ケーキ型から外すのは冷めてから?種類によって違う!タイミング解説

※当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています

ケーキ型から外すのは熱いし、冷めてからでいいよね?
ケーキって冷蔵だし。

その考えだと失敗しちゃう!!
種類によってケーキ型から外すタイミングは様々よ。

ケーキ型から外すときの生地の温度はとても重要です。

完全に冷めてから外すのはシフォンケーキ、熱いうちに外すのはスポンジケーキなどタイミングは様々です。

子供やパートナーのために手作りで!と作ろうとしてみたものの、意外と苦戦を強いられるケーキ作り。

その中でもケーキ型から外す工程は簡単そうに見えて難しい、ケーキの食感や形を最も左右する作業です。

冷めてからとあるけれどわからないからちょっとくらいいっか、と油断すると上手くいきませんよ!

これを読んでケーキ型から外すタイミングと方法を知れば、その先にはおいしいケーキが待っていますよ♪

目次

ケーキ型から外すのは冷めてから?種類別のタイミング

ケーキ型から外すタイミングはケーキの種類によって違います。

焼き上がって熱いときに外すもの、冷めてから外すもの、熱を少しとってから外すものがあるので注意が必要です。

ここでは金属製の型を使って焼いた場合について説明していきます。

冷めてから粗熱をとるくらい熱いうちに
シフォンケーキチーズケーキ
ガトーショコラ
タルト系
スポンジケーキ
パウンドケーキ

ケーキの特徴によって違いがあり、冷めてからがよいもの、完全には冷まさず粗熱をとった状態で外すもの、焼き上がってすぐ外すものとに分かれます。

「粗熱」とは加熱した直後の食材が持つ熱のこと。ケーキで言うとオーブンから出したての手で触れない高温状態

以下にタイミング別にまとめてみましたので参考にしてみてください。

熱いうちに外すケーキ

スポンジケーキやパウンドケーキは熱いうちに外しますが、必ず5センチくらいの高さから一度ケーキ型ごと落としてショックを与え、生地の水蒸気を逃がすことが大切です。

この工程をすることで冷めていくうちに真ん中がへこんでしまうことを防ぐことができます。

何度も落とすとぺちゃんこになってしまうので、1回だけと覚えておきましょう。

また、外したあと逆さまにすることで生地のキメを整えつつ、平らなケーキに仕上げることができます。

スポンジケーキは冷めてからスライスしたり、デコレーションしたりすることが多いと思いますので、熱はきちんと冷ましましょう。

クリームや砂糖が溶けてしまい、きれいにデコレーションできなくなってしまいますよ。

パウンドケーキはしっとりとした食感が特徴ですが、そのまま冷ますとパサパサになってしまうことも。

ラップをするなど少し工夫することでしっとり感を保つことができます。

この2種類のケーキはケーキ型から外す方法やその後の熱の取り方を少し難しく感じてしまう方もいます。

後ほど簡単に外すためのひと工夫や工程を説明していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

粗熱をとってから外すケーキ

チーズケーキやガトーショコラ、タルト系は型のまま粗熱をとってからケーキ型から外すようにします。

「粗熱をとる」とは手で触れる程度まで冷ますこと。完全に冷ますこととは違うので注意!

粗熱をとる作業をせず外そうとすると、生地が柔らかいので崩れてしまいます。気をつけましょう。

表面が少し沈んできたら粗熱がとれている証拠です。このタイミングでケーキ型から外してからしっかり冷ましましょう。

外しにくいと感じた場合は温めたタオルを型の周りに巻いて少し温めてあげると外しやすくなりますよ。

冷ましすぎると今度はひび割れしやすくなってしまうので注意しましょう!

チーズケーキやタルト系に関してはしっかりとした重めの食感が特徴です。

なのでケーキ型から外してある程度熱がとれてきたなと思ったら冷蔵庫にいれて冷ましてもOK!しっかり冷ましましょう。

ガトーショコラはチョコレートの成分が固まってしまうので常温で冷ましていくのがよいでしょう。

しっかり冷めてから外すケーキ

しっかりと冷めてからから外すケーキはシフォンケーキです。

シフォンケーキは焼いてから1日たってから外すくらいの気持ちで冷ましましょう!

少しでも熱が残っていると、焼きムラや縮みの原因となりますよ。

また、型から外すことで乾きやすくもなりますので、熱が冷めていくと同時に乾燥も始まります。

型に入ったままの方がケーキが空気に直接触れないため、乾燥を防ぐこともできるのです。

シフォンケーキはくちどけの良いふわふわ食感が大切です!

乾燥してしまうとパサパサになってしまうのでおいしさが半減してしまいます。

シフォンケーキはじっくりゆっくり時間をかけて冷めるのを待ちましょう。

シフォンケーキを型から外す方法と裏技を紹介

シフォンケーキは、ふわふわで弾力があるという特徴を生かして手で外すことができますよ。

でも柔らかすぎて外すのが難しいんじゃないかな?

シフォンケーキを型から外すのは慣れていない方にとっては少し難しいと感じる工程だと思います。

しっかり冷ますことで生まれる弾力のおかげで、強めに押さえることができて簡単に外すことができますよ。

さらに道具を使って一瞬で外す裏技もご紹介。面白いくらい綺麗にとれるので、真似してやってみる価値ありです!

シフォンケーキの場合は特徴のフワフワを保つために縮みを防ぎながら冷めてからケーキ型から外すことが重要です。

焼き上がってすぐケーキ型から外すと生地は縮んでいき、焼いた時より小さくなります。

シフォンケーキは焼いて側面に生地がくっついていることでフワフワに膨らんだ状態を保っています。

なのでこのままケーキ型から外すことはせず、冷ましていきます。

このとき、さらに縮みを防ぎながら蒸気を逃げやすくするために上記の画像のように逆さまにして冷ますようにしましょう。

逆さまにして完全に冷めてから外すことでフワフワを保った柔らかいシフォンケーキが出来上がりますよ。

シフォンケーキは手外しできる

シフォンケーキはナイフを使ってもいいのですが、ふわふわで弾力があるという特徴を生かして手で外す方法があります。

※ここでは一般的にシフォンケーキの型として売られているドーナツ型ものを使って調理した場合のお話しをしていきます。

まず完全に冷めたケーキの側面付近を手で押さえながら一周します。

思っているより強めに押すことがポイント!潰れそうな気がしますが弾力があるので時間をおけば戻っていきますのでご安心を。

側面を一周押したら次は筒部分の周りを同じように押しながら一周します。

全体的に押されてかさが小さくなったところでひっくり返して底板を押すと側面の型が外れます。

逆さまの状態(底面が上)で真ん中の筒部分を使って立て、回しながらもう片手で底板から優しく剥がすように外していきます。

最後に底板を持ち上げて筒部分から外していきましょう。少し難しく思えますが、シフォンナイフなど専用の道具がなくてもできるのでオススメです!

目から鱗!シフォンケーキを型から一瞬で外す方法

シフォンケーキは外すのが少し難しいケーキです。周りにデコレーションをしないことも多いため、失敗するとごまかすこともできないんですよね。

私も失敗経験があり、粉砂糖をかけたり、使えそうなところだけを切ってラッピングしたりしてボロボロを隠していました。

そんなアナタにオススメな外し方があります!この方法だと側面の型が一瞬で外れちゃいますよ♪

まずは筒状のしっかりしたものを準備します。茶筒や取手のない大きめのカップなどが良さそうです。

その上に焼いて冷めた状態のケーキを底面を下にして置き、勢いよく側面の型を下に引っ張る!底板の外し方は手外しのときと同じです。

勇気をもって思いっきりやるのがポイントです!!

こちらの動画がとてもわかりやすいので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

面白いくらい綺麗にとれるので、真似してやってみる価値ありです!

ただし、本当に勢いよく飛んでいきますので転がって落とさないように注意しましょう。

ケーキ型から外す方法は下準備と工程が大切

ケーキ型から外す方法は種類にもよりますが、下準備をすることでとても簡単に外すことができるようになりますよ。

ケーキ型から外す方法は簡単そうにみえて意外と難しく、見た目を左右する作業です。

ここではスポンジケーキとパウンドケーキのケーキ型から外す方法について解説していきます。

見た目の良いケーキは作っている本人もテンションがあがりますし、その後のデコレーションもしやすくなりますよ!

スポンジケーキは敷紙をプラスして簡単に

スポンジケーキをケーキ型から外す方法にはナイフを使うのが一般的です。側面を外すのは竹串でもできますよ。

側面に沿ってナイフを一周入れます。側面が外れたら底面にもナイフをいれてケーキ型から外します。

しかし、あまり慣れていなくて難しく感じたり、いつも綺麗に外れないなという思いをしている方もいると思います。

そういうときは準備段階でケーキ型にあらかじめ敷紙を入れておく一手間を加えるのがオススメです!

敷紙を使うと型にくっつきにくくなるので外しやすくなりますし、ケーキの乾燥を敷紙を使わないときより防ぐこともできます。敷紙は冷めてから外すようにしましょう。

ケーキ型を紙製にするのも一つの手です。型を破って外すのでナイフを使う必要もないですし、簡単に外すことができるので難しい工程で悩む必要がなくなりますよ。

パウンドケーキは工程をしっかり覚えれば失敗しない

パウンドケーキはスポンジケーキと同じようにショックを与えて型を熱いうちに外すのですが、違うところが3つあります。

  • オーブンからだして3〜5分ほどしてから外す

オーブンからだしてすぐでもいいのですが、柔らかすぎて外しにくいので、ほんの少しだけ冷ましてみてください。

粗熱をとるほどまで冷ますと熱で焼きが進み、硬くなっていくので外しにくくなりますよ。

  • ケーキ型から外しても逆さまにはしない

パウンドケーキはちょっと山型になっているところもポイントなので、逆さまにしてしまうとせっかくの形が潰れてしまうので注意しましょう。

  • ケーキ型から外したらラップに包む

ラップに包むことで乾燥を防ぎながらしっとりとした食感に仕上げることができます。

熱い状態のままラップに包んでしまうと縮んでしまうことがあるので、焦らずゆっくり工程を行うとちょうどいいタイミングになりますよ。

もし縮んだ感じがしたらすぐにラップを外してあげましょう!

まだ熱が残っている状態なら膨らみが少し戻ってきますので、戻ってからまた包んであげれば大丈夫です。

まとめ

  • ケーキ型から外すタイミングは様々で、冷めてからのシフォンケーキの他、焼き上がって熱いうちに外すのはスポンジケーキやパウンドケーキ、粗熱をとってから外すのはチーズケーキやガトーショコラ、タルト系である
  • ケーキ型から外すタイミングが完全に冷めてからするべきなのはシフォンケーキのみ
  • シフォンケーキは手で押して外すこともできるが、もっと簡単に外せる方法もある
  • シフォンケーキはケーキ型から外さずに逆さまにして冷ますことで乾燥と焼き縮みを防ぐことができる
  • スポンジケーキやパウンドケーキは5センチくらいの高さから1度だけ落とすことで真ん中がへこむのを防ぐことができる
  • ケーキ作りは敷紙を使ったり紙の型紙を利用すると外すのが簡単で便利
  • パウンドケーキはケーキ型から外す工程の後、ラップに包むことでしっとりとした食感に仕上げることができる

ケーキ型から外すタイミングは重要で、ケーキの食感や出来上がりの見た目を大きく左右します。

しかし、基本的には温度のパターンは3つしかないので、作るケーキに合わせて最適なのは冷めてからなのか、他の温度なのかをよく確認してから作ると良いでしょう。

ケーキ型から外す方法もナイフを使う方法だけではないので、自分に合ったやり方を見つけられるとケーキ作りが苦になりません。

紙製の型を使うなどの工夫も取り入れると、難しく感じるケーキ作りもかなり簡単になることは間違いありません。

ポイントを押さえて楽しくケーキを作り、大切な人達とおいしい手作りケーキをいただきましょう♪

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次
閉じる