サンタさんのこと、いつ気づくのかな?
サンタさんはいるの?と子どもから質問されたとき、何と答えるのが正解なのでしょうか。
いつ気づくとしても子どもの考えを踏まえて、あなたの考えを話してあげるのが適切な回答なのです。そしてサンタさんは外国に住んでいるなど、答えを用意しておくのがベストです。
疑問を持ちそれを投げかけたとき、適切な返答をすることができないと、子どもの純真な心を傷つけてしまう可能性もあります。
そこで今回、子どもから「サンタさんはパパとママなんでしょ?」と質問された私の経験と、実在しないことを知ってしまった子どもを持つ友だちの話を元に解説いたします。
この記事を読むと、子どもへの対応やいつ気づくのかがわかり、子ども自身が納得する形でサンタさんを卒業することができますよ。
クリスマスプレゼント、何にしようか迷っていませんか?
こちらは写真・動画撮影だけでなく、このスマートウォッチで何役もこなしてくれるスマホ顔負けの商品です。
サンタさんのこといつ気づく?きっかけをそれぞれ解説
サンタさんが実在するのかどうか、子どもたちはいつどんなときに気づくのでしょうか?
きっかけは数多くあるようですが、代表的なもののなかから6個を例に挙げ解説いたします。
- テレビや動画を見ていて知ってしまう
- 友だちやきょうだいにサンタはパパとママと伝えられる
- 家に隠しておいたプレゼントが見つかってしまう
- プレゼントを置くときに気づかれてしまう
- 夫婦でプレゼントの話をしているのを聞かれてしまう
- 論理的思考が備わりサンタはいないと考えるようになる
下記で1つずつ、くわしく解説いたします。ご覧になってください。
テレビや動画を見ていて知ってしまう
テレビや動画で、パパやママが子どもの枕元にプレゼントを置いている場面を見てしまい、サンタさんの正体に気づく子どももいるようです。
テレビの中でそのシーンが放送されていたら、取り繕うのはなかなか難しいかもしれませんね。
このような場面に遭遇してしまい子どもから「サンタさんはパパとママなの?」と質問されたら、以下のように回答してみてはいかがでしょうか。
①世界にはたくさんの子どもたちがいるからサンタさんのお仕事はたくさんあって、ドラマやテレビのなかにはサンタさんは登場することはできないの。
だから、テレビや動画のなかではサンタさんの代わりにパパやママがプレゼントしているんだよ。
友だちやきょうだいにサンタはパパとママと伝えられる
このパターンは、友だちの体験談です。友だちの子どもが小学校1年生のとき、友だちから「サンタさんはパパとママなんだよ」と告げられたそうです。
友だちの子どもはサンタさんの存在を強く信じていたので、半べそ状態で帰宅したそうです。
小学校という集団生活を送る上では、いつ友だちから真実を伝えられても仕方がないのかもしれません。
②サンタさんは外国に住んでいて、クリスマスの時期には世界各国の子どもたちにプレゼントを届けるお仕事をしているの。
サンタさんは1人でお仕事をしているのでとても忙しいから、その年によってはサンタさんが子どもたちへのプレゼントをパパとママに渡しているの。
それをあなたたちに届けるようにお願いされているの。だから、サンタさんはパパとママではないんだよ。
家に隠しておいたプレゼントが見つかってしまう
用意しておいたプレゼントが見つかってしまい「何でうちに私(ぼく)がサンタさんにお願いしたプレゼントがあるの?」と詰問され、正体を明かすことに。
このパターンも少なくはないのではないでしょうか。プレゼントの置き場所には、十分注意したいですね。
こちらに記載いたしました①②③を参考にして、子どもたちを傷つけないように回答を用意しておくのがベストだと思います。
子どもの希望に応えるべく、パパとママが選んだプレゼント。きっと清らかな子どもたちの心に届くはずです。
くれぐれも、隠し場所には十分気をつけてくださいね。
プレゼントを置くときに気づかれてしまう
枕元にプレゼントを置こうとしたときに見つかってしまい、言い逃れができない状態に…
これは、かなり高い確率で起こりうることのように思います。
このような場面に遭遇してしまったときには、下記のように回答されてはいかがでしょうか。
③今年はたくさんの赤ちゃんが生まれてサンタさんはいつも以上に忙しかったんだって。
いつもより早めにサンタさんがプレゼントを用意して、パパとママから渡してねって置いていってくれたの。だから、クリスマスまではそっとここにしまっておいているのよ。
サンタさんから頼まれているということを伝えれば、子どもも納得がいくと思います。
夫婦でプレゼントの話をしているのを聞かれてしまう
夫婦でプレゼントの話をしているのを、子どもに聞かれてしまう可能性があります。
何でパパとママが欲しいもの知っているの?「サンタさんにお手紙を書いてお願いしたのだから、パパとママが知っているはずはないのに」と子どもに疑いの目を向けられてしまうことに…
子どもが確信するような内容を、どこまで話していたかにもよりますが、聞かれてしまうことは想定外ですよね。
①②③の回答例を参考にお話しされてはいかがでしょうか?シチュエーションによって、①②③を組み合わせたりされると、子どもが納得いく回答を提示できるのではないでしょうか。
論理的思考が備わりサンタはいないと考えるようになる
小学校中学年になると、論理的思考が発達してくるのです。物事を順序だてて考えたり、思考力の向上が見えるようになります。
それによって、サンタさんはいないのではないかという疑問がいくつもわいてきたあと、子ども自身が筋道をたてて答えを導いていくような思考に変わっていくのです。
これは下記で私の子どもの例を挙げていますので、ご覧になってください。
サンタさんのこといつ正体明かす?子どものタイプ別に
小学校高学年やそれ以上になって、いつサンタさんの正体を明かすべきなのかと思いはじめるパパ・ママも少なくないのではないでしょうか。
集団生活を送る上で、サンタさんの正体などについて知らないことがあると、子どもは友だちからの言葉で傷つくこともあるかもしれません。
そのような理由からいざ明かそうとなったときに、いくつかの注意点がありますので、以下をご覧になってください。
- サンタさんの正体を明かすときは明かし方に工夫を
- 正体を明かさず役目交代の伝え方と子どもの反応など
- ある程度の年齢を迎えたら明かすことが必要な場合も
- 正体を知ったときの反応は現実を受け入れる結果に
サンタさんの正体を明かすときは明かし方に工夫を
正体に気づいてしまい、ストレートな質問が子どもからぶつけられたとき、どんな風に返答すればいいのでしょうか?
「サンタさんってパパとママなの?」と聞かれたときの適切な返答の仕方について解説いたします。
冒頭にも記載いたしましたが、サンタさんって本当にいるの?と質問されたら、まずは思考能力が上がった子どもの成長を喜んであげてください。
そして「あなたはどう思うのか話してみて」と聞いてみましょう。子どもの話を聞きながら、少しずつあなたが伝えたい内容を話してあげてください。
「サンタさんはいるの?」の質問に対して回答をためらう理由
「サンタさんはいるの?」の質問に対してあなたが回答をためらう理由として、以下のように子どもに伝えているからではないでしょうか。
サンタさんは実在しない(と思っている人の場合)のに、実在しているかのように伝えていませんか?
前提として、サンタさんはファンタジーの世界にのみ存在するというように思っているのではないでしょうか。
私たちは普段から子どもたちに、ウソはだめだと伝えています。その私たちが存在についてウソをついているのですから…
ファンタジーは人格形成に重要
ファンタジーな世界から学ぶことは多いのです。創造性、独創性など、幼児期から学童期に大切な人格形成に必要なものがたくさん詰まっています。
サンタさんは実在(公認のサンタさんがいる)していますし、またファンタジーの世界の中でも生きているのです。私たちは日常的にファンタジーとともに生活しているとも言えます。
それは、子どもに読み聞かせる絵本、定期的に公開される映画にもファンタジー要素は存分に含まれているのです。
ファンタジーな世界から学ぶものは多いのです。創造性、独創性など、幼児期から学童期に大切な人格形成に必要なものがたくさん詰まっています。
ファンタジーは子どもたちにとっても大人たちにとっても、とても素晴らしいものなのです。
正体を明かさず役目交代の伝え方と子どもの反応など
サンタさんの正体を明かさない方法として、今後はパパとママが受け継ぐということになっていると伝える方法もあります。
そして伝え方だけでなく、そのときの子どもの反応などについても解説いたします。
パパ・ママから子どもにメッセージを伝える
突然のサンタさん卒業というニュアンスの言葉は、慕っている子どもにとっては悲しい言葉のように私は思うのです。
サンタさんとはこれからもつながりがあるんだよ、ということを伝えてあげたらいいと思っています。そしていつ、どんなときでも子どもたちの側で見守っているということも…
- 来年からはサンタさんはあなたよりも小さな子どもたちにプレゼントを届けるから、プレゼントはこれが最後なのよ
- プレゼントをくれるのは〇歳まで。来年からはあなたには、パパとママからプレゼントをおくるね
- サンタさんからのメッセージで、小さな子どもたちにプレゼントを届けるときに、君たちの寝顔もそっと見てからお家に帰るからねという言葉も添える
正体を明かさないでいた場合や、正体を知ったときの子どもの反応なども解説します
ある程度の年齢を迎えたら明かすことが必要な場合も
私が調べたところ、お友だちからサンタさんは実在しないという話を聞いてきた子どもに対して「サンタさんを信じている子どものところにだけ来てくれる」と答えたママ。
その言葉をずっと信じて、実在すると14、15歳まで信じ続けているという子どもの話もありました。
正体の明かし方だけでなく、いつ明かすかの時期にも配慮が必要なのかもしれません。
正体を知ったときの反応は現実を受け入れる結果に
正体を知ったとき、子どもたちの反応は親の私たちが想像していたものとは違い、思いのほか現実をしっかりと見すえている印象です。
サンタさんが実在するかどうか疑問を持ちはじめ、頭の中でいくつかの矛盾点に気づいたとき、パパやママに質問を投げかける子どもは少なくないでしょう。
そして、パパやママがサンタさんの正体について話したとき、子どもはどんな反応を示したのかを調べてみました。
- それ以前から実在していないと認識していた
- パパ・ママだと認識していたけれど、気づいていないフリをしていた
- 心の底から存在を信じている場合、現実を突き付けられたときの傷は深くなりがち
いずれにしても、子どもの反応が積極的なものでも消極的なものであったとしても、子どもが話しを聞いて受け止めた感情を理解してあげるようにしてください。
わが子の場合はストレートに質問を投げかける
私の上の子は、上記の1と2でした。「サンタさんは、パパとママなんでしょ」とストレートに言われました。
子どもに正体を明かしている友だちの話や、私自身調べていたこともあって、回答には困らなかったのは幸運でした。
私は、下記のように回答しました。ご覧になってください。
- サンタさんは外国(フィンランド)に住んでいる
- 世界には大勢の子どもがいるので、ある年齢以上はパパとママがプレゼントを渡すようにサンタさんから言われている
上の子が質問した理由について聞いてみると、下記のように話してくれました。
- 1人で、一晩に世界中の何億人もの子どもたちにプレゼントを届けるのは無理ではないだろうか
- 1人ではなく数人いるのかもしれない、赤い衣装に身を包んでいるのは人間のおじいさんなのではないかと思うようになる
- サンタさんは実在せず、パパとママがサンタという結論に
- 確証が得られなかったので「サンタさんは、パパとママなんでしょ」という質問を私に投げかける
上記の流れで上の子は、サンタさんはパパとママなのではないか?という結論にいたったそうです。
自分の結論が正しいのか確かめる意味で、上記の質問をしたそうです。質問をした時点では、まだ確証はなかったそうです。
私はてっきり、上の子が確証をもって質問していると思っていました。上の子は昔から思慮深いタイプではあるのですが、ここまでの思考力がついているとは…驚きました。
これは余談ですが、親戚の子には正体を明かさないと言っていました。小さい子は信じているだろうから、夢をこわしたらかわいそうだからと。
話を聞いていた下の子の反応は意外にもあっさり
下の子もその場にいて話を聞いていたのですが、「へえ、そうなんだ」と一言発しただけでした。強いショックを受けているようには感じられませんでした。
可能性の1つとして、すでにサンタさんの正体に気づいていたことも考えられますね。
デリケートな問題だし、私としては子どもの夢を壊さないように慎重に事を進めようとしたのですが、取り越し苦労だったようにも思います。
わが家のサンタさん問題は、このような形で幕を閉じたのでした。
※これは私の体験談であり、子どもによって感受性は異なりますので、子どもの性格にあったご両親の判断で子どもに接することをおすすめします。
サンタさんは実在しているのです
サンタさんは実在している!世界中に約120人も!
北欧のグリーンランドにある「グリーンランド国際サンタクロース協会」に認定された人が、サンタクロースを名乗ることを許可されているのです。
現在の会員は、北欧のデンマーク、スウェーデンなどを中心にして、ヨーロッパ、北米などを含めた約120人となっています。
オーストラリアを含んだアジア地域では、日本人の山元さんただ1人なのです。
公認サンタクロースでいるためには、毎年デンマークの首都コペンハーゲンで開催されている「世界サンタクロース会議」に出席することが条件になっています。
公認サンタクロースになるための認定試験を、受けるための条件が必要です。内容は、下記に記載いたします。
<条件>
- 体重120kg以上あること
- 衣装を含めた重さ。女性はなくてもOK
<認定試験内容>
- 体力測定
- 面接
- 身だしなみの確認
- 宣誓文の読み上げ
この認定試験は、ハードであると言われています。その理由として、試験内容1つ1つの基準が高いのです。
また試験当日は、家を出てから移動中だけでなく試験会場まで、ずっとサンタクロースの衣装を着た状態でいる必要があります。
移動中、着脱は認められていないのも厳しさの1つとして挙げられるのではないでしょうか。
サンタさんはいつまでか?年齢によって差異あり
正体をいつ明かすのか、その年齢は親の判断に任せるということになります。
インターネットの情報などを見ますと、正体に気づくのが6~8歳が多いと書かれていましたので、そのくらいの年齢が明かすのにいい時期なのかもしれません。
サンタさんの正体を明かすときは明かし方に工夫をにも記載いたしましたが、正体に子どもが気づいてしまうことを恐れる親の心理として、以下のように思っていませんか?
正体に気づいてしまったとしたら、子どもの夢を壊してしまうのではないか…と。
しかし私が調べたところ、正体を明かしたあとの子ども反応は、意外にさっぱりしていることも少なくないようです。
明かす年齢や子どもの性格などによっても異なると思いますので、一概には言えませんが… いつ明かすのかをよく考え、子どもが傷つかないよう配慮をもって明かせるといいですね。
日本・イギリス・アメリカで異なる認識
サンタさんを何歳まで信じていたか、いつ気づいたのか、3か国の比較表をご覧になってください。
日本 | イギリス | アメリカ | |
6歳まで | 約15% | 約30% | 約17% |
8歳まで | 約30% | 約50% | 約50% |
日本、イギリス、アメリカの3か国を比較したときに、日本では8歳まではサンタさんを信じている割合が高く、イギリス、アメリカでは割合が低いという結果になりました。
その理由として、低年齢のうちから論理的思考ができるようになっていることが挙げられています。
サンタさんが実在しないと思う結論までの流れ
サンタさんのこといつ気づく!きっかけをそれぞれ解説に記載いたしましたが、子どもに論理的思考が備わってくるとサンタさんの正体を追求するようになります。下記にその流れを記載いたします。
1人のサンタさんが世界のあらゆる場所に登場することを喜んでいる
- 1人のサンタさんが世界の子どもたちにプレゼントを届けていると思っている
- いたるところに登場するサンタさんに、1人ではないのだろうか?それとも1人が空間をワープしているのだろうかと疑問に思うようになる
街などで見かけるサンタさんは、人間が赤い衣装を着ているだけ
外国には本物のサンタさんがいて、プレゼントを届ける仕事をしていると思っている
サンタさんの存在への数多くの疑問を実証する回答が見つからず、疑問は深まるばかり
「サンタさんは実在しない」という結論にたどりつく
まとめ
- サンタさんのことにいつ気づくかは主に6パターン、テレビや動画、友だちやきょうだい、クリスマス前のプレゼント、プレゼントを置くとき、夫婦の会話、論理的思考
- 正体を明かすときには、伝え方を工夫する
- 正体は明かさず役目交代で今後はパパとママがプレゼントを贈るということや、サンタさんは子どもたちの幸せを願い、そっと寝顔を見てから家に帰るということも伝える
- 年齢が高くなってきたら明かすことが必要な場合もある
- 正体を知ったときの反応は、現実を素直に受け入れている
- サンタさんは実在していて、世界中に約120人もいる
- サンタさんのことについて知っているかどうかは、日本、イギリス、アメリカの3ヶ国で割合が異なる
- サンタさんと会えることを喜ぶ→いろいろな場所に登場することが疑問→人間が赤い衣装を着ているだけ→サンタさんは実在しないのではないかという結論に
ここまで、サンタさんのことについていつ気づくのか、適切な返答や役目交代の時期などについて解説してきました。
子どもがサンタさんの存在を疑問に思い、あなたに質問を投げかけたとき、子どもが納得して次のステップに進める道しるべを示してあげて欲しいと私は思います。
この記事が、サンタさんのことについていつ気づくのか、そのときの適切な返答などにお困りの方のお役に立てれば幸いです。
クリスマスプレゼントの準備はお済みですしょうか?
こちらの商品は、対象年齢の幅も広めなので長く使える優れものですよ。腕時計タイプなので、紛失防止にも良さそうです。
コメント