしています♪(笑)
そう言った遊びができることからも、想像力・表現力の発達という知育効果が期待できることにも頷けますよね!
また、LaQのブロックの基本的な色の種類は以下の通りで、全部で13種類あります。
- 赤、青、黄色の三原色
- 緑、黒、白のベースカラー
- 7色(ピンク、水色、黄緑、オレンジ、グレー、ブラウン、パープル)のパステルカラー
これらの色のパーツを、作りたいものの色を想像しつついろいろ組み合わせることで、色彩感覚の発達に繋がります。
今回私が購入したセットだけでは、当然全種類の色は揃いませんでした。
でも、作りたいものの色により近い色での代用をしたりすることも、色彩感覚発達の一助になりそうですよね。
まとめ
- LaQは推奨年齢として5歳以上と記載されているものが基本的には多いが、誤飲などの事故を防ぐ対策をすれば何歳からでも楽しめる
- LaQはパーツが細かいため、一般的に販売されているセットのほとんどが、対象年齢5歳以上されている
- だいたい4歳頃から自分で作り方を解読しながら遊ぶことができる
- 対象年齢が3歳からのものも存在し、LaQパックスであれば、パーツも大きめに作られているので、誤飲の心配なく何歳からでも遊べる
- 中でもLaQかずかたちなら3〜5歳からのデビューにもおすすめ
- 大人でも難しく感じ、夢中にさせてくれるので、何歳までというくくりを感じることなく遊べる
- 対象年齢10歳以上の商品には、LaQマスターというセットもあり、通常のLaQに飽きても難しさを極めていくことができる
- LaQで遊ばせることで、自然と脳や図形理解力の発達を促すことに繋がると言われている
- 左脳の働きである集中力と図形理解力の発達や右脳の働きである想像力や表現力・色彩感覚の発達にも役立つ
私の娘も、最初はあんなに興味を示さなかったのに、今では「LaQで遊んだら?」と勧めると「いいよー、やるー!」「次、これ作りたい!」と夢中になってやり始めます。
私もLaQにはまだまだいろんな種類のセットが存在するので、少しずつ買い足していき、今後も一緒に遊んでいこうかなと思っています。
LaQは何歳から何歳までという垣根を超えて、親子で楽しめるので、自然と会話が増えるきっかけにもなると感じました。
皆さんも、そんな知育ブロックLaQを、ご家庭に取り入れてみてはいかがですか?
こちらのLaQならお値段もお手頃!記事内でも紹介した通り、LaQ初心者のお子さんへのお試しにもおすすめです!
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