人見知りが激しい子の特徴は?落ち着くまでの期間と対策も紹介!

お子さんの人見知りが激しいことに悩んでいませんか?

人見知りが激しいと、人に預けることができなかったり、人と会うときに泣いてしまったり、困ってしまいますよね。

人見知りは、赤ちゃんが成長してお母さんと他者の区別ができるようになることが原因と言われています。

しかし最近の研究では、人見知りの激しい子は「相手に近づきたい気持ち」と「怖いから離れたい」という相反する感情から人見知りをすることがわかりました。注1

人見知りが激しい子には人見知りをあまりしない子にはみられない特徴があるのです。

この記事では人見知りが激しい子の特徴と対策を紹介します。

人見知りが激しい子の特徴がわかれば、その子に合わせた対策をとることができますよね。

お子さんの激しい人見知りに困ったときは、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

目次

人見知りが激しい子の特徴は?

人見知りの激しい子は人見知りをあまりしない子にはみられない特徴があります。

人見知りの激しい子は、見知らぬ人に不安を覚えて泣いているだけではないんです。

最近の研究で人見知りの激しい子には以下のような特徴があることがわかりました。

人見知りが激しい子の特徴
  • 「相手に近づきたい気持ち」と「怖いから離れたい気持ち」という相反する感情がある
  • 人見知りの激しい子は相手の「目」をよく見つめる

人見知りの激しい子の特徴がわかると、赤ちゃんがじっと見つめるその瞳の先で何を思っているのか少しわかるような気がしませんか。

ここでは人見知りが激しい子の特徴について詳しく紹介していきます。

人見知りは相手への好奇心と恐怖心の葛藤の現れ

人見知りの激しい子は、人見知りをあまりしない子よりも、「相手に近づきたい気持ち」と「怖いから離れたい気持ち」という相反する感情を持っています。

どんな人か知りたいな、でもお母さん以外の人は怖いな、そんな相反する感情が人見知りの激しい赤ちゃんの心の中に存在するのです。

この相反する感情の葛藤が人見知りとなって現れています。

認知機能の発達と精神面の発達をしているからこそ、赤ちゃんは人見知りをするのです。

人見知りをするということは、赤ちゃんが成長している証なんですね。

人見知りの激しい子ほど相手の「目」に注目

人見知りをあまりしない子よりも人見知りの激しい子のほうが、相手の目をよく見る特徴があります。

また、相手がよそ見をしているときにじっと顔を見つめ、自分に視線が向くと目を逸らす傾向もあります。

人見知りの赤ちゃんの目を覗き込んだときに、そっぽを向かれたり泣かれたりした経験はありませんか?

人見知りの激しい子は、相手のことを知りたいという好奇心からじっと見つめるけれど、相手から見つめられるのは怖く感じてしまうのです。

人見知りの激しい子はいつまで続くの?

人見知りはいつまで続くの?と人見知りの激しい子をもつお母さんは心配になるかもしれません。

赤ちゃんの人見知りは、生後6か月頃から始まり2歳頃に落ち着くと言われています。

ただし、人見知りには個人差があるので、生後6か月よりも早い時期に人見知りが始まる子もいれば、2歳を過ぎても人見知りが続く子もいます。

いつからいつまでと明確に時期が決まっているものではありません。

また、人見知りの強さも個人差があり、ほとんど人見知りをしない子もいれば激しい子もいます。

赤ちゃんの身長や体重に個人差があるように、人見知りの時期や強さにも個人差があるのです。

人見知りはほぼすべての赤ちゃんの成長過程で現れ、次第に落ちついてくるものです。

人見知りが激しい子も成長とともにだんだんと落ち着いてきます。

親としては早く人見知りがおさまってほしいと焦ってしまいますが、その子のペースで人見知りが落ち着くのを待ってあげましょう。

人見知りのピークは生後8~9ヶ月

一般的に人見知りのピークは生後8~9ヶ月頃と言われています。

生後8ヶ月になると、赤ちゃんといつもお世話をしてくれる身近な人との間に強い絆が生まれます。

また、赤ちゃんの認知機能も発達し、お母さんなどの身近な人と他者との区別がしっかりつくようになります。

身近な人との信頼関係が築かれていること、身近な人との区別がしっかりつくようになることで人見知りをするようになるのです。

3歳以降の人見知りはその子の気質による場合も

3歳を過ぎても人見知りが続く場合、その子の気質が関係しているといわれています。

気質とは、その子が持って生まれた性質のことです。

恥ずかしがり屋な子、一人でいるのが好きな子、新しいことが苦手な子、いろんな気質の子がいます。

子どもの人見知りが激しいと「このまま馴染めなかったらどうしよう」と心配になるかと思います。

しかし、激しい人見知りもその子を形づくる一部分なのです。

激しい人見知りもその子個性と考えて、受け入れてあげることが大切ですね。

気質は環境や経験で変化していくもの

激しい人見知りが持って生まれた気質ならば、このままずっと人見知りのままなの?と心配になるお母さんがいるかもしれません。

持って生まれた気質はあっても、過ごす環境や人々との触れ合いで人は成長し変化していきます。

たくさんの人と関りを持つなかで人見知りをしなくなる場合もあるのです。

そうはいっても、人見知りが激しいと外出をするのが辛いと感じることがありますよね。

わたしの娘も小さい頃は人見知りが激しい子でした。娘が誰とも馴染めず砂場でひとりたたずんでいる姿を見たときは、親として胸が苦しくなりました。

しかし、小学生になった今では初めて会う子に自分から声をかけられるようになったのです。

お母さんにもお子さんにも無理のない範囲でさまざまな経験をすることが、お子さんの変化につながるかもしれませんね。

不安なことがあれば専門機関に相談を

日常生活に影響が出てしまうほど人見知りが激しい子、あるいは人見知りを全くせず他人に興味を示さない子もいます。

お子さんの反応で不安なことがあれば、かかりつけの小児科の先生や、お住まいの市区町村にある発達支援センターに相談してみるのもいいでしょう。

発達支援センターなどの専門機関では、相談内容やお子さんの成長についてヒアリングをした後に必要な場合は診察・診断を行います。

その結果サポートが必要と診断された場合、その子にあわせた療育をしてくれます。

人見知りが激しい、もしくは全くしないからといって必ず療育が必要なわけではありません。

もしお子さんの人見知りで困っていることがあれば、一度相談をしてみてくださいね。

人見知りが激しい子への対策を紹介!

人見知りが激しい子への対策がわかっていれば、安心して外出できますよね。

人見知りが激しい子の特徴として、相手に近づきたい、相手から離れたいという相反する気持ちを強く持っていることがわかりました。

また、人見知りをあまりしない子よりも人に見つめられることが苦手、という特徴もありました。

これらの特徴をふまえて対策をしてあげることが大切です。

ここでは人見知りが激しい子への対策をまとめました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

人見知り対策
  • 赤ちゃんの目をじっと見つめない
  • 事前に相手の顔に慣れる
  • 母親と相手が親しくしている姿をみせる
  • 人見知りが激しいことを相手に伝える
  • 他人との触れ合いを強制しない

赤ちゃんの目をじっと見つめない

人見知りの激しい子の目を覗き込まないようにしましょう。

ついつい赤ちゃんのくりっとした目を見つめたくなりますよね。

しかし、人見知りの激しい子はじっと見つめられることを怖いと感じてしまいます。

人見知りの激しい子を安心させるためにも、赤ちゃんの目を見つめないようにしましょう。

また、みんなで可愛い赤ちゃんを囲みたくなりますが、あまり注目しすぎないようにしましょう。

赤ちゃんが慣れるまでは、少し離れたところからそっと見守ってあげるといいですね。

母親と相手が親しくしている姿をみせる

お母さんと相手が親しく話しているところを見せることで、赤ちゃんは安心することができます。

人見知りの激しい赤ちゃんは、相手の顔をじっと見つめる傾向があります。

信頼しているお母さんが相手と楽しそうに話している姿を見て、赤ちゃんは「この人は近づいても大丈夫」と警戒心を解いてくれるのです。

お母さんの緊張は赤ちゃんにも伝わります。お母さんがリラックスして相手と話している姿を見せることで、赤ちゃんも安心するのです。

事前に相手の顔に慣れる

事前に相手の顔に慣れておくことで、直接会ったときに不安や緊張を和らげる効果が期待できます。

例えば、おじいちゃんおばあちゃんに直接会う前に、写真やテレビ電話などで顔を見せておくといいでしょう。

また、この方法は仕事で忙しいお父さんにもおすすめです。

出張が多くてなかなか家に帰れない、子どもが起きている時間に帰宅できない、忙しいお父さんは赤ちゃんとの時間をつくることが難しいですよね。

普段からお父さんの写真を見せてあげたり、テレビ電話をしたりすることで、赤ちゃんがお父さんの顔を覚えてくれるでしょう。

人見知りが激しいことを相手に伝える

電車や公園などで親しげに話しかけてくれる方がいますよね。

そのようなときは相手に人見知りが激しいことを伝えましょう。

さまざまな年代、性別の方と触れ合えることは赤ちゃんにとっていい刺激になります。

しかし、人見知りの激しい子のお母さんにとっては、赤ちゃんが泣き出さないかドキドキしますよね。

「人見知りなので見つめられると泣いちゃうんです」と説明をすることで、お互いに程よい距離感でコミュニケーションが取れるでしょう。

他人との触れ合いを強制しない

人見知りを治そうとむりやり集団のなかに入れることは、人見知りの激しい子には逆効果になってしまう可能性があります。

人見知りが激しい子に他人との触れ合いを強制しないようにしましょう。

しかし、人見知りが激しいからと人と触れ合う機会を避けてしまうのも、その子の成長や変化のチャンスを逃してしまいますよね。

子どものペースに合わせて人と触れ合う経験をさせてあげましょう。

人見知りの激しい子は保育園に慣れてくれる?

人見知りの激しい子をもつお母さんの心配事のひとつに、保育園に慣れてくれるか心配、というのが挙げられます。

ずっと泣いていたらどうしよう、お友達がひとりもできなかったらどうしよう、そんな心配がありますよね。

わたしも人見知りの激しい娘が入園するときは心配でたまりませんでした。

個人差はありますが、人見知りの激しい子も少しずつ保育園に慣れていきます。

人見知りが激しい子が保育園に慣れるために家庭でできることをまとめました。

保育園に慣れるために家庭でできること
  • 保育園が楽しい場所であることを伝える
  • プレッシャーに感じる言葉をかけない
  • 家でたっぷりと甘えさせてあげる

保育園が楽しい場所であることを伝える

お母さんが保育園は楽しい場所であることを伝えることで、子どものなかで保育園は楽しいところという認識がうまれます。

保育園には大きな滑り台があって楽しいんだよ、夏には水遊びもできるんだよ、などと保育園に行くのが楽しみになるような話をたくさんしてあげましょう。

保育園によっては未就園児の集まりを開いているところもあります。

保育園の園庭で遊んだり、保育士さんが手遊び歌を歌ってくれたりします。

保育園に入る前に何回か遊びに行くことで、お子さんが保育園に慣れてくれるかもしれませんね。

ただし、人見知りが激しい子は新しい場所に行くのも緊張してしまうこともあるので、あくまでもお子さんの無理のない範囲で遊びに行きましょう。

プレッシャーに感じる言葉をかけない

明日から保育園が始まるからがんばろうね、お友達と仲良く遊ぶんだよ、このような言葉をかけたくなりますよね。

人見知りが激しい子にとって、新しいお友達や新しい場所は緊張するものです。

不安な気持ちが大きくならないように、プレッシャーに感じる言葉をかけないようにしましょう。

家でたっぷりと甘えさせてあげる

人見知りが激しい子は、お母さんと離れて保育園で過ごすことでたくさんのエネルギーを使います。

人見知りで不安ななか、初めての集団生活を頑張っているのです。

保育園から帰ってきたらたっぷりと甘えさせてあげましょう。

次の日も元気に登園できるように、お母さんの愛情パワーで満たしてあげてください。

まとめ

  • 人見知りの激しい子は「相手に近づきたい気持ち」と「怖いから離れたい」という相反する感情を持っている
  • 人見知りの激しい子は相手の目をみつめる特徴がある
  • 赤ちゃんの人見知りは、生後6か月頃から始まり2歳頃に落ち着くと言われている。
  • 3歳を過ぎても人見知りが続く場合、その子の気質が関係している
  • もし人見知りで困ったことがあったら、医療機関や発達センターに相談をしてみる
  • 人見知りの激しい子の特徴を考えて人見知り対策をたててあげることが大切
  • 人見知りの激しい子でも、その子のペースで保育園に慣れていく

人見知りの激しい子はただ怖がっているわけではないということがわかりました。

人見知りを経験しながら赤ちゃんは成長していくのです。

お子さんの成長の通過点として、家族みんなであたたかく見守ってあげることが大切ですね。

注1)科学技術振興機構(JST)赤ちゃんの「人見知り」行動 単なる怖がりではなく「近づきたいけど怖い」心の葛藤 https://www.jst.go.jp/pr/announce/20130606/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次
閉じる