リュックのゴム紐の使い方や謎のパーツを解説!セルフアレンジ法も!

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リュックについているゴム紐や謎のパーツはどれも本来は役割があり、アウトドアで便利な使い方ができるものです。

素敵なリュックを買ったけれど、このゴム紐何に使うの?このパーツの使い方はどうするの?と思うことがありますよね。

表側部分のクロスになっているゴム紐が代表的なもので、これは衣類など軽い物をはさんで持ち運ぶときに使います。

左右についている輪っかも使い方がわからない謎のパーツですね。ここにはピッケルや棒状のものを固定しておくことができます。

この記事ではいろいろなリュックの紐やパーツについてどんな役割があるのか調べたものを解説していきます。

また、リュックのゴム紐は自分で交換もできちゃいます!アレンジの方法や楽天、Amazonで購入できるパーツもご紹介していますよ。

ノースフェイスのロゴも入ってとってもおしゃれ!靴紐だけじゃないさまざまな場所で活躍します。

7色セットなら持っているリュックもバッグも、あれもこれもアレンジできちゃいますよ♪

目次

リュックのゴム紐の使い方はアウトドアグッズの固定

リュックのゴム紐は登山やハイキングなどの場面で、衣類やアウトドアグッズを固定する使い方をするためのものです。

リュックを買ってくると、カッコイイんだけど使い方がよくわからないゴム紐が付いていることがありますよね。

ネットでよく質問されているのは、表側にあるものとリュックの両脇についているものについてです。

<リュックについている謎のゴム紐2つ>

  • リュックの前面にあるクロスしたゴム紐
  • リュックの左右側面についてるゴム紐

これらのゴム紐を含め、留め具がついた紐を「ドローコード」と言います。パーカーのフードの紐などもドローコードと呼ばれます。

リュックの前面にあるゴム紐は服などをはさむため

アウトドア用のリュックについているクロスされているゴム紐は、「バンシーコード」と言って服などをはさむためのものです。

本来は登山のときなどにウインドブレーカーやグローブなどを脱いだら、簡易的にバンシーコードではさんでおけばいつでもすぐに取り出せます。

ただしはさむ力はそれほど強くないので、重いものだとすぐに落ちてしまうとか、長時間はさんでおくには不向きなようです。

長い時間はさんでおきたい時や重さがあるもの、不安定になってしまうものは別の場所にしまうかカラビナなどで固定する必要があります。

アウトドア用ではないリュックについているバンシーコードは強度の面で不安がありますので、デザイン上の飾りと考えた方がよさそうです。

リュックの左右側面のゴム紐で棒状のものを固定する

リュックの側面の左右にゴム紐が付いているなら、その真下の底面近くにナイロンテープの輪っかがありませんか?

ピッケル・トレッキングホルダーと言い、使い方はゴム紐と輪っかとセットにしてピッケルなど棒状のものを固定するためのものです。

ピッケルやトレッキング(山登りやハイキングで使う、スキーのストックのようなもの)やカメラの三脚を固定するのにも使えます。

ピッケル・トレッキングホルダーがついているリュックはかなり本格的なアウトドアに使うものが多いようですね。

通勤通学用のおしゃれリュックではあまりみないゴム紐です。

リュックの謎のパーツ4つの名前と使い方解説

リュックには、ゴム紐の他にも、使い方がわからないパーツが付いていることがあります。

謎のパーツも、もともとはアウトドアグッズを固定したり、カラビナや紐を通して物をぶら下げたりするためのものです。

<リュックについている謎のパーツ>

  • コンセントを差し込むような形のパーツ
  • 波のようにテープをところどころでリュックに縫い留めたもの
  • リュックの横についているベルト
  • 胸元やウエスト部分を体の前で固定するベルト

それぞれのパーツにもちゃんと名前がついていて、工夫次第で便利に使えるものなんですよ。

コンセントの差込口みたいなパーツはピッケルホルダー

通称「豚の鼻」と呼ばれていますが、ピッケルホルダーとして紐やテープを通してピッケルを固定して運ぶためのものです。

アウトドアリュックにこのパーツがある場合は底にも紐またはテープが付いていますので、それを使って上下でピッケルを固定するようにします。

このパーツはデザインのアクセントとしてよく見かけますね。豚の鼻が付いているリュックを持っている方は多いのではないかと思います。

通勤や通学に使うリュックについているピッケルホルダーは完全にデザインとしてついているもので、強度がないため重い物は下げられません。

自撮り棒を長いままリュックに入れたいけれど入らない、なんて時は使えるのかな?と思います。

謎のパーツの代表ともいえる豚の鼻はリュックのワンポイントデザインとして楽しみましょう。

なみなみにテープを縫いとめたパーツには小物を下げる

リュックに波型に縫いとめてあるテープは「デイジーチェーン」と言い、カラビナなどを使ってものをひっかけて運ぶためのパーツです。

指を入れて遊んだことがある人はきっと多いはず。私もやったことがありますよ。

デイジーチェーンがリュックの左右についている場合には、紐やベルトを通して大きなアウトドアグッズを固定できます。

そのほかコップや方位磁針を下げておくのにもよく使われるそうです。

こちらのパーツも普段使い用のリュックについているものはデザイン上のものと考え、重い物はぶら下げないようにしましょう。

缶バッジをリュックに付けたいけれど場所に困っているならデイジーチェーンが最適です。

マスコットや推しのキーホルダーを下げるとカワイイかもしれません♪

リュックの横についているベルトで厚み調整

リュックの左右に長さ調節ができるようなベルトが付いているものは、「コンプレッションストラップ」と言います。

ベルトで長さのある荷物を固定したり、リュックの厚みを調節したりできるものです。

アウトドアの場面ではリュックの中に荷物を入れたらコンプレッションストラップを締め、背中にリュックを引き寄せて背負うようにします。

そうすることで体の負担が軽減され、楽に背負うことができるようにする役割がある大切なパーツです。

胸元やウエストのベルトでリュックを体に固定

肩ひもについているベルトは「チェストストラップ」や「ウエストストラップ」と言い、リュックを体に固定して背負ったときの負担をやわらげるものです。

このパーツは謎のパーツというよりは、通勤や通学では格好悪く感じて普段使わないもの、かもしれませんね。

ストラップでしっかりリュックが固定されると、重さがあっても体の負担が減りますので疲れにくくなります。

お手持ちのリュックにチェストストラップやウエストストラップが付いているなら、重い荷物を背負うときには活用すると疲れ方が全然違いますよ。

アウトドアでは必ずチェストストラップを締めるようにしておきましょう。

リュックのゴム紐交換して自分で簡単にカスタマイズ!

リュックのいろんなパーツに使われているゴム紐(ドローコード)は簡単に自分で交換できます。

リュックのゴム紐交換に使うもの
  • ゴム紐
  • コードエンド
  • コードストッパー
  • 紐通し

リュックを長く使っているとゴム紐の部分が切れたり伸びたりしてきますよね。でろ~んと伸びきった紐は格好悪いですし、十分な役割を果たせなくなります。

ゴム紐を交換するだけでリュックも見違えますし、色を変えれば差し色になっておしゃれに見えますね。

リュックのゴム紐交換に使うものは4つ!100均にもある!

リュックのゴム紐を交換するときに使うものは4つ、100均でもコードエンド以外は手に入りました。

ゴム紐は100均で髪をまとめる用のものが売っています。耐久性を考えるならアウトドア用のものを購入したほうがベターです。

コードエンドとは、ゴム紐の切り口のところに付けるものです。コードストッパーから紐が抜けることを防ぎます。

コードストッパーは、ゴム紐の長さをワンタッチで調節するものです。きゅっと絞ることで袋の口が開いたりすることを防ぎます。

紐通しは袋状の口の部分に紐を通すときに使います。100均で購入できますし、学校の家庭科の授業で使うお裁縫セットに入っていることもあります。

100均で買えるパーツでリュックのゴム紐を交換

100均でゴム紐とコードストッパーを買ってきましたので、さっそく手持ちのリュックをDIYしたいと思います!

パートナーが通勤に使っているリュックのバンシーコードが切れてしまったとのこと。なんとなく間の抜けた感じになっています。

通勤途中のダイソーにあったコードストッパーを購入。コードエンドは売っていませんでしたので、今回はゴム紐の端を結んでストッパーにします。

STEP
100均でコードストッパーを購入

写真左側のコードストッパーの方が穴が小さく、細い紐やゴムで使えそうです。右側の丸い物は穴が大きめで太目のしっかしりた紐やゴム向きです。

ゴム紐は同じく100均で買ってあった、髪を結ぶ用のものを使いました。強度がないので、アウトドア用での修理に使うことはおすすめしません。

STEP
ゴム紐をリュックに通していく

自宅にあった紐通しで髪ゴムをリュックに通していきます。もともとバンシーコードが通っていた場所に通すだけなので簡単です。

最後はコードストッパーにゴムの両端を通して結ぶだけ。

STEP
完成!

たったこれだけで、リュックが格好良くなった気がします。ゴムの色を変えておしゃれにしても良いかも!

作業完了までかかった時間はたった5分でしたよ!

ゴム紐が結わいてあるのが少し格好悪いので、コードストッパーも楽天で買った方がよかったかも、とちょっと後悔しています。

同じようなやり方で、いろいろなバッグや小物の紐を簡単に交換・カスタマイズすることができます。

リュック以外もゴム紐交換でおしゃれに簡単アレンジ

今回買ったコードストッパーを使って、ちょっと長かったパンツの裾もカーゴパンツ風にアレンジしてみました♪

裾をまつり縫いでただ長さを短くしただけの状態。もったりして変な感じですね。

裾にゴム紐を通し、コードストッパーをつけたのがこちら。おしゃれになったかどうかはともかく(笑)ちょっとスッキリした雰囲気になりました。

このほか、靴紐をゴム紐とコードストッパーに交換するとおしゃれになります。歩いていて紐がほどけてくるイライラにもさよならできますね!

リュックのゴム紐を交換するときのおすすめを4つ紹介!

リュックのゴム紐を交換するときに使えるおすすめを4つご紹介します!

リュックのゴム紐交換のおすすめ4つ
  • シューレース
  • THE NORTH FACE コードロッカー
  • チャムス コードロック
  • ストレッチコード 再帰反射 3㎜

100均でもゴム紐やコードストッパーは売っていますが、強度が心配だったり少しおしゃれなものが欲しいときもありますよね。

アウトドアグッズのメーカーでもいろいろと取り扱いされていますが、楽天やAmazonにもたくさん商品がありますので、その中から厳選してみました!

シューレース 

120センチのドローコードとコードストッパー、コードエンドがセットになっています。

結ばない靴紐として販売されていますが、もちろんリュックのゴム紐を交換するのに使ってOK!

カラーバリエーションが豊富でパーツの色をそろえたセット販売のため、統一感が出て素敵です。

またゴム紐とパーツがセットなので、別々に買ったらコードストッパーの穴に紐が入らない、なんて悲劇は起こりません!

THE NORTH FACE コードロッカー

ノースフェイスのロゴが入っているコードストッパーで7色が1セットになっています。

ゴム紐が黒、ストッパーも黒だと味気ないなぁというとき、カラフルなコードストッパーがワンポイントになりますね。

チャムス コードロック

アウトドア製品メーカーでもあるチャムスのコードストッパーです。こんなにカワイイのにアウトドアでも使える機能性はさすがです。

5色展開で1個から購入できます。いろんな色をそろえるのも楽しそう!真っ黒なリュックに映える色味です。

ストレッチコード 再帰反射 3㎜

コードストッパーやコードエンドは手元にあってゴム紐だけ欲しいなら、再帰反射のドローコードがおすすめです。

再帰反射とは、光がどの方向から当たっても光源に向かって光がはねかえる、という反射現象のことを言います。

車のライトがこのドローコードにあたると、ドライバーにちゃんと見えるようにキラッと光ってくれるわけですね。

3メートルにカットされていますので、リュックの修理に使った余りもさまざまに活用できそうです!

3㎜の他に2㎜の太さも用意されており、カラーバリエーションも豊富です。

まとめ

  • リュックの前面にあるクロスしたゴム紐の使い方は上着などをはさむためのもの
  • リュックの左右についているゴム紐はピッケルなど棒状のものを固定するためのもの
  • コンセントの差込口のようなパーツはピッケルを固定するためのもの
  • なみなみのテープ状のパーツの使い方は何かをひっかけたり止めたり自由に
  • リュックの左右横のベルトは厚みを変えるためにある
  • リュックのゴム紐は自分で交換できる
  • 交換パーツは百均でも購入できる
  • 交換用パーツを楽天やAmazonから4つ厳選して紹介

リュックについているゴム紐は、それぞれアウトドアでは服をはさんだりピッケルを固定したりと実用的な使い方があるものです。

通勤通学に使うリュックだと強度の問題もあり、デザインとしての面が強くなっているようです。

軽いものを固定したりぶら下げたりするためには十分使えますので、自分なりにどう使いこなすか考えるのも楽しいですね。

ゴム紐を交換したりパーツを取り替えたりすることも簡単にできますので、思いっきり個性を出して楽しみましょう!

アウトドアリュックにも自分らしくおしゃれを楽しみたい!可愛くしたい!

自分でゴム紐は交換できますから、一緒にコードストッパーもキレイな色に変えてイメチェンしましょう!

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