洗濯ものを干そうと洗濯機の蓋をあけてみたら、そこにはポリマーだらけの洗濯ものが!!
うっかりおむつも洗濯しちゃった!!裏ワザはないかな?
子育て経験のある人なら、紙おむつを洗濯してしまった経験が一度はあるのではないでしょうか?
おむつを洗濯しまったときは、柔軟剤を使った裏ワザがおすすめです。柔軟剤を入れてもう1度洗濯するだけで、おむつのポリマーがきれいになりますよ。
自分がどんなに気を付けていても、家族が入れたものまでは気づけませんよね。
この記事では、紙おむつを洗濯してしまったときの対処法や柔軟剤を使った裏ワザ、NG行為、紙おむつを洗濯しないための対策をご紹介します。
おむつを洗濯してしまって慌てているあなたも大丈夫。柔軟剤を使った裏ワザで、簡単に綺麗にしてしまいましょう♪
おむつを洗濯したときの裏ワザを紹介!柔軟剤が効果的!
おむつを洗濯してしまったときは、柔軟剤を使った裏ワザで一発解決できますよ。
準備するものは、『柔軟剤』だけ。簡単にポリマーを取り除くことができるんです。
柔軟剤だけでいいの!?
柔軟剤には衣類を柔らかく仕上げる効果があり、含まれている成分が繊維につくことで表面をなめらかにし、肌触りをよくしています。
衣類の表面がなめらかになることで、紙おむつの繊維やポリマーが落ちやすくなるのです。
柔軟剤を使ってポリマーを取り除く裏ワザ
おむつを洗濯してしまって、どうしよう…。と慌てているあなた、ぜひ以下の手順でササっと綺麗にしてくださいね♪
- 洗濯槽から衣類を取り出し、くず取りフィルターのポリマーやごみを捨てる
- 衣類を洗濯槽に戻し、規定量の柔軟剤を入れて通常通り洗濯する
- 洗濯が終わったら衣類を干し、乾いたら軽く振るう
そんなに簡単な裏ワザでポリマーをとることができるんだ!!
おうちにある柔軟内をつかうだけで、こんなに簡単に解決できるなんて驚きですよね。
ただし、今紹介した裏技はメーカーでは推奨されていないので行う場合は自己責任となります。
もし、心配な場合は『紙おむつを洗濯したときの対処法』やメーカーが推奨している方法で取り除きましょう。
おむつを洗濯するとポリマーが散乱する!
紙おむつを洗濯すると出てくるジェルってなに?
紙おむつには【不織布】【パルプ】【高分子吸収剤(ポリマー)】【防水材】といわれる材料が使われており、これらが赤ちゃんのおしっこを吸収し漏れないようにしてくれています。
このポリマー、最初は粉状ですが水分に触れるとジェル状になる性質を持っており、約30倍以上ものおしっこを吸収し、さらに吸収したおしっこをジェル状に固める力を持っています。
30倍!?だからおむつからおしっこが漏れることがないんだね!!
紙おむつを洗濯すると、紙おむつが破れジェル状になったポリマーが散乱し、洗濯槽や衣類にこびりつき排水ホースや排水口を詰まらせる原因となるのです。
おむつを洗濯したときの基本的な対処法を解説!
おむつメーカーが推奨している基本的な対処法は、洗濯槽や衣服についたポリマーを地道に取る方法です。
先ほどご紹介した柔軟剤を使用する裏ワザは、あくまでも自己責任で行う必要がありますよ。
ここでは基本的な対処法について、詳しくご紹介します。
洗濯槽についたポリマーを取り除く方法
まず、衣類を洗濯槽から取り出しましょう。
洗濯槽内にこびりついているポリマーをできる限り取り除きます。
※取り除く場合、ティッシュは繊維が残りやすいのでキッチンペーパーやウエットティッシュを使用することをおすすめします。
くず取りフィルターのポリマーやごみを捨てた後、洗濯槽を満水にし、洗浄コースがある場合は洗浄コースで洗ってください。
通常通りにすすいでもポリマーを取り除くことはできますが、心配な場合は何度かすすぐことをお勧めします。
その場合、5分ほどすすいでから一度止め、くず取りフィルターのポリマーを捨ててを3回ほど繰り返すとより効果的です。
また、排水ホース、排水口にポリマーなどが詰まっている場合があるので、そちらも忘れずに確認しましょう。
詰まっていると排水ができなくなってしまいますので注意してくださいね。
できる限り取り除いても、排水口自体が詰まっていて、市販の排水口用クリーナーを使っても改善しない場合は、ご契約の水道会社や清掃業者に相談しましょう。
衣類についたポリマーを取り除く方法
衣類を振るってポリマーをできる限り落とします。※この時、下に新聞紙やレジャーシートを敷いておくと後片付けが楽になりますよ。
そのまま干し、乾いたらもう一度振るうと簡単にポリマーを落とすことができます。
ポリマーは水を含んだジェル状だとくっついて落としづらいですが、乾燥すると粉状に戻るため落としやすくなります。
それでも落としきれない場合は、ガムテープなどの粘着テープを使ってポリマーを取り除いてください。
地道な方法は時間がかかるというデメリットがある
上記で紹介した対処法ですと『手間と時間』がかなりかかります。
洗濯槽と衣類のいずれも「洗濯槽のポリマーをできる限り取り除く」「衣類のポリマーを振るい落とす」と全て手作業で行わなければなりません。
時間がある場合を除き、忙しいママにとってかなりの負担となるでしょう。
おむつを洗濯したときに塩を入れるのはNG!
おむつを洗濯してしまった場合に、絶対にやってはいけない行為があります。
洗濯槽に塩を入れると、洗濯槽の金属部分が錆びる可能性があるため絶対に使用しないでください。
おむつの成分であるポリマーに塩や重曹をかけると、浸透圧で水が抜けて体積が小さくなる効果がありますがポリマーは溶けません。
したがって、水分を含むとまた膨らむため排水ホースや排水口が詰まる原因になります。
うっかり洗濯してしまったおむつが原因で、洗濯機が壊れてしまったら悲しいですよね。
塩や重曹を使う場合は、洗濯槽に直接入れるのではなくタライや桶などに入れて衣類を揉み洗いしてから洗濯機で洗い直しましょう。
また、もみ洗いをした水をそのまま流すと詰まる原因になるのでお風呂のごみ取りネットでポリマーをすくってから流すようにしてください。
おむつをうっかり洗濯しないための対策
これまで紙おむつをうっかり洗濯してしまったときの対処法や裏ワザをご紹介してきました。
パンパースやメリーズはうっかり洗濯をしても破けることがないとの口コミもあるので、吸収性に優れた紙おむつを使用するのも一つの手といえるでしょう。
しかし、紙おむつを洗濯しないにこしたことはないので、対策をしたほうが良いですよね。
洗濯機に入れる前に確認することが一番の対策です。
この対策は、ポケットの中の物や、洗濯すべきでないものが出てきたりと、紙おむつ以外にもうっかりを防ぐきっかけにもなります。
紙おむつを洗濯してしまったときは一瞬頭が真っ白になりますが、ご紹介した方法でほとんどきれいになるので、落ち着いて対処しましょう。
こんな方法があったなんて!!これで万が一おむつを洗濯しても安心ね♪
まとめ
- おむつを洗濯してしまったときは、柔軟剤を使った裏ワザが効果的
- くず取りフィルターに付いたポリマーやごみを捨て、柔軟剤を入れてもう1度洗濯をすれば、ポリマーが取れて綺麗になる
- おむつを洗濯すると、紙おむつが破れジェル状になったポリマーが散乱し、洗濯槽や衣類にこびりつき排水ホースや排水口を詰まらせる原因となる
- おむつメーカーが推奨しているのは、洗濯槽や衣服についたポリマーを地道に取る方法だが、時間がかかるというデメリットがある
- 塩を入れてしまうと、洗濯槽の金属部分が錆びることや排水ホースや排水口が詰まる可能性があるため使用しない
- おむつを洗濯しないようにする対策は、洗濯機に入れる前に確認すること
おむつをうっかり洗濯してしまった時は、柔軟剤を入れて洗濯機を回すだけで一発解決できることがわかりましたね。
日頃から洗濯しないように気を付けるのが一番ですが、うっかり洗濯してしまったときはこの裏ワザを試してみてください。
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