ディスポーザーを設置したいけど後悔はしたくない。
どんなデメリットがあるんだろう?
ディスポーザーは生ゴミを粉砕してくれるのでゴミの量が減り、掃除もしやすくなるので人気ですよね。
ただしディスポーザーには粉砕できない生ゴミがあり、ランニングコストもかかるため、後悔する前に検討が必要です。
取り付けた後に使い方が悪いと故障してしまうこともあるので、後悔しないためにデメリット・メリットをご紹介します。
この記事を読めば、ディスポーザーを設置したら後悔した!と悔しい思いをせずに、納得して選択できるようになりますよ。
生ゴミの臭いや三角コーナーをなくしたい!という場合は、こちらのゴミ箱もオススメです。
一か所にまとめることができ、生ゴミ以外の赤ちゃんのオムツやペットの排泄物なども入れることができます。
ディスポーザー設置で後悔したデメリット6つ
ディスポーザーを使い続けていくと、思っていたのと違う!と後悔することがあるようです。
ディスポーザーには粉砕できない生ゴミもあり少し不便に感じることもありそうですね。
実際にディスポーザーを設置して後悔したユーザーの声を見てみましょう。
- 生ゴミなのに粉砕できないものがある
- ディスポーザーの掃除は意外と大変
- ディスポーザーを使用するときの騒音が想像以上に大きい
- 家を建てるときは、ディスポーザーの取り付け申請が必要
- 新築戸建てと新築マンションでは初期費用が違う
- ディスポーザー使用でランニングコストがかかる
生ゴミでも粉砕できないものがある
大きな骨や貝殻の硬いもの以外でも、柔らかい肉の皮や繊維質の強いトウモロコシの皮、パイナップルの芯などは投入禁止になっています。
知らずに入れてしまって後悔する前に、以下に細かくまとめましたのでご覧ください。
投入できない生ゴミ | 生ゴミの種類 |
繊維の強い食べ物 | タケノコの皮、トウモロコシの皮・芯、バナナのヘタ、多量の小麦粉や粉類 |
硬い生ゴミ | 甲殻類(カニ・エビ)、大きい魚や肉の骨、お餅(加熱前) |
柔らかい生ゴミ | 魚や肉の皮 |
薬品や油、高温になっているもの | 熱湯、天ぷら油、配管洗浄剤など |
注意が必要なのは枝豆の皮です!投入可能の生ゴミになっていますが、量が多いと詰まる原因になります。
投入可能な生ゴミの中でも、量を間違えると詰まってしまうものもあるので注意しましょう。
ディスポーザーの掃除は意外と大変
ディスポーザーを掃除するとき本体が取り外すことができないため、掃除するとき不便に感じるかもしれません。
また、漏電保護プラグを抜かなくてはいけないため、人によってはマイナス面として捉えられることもあります。
メーカーによっては、本体部分を取り外して掃除することができるものもありますよ。
私は、ディスポーザーを設置して三角コーナーやシンク周りの汚れから解放されたので設置してよかったと感じています。
ディスポーザーを使用するときの騒音が想像以上に大きい
ディスポーザーの騒音に悩まされる場合があります。かなり大きい音なので、夜間などは使用を控えるとよいでしょう。
最近のディスポーザーは、音に対しても性能が上がってきていてメーカーによっては音を抑えてくれるものもあります。
騒音が気になるけどディスポーザーがほしいという場合は、静音性の高い商品を選ぶとよいでしょう。
家を建てるときはディスポーザーの取り付け申請が必要
ディスポーザーを注文住宅で取り付けようと思うと、自治体に申請する必要があります。
下水に直接流すと詰まりや汚臭の原因になるため、既定の基準が設けられています。
日本の下水道は「日本下水道協会」が基準になっています。
ディスポーザーを設置していない戸建てや新たに家を建てる予定の注文住宅では、排水設備等企画適合式(製品)のディスポーザー排水処理システムの設置をすすめています。
違う製品を取り付けようと思うと申請の許可が下りないこともあるので注意が必要です。
自治体に申請が必要な住宅 | 【住居別】管理会社に確認が必要マンション取り付け | 後付け |
分譲マンション | 取り付けてあれば確認、必要なし | 管理会社に確認が必要 |
中古マンション | 取り付けてあれば確認、必要なし | 管理会社に確認が必要 |
設計マンション | 取り付けてあれば確認、必要なし | 管理会社に確認が必要 |
注文住宅 | 自治体に申請が必要 | 自治体に申請が必要 |
分譲住宅 | 取り付けてあれば申請、必要なし | 自治体に申請が必要 |
中古マンション | 取り付けてあれば申請、必要なし | 自治体に申請が必要 |
あなたの住んでいるマンションに浄化槽が付いていないとディスポーザーを設置することができません。
ディスポーザーが取り付けられるマンションかどうか、管理会社に確認をしましょう!
新築戸建てと新築マンションでは初期費用が違う
ディスポーザー単体だけだと取り付け費用と合わせて10万円程度かかります。
機械の種類により値段が違いますので、以下をご覧ください。
金額 | |
機械式ディスポーザー | 約30万円~ |
浄化槽式ディスポーザー+浄化槽 | 約10万円+30万~100万円(浄化槽の大きさによる) |
単体ディスポーザー | 約10万円 |
修理 | 約2万円 |
交換 | 約8~10万円 |
自治体によっては、戸建てでディスポーザーの設置を検討している家庭に助成金を出していることがありますよ。
「○○区 ディスポーザー 助成金」と検索してみましょう!
私はマンションにディスポーザーが付いていたので、交換時にコストがかかっただけですが、決して安くはないので大切に使っていきたいですね。
ディスポーザーを設置しない!と決めた場合、臭いを防いでくれるゴミ箱を検討してみてはいかかでしょうか。
容量45Lで自動開閉の機能が付いているので、蓋が汚れることはありません。
一般的なゴミ箱と違い横開きになっているため、臭いが漏れにくい特徴になっています。
ディスポーザー使用でランニングコストがかかかる
3回/日の頻度で使用すると、電気・水道を合わせて月に数百円~1,000円コストがかかってきます。
ディスポーザーを使用すると生ゴミを流すために水が必要になってきます。
流す量としてはそれほど多くないのですが、1回に10~60秒は水を出しっぱなしにするため、水道代が少し上がります。
電気代は目に見えて上がるため、ランニングコストが想像以上に高いと後悔してしまうかもしれません。
ディスポーザーがなくて後悔しなかったメリット5つ
ディスポーザーを使うようになると生ゴミの臭いがなくなり、シンクが汚れにくくなります。
引っ越した先などでディスポーザーがなくて後悔することもあるので、設置してあるのかが大事なポイントになりますね。
ディスポーザーを設置して良かった!と感じる理由をまとめてみました。
- 生ゴミによるシンクの汚れがなくなる
- シンクの周りが臭わない・虫が寄らない
- シンクに置いてある三角コーナーが必要なくなる
- シンク周りの掃除がしやすくなる
- ディスポーザー使用で生ゴミの量が減る
ディスポーザーを経験している人で、引っ越し先にディスポーザーがなく後悔した人は、特に5つのメリットを挙げられます。
5つのメリットでシンク周りを常に清潔で過ごすことができますね!
生ゴミによるシンクの汚れがなくなる
生ゴミを一定の場所に置いていると、周辺から汚れやぬめりが発生します。
ディスポーザーを設置すればその場で処理してくれるので、シンク周りに汚れやぬめりが減ります。
生ゴミより汚れが減るので、常にきれいな状態を保つことができますね。
シンクの周りが臭わない・虫が寄らない
夏場など蒸し暑い時期には、生ゴミの臭いや虫の発生を防ぐことができます。
シンクにいつまでも生ゴミを溜めていると臭いで虫がよってきますし、野菜から虫が発生することもあるかもしれません。
人によっては冷蔵庫に入れて臭いを抑えている場合もありますが、冷蔵庫の収納スペースが減りますし、毎回生ゴミを移動させるという手間がかかります。
虫が苦手という場合は、ディスポーザーの設置を検討してみてはいかがでしょうか。
私も虫が苦手なので、臭いで虫が寄ってきたらどうしようといつも思っていましたが、ディスポーザーのお陰で心配事が減りました!
シンクに置いてある三角コーナーが必要なくなる
ディスポーザーを設置すると、三角コーナーが必要なくなり、シンクの見た目もスッキリします。
その場で処理してくれるので、生ゴミの場所を確保する必要がなくなりますね。
毎日キッチンに立つと生ゴミもすぐに溜まりますし、袋を交換しなくてはいけません。ディスポーザーがあれば交換も必要なくなります。
シンク周りの掃除がしやすくなる
生ゴミや三角コーナーがなくなり掃除する負担が減ります。
シンク周りの掃除って大変ですよね。三角コーナー付近はすぐに汚れてしまうので念入りに掃除をしないといけません。
ディスポーザーを設置したら掃除が簡単になりますよ。私の場合は5分もかかりません。
シンクを遮る三角コーナーもなくなったので掃除しやすいですし、めんどうだなと感じることがなくなりました♪
ディスポーザー使用でゴミの量が減る
生ゴミとして出していた分が減り、ゴミ袋を出しやすくなります。
水分を多く含む生ゴミ入っていると、ゴミ袋を運ぶとき、重たくなりませんか?
ディスポーザーのメリットは、ゴミを減らせる上にゴミ袋の重さも軽減してくれるのです。
私も以前は生ゴミはそのまま入れず、別の袋に入れてからゴミ袋に入れていたので、その作業もなくなりました!
ディスポーザーで後悔しない使い方をご紹介!
ディスポーザーはとても便利ですが、使い方を間違えると故障の原因になってしまいます。
ディスポーザーには、何でも入れて良いわけではありません。何でもディスポーザーに入れると故障して後悔するかもしれませんよ。
以下の項目にひとつでも当てはまる場合は、注意が必要です。場合によっては交換も視野に入れましょう!
- 生ゴミ以外のゴミを入れない
- 熱湯や油を入れない
- 既定の量以上の生ゴミを一度に入れない
うっかりやってしまいそうな使い方ばかりですね。使い方を知っていればディスポーザーを長く使うことができますよ。
私は知らずに使い続けていたことがありますが、何度か詰まりかけてヒヤッとしたことがあります。
やってはいけないことを知ってからは、詰まることなく快適に使えていますよ。
生ゴミ以外のゴミを入れない
プラステックや割りばしなどを粉砕できないものを誤ってディスポーザーに入れてしまうと、故障につながり後悔するかもしれません。
生ゴミ以外の硬いゴミをいれてしまった場合、気づいてすぐに取り出せばいいのですが、うっかり入れてしまうこともあります。
私は、知らないうちに生ゴミ以外のものを入れてしまったことがあります。
幸い取り出すことができましたが、ディスポーザーの刃が悪くなってしまうこともあるので、後悔しないために、入れるときは確認して生ゴミを入れましょう!
熱湯や油を入れない
ディスポーザーでは熱湯や油、漂白剤は入れてはいけません。錆の原因になったり、変色や変形したりする恐れがあります。
ディスポーザーの内部に漂白剤を入れると、刃の部分が錆やすくなり詰まりの原因になります。
また、熱湯や油を挿入口に入れると配管が悪くなってしまい配管から故障へつながることもあります。
60℃を超える熱湯と長時間流し続けることは、注意が必要です。
後悔しないためにも、ディスポーザーの使い方には気をつけていきたいですね!
既定の量以上の生ゴミを一度に入れない
生ゴミの量が多い時、無理やり押し込むような入れ方をすると故障に繋がります。
一度で終わらせたい気持ちはわかりますが、押し込んでいると内部の機械が壊れてしまいますよ。
メーカーごとに入れることができるラインが決まっているため、一度確認してから使うと安心ですね。
ディスポーザーで後悔する前に故障か確認する方法
ディスポーザーが上手く作動しない場合、内部に粉砕できないものが挟まっていないか確認しましょう!
ディスポーザーを使っていると、誤って粉砕できない生ゴミやプラスティックゴミを入れてしまうことがあります。
動かなくなったからといって、故障と判断するのは早いかもしれませんよ。以下の内容で原因を探ってみましょう!
- ディスポーザー内部に異物が挟まっていないか確認する
- ディスポーザーに付いている「噛み込み解除ツール」を使って確認する
- ディスポーザーの耐用年数が近い、または過ぎている
異常時は早めに対応すると、故障する前に直すことができますよ!
メーカーによっては本体を取り外しができるタイプや底を開けるタイプがあります。
違和感を感じていたけれど、使用を続けて故障したという後悔をしたくないですよね。
ディスポーザー内部に異物が挟まっていないか確認する
最初に投入口をのぞいて見える範囲で、異物が挟まっていないか確認しましょう!
- モーターは回るが粉砕されない
- 大きな音がする
- 起動せず立ち上がりの音だけ響く
上記にあてはまれば、異物が挟まっている可能性があります。
粉砕可能なものでも、生ゴミが大き過ぎる・ディスポーザーに入れる量が多すぎる場合があるので、細かくカットするか量を減らしましょう!
投入口を見ても異物を確認できなかったという場合、次のことを試してください。
「噛み込み解除ツール」を使って確認する
噛み込み解除ツールが付いているディスポーザーでは、投入口のさらに中側を確認することができます。
中には本体ごと外せるディスポーザーもありますので、あなたのお使いのメーカーを確認してください。
確認する前に業者に修理をお願いすると、急な出費に後悔するかもしれません。
私は、挟まってしまったときは一緒に掃除もするようにしています。ディスポーザーを掃除するとその後の粉砕がスムーズになるのでオススメです。
ディスポーザーの耐用年数が近い、または過ぎている
ディスポーザーの耐用年数は7年~10年としているメーカーが多いです。
耐用年数を過ぎると、上手く粉砕できなかったり、作動しなかったりということもあるかもしれません。
耐用年数を過ぎると、漏電する確率も上がってくるので水漏れがあれば故障している可能性が高いです。
ディスポーザーを使い続けて、変形や変色した場合水漏れでシンクしたが水浸しになるかもしれません。
後片づけや掃除が大変になりますし、すぐに交換できればいいのですが使えない期間があると、早く交換すればよかったと後悔しますよね。
あなたのお使いのディスポーザーが使用年数7年以上の場合は、交換も視野に入れた方がいいでしょう!
まとめ
- 生ゴミなのに粉砕できないものがあるため、知らずにディスポーザーを設置すると後悔することがある
- ディスポーザーの掃除は意外と大変、騒音が想像以上に大きいことも、後悔する原因の1つである
- ディスポーザーを設置する場合、マンションは約10万円の費用がかかる
- 新築の場合、自治体が補助金を出している場合があるが、設置時は申請が必要
- ディスポーザーは繊維の強い食べ物や固い生ごみなど、粉砕できない生ゴミもある
- 熱湯や油を入れると錆や詰まりで故障することになり後悔する
- ディスポーザーを使用するとき、違和感があれば、あなたができる点検方法がある
- 耐用年数7年を超えると故障する可能性が高くなる
- 漏電や漏水でシンク周りが汚れる又は壊れるため注意が必要
ディスポーザーを設置するのに後悔はしたくはありませんよね。
マンションや新築によっても条件が違うため、後悔しないようにデメリットやメリットを知って、納得のいく選択をしてくださいね。
日ごろからのお手入れや使い方が大切になってくるので、理解した上で購入を検討してくださいね!
口コミからは臭いが気にならなくなった!や防臭剤と一緒に入れるとまったく臭わなくなった!など評価も高いです。
こちらの商品は1万円以内で購入でき、ゴミ箱も軽いことが特徴です。
ディスポーザーではハードルが高い!と感じる場合に臭わないゴミ箱も検討してくださいね。
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