お気に入りの水筒を旅行に持っていきたいけど飛行機内に持ち込めるかなぁ。
空の水筒は飛行機内への持ち込みは可能ですよ。ただし国内線と国際線ではルールが違いますのでどちらを利用するかによって変わってきます。
国内線の場合は基本的に中身が入った状態でも持ち込むことができます。
国際線の場合は液体の機内持ち込みのルールが厳しいため、中身が入った状態での持ち込みは難しくなります。
ルールを知らないとお気に入りの水筒を手放さなくてはいけなくなってしまうかもしれません。
本記事では水筒や液体の機内持ち込みのルールや注意点、保安検査場をスムーズに通過できる方法などを紹介します。
お気に入りの水筒を持って飛行機での旅行を楽しむことができますよ♪
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飛行機内への水筒持ち込みは中身が空なら可能!その他条件あり
飛行機内への水筒の持ち込みってルールが厳しいんじゃないの?
ルールはありますが、空の水筒は機内への持ち込みが可能ですよ。中身が入った水筒も、機内持ち込みルールの範囲であれば可能です。
液体の持ち込みは国内線と国際線でルールが違いますので確認しておきましょう。
〈水筒の機内持ち込みの制限〉
国内線 | 国際線 | |
中身あり | 〇 | ▲制限あり |
中身なし | 〇 | 〇 |
このルールは航空会社や渡航する国に関わらず同じになりますよ。
国内線の水筒持ち込みは中身が入っていても可能!
国内線の場合、水筒の中身が入った状態でも飛行機への持ち込みは可能ですよ。
国内線は液体物の持ち込み制限がないので、お茶やジュースなど中身が入った状態の水筒を自由に持ち込めます。
いつも飲んでいる飲み物も持っていけるね!
子供用のストロー付きの水筒も持っていけて安心!
国内線の機内へ持ち込める手荷物は10kgまでとなっています。
水筒は大きなものでも2リットル程ですので、手荷物の合計が10kgを超えなければ問題なく持ち込めますよ。
国内線でも度数25%以上のお酒は要注意
お土産で買ったお酒を機内に持ち込めるかなぁ。
お酒の機内への持ち込みは度数によって制限があり、アルコール度数25%以上のものは注意が必要です。
アルコール度数が70%を超えるものは航空危険物と判断されて機内、預ける荷物共に一切の持ち込みができません。
機内へのお酒の持ち込みのルールは下記の通りです。
〈国内線へのお酒持ち込み制限〉
アルコール度数 | 飛行機への持ち込み |
24%以下 | ○ |
25~70%以下 | ○(1人5Lまで) |
70%を超えるもの | × |
※小売販売されている容器に収納されていること
”小売販売されている容器に収納”とは、売っているときの状態のままという意味で、他の容器に移し替えて持ち込むことはアルコール度数に関係なく禁止されています。
容器を入れ替えてしまうと元のラベルが付いてないので、何が入っているかわからないため危険物と判断されてしまうからです。
お土産で買ったお酒をそのまま持ち込むことは可能ですが、水筒やスキットルにお気に入りのお酒を入れて持ち込むことは禁止です。
テロ対策などで厳しく制限される場合もあるので注意が必要ですよ。
航空会社によって機内でお酒を飲めない場合もある!
機内での飲酒のルールは航空会社によって異なります。
JALやANAなどの航空会社は持ち込んだお酒を機内で飲むことができます。
しかしジェットスターやバニラなどの格安航空はお酒の持ち込みは可能ですが、持ち込んだお酒を機内で飲むことはできません。
格安航空全てが飲酒できないわけではないので、予約時や搭乗前にチェックしておくといいでしょう。
同じアルコールでも消毒液は例外で持ち込めることも!
化粧品、医薬品、医薬部外品、市販のアルコール消毒液、除菌スプレーは例外で、機内持ち込みができますよ。
国内線機内への持ち込みは1人当たり総容量が2ℓまたは2㎏以下かつ、0.5ℓまたは0.5㎏以下の容器に入っていることが条件になります。
ただし他の容器に入れ替えてしまうと危険物と見なされて没収されてしまう可能性があるので、注意が必要ですよ。
飛行機への水筒持ち込みは国際線の場合制限が多い!
空の水筒であれば国際線の機内にも持ち込み可能ですよ。
むしろ空の水筒の持ち込みはおすすめされています。
フライト中の機内は砂漠より乾燥していると言われており、湿度は砂漠が15〜20%なのに対し機内は12%程になります。
そのため、乾燥対策で水筒の持ち込みがおすすめされているのです。
ですが国際線の機内への液体物の持ち込みが厳しく制限されています。
機内への液体物の持ち込みのルールを把握していないとお気に入りの水筒を手放さなくてはいけなくなってしまいますよ。
国際線の機内へ中身入りの水筒を持ち込むのは難しい!
海外への長い空の旅!国際線の機内に中身の入った水筒は持ち込めるの?
中身の入った水筒を国際線の機内へ持ち込むのは非常に難しいです。
国際線の液体物の持ち込みは厳しく制限されています。ルールは下記の通りです。
〈国際線機内への液体物持ち込みのルール〉
- 液体物は100㎖以下の容器に入れる
- それらの100㎖以下の容器を1L以下のジッパー付きの袋(マチなし、20㎝×20㎝以下)にまとめて入れる→1人1つ
※飲料、ヘアスプレー、リキッドタイプの化粧品、塗り薬などが液体物と判断されます
水筒に飲み物を入れて機内へ持ち込むとなると100㎖以下の水筒に入れる必要があります。100㎖以下の水筒はほとんどありません。
更にそれを1Lのジッパー付きの袋にまとめなければなりませんので、中身の入った水筒を機内に持ち込むのは無理と言っても過言ではありません。
水筒に限らず液体物の持ち込みには注意が必要ですよ。
例外が認められる場合もある
赤ちゃんを連れて国際線を利用するけど、ミルクや離乳食をもちこめるかなぁ。
ベビー用のミルクや医薬品に関しては例外が認められますよ。
ベビー用のミルクや粉ミルク用のお湯、液体状のベビーフードは2歳未満の子供を連れていれば必要な分だけ持ち込みが可能です。
検査場で持ち込む旨を伝えることで機内へ持ち込むことができますよ。
アレルギーを持っていたり、いつも使っているミルクやベビーフードを持ち込みたい方は安心できますね。
医薬品も同様で、必要な分だけ持ち込むことができます。
検査場で処方箋の提示を求められる場合がありますので、すぐ出せるように手荷物に入れておきましょう。
出国手続き後に買った液体物は持ち込み可能!
中身入りの水筒を持ち込めないなら持っていく意味ないじゃん!
手荷物検査を終えて出国手続き後に購入した液体物は100㎖を超えても持ち込み可能なので、水筒を持っていく意味はあります!
出国手続き後の飛行機に乗るまで待っているエリアはクリーンエリアと呼ばれており、クリーンエリアで購入した飲み物をはじめとした液体物は100㎖を超えても持ち込みが可能ですよ。
クリーンエリア内には給水所があるのでそこで水筒に飲み物を補充したり、ペットボトルを購入して水筒に移し替える等して機内に飲み物を持ち込むことができます。
小さなお子さんを連れて例外が認められる方も、クリーンエリアで補充することもできるので万が一忘れてしまっても安心ですよ。
また先ほどお話ししましたが、フライト中の機内は砂漠並みに乾燥しています。
私も海外旅行で長時間飛行機に乗った時、機内が乾燥していてこまめな水分補給をしていました。
水筒を持ち込めばこまめに水分補給も出来て快適な空の旅を送れますよ♪
蓋ができない容器の持ち込みはNGの場合がある
クリーンエリアにはコーヒーショップがある空港が多いです。
ここで購入した飲み物を機内に持ち込むも可能ですが、ジェットスターでは紙コップでの持ち込みはできません。
持ち込みの制限は航空会社によって異なりますが、ふたができないものの機内への持ち込みは飲み物をこぼしてしまう恐れがあります。
水筒に入れ替えることでこぼすこともなくなりますし、持ち運びが楽になるので持って行って損はありません。
クリーンエリアから持ち込む以外に機内で飲み物をもらえたり購入することもできますので、客室乗務員に問い合わせてみましょう。
乗り継ぎ便利用時は注意が必要!
乗り継ぎ地で再度手荷物検査があるので、それまでには水筒の中身を空にしておきましょう。
この時の検査は出発前に行った時と同じルールで行われます。
つまり液体物は100㎖以下の容器に入れてジッパー付袋にまとめなくてはなりません。
この時点で中身が入っていると水筒を没収されてしまう可能性があります。
空港によっては飛行機を降りてすぐに検査を行う場合があるので、飛行機内で飲み干してしまった方が安心ですよ。
またクリーンエリアで購入したお酒や香水などの液体物も没収されてしまう可能性があるので注意しましょう。
持ち込んだお酒を機内で飲むのは難しい
航空会社にもよりますがクリーンエリアで購入したお酒を機内で飲むのはかなり厳しいです。
機内で持ち込んだお酒の飲酒については、禁止されている航空会社がほとんどです。
JALやANAなどの航空会社は無料でドリンクサービスを受けられます。
ジェットスターなどの格安航空は有料でのドリンクサービスをしており、機内で提供されるお酒のみ飲むことができます。
機内で飲酒したい場合は機内サービスを利用しましょう。
国際線はフライト時間が長くついお酒を飲みすぎてしまう方が多いですが、空の上は気圧が低く血液中の酸素分圧が低下するためアルコール処理能力が低下し酔いやすくなります。
旅先で2日酔いなんてことになってしまわないように、お酒はほどほどにしておきましょう。
飛行機に水筒を持ち込むには検査が必要な場合がある!
中身の入った水筒を飛行機内に持ち込む場合、保安検査場で検査が必要ですよ。
先ほど説明しましたが、国内線の機内へは中身の入った水筒を持ち込むことができます。
しかし、保安検査場で中身の検査をされます。私も国内線利用時、自宅から持って行った水筒を確認されました。
厳しい検査ではありませんでしたが、初めて検査をしたときは少し焦りました。
中身の入った水筒を機内に持ち込む時の検査方法と、保安検査場をスムーズに通過できる方法を紹介していきます♪
保安検査場で水筒の中身の確認方法は2つ!
保安検査場では水筒の中身が危険物でないかを確認されますよ。
検査員が水筒の中身のにおいを嗅いで危険物でないかを確認する方法が多いです。
私もこの方法で確認をされました。ふたを開けた状態で渡すよう指示があり、確認をしてもらいます。
また場合によっては検査員の前で一口飲んで安全であることを確認するケースもあります。
少し面倒に感じるかと思いますが、安全のためのルールになりますのでしっかり対応しましょう。
保安検査場をスムーズに通過するには?
水筒をカバンの中から出しておくとスムーズに通過できますよ。
水筒の中身の確認は機内へ持ち込む手荷物をX線に通した後に行われます。
そのため、事前にカバンから出しておいた方がその後の検査へスムーズに進めます。
カバンに入れっぱなしだと再検査や手荷物に何が入っているか質問されたりと、手間がかかってしまいます。
そして再検査になると心も落ち着かなくなってしまうので、水筒は事前に出しておきましょう。
水筒の他に次のものは事前にカバンから出すことで、スムーズに通過できます。
- スマホ、パソコンなどの電子機器
- スプレー缶
- ライター
- 鍵などの金属品
上記のもの以外でポケットに入っているものを手荷物の中に入れておいたり、厚底やくるぶしの隠れる靴はすぐ脱げるようにしておくなどしておくと保安検査場をスムーズに通過することができます。
保安検査場で再検査になると少し焦ってしまいますので、前もって準備しておくことで心に余裕が持てますよ♪
クリーンエリアで買った飲み物は検査が不要!
クリーンエリアで購入した飲み物は当然ですが検査は不要です。
クリーンエリア内の給水所などで飲み物を水筒に入れることで、検査をしなくて済みますよ。
クリーンエリア内にコーヒーショップやカフェなどがある空港が多いので、コーヒー好きの方はこちらで購入して水筒に入れてもらうことで機内に持ち込むも出来ます。
大き目のお茶やお水を買って、家族それぞれの水筒に移しておくのも良いですね!
検査で荷物を出し入れするのが面倒に感じる方にはこの方法がおすすめですよ。
機内に持ち込むのであれば、ファッション雑誌で紹介されたおしゃれで大容量のこちらがおすすめです♪
直飲みかストローのみ、あなたの好みに合わせて蓋を取り付ければ、いつでも快適に使うことができますよ。
まとめ
- 空の水筒は国内線、国際線ともに機内へ持ち込みができる。
- 国内線は中身の入った水筒も持ち込むことができる。
- アルコールの機内持ち込みは度数により制限がある。
- 国際線の機内へは液体物の持ち込みが厳しく制限されているため、中身の入った水筒を機内に持ち込むのは難しい。
- 国際線利用時は保安検査後のクリーンエリアで空の水筒に給水することができて、おすすめされている。
- 国際線の機内で購入したお酒を飲むことはできないことが多い。
- 国内線で中身の入った水筒を持ち込む時は保安検査場で検査を受ける。
- 水筒や精密機器などの荷物は保安検査場でX線を通す前に手荷物から出しておくとスムーズに通過できる。
ルールをしっかり把握していれば旅先にもお気に入りの水筒を持っていくこともできますね。
私は飛行機を利用するときは毎回水筒を持ち込みをしていますが、ルールを知っているので焦らずに検査を受けることができました。
コーヒーショップなどで水筒を持ち込むことで割引されるお店も増えてきていますので、旅行中であっても楽しく節約することもできます。
みなさんもお気に入りの水筒を持って楽しい空の旅を送ってくださいね♪
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