雪かきをあまりしなくていい方法は2つ!除雪専用道具についても解説

雪かきは体に負担がかかりますから、あまりしなくていい方法があれば知りたいですよね。

できるだけ雪かきをしなくていいようにするには、融雪剤などの薬品を撒く方法や家庭用除雪機を使ってみてください。

融雪剤をまくと多くの雪を溶かすことができますし、家庭用除雪機を使うと広範囲の雪かきが断然楽になりますよ。

降雪量が5cmを超えてくると雪かきをしないと支障が出てきますがそのような地域は日本に半数以上あり、雪かきする機会のある方は多いと言えます。

力のない女性や高齢者にとって雪かきは大変な仕事となるので、この記事を読めば少し作業が楽になるかもしれません。

この記事ではあまり雪かきをしなくていい方法や家の作り方、除雪道具の代用品などを紹介します。

雪かきをしたくない！そんなときに融雪剤を雪の上から撒くと、どんどん雪を溶かしてくれます。

家庭用として使いやすいように1kgの小分けになっているのが使いやすいですし、家だけでなく車にも備えておけますよ。

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雪かきをあまりしなくていい2つの方法について解説

雪かきをできるだけしなくていい方法は主に2つあります。

方法①融雪剤や凍結防止剤を撒く

融雪剤や凍結防止剤などの薬品の力を借りて、少しでも雪かきを楽に行いましょう。

融雪剤を雪の上に撒くと発熱し、その熱の力で雪が溶けて水になっていきます。

積雪量が数cmであれば、雪かきをしなくても済む程度にまで雪がなくなるかもしれません。

凍結防止剤は雪が降る前に地面にまくと、雪が凍りにくくなり雪かきがしやすくなりますよ。

雪が凍ると重くなったり凍った雪が割れず除雪できなかったりするので、凍結防止剤で凍らない予防をするのが雪かきを簡単にするための工夫だと言えるでしょう。

融雪剤と凍結防止剤のメリットを紹介してきましたが、ここからはデメリットも紹介していきます。

融雪剤は塩化カルシウム、凍結防止剤は塩化ナトリウムでできていてどちらも塩分が含まれています。

撒きすぎるとコンクリートや車の腐食につながるため、適切な量を守って使いましょう。1平方メートルにつき30〜100g程度が適切量と言われています。

融雪剤は水分と一緒になることで発熱する性質があるので、素手で触ると手が荒れてしまうかもしれません。

融雪剤を撒くときには手袋などをして、肌に直接触れないようにするといいですよ。

方法②家庭用除雪機を使う

家庭用の除雪機があれば、広範囲の除雪が簡単に行えます。

雪の多い地域では玄関や家の前、駐車場など広い範囲を雪かきするのは大変なので、こういう機械に頼るのもいいですね。

最近では女性の方でも扱える簡単な除雪機も増えてきました。

ホームセンターやネット通販でも取り扱いがあるので、家の広さに合った物を選ぶといいでしょう。

雪に水やお湯をかけるなら気温の高い昼間にする

水やお湯をかけて雪を溶かしたいなら、正午前後の気温の高いときに行いましょう。

気温が低いときに水やお湯をかけてしまうと、雪解け水が凍ったり滑ったりして危ないです。

特に雪の多い地域は溶かすために大量の水やお湯が必要ですし、お昼でも気温が低いことが多いのでやらないほうがいいでしょう。

雪かきの負担を少しでも無くしたい…そんなときにはこの楽天ランキング1位の融雪剤を試してみてくださいね。

1袋1kgの使い切りサイズとなっているため、女性でも持ち運んだり撒いたりするのが簡単です。

雪かきが楽になる専用道具や代用品を紹介

あまり雪かきをしなくていいように、雪かき専用の道具を使って効率よく作業したいですよね。

雪の量が多い地域は積雪量に合った道具を、雪の少ない地域は家にある代用できそうな道具を使うといいですよ。

雪の量によって雪かきに使う道具も変わってくるので、詳しく解説していきますね。

雪の量が多い地域では多くの雪をかき出せる道具がいい

雪の量が多い地域で何度も雪かきをしなくていいようにするには、たくさんの雪をかき出せる道具だと使い勝手がよさそうです。

この2つは雪を押してかき出すことのできる道具で、積雪が15cmを超えるような地域で活躍してくれます。

スノーダンプは手軽に使える大型シャベル

スノーシャベルは大きなシャベルのような形をしています。

こちらのスノーダンプは雪が表面に付きにくく滑りが良いとの口コミ多数！

軽い力で除雪ができるので、体への負担を減らしてくれる優れものですよ。

雪かきは体全体を使う大仕事！体への負担が重すぎて何もできない…という状況を防いでくれそうですね。

スノープッシャーは種類ごとに使い分けできる

スノープッシャーは名前の通り雪を押すもの！雪かきをするスコップのことです。

こちらの商品は2種類のスコップを選ぶことができるので、雪の積雪の仕方によって使い分けができますね♪

スノープッシャーには以下のように車輪がついているタイプもあります。

女性や高齢者でも簡単に多くの雪をかき出すことができるでしょう。

雪の量が少ない地域はほうきやちりとりで代用できる

雪の量が少ない地域でも専用の道具があると安心できますが、積雪量が数cmでサラサラの雪なら家にあるほうきやちりとりで代用することができます。

ほうきやちりとり以外にも代用できるものがありますよ。

ほうきは竹ぼうきや化学繊維でできているほうきで雪を掃くことができます。

ちりとりや園芸用のシャベルは子供でも扱いやすいため、玄関の雪かきをお手伝いとして頼んでみるのもいいかもしれません。

ベニヤ板も玄関先や家の前の通学路スペースの雪かきができるでしょう。

段ボールは濡れると使い物にならなくなるので、袋をかぶせるなどの防水対策をしてから行うとよさそうです。

板状のものならクリップボードなどの文具でも雪かきできるので、ほうきやちりとりがなければ代用してもいいかもしれませんね。

雪かきしなくていい家を建てるなら無落雪屋根にする

雪かきをしなくていい家を建てたいなら、無落雪屋根を検討してみてください。

屋根から雪が落ちてこないので雪下ろしの必要がなく、雪の量が多い地域では人気となっているようですよ。

費用はかかりますが以前に比べて雪かきをしなくていいようになるので、雪かきが体の負担になっているならぜひ検討してみてください。

その他にも積もる雪を溶かしてくれるロードヒーティングという装置や、雪かきが少なくて済む駐車スペースなどを紹介します。

無落雪屋根は自ら雪を溶かすから雪かきが不要

無落雪屋根とは、自然の構造を活用することで自ら雪を溶かして水にしてから排出する屋根のことで手作業での雪下ろしが必要ありません。

雪の量が多い地域にとっては屋根の雪下ろしは大変なので、大きなメリットと言えるでしょう。

無落雪屋根にはいくつかの方式があり、主に3つの種類があります。

ルーフフラット方式

ルーフフラット方式は平らな屋根をほぼ水平に設けることで、雪を屋根に乗せたままにしておく方式です。

屋根はほぼ水平なのですが、雪どけ水が流れていくように少し傾斜がついていますよ。

スノーダクト方式

スノーダクト方式は雪どけ水を屋根の中央にあるダクトに集めて排出する方式です。

近年無落雪屋根の主流になりつつあり、屋根の端に水が流れないのでつららができにくいという特徴がありますよ。

勾配屋根方式

勾配屋根方式は通常の屋根と同じく勾配がついていますが、雪止めと一体化した屋根材を使っているので雪が落ちにくい方式となっていますよ。

無落雪屋根にするための工事費用は約100〜300万円かかり、耐用年数は15〜30年ほどと言われています。

無落雪屋根にすると雪下ろしの負担が軽減される

無落雪屋根にすることで屋根に積もった雪を下ろす必要がなくなり、屋根から落ちた軒下の雪の除雪作業もしなくてよくなります。

雪の量が多い地域だと住人の負担が軽減されるため、大きなメリットとなりますね。

落雪の心配が減り土地が活用できるようになる

無落雪屋根になれば屋根から雪が落ちてくる心配がなくなり、土地が有効活用できるようになるでしょう。

屋根からの落雪のためにスペースを確保しておく必要もなくなるので、子供と遊ぶための庭にするなどの活用ができます。

それぞれの家庭に合わせて土地を活用できるといいですよね。

デメリットは建物にかかる負荷と雨漏りの可能性

無落雪屋根にするとメリットもありますが、デメリットもあります。

雪が屋根の上にずっと乗っている状態になるため建物に負荷がかかり、壁が歪んでドアや窓が開きにくくなることもあります。

無落雪屋根が正しく施工されていないと屋根が陥没することもあるそうで、業者に依頼する際は知識と実績があるところを選ぶと安心できますね。

屋根で雪を溶かすときに排水が十分でないと、雨漏りのリスクがあります。

特にスノーダクト方式の屋根はダクトが詰まって雨漏りすることがよくあるので、定期的なメンテナンスが大事と言えるでしょう。

メンテナンス料は1回1万円とする業者が多いようです。

ロードヒーティングを設置して雪かきの負担を減らす

ロードヒーティングを玄関先や駐車場の路面下に設置することで、雪かきの負担を減らすことができますよ。

ロードヒーティングとは積もる雪を熱で溶かして凍結を防ぐ設備のことで、設置するとこのようなメリットがあります。

雪かきの回数を減らせるので体の負担が減り、凍った雪による転倒のリスクを減らすことができます。

女性や高齢者が雪かきをしなければならない家庭や、早朝から出かけて夜まで帰ってこない家庭は設置を検討してもいいかもしれません。

ロードヒーティングはボイラーや電気の熱で雪を溶かすため路面に埋め込む工事が必要になり、設置費用は約60〜90万円かかります。

自治体に融資制度があったり家の火災保険が使える可能性があるので、設置する前に一度問い合わせをするといいでしょう。

設置してからはランニングコストやメンテナンス代もかかってきますが、​快適な冬を迎えられるかもしれないので検討してみてください。

駐車場をインナーガレージにして雪かきの回数を減らす

玄関や駐車場の他に車の雪下ろしまで行うのは大変ですが、インナーガレージであれば車や駐車場の雪かきはしなくてよくなりますよ。

インナーガレージとは、建物の中に駐車できるスペースがあるタイプのガレージのことをいいます。

ガレージの外は雪かきが必要ですが、雪かきの回数が減るので体の負担も減っていいですね。

約10坪のインナーガレージを作る費用は約300〜400万円かかるため、そこまでお金が出せないという場合は40〜50万円ほどで設置できるカーポートでもいいかもしれません。

カーポートは屋根の雪下ろしが必要になってきますが、車をすぐに出したいときにはインナーガレージと同様に車の雪下ろしをしなくていいのでとても楽です。

まとめ

• 雪かきをあまりしなくていいようにするには、融雪剤や凍結防止剤を撒いて雪を溶かしたり凍りにくくしたりする方法がいい
• 融雪剤や凍結防止剤を撒きすぎるとコンクリートや車、鉄が錆びる可能性があるため、適切量を守る
• 家庭用除雪機を使うと一度に広範囲の雪かきができるため、雪かきの回数を減らせる
• 水やお湯をかけて雪を溶かす方法は雪の多い地域ではやらないほうがいいが、やるなら気温の高い正午前後がいい
• 雪かきをしなくていい家を建てるなら屋根の雪下ろしがいらない無落雪屋根にしたり、玄関や駐車場に熱で雪を溶かせるロードヒーティングを設置したりする
• インナーガレージやカーポートを設置し、車の雪下ろしをしなくていいようにする
• 雪の量が多い地域での雪かきはスノーダンプやスノープッシャーなどの道具を使い、雪の量が少ない地域では雪かき専用の道具がなくてもほうきやちりとりで代用できる

雪かきを1日に何度もしなくてもいいように、融雪剤や凍結防止剤を撒く方法や家庭用除雪機の導入を検討してみてください。

雪かきは雪の量に関係なく体に負担があるものなので、この記事が参考になって少しでも負担が減ると嬉しいです。

車が立ち往生して動けなくなったときもこの融雪剤が役立ちます。

1kgずつの小分けになっているので、車に1つ積んでおくことができますよ♪

手袋もついてくるので車輪の下にすぐに撒くことができます。もしものことがあっても安心ですね。

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