皆さんは料理中、まな板が滑って困ったことはありませんか?
材料を切る度にまな板が滑っていては、料理がスムーズに進みません。包丁で手を怪我する恐れもあって、危険ですよね。
そこで、まな板の滑り止めにおすすめするのが100均のシリコンラップです。
「シリコンラップって何?」「100均の商品で滑り止めになるの?」そう思ったそこのあなた、心配はいりません。
簡単に使えて効果は抜群。しかも、滑り止め以外にも大活躍してくれます。
そこで今回は、100均のシリコンラップを使ったまな板が滑らない対策と、便利な活用法をご紹介します。
100均アイテムなので、簡単に試すことができますよ♪
まな板の滑り止めは100均シリコンラップを使おう
料理してるとよくまな板が滑るなあ。何かいい方法はないの?
分かります。食材を切っていると、まな板ってよく滑りますよね。
今すぐにこのイライラをなんとかしたい…。そんな時に滑り止めとして使ってほしいアイテムが、100均のシリコンラップです。
玉ねぎのみじん切りは何度も玉ねぎを切らなければならず、私の場合はその都度まな板が動いてしまいます。
そして、料理中にわざわざ手を止めて、まな板の位置を元に戻すという無駄な作業が発生。
滑り止めに使う方法は簡単。まな板の下にシリコンラップを敷くだけ。
これでお肉を切っても野菜を切っても、まな板が滑らなくなりますよ。
本当に滑らなくなった!
でもどうして?
まな板が滑る原因の1つはプラスチックのまな板
私はまな板が滑る原因が、自分の包丁さばきが下手だからだと思っていました。しかし、理由は他にもあったのです。
まな板が滑る原因の1つは「プラスチックのまな板」を使っていることでした。
プラスチックは硬くて丈夫なため傷がつきにくいです。水分が染み込まないのでじゃぶじゃぶ洗えて、お手入れも簡単ですよね。
スーパーやドラッグストアなど、どこでも買うことができるので、ご家庭で使っている方も多いと思います。
ただし使いやすい反面、プラスチックのまな板は表面がつるつるしているので、ステンレス製の作業台に置くと、滑りやすくなってしまうのです。
原因が分かれば、後は対策ですね。詳しくご紹介していきます。
シリコンラップがまな板を吸着する
シリコンラップとは、シリコーンゴムを素材に使ったシートタイプのラップです。
シリコン…本来の意味は元素のこと
シリコーン…シリコンを精製した化合物
シリコーンゴムはシリコーンを加工して作った素材のこと。商品名には「シリコン」と書いてあることが多いので、この記事は「シリコン」表記で統一しています。
素材の特性上、吸着力に優れているので、つるつる滑ってしまうまな板も、ピッタリとくっついて動きません。
シリコンラップがまな板を吸着していたため、滑り止めになったというわけですね。相性抜群だったのです。
プラスチックのまな板を使っている方は、ゴム製のものや、滑り止めがついているものへ買い替えをしても良いでしょう。
しかし、今使っているまな板を捨ててしまうのはもったいないですよね。
まな板の滑り止めは100均で見つかります
まな板を新しく買い替えず、今すぐに使える滑り止めがほしい。できればお値打ちで。
そんな都合の良い願いが叶う場所なんて…ありました、100均です。
100均は早いサイクルで新商品を発売し、既存アイテムのマイナーチェンジを繰り返して日々進化しています。
久しぶりに行くと「こんなものまで100均で売っているの?」と、驚く方も多いのではないでしょうか。
そして、先ほどご紹介したシリコンラップも100均で買えちゃいます。キッチン用品のコーナーに置いてあるので、一度探してみてください。
他にも雑貨屋さんやホームセンターで買えますが、数百円から数千円する場合もあります。お得に手に入るのは嬉しいですね。
まな板の滑り止め以外のシリコンラップ活用法5選!
シリコンラップは、まな板の滑り止め以外にも便利な使い方がたくさんあります。
しかもほとんどの商品には、耐熱温度100℃以上、電子レンジOK、食洗器OKという嬉しい機能付きです。
そこで、おすすめの活用法をご紹介するので参考にしてみてください。
1.食品ラップ
これは皆さんご存知の通り、お皿を食品ラップの代わりにシリコンラップで包むだけ。
シリコンラップをかけて冷蔵庫で保存していた食材を、そのまま温めることもできちゃいます。
2.落し蓋
シリコンラップは、和食の煮物には必須の落し蓋代わりにもなります。
我が家では今までクッキングシートを使っていましたが、100均でシリコンラップを手に入れてからは毎回こちらです。
ゴミが減って、クッキングシートを買い足す回数も少なくなりました。
3.ボウルの代わり
「少量の食材を置いておきたいけど小さいボウルがない」「切った野菜をまな板の上に置いておくのは邪魔」
そんな時もシリコンラップの出番です。シリコンラップを敷いて、食材を置けばいいだけ。ちょっと使いたい時にいいですね。
4.ビンの蓋を開ける
シリコンラップの滑り止め効果は、まな板以外にも発揮されます。
吸着力に優れているので、固いビンの蓋に被せて回せば、簡単に開きます。力が弱い方や、お子様にもおすすめの方法です。
5.調味料の滑り止めに
調味料の滑り止めにもシリコンラップが大活躍しますよ。
我が家のキッチンは小さいカウンターになっているので、料理中すぐ使えるよう、調味料のレギュラーメンバーを置いています。
ただし、そのままシリコンラップを置くとはみ出てしまうので、カウンター幅に合わせてハサミで切りました。
そうすれば見た目も気にならず、便利に使うことができますよ。
こんなに便利なんて知らなかった。早速使いたい!
おっと、使う前に大切な注意点がありますので解説します。
シリコンラップの注意点
シリコンラップを使うときの注意点をご紹介します。
- 雑菌が繁殖してしまうため、使った後はしっかり洗う
- 破れやすいため、伸ばしすぎないようにする
調理やまな板の滑り止めとして使った後は、食器用洗剤ですぐに洗いましょう。洗った後は水気を切って、よく乾かせばOKです。もしくは、食洗器に洗ってもらいましょう。
便利で使い勝手も良い100均のシリコンラップですが、きちんと洗わないと雑菌が繁殖して不衛生ですし、劣化も早まります。
もう1つ注意したいのは、シリコンラップを伸ばし過ぎないことです。
シリコンラップは力任せに伸ばすと、簡単に破れてしまいます。私は、最初の1枚を大きめのお皿に無理やりつけようとして破れました。
何事も無理はいけませんね…。力をかけ過ぎないよう気を付けましょう。
注意点も難しいことではないので、是非、皆さまのお料理アイテムに加えてみて下さい。とっても快適になりますよ♪
まな板の滑り止めに代用できる物は他にもあります!
シリコンラップもいいけど、家にある物で滑り止めにできないかな?
100均のシリコンラップ以外で、まな板の滑り止めになる物はあるのでしょうか?
布巾やキッチンペーパーを濡らしてまな板の下に敷けば、滑り止めとして大活躍です。
あなたのご家庭にあって代用できますので、ぜひお試しください。
まずはまな板下の水分を拭く
代用品をお伝えする前に要チェック。まな板下の作業台、濡れていませんか?
濡れた作業台に直接まな板を置くと、乾いた状態よりも滑りやすくなってしまうのです。
気づかない間に野菜の水分が漏れたり、食器洗いの水が飛んでしまっています。今すぐに拭きましょう。
濡れた布巾を敷く
布巾を水に濡らして固く絞り、まな板の下に敷けば滑り止め代わりになります。
濡らす、絞る、使用後は洗う、という工程が少し面倒に感じますが、すぐに試すことができますね。
濡らしたキッチンペーパーを敷く
濡らしたキッチンペーパーも、まな板の滑り止めに代用できます。
厚みのあるキッチンペーパーか、数枚重ねたものを使いましょう。使用後はそのまま捨てられるので、実は1番楽な方法かもしれません。
ご紹介した2点とシリコンラップを比べてみて、お好みの方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
- 100均で購入できるシリコンラップをまな板の下に敷くと滑らなくなる
- まな板が滑る原因の1つはプラスチックのまな板を使っているから
- シリコンラップを敷くとまな板が滑らないのは、シリコンがまな板を吸着するから
- シリコンラップはまな板の滑り止め以外にも便利な使い方ができる
- シリコンラップは調理後洗って清潔にすると劣化しにくい。伸ばしすぎると破れてしまうので注意が必要
- まな板が滑らない対策は、作業台を濡らさないことや、濡らした布巾やキッチンペーパーを敷く方法もある
まな板の滑り止めにおすすめ、100均シリコンラップをご紹介しました。
まな板が滑る原因は、使っているプラスチックのまな板にあったのですね。
滑り止め付きのまな板購入を検討していた方もいらっしゃると思います。
この記事の方法は、100均のシリコンラップを買い足すだけの簡単な方法なので、1度試してみてはいかがでしょうか。
滑り止め以外も使い方がたくさんあり、1枚持っているだけで料理の効率がグンと上がりますよ。
また、濡れ布巾を使うなどその他の代用方法も覚えておくと、いざという時に便利ですね。
今回ご紹介した情報で、皆さまのお料理タイムがよりHAPPYになれば嬉しいです。
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