あなたは駐車場の料金の正しい見方を知っていますか?
私は、最大料金があるからと駐車場を利用し、こんなに高い駐車場料金を払うのかと感じた経験がありました。
駐車場の料金には、時間帯最大料金や、入庫後最大料金、当日24時までの最大料金、基本料金がありそれぞれ条件が違います。
特に違うのは、駐車場を利用した時間帯によって料金の条件が変わることが多いです。詳しくは、本文で説明していきますね。
駐車場料金の正しい見方を知らないと、それぞれ最大料金になる条件が異なるため、駐車場料金が思った金額と違っていた、ということはよくトラブルとしてあるようです。
この記事を読むことで、正しい駐車場料金の見方を知ることで、駐車場料金での高額料金トラブルに合うことを防ぐことができます。
運転席近くに収納があると、とても便利ですよね。これを利用して小物などを整理・整頓することができ、物も取りやすいです。
駐車場料金の見方を解説!
駐車場料金の見方は大きく時間帯最大料金、入庫後最大料金、当日24時まで最大料金、基本料金があります。
- 時間帯最大料金・・・指定の時間帯内に限った最大料金設定のこと
- 入庫後時間タイプ・・・入庫した時間から一定時間内に限った最大料金設定のこと
- 当日24時までの最大料金・・・当日の24時までに限った最大料金設定のことで、24時を過ぎると通常料金が加算される
- 基本料金・・・駐車場料金の基本的には、○分毎の駐車場料金のこと
最大料金が3パターンあるので、ややこしいですよね。
駐車場料金の見方を誤ると、想定していた料金と違っていたというトラブルも多くあります。
コインパーキングの最大料金とは、利用料金の限度額のことです。
そのため、利用金額が最大料金に達したら、その後は駐車料金を加算されないと思ってしまいますよね。
しかし、時間帯最大料金と条件付き最大料金とでは、料金の見方が変わってきます。
時間帯最大料金
時間帯最大料金とは、指定の時間帯内に限った最大料金設定のことです。
昼間や夜間など特定の時間帯のみ適用されることが多いようです。
上の図を例に説明していきます。8時~22時までの間は、何時間停めても上限は1,000円という駐車場料金になります。
もし、20分のみ駐車した場合は、100円の駐車場料金がかかることになりますね。
つまり、200分(3時間20分)以上停めると、お得に。
しかし、22時~8時間に駐車した場合は、最大料金はなく、基本料金の60分100円の計算で駐車場料金が算出されます。
入庫後時間タイプ
入庫した時間から一定時間内に限った最大料金設定のことです。
上の図を例に説明していきますね。8時に駐車場を利用した場合、次の日の8時以降に出庫すると、最大1,000円の上限になります。
8時に駐車し、18時に出庫すると、基本料金からの計算になるので、3,000円の駐車場料金になりますね。
当日24時まで最大料金
当日の24時までに限った最大料金設定のことで、24時を過ぎると通常料金が加算されていきます。
たとえば、1日の10時に入庫し、2日の7時に出庫した場合。
通常料金20分100円(1時間300円)×12時間+24時以降の60分100円×7時間=4,300円ですね。
しかし、当日24:00まで最大料金が適用で24:00までは1,000円となり、24:00以降の60分100円×7時間700円、合計で1,700円となります。
基本料金
駐車場料金の基本的には、○分毎の駐車場料金のことです。
基本料金の計算の仕方としては、通常料金×駐車した時間になります。
たとえば、1日の10時に入庫し、1日の15時に出庫した場合。
通常料金20分100円(1時間300円)×5時間という計算式になります。つまり、駐車場料金は1,500円になるのです。
駐車場料金の払い方はコインパーキングの種類で変わる
駐車場料金の払い方はどのコインパーキングも同じなの?
コインパーキングは種類によって駐車場料金の払い方が変わります。
コインパーキングには4つの種類があります。
- ロック板方式コインパーキング
- ゲート方式コインパーキング
- チケット発券方式コインパーキング
- ロックレス方式コインパーキング
駐車場料金の払い方だけでなく、コインパーキングの種類と特徴も解説しますね。
ロック板方式コインパーキング
ロック板方式コインパーキングは、出庫時に駐車スペースに書かれている番号を確認し、自動精算機に入力することで、駐車場料金が表示され、支払いができます。
ロック板方式コインパーキングは、車を停めることでセンサーが車を感知します。
車体の前方または、中心部分にロック板を上昇させることで、車を動かせないようにする仕組みです。
- (駐車時)駐車スペースに車を停める
- 駐車後センサーが反応する
- 約3分ほどでロック板バーが上昇する
- (出庫時)駐車場に書かれている番号確認
- 当該番号を自動精算機で入力
- 料金が表示され、駐車場料金を支払う
- 支払い後、ロック板が下がったことを確認
- 車を出庫させる
比較的小さい敷地でよく見られるコインパーキングです。
ロック板の多くは運転席サイドに設置されています。
確認せずにロック板が上昇した状態で車を動かすことで車体の損傷や、ロック板の故障につながるため注意が必要です。
また、支払いが終わったあとに一定時間停めたままにしておくことで、下がったロック板が再び上昇します。
ロック板が下りてから再度上昇するまでの時間は、約3分です。ロック板の下降後は速やかに出庫させることがおすすめですよ。
ロック板は下降した状態であっても段差が少しあります。私は一度車止めと間違えてしまったこともありました。
的確に駐車していないと、他の車の走行を妨げてしまうので注意が必要です。
ゲート方式コインパーキング
ゲート方式コインパーキングでは、出庫時に支払う場合は、ゲート付近にある自動精算機に駐車券を入れることで、支払うことができます。
ゲート方式コインパーキングとは、駐車場の入り口または、出口にゲートが設けられた駐車場のことです。
- (駐車時)駐車場入り口のゲートに車を近づける
- 駐車券を受け取る
- 駐車券を取るとゲートのバーがあがるので、駐車場内に進入する
- 空いているスペースに駐車する
- (出庫時)ゲート付近にある自動精算機に駐車券をいれる。
- 料金が表示されるので、支払う
- 支払い後、ゲートバーが上昇するため、出庫させる
ゲート方式は病院やショッピングモール、空港など比較的大きなパーキングに導入されていることが多いです。
病院やショッピングモールなどの施設内で、事前精算機を設置している場合もあります。
施設内に駐車券を持って行って事前に支払っておくと、出口ゲートで駐車券を入れるだけでゲートバーが上がるので、スムーズに出庫することができますよ。
最近はナンバープレートを読み取ることで、駐車券の発券しないタイプもあります。
ゲートを通過する際に、ゲート機械に近寄りすぎて衝突したり段差に乗り上げたりする可能性があるので、注意が必要です。
また、駐車券を失くすと、別途料金や手数料の支払いが必要になる場合があります。
駐車券を失くすと、本来の駐車料金よりも高額に設定されているので、駐車券は失くさないように気を付けましょう。
また、駐車券は水に濡れたり、折り目がついたりすると機械で正常に読み取りができなくなる場合があります。
そのため、カバンやポケットに駐車券を入れる際は注意が必要です。
駐車券を失くしてしまうあなたへオススメ。運転中にこれを利用して小物を整理・整頓できます。使う時に探しやすくて便利です。
チケット発券方式コインパーキング
チケット発券方式の特徴としては、前払いであることが基本です。
窓口や精算機で利用する日数分、時間分のチケットを購入して利用できます。
- 駐車スペースに車を停める
- 利用する日数分もしくは時間分のチケットを機械もしくは窓口で購入する
- ダッシュボードなど外から見えるところにチケットを置いておく
利用時間ごとの課金ではなく、24時間〇〇円、入庫後何時間まで〇〇円と設定されていることが多いです。
チケット発券後の期間内であれば、出庫は自由にできますよ。
比較的郊外に多いタイプの駐車場で、ロック板やゲートバーなどの機械はありません。
アスファルト舗装ではなく、砂利敷きのパーキングも多く見られます。
私は、一度チケットを購入したのに、駐車スペースを確保できなかったことがありました。
そうした失敗をしないために、駐車スペースを確保した後にチケット購入をすることをオススメします。
購入したチケットはダッシュボードなどの外から見えやすい所に置くことで、管理会社の巡回の際に確認できるようにする必要がありますよ。
チケットが見えないことで無断駐車とみなされることがあります。
時間ごとに課金されていくタイプのコインパーキングに比べると、長時間の駐車であればお得ですが、短時間の駐車は割高になってしまうので、駐車する時間によって選ぶとよいでしょう。
ロックレス方式コインパーキング
ロックレス方式コインパーキングは、出庫時や事前精算機で車のナンバーや、特徴を選択して、駐車料金を支払います。
監視カメラを使って車両ごとの駐車時間を管理するタイプの駐車場です。
車のナンバーを監視カメラで認識して、管理されています。
- (駐車時)空いている駐車スペースに車を停める
- 駐車することで、センサー車を感知し、課金される
- (出庫時)精算機で車を停めたスペースや車のナンバーなどを入力する
- 駐車料金が表示されるので、支払う
- 車を出庫させる
ロック板やゲートなどの車の進行を妨げるものがないため駐車しやすいのが特徴です。
車高が低い車はロック板式だと車を傷付けるリスクがありますが、ロックレス方式ならそのような心配もありません。
ロック板による段差がないので、高齢者や足が不自由な方などが利用する際にも、安全に使用できます。
監視カメラが設置されているため、トラブル発生時にも記録が残ります。そのため、利用者としても安心して駐車できますね。
駐車場料金を払い忘れたときの対応
ロックレス方式コインパーキングというゲートや車止めのない駐車場を最近多く見かけますよね。
ロックレス方式コインパーキングで駐車場料金を払い忘れた場合は、駐車場の精算機で後日支払う方法とコインパーキング会社によってはアプリを使用して支払う方法があります。
車を入庫する際に、監視カメラで車のナンバーや車種、色を撮影がされており、監視カメラの方に履歴が残るため、駐車履歴から過去の払い忘れた料金が表示されます。
ロックレス方式コインパーキングは、駐車場料金を支払い忘れても、出庫できてしまいます。
駐車場料金を支払いせずに出庫する行為は、不正出庫という犯罪行為になってしまうので、払い忘れたと気付いた場合は、すぐに管理会社に連絡するとよいでしょう。
駐車場の精算機で払い忘れ分の料金を支払う
未払い料金は駐車場の精算機で支払うことができます。
車のナンバーや特徴を監視カメラで記録しているため、後日でも精算できるようです。
管理会社に確認すると、駐車場の料金を支払い忘れた日とは別の日に同じ駐車場を使用すると、未納分とその日の駐車場が合算された料金が表示されます。
だからといって、何度も駐車場の未払いを繰り返すことで不正出庫になるため、注意しましょう。
スマートアプリで未払い料金を支払う
スマートアプリをダウンロードすることで、未払い料金を駐車場に行かなくても支払うことができるコインパーキングもあります。
駐車場のスマートパークという管理会社は、アプリを使用し、精算することができるようです。
スマートパークの精算機に立ち寄ることなく、精算機と同じ画面の流れで操作できますよ。
車のナンバーを登録することができ、より簡単に精算でき、駐車場の無料時間や料金体系も確認することができるのです。
決済方法は、クレジットカード、QRコード決済が出来るので便利ですよ。
まだ、全国展開されておらず、関東に8件程度ですが、このような機能が全国的に広がるととても便利ですよね。
まとめ
- 時間帯最大料金とは、指定の時間帯内に限った最大料金設定のこと
- 入庫後最大料金とは、入庫した時間から一定時間内に限った最大料金設定のこと
- 当日24時までの最大料金とは、当日の24時までに限った最大料金のこと
- ロック板方式コインパーキングは、出庫時に駐車スペースに書かれている番号確認し、自動精算機に入力することで、駐車場料金が表示され、支払いができる
- ゲート方式コインパーキングでは、出庫時に支払う場合は、ゲート付近にある自動精算機に駐車券を入れることで、支払うことができる
- チケット発券方式の特徴としては、前払いであることが基本で、窓口や精算機で利用する日数分、時間分のチケットを購入して利用できる
- ロックレス方式コインパーキングは、出庫時や事前精算機で車のナンバーや、特徴を選択して、駐車料金を支払うことができる
- 駐車場料金の払い忘れた場合は、管理会社にれんし、後日精算機やスマートアプリで精算することができる場合がある
駐車場料金の見方は難しいですが、よく看板をみるとしっかり料金が書かれていますよ。
駐車場料金の見方や利用について分からない場合は、管理会社に聞くのが一番いいと思います。
正しい見方を知ると、駐車場料金が高額になっていた!というトラブルにあわずに安心して駐車場の利用ができます。
色も素材もデザインも車の内装としてとても合わせやすく、耐久性が持って手触りが良い、柔らかくてカードや駐車券、メガネを収納できます。
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